PCを自作する

2003.01
  「自作PC」と言う言葉が浸透してきました。昔の人なら、さしずめアマチュア無線機とかテレビを自作した事を思い出すでしょう。昨今の自作PCとは名ばかりで、実は好きなパーツを集めてきて組み上げるに他なりません。そういう筆者も実は初めて自作に挑戦するのですが。まずは、WinPCという雑誌(PC自作のための雑誌)を読んでコツなどをつかめば、あとはもう簡単。少なくともその時点での最高部品を使っての(逆に安くあげるとか)オリジナルPC、そう世界に自分だけのPCができあがります。
Partslist (予算15万円)
CPU    BX80532PE2400D Pentium4 2.4BGHz
メモリ    ITC-512M333 DDR333対応 512MB
M/B   PX845GEVPRO Albatron
ケース   V770BDKL VTeck
FAN    CF-80S、CF-80VR
光ディスク CRWD-32FB    メルコ
HDD    IC35L120AVV2070  IBM流体軸受け 120GB
FDD    MITUI 3.5インチ
マウス   INTELLI OP 光学 Microsoft
KB     LKB109BBK PS/2 109 Justy
モニタ   LCD-A16G I/Oデータ 液晶16インチ
 
全ての写真はクリックすると拡大します。

自宅に届いた自作PC用のパーツ

 秋葉原に何度も通い、市場調査の上、予算的にもまぁこんなもんだろう、と決めたパーツが最初に示したリスト。最新にしたくても予算が追いつかない。逆に予算はあるが市場に出回っていない、など理由は様々である。とにかく、配送料1,200円で自宅まで宅配便が届く。不足部品はないはずであるが、組み立てているウチにやっぱり不足品が出てくる。これも自作の宿命とあきらめよう。
開梱されたパーツ

 このままでもすぐに動き出しそう。なんのなんのこれからが作る楽しみです。プラモデルとか作ったことがある人はワクワクすると思うが、速く動かして見たい人にはじれったい時間の始まりである。これから深夜にかけてゴソゴソと作業が始まる。

以下、パーツの詳細を見てみよう。

CPU Pentium4 2.4BGHz

M/B    PX845GEVPRO

ケース  V770BDKL

HDD IBM180GXP 120GB

光ディスクメルコ CRWD-32FB

3.5インチFDD

冷却用ファン 

16"モニタ LCD-A16G

KB LKB109BBK PS/2 109

マウス Intelli OP Microsoft
(画像なし:メモリ)
メモリ ITC-512M333 512MB
 


組立の部

リアファンの取り付け

 まずはシャーシの底に足を取り付ける。これをやらないと床とかを傷つけてしまう。

 で、最初にやることはシャーシにファンを付けること。ケースによっては最初からファンが付いている物もある。逆に電源も付いていない場合は別に電源を買って取り付けるところから始まる。このケースには350Wの電源が付いてた。写真はケース背面のファンを取り付けたところ。
フロントファンの取り付け

 フロントパネルを外さないとファンが取り付かない。センサーケーブル長がギリギリだった。^^;

 このケースには最大4つまでファンを付けることができる。CPUをアップグレードして3GHz超にすれば、なんせ82Wの発熱体だから、もう1個ぐらいファンがいるかも。センサーでケース内温度を監視できるので便利。プッシュプルにする。店の人はプルだけでもいいと言ったが、窒息するよ。
コネクタパネルの穴空け

 
基本的なところには前もって穴が空いているが、オプション部分は自分で明ける。といってもカバーを外すだけ。M/Bによっては特殊な使い方をしているので、M/Bに付属のコネクタパネルに変更しないといけないものもある。
これがマザーボード(M/B)

 ATX仕様準拠なので、だいたい(実はこれがくせ者である)どの部品を使ってもうまく使えるようになっている。
 調達したのはAlbatronというあまり知られていないメーカ。この会社はM/B3大メーカ(ASUStek、Aopen、GIGA-Byte)からエンジニアを引き抜いて作った会社。値段は安いがしっかりした技術、と販売店が奨めるのでこれにした。実は後で泣きを見るのだが。仕様ではHT(HyperThreding)という仮想SMPに対応しているのでCPUパワーアップで済む。USB2.0×6ポートはあるが、IEEE1394がない(PCIカード増設で対応)。
M/Bを搭載台に乗せる。

 M/Bを直接ケースに固定するのが普通だが、このケースは一旦搭載台に乗せるタイプ。このタイプは初期作業は非常にやりやすい。但し、増設作業は効率悪い。今後はこのタイプが主流になるかも。スペーサもネジも完備。よかった。
CPUの搭載

 M/Bにパソコンの心臓部であるCPUを搭載する。静電気に敏感な素子なので本来は静電マットを敷き、アースを取って作業すべきである。この作業者(本人)は左手に静電気を空中放電させる特殊繊維を持って作業している。少しは効果があるだろう。
 478ピンタイプをM/Bのソケットに合わせる。ここで方角を間違えば一瞬にして数万円がパーになる。ピンがないところが一角だけあるのでそこが基準。緊張の一瞬。
CPUを固定する

 実はここでドジをする。CPU固定ロックバーをあらかじめ上げておかないとピンが入らないのに、バーを上げずに無理矢理押し込もうとしていた。^^;
 2度目は無事に何事もなくバーが降りる。ホッとする。
CPUクーラーの取り付け

 CPUだけで68Wもの消費電力。白熱電球をつけているようなものだ。専用のフィンで熱を伝導させ、更に専用ファンで攪拌(かくはん)しないとCPUの温度が上がりすぎて暴走してしまう。
 クーラの取り付けバーはCPU取り付けバーとは逆でクーラーをセットした後でバーを上げる構造。これが結構重い。ヘタすると壊してしまうので注意。
メモリの取り付け

 M/Bにはメモリ基本搭載は0MB。今回はいきなり512MBを搭載。でも、メモリカードは1枚だけ。集積回路の進歩ってすばらしい。なお、このM/Bには最大2GBまで増設できる。メモリがもっと安くなったら増設しよう。
光ディスク、HDD、FDD取り付け

 5インチベイに光ディスク(CD−R/RW/DVDーROMのコンボドライブ)を、3.5インチベイに3.5インチFDDを、シャドーベイにHDDを取り付ける。それぞれネジで固定すれば終わり。これは楽ちん作業。
電源ケーブル、信号ケーブル接続

 ドライブに電源ケーブルを接続する。メイテンロックコネクタが専用なので合う物を接続すればよい。
 信号ケーブルは、IDE1にHDDを(将来増設予定なのでケーブルは2台接続用をあらかじめし使用)接続。IDE2には光ディスク(最初からCD−ROMも搭載するのでこちらのケーブルも2台タイプケーブル)を接続。FDCにはFDD専用ケーブルをつなぐ。
制御ケーブル接続

 フロントパネルからはPOW_LED、POW_SW、HDD_LED、RESET_LEDの表示系に加え、USB2.0、ファンセンサもつなぐ。ここで失敗。POW_LEDのコネクタが、ケースとM/Bで異なっている。つなげない。翌日色違いでいいやと、調達するも、今度はLEDのサイズが合わない。結局LED表示あきらめ。もっともあやしいネオン管が光るからいらない。更にこのケース独特の怪しげなフロントパネルライトの電源ケーブル(これがわかりにくかった)もつなぐ。
 
ケーブリング

 ケーブルがどのようにはいずり回るかを最初から頭に入れておかないとケーブルがグチャグチャになる。特にフラットケーブルは風通しを悪くするので注意。なお、束線タイプのIDEケーブルはその点非常に扱いが楽である。ここで部品不足発生。手元にあるオーディオケーブルの長さが短すぎてM/Bまで届かない。しょうがない、明日追加購入に行くか。
 CPU専用電源ケーブルとCPUファンケーブルも忘れずに。
おっしゃ、組立完了!

 一応、不足部品を除いて組立完了。オメデトウ。
ということで、泡盛「ちゅらさん」で一人乾杯!!
深夜なのにまったく一人で何やってんだか。----飲んでる (^_^)v



インストールの部

電源投入

 だいたいこんなもんだろ。ということで、いきなり電源投入。煙がモクモク・・・・。残念ながらちゃんと動きました。BIOS設定だけなのでいきなりDELキーだけね。初期設定をカチャカチャと。
 
 今度は、日本酒で乾杯か??? そう、インストール中はひたすら待つだけ。酒がすすむ。 
怪しげなメッセージ

 WARNING! CPU CHANGED... 
 ななな、なんだぁ? いきなりのワーニングは?
 CPUなんて最初からついてなかったじゃん。??
とりあえず、無視して次に進もう。
OSインストール

 HDDのOSインストールパーティションを確保して早速OSのインストール。今回はWindows2000にしてみます。WindowsXPがよかったもしれないが、なんせXPはまだ一度もインストールしたことないので不安。そのうちにWindowsXPにしますね。
Windows2000が立ち上がる

 何のトラブルもなく、Windows2000が立ち上がる。「おぉ、ははは速い」。これまでP2の266MHzなので段違いのスピード。

 でも、ファンがうるさい。せっかく静音ファンを買ったのに、電源に最初から付いているファンがうるさい。ガッカリ。
怪しげな・・・・イルミネーション

 このケースの最大の特徴。ケースの両脇に怪しげな蛍光管があり、下半分が左右別々のタイミングで4色?に色が変化する。じっと見ててもあきない。(あきるわい!)。ちょうどクリスマス時期なのでマッチしてる。でも夏になったら暑苦しそうだなぁ。

 
  明るいとこんな感じ

 普通のケースにしか見えないでしょ。
やや暗いとこんな感じ

 右側で明るく光っているのは、マウス。このマウスもくせ者で、USBに差したらPCの電源が入っているときだけ光っているが、PS/2に差したら常時光っているので真夜中でもギラギラ。とっても気持ち悪い。
家庭内乱

 旧マシンの17インチCRTの行き場所がなく、上の方に置いてある。地震が来たら一発で落ちそう。LANでつないであり、フォルダはもちろん共有。モデムもどちらにも付いているので、どちらからでもインターネット/ダイヤルアップができる。

 暮れも押し迫った、12月26日、やっと念願の12MbpsADSLモデムが到着。早速接続。速度チェックするも・・・・ガーン! 1Mbpsしか出ない。
早くもピンチ

 各部屋にはモジュラージャックが出ておりそれぞれ電話機がつながっている。モデムの電源を入れるとノイズが乗り電話が使えない。電話機の手前にスプリッタをかませようとしたが、リビングの電話がドアホンになっており、壁に直付け。中を開けたらごらんの通り。配線がさっぱりわからない。調査費用10,000円を払っても改善される保証はないとのこと。さぁ、どうする?このままでは解約の憂き目に。いいアイデアがあったらちょうだい。



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