雨中の山中湖ロードレー

更新 2001.0619

なんと、レース当日は朝から雨。誰だぁ、雨男は。
  ●2001年5月27日(日)  小雨 スタート時気温11度
●会場 山中湖中学校
●種目 山中湖一周(14.3km)      9時スタート
    ハーフフマラソ(21.0975km)    9時30分スタート
 

【プロローグ】

 およそマラソンというものには縁がないと思っている。これまでの人生経験でも200mまでは何とか走ったことはあるはそれ以上は中学校の持久走以外は記憶がない。テレビ観戦はするのだが、よくもまぁこのスピードで2時間以上も走れるなぁと感心するばかり。
 で、3月のとある飲み会の席で「山中湖ロードレースが5月にある。制限時間は3時間なので時速5kmで歩いてもらくらくゴールできまっせ」と悪魔のささやきが聞こえた。山での時速5kmは大変だが平地ではそれほどでもないねぇ、とかこの時点ではまだ冗談としか思っていない。そうこうするうちに周りの人がどんどんと参加申し込みを始めた。まぁ、しょうがないか。では私も完歩(完走ではない)を目標に出場してみるか。つうわけで、申し込み。
 それからの休日はランニング漬け。
1週目:2kmも走らないのにすぐに呼吸困難になる
2週目:ヒザとか足首とか至る所が痛くなる
3週目:走るペースが全く分からない。ランナーズの雑記を買ってきて読んでみる
4週目:入門者は6分/kmあたりを目標にするらしいということがわかる。
1ヶ月:6分/kmのペースってどんなもん?時間を計りながら走ってみる。
2ヶ月:それでもまだ10kmを休まずに走ることができない。
本番直前:山中湖と同じ距離にチャレンジしてみる。・・1時間23分で完走
 ひょっとしたら本番でも1時間30分を切ることができそう、密かに自信を深める。

全ての写真はクリックすると拡大します。

 まずは、完走祈願
【前日】
 富士吉田の浅間神社に完走祈願。 おっと、お賽銭を車の中に置き忘れてきた。北さんに後で絶対に返すから、との約束で10円かりる。ゲゲ、結局返すの忘れたぞ。たたりが来そう。 その昔から浅間神社は富士山登山口として有名。りっぱな登山口を目の当たりにして、いつかはここから歩いてみたいものだ、と心に誓う。
富士吉田の浅間神社に完走祈願

 霊山である富士山の回りには、浅間神社と名の付く神社が無数にある。
浅間神社の参道

 
ここからだとどうも、富士登山のイメージが強いなぁ。いっそのこと登山競争に参加する?毎年7月25日だそうな。完走率50%。

←上を向けば
 

裏側には→
 
左甚五郎の作。

←太郎杉
 左は太郎杉、ぷよぷよと太って。

登山道入口
昔の人はここから登ったんですよ。六根清浄、富士の御山は日本一

受付
 受付は前日の15時からなので会場の山中湖中学校に立ち寄る。すでに会場周辺は車がごった返しており近寄れない。役場に車を置いて受付まで歩く。明日はこの会場に12,000名程のランナーが集うんだなぁ、と思うと武者震いがしてくる。ホントか?
 湖畔のバンガローに行くまでの道路にはジョギングして体づくりをしている人がいっぱい。レストランは人があふれているし、コンビニは売り切れ続出。まるでお祭り騒ぎのフィーバー。バンガローでは明日のためを思い、全員、軽めのアルコール令が出る。が、思わぬ泡盛の差し入れに杯は進み、最後は頭が痛くなってしまった。22時、早めの就寝もなかなか寝付かれず0時過ぎてからは頭はすでに全開状態。ロードレースのイメージトレーニング。 これってゴルフのデビューしたときと同じ状態だ、と昔の記憶が重なる。
スタート地点

 この先に山中湖中学校があり、そこが受付である。

山中湖中学校

 選手受付の看板がでかい。番号順に受付の窓がある。1週とハーフ、一般と壮年、
男女で番号帯が区分されている。

出店とゴール

 ミズノの売り場が大きい(さずがスポンサー)。バリウムみたいなのを試飲する。げっぷを出すなよ。 ゴールは計時板を取り付けるだけになっている。ゴールの計時がないよ。

さて、バンガローで団結式

 明日の完走を祈念してここでは団結式。ガンバロー三唱。 今日は飲み過ぎだけは禁物、ということで自主管理。

神妙に大先輩の話を聞く

 マラソンの大先輩の講義にのめり込んでいます。って誰が先生?
 それより馬刺がおいしいよ。

応援隊現る

 突然、花の応援隊が駆けつけて、こことばかりに俄然盛り上がる。
ここのバンガローに泊まりました。


いよいよロードレース本番
 
【スタートまで】
 5時起床、一人あたり、おにぎり2個にサンドイッチの朝食。なんだかシャリばてしそうでカロリーメイトもお腹に入れる。6時にバンガローを出発、会場近くの駐車場は大会関係者の駐車場になっており入れない。会場から500m程離れたところに駐車。雨が本格的に降り出す。傘もなければ帽子もない。更衣室となっている体育館に陣取り帽子を調達に出かける。ちょうどNBのがあったのでゲット。 外は気温11度でとても寒い。着替え。回りを見てみるとTシャツの上にランシャツを着ているが、ここは強がってランシャツだけにする。風邪引きそう。 8時過ぎ、体育館は身動きもできないほどごった返してきた。サロメちーるの臭いに卒倒しそう。
萬年さんも参加されてます

 
ベテランは悠然と現れます。一人で新宿からバスで参加。昔から速いからなぁ。ついて行けそうもない。1時間を切るかもしれない。

8時半、体育館はごったがえし

 外は雨。中はむんむん。人いきれ。外ではエアロビクスが始まっているが誰も出ていかない。IRがかわいそう。緊張感が高まってくる。これがいつもの風景なんだろうか?

ヨシさん、MMXシャツ

 MMXのユニフォームを着て走ってくれるヨシさん。PRしちゃおう。頑張ってね。
  以降は、カメラをバッグの中にしまって出かける。持ち歩けないので文章だけ。^^;

【スタート】
 30分前にグラウンドに出る。雨、気温10度。寒くてガタガタ震える。じっとしていられない。ビニールですっぽり体をおおっている知恵者がいる。なるほどね。で、グランドをジョギングして体を温める。スタート20分前のアナウンスでスタート地点へ。目標タイム1時間30分から45分のプラカードの列に並んで吉田さんを待つ。でも、その前の1時間15分から30分の集団にもまだ余裕があるのでそちらに加わる。吉田さん約束を破ってごめんなさい。前の集団で坂本さんと北さんを偶然発見。この人の多さの中で知り合いと会えるなんて・・・心強い。一緒に走っちゃおう、という気になる。どこかの誰かさんの言葉を借りて「スタートラインに立てたことに感謝」。
 スタート15分前、10分前、5分前、3分前、1分前とアナウンスがされるたびにだんだんと気持ちが高ぶる。いよいよ、号砲一発、花火ドンドん。一緒になって拍手、歓声を上げ、お祭り騒ぎ。なかなか動き出さない。少し動いては止まる。結局スタートまで3分30秒ほどかかったと近くの人がささやいている。湖畔に出るまでは、トロトロ歩き。とてもロードレースとは言えない。湖畔の138号線に出て、急にスピードが速くなる。ついにスタートしたのだ。頑張るぞぉ。


やっと、ロードレース実況中継
  【道中の心境】
 どうせ、となりも同じくらいの走力なんだろうから気楽に行こう、と思っていたので比較的楽な展開。北さんと併走しながら体を温める。3km地点あたりに北さんの奥さんと友人の和子さんを発見。手を振って近づいて北さんはすぐ後にいることを伝える。このレースでの距離表示は5km毎なので自分がどのくらいのペースで走っているのかさっぱりわからない。5kmの表示もいきなり水が出てきたので5kmを過ぎたことを知った次第。この時点で時計を見ると28分。このペースだと10kmが56分、ゴールは1時間25分前後だな、とか素早く頭の中で計算する。8km地点でのダラダラの登り坂、苦しい、でも頑張る。先行する人を次々に捕らえていく。これって快感。ここではかなり先行されていた北さんに並ぶことができる。北さん、重そう(失礼)。もう登りは終わりか、と期待するも裏切られて2段登りが続く。やっと下りになるも、膝を痛めそうでスピードは出せない。ここで北さんにまた先行を許す。9km地点で富士山のすそ野が見えてくる。富士山は雨雲に隠れてしまって山頂付近は見えない。来週は7合目まで登るんだよなぁ、まだ雪が残ってるなぁとか思い悩む。北さんの後ろ姿も捕らえられなくなり、寂しく一人旅。警備のおじさんに何キロ地点かを聞いてみると9kmと教えてくれる。10kmの表示を今度は捕らえる。スプリットタイムを押して確認すると52分と表示。あれ?うっそぉ、こんなに速いはずないぞ、これじゃ、この5kmを24分台でカバーしてるぞ、まずい。もしかしたらラストはバテてしまうぞ、と不安になる。湖畔に居並ぶ野球少年とハイタッチしながら苦しさを紛らしているうちにハーフに出場しているトップの人がものすごいスピードで追い抜いて行く。ほぼ倍のスピードだ。とても同じ人間だとは信じられない。おばちゃんが差し出すオレンジを手にとって食べたら、のどがいたくなりせき込む。こんなもん食べるんじゃなかった。いきなり残り1kmの表示。すでにゴールした人が戻ってきながら知人に、ラストォと声援を送っている。1kmたってこちらは6分もかかるんだぃ、まだラストじゃねえよ、とかブツブツぼやく。最後の坂にかかる。苦しい。でも最後のがんばりでどんどん先行者を抜く。火事場のなんとかのようだ。

【ゴール】
 東京マラソンではさしずめ35km地点だなとかぼけーっと考えながら坂を駆け上がるとゴールは目前。最後の力を振り絞ってゴールイン。手元の時計の計時をやっと止めることができた。時計の表示1時間14分38秒、やったぁ、目標タイムを大幅に上回る自己新記録(はじめて走ったのだから当然か)を樹立。そのままクールダウンしようと思ったら万年さんが悠然とドリンクを飲んでいる。タイムを聞いたら、1時間10分を切っているようだ。さっすがぁ、元上司、速い。あ、北さんもいる。最後は見失ってしまったがどうやら北さんの方が早くゴールしたらしい。雨と汗にまみれた感動のデビューが終わった。あとは、後続の仲間やハーフに出場した上級者のゴールシーンを目に焼き付けこれからのトレーニングの目標にすべく涙の誓いをするのであった。ウルトラマン、鶴、うさぎ、泥棒と警官などユニークな格好したランナーも。
ゴールの後

 北さんがいち早くくゴール。豚汁を食べて元気になって更衣室に戻る。やったね。

ヨシさんも戻る

 完走おめでとう。
○の公式記録

 RUNNERS公開ホームページより
個人記録グロス   1:18:10 (号砲からゴールまで)
個人記録ネット    1:14:38 (スタート地点通過から)
平均速度       5分13秒/km
総合順位       1818/6248
種目別順位      1200/3382
完走証
 後日、自宅に郵送されて来た。手元の計時と秒まで一緒。ガク。

OZUさんのゴール

 グランドに出ると、ちょうどハーフのゴール真っ最中。OZUさんが元気に駆け抜けていく。ちょっと疲れ気味だよ。手袋がカッコイイ。

TAMAさん

 TAMAさんのゴール。泥棒と警官がパフォーマンスしながらゴール。

ツッチのゴール

 初のハーフ挑戦、ご苦労様。幹事でこき使ったから記録はイマイチ。
 

反省会
道志の湯で反省会

 ヨシ親子に北夫婦。応援団は強し。
皆さんお疲れ

 幹事の土屋さんありがとう。坂本さん差し入れありがとう。吉川さんありがとう。皆さんありがとう。次回はどこに挑戦かな?



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