鳥甲山は、秘境秋山郷をいだく怪鳥のような岩山だ。全山がヤセ尾根で急登の連続する長時間行程のハードな山。しかし山麓の秋山郷は疲れを癒やしてくれる温泉の宝庫。
今回、田麦山に行くついでに紅葉を楽しんじゃえという魂胆なのである。(^o^)v
 日 時:2016年11月4日
 山 名:鳥甲山(標高2,038mm) 日本200名山
 参加者:とうちゃん、○   機材:EOS Kiss x3、EXILIM EX-ZR20(私はデジイチ出さず^^;)
鳥甲山ルート(地理院地図版)

右はフォトモーション(抜粋)です

ムジナ平登山口  7:07 

昨夜からの激しい雨に気力は既に萎えている。山小屋を3時半に出発し3時間かけて登山口についた。途中、遠回りをしてしまい7時に誰もいない駐車場に着いた。
ムジナ平登山口  7:30

雨の中を登るのはつまらない。うじうじしていると、青空が見えてきた。お、、、「天は我に味方した」もしかしたら、晴れるかも。うひひ。大喜びで支度する。豹変ぶりたるや!車にはサンマの竹皿用の竹がどっさり積んである。
水場   7:30

唯一の水場。とうちゃんが水を汲む。枯れていたらどうすんだ?山屋は余裕だな。

おっと、雪が降ったみたいですね。
ツルンツルン
 
土が滑る、枯葉が滑る、雪が滑るの3滑り。そこらに落ちている木を杖にして少しでも滑らないようにしないと歩けない。
急登  8:00

この登山道も急登だな。紅葉を楽しめているからからまだいいとしますか。
まだ紅葉の時期なのに
 
ちょっと雪には早すぎるような気もしますが。ちなみに、二人共アイゼンは持ってきていません。
稜線に出る    8:20

やっと展望が効くところに出る。苗場山も見える。
稜線を歩く
 
紅葉の時期なので下にはカエデの葉っぱが紅葉して落ちている。
厳しい稜線    8:30

そろそろ鳥甲山の厳しい稜線が現れてくる。天気はぐんぐんと好転してきた。エエドエエド!。
鎖&鉄梯子  8:45

このコースでは最も厳しいと言われている鎖場が現れた。鉄梯子は新しくなっているようだが、長さが短いようだ。

ルートは左の鎖か、正面の鎖か、右の梯子の3つのうちから選択すればいいようだ。先行のとうちゃんは左の鎖場を選択する。
鎖は掴まない
 
ちゃんとした山男は鎖は信用しない。とうちゃんも鎖は掴まないで登っている。
○は

鎖を使ったほうが楽なので、すぐに頼ってしまいます。年齢を重ねると高所恐怖症になっていくような気がしますが、○より遥かに年配者のとうちゃんは平気です。おっかしいなぁ。(笑)
天使の梯子
 
振り向けば、雲の間から太陽光が漏れている。いい景色だ。
小ピークをクリア   9:00

いくつかの小ピークを通過しながら高度を上げていく。
霧氷 

前方の木には霧氷ができているようだ。
霧氷を進む  9:15

ガスが出てきたようだ。風向きによって霧氷のできる木が限られたりするのだろう。
ヤセ尾根
 
おっとっと。気が緩みそうになるとヤセ尾根が現れる。慎重に通過する。
熊の足跡  9:30 

突然、先行するとうちゃんの足が止まった。
「まだ新しいぞ」「声を出しながら進もう」
ビビるとうちゃん
 
常に前方に注意を払いながら「まだ、足跡が続いているよ」とビビるとうちゃん。○は、やられるなら先行者の方だろう、とたかを括っている。(笑)
続く稜線

似たようなピークを幾つか越えていく。まだまだですね。熊の足跡も続いている。コワー。


霧氷が綺麗
 
段々と氷のつき方が多くなってくる。冬がもうすぐそこまで来ているってことだ。

振り返ると、登ってきたヤセ尾根が続いている。
ガス

笹の先が凍っている。ツララかな?熊の足跡が笹薮に消えた。

安心して、朝食のために小休止。
カミソリ岩上部  11:00

やって来ました。今にも崩れそうなカミソリ岩の上部!
カミソリ岩上部
 
右側は大きく崩れている。もっと頑丈なロープがあってもいいんじゃない?足元がガクガクしている? ふっ、下半身がスースーしてくる。(笑)
とうちゃんは迷いなく突っ込む。ドサッ。え??

いよいよこの先だ!
カミソリ岩通過中
 
とうちゃんは何もなかったように通過したみたいなので写真なし。アンカーが2箇所抜けているという事前情報があるので、アンカーには触らない。
無事通過
 
あ~、気持ち悪かったよ。これ以上雪が積もったら滑るかもね。
巻く
 
旧道?が崩壊して巻道に迂回させられる。これが半端じゃない。急降下する。
また急登
 
かなりのハードコースに設定されている。



天空の城が現れた?


続いては「カミソリ刃」だな! おぉコわ! ここを立って渡れってか?
おっとっと    11:20

とうちゃんが手本を見せてくれる。落ちる手本はいりませんからね。おっとっと、あぁ無事に渡った。

次、○行きまーす。
ズルッ

いきなり、ズルッと来たもんだ。おぉ、左足アブねぇヨ。後は慎重にね。滑りそうだわい。でも座るのはかっちょ悪いし。意地でも座らないぞ。
あぁ、面白かった!
屋敷登山道分岐
 
分岐を左に曲がれば山頂に続く。霧氷の木立も乙なもんだ。
間もなく山頂
 
分岐から10分もかからないで山頂に到達するらしい。ここまで誰にも会わなかった。
鳥甲山山頂  11:50

標高2,038mの鳥甲山山頂に到着。なんと4時間強もかかってしまった。山頂からの展望はそんなにないが、まぁまぁでしょう。雪がそこそこある。
山頂
 
まぁ一応記念写真は撮っておきましょう。

あとは軽い昼食。
下山開始  12:10

夕方までに田麦山に行かなければ。どっち方面に下山するか悩むが、ここはやはり安全な屋敷登山口に下山するのが筋でしょう。
分岐点です。
どんどん下山
 
左は12:40
あっという間にこんなに降りた。

右は13:20
正面に特徴的な苗場山の湿原大地が見えている。
見晴らしの良い稜線
 
登ってきたハードな稜線も、これから降りるなだらかな屋敷稜線も天気が良いので楽しく見渡せる。




おっと、いきなり表紙ですか?


とうちゃん、何を考える?
雪深い

こっちの斜面は雪が深い。北側斜面だから?

赤ー

鳥甲山を振り向けば、登った稜線がきれいに見える。
苗場山
 
向こうに対峙している山は苗場山。よくもまぁ、あんな湿原大地ができたもんだ。
鳥甲が小さく  13:00

1時間も降りれば、鳥甲山があんなに小さくなった。
どんどん降りる  14:15

紅葉の木々も復活してきた。
ここから600mの急降下が大変。ずっと木や萱に捕まりながら降りる。それでも何回か滑って転ぶ。
いやはや、参った!!
やっと平らに  14:40

何度も滑ってやっと滑らないところまで降りてきた。紅葉が奇麗だ。
屋敷登山口 15:00

林道にポンと飛び出す。ここはどこ?
ずいぶん遠くに降りてきたな
 
和山登山口まで約5kmを歩くことになる。車が来れば乗せてもらえる?甘い!車なんて来ないもん。(笑)
さぁ、歩くぞ。

 
ちょっと紅葉している。小さな滝にも心を奪われる。
足が痛くなる。やっぱり舗装道路は登山靴ではあるきづらい。
和山登山口   16:15

一時間以上歩いて最初の登山口に戻ってきた。既に日が暮れかけており寒い。
♪早くお風呂に入りたい♪

河原の湯  17:30

切明温泉で無料スコップを借りて、自分で河原を掘ると温泉が出てくる。温泉も無料。女性の先客はいないかな?
スコップで掘るの面倒だから先客が掘った穴にドボン。おぉ、いい感じ。
熱い、寒い
 
お尻からは熱い熱湯、横からは冷たい川の水。「あち」「つめ」と叫びながら河原の温泉を楽しむ。ベスポジを確保すればゆっくりと寝そべって。あぁ。無料の温泉は極楽極楽だ!いかん、田麦山に行かねば。(笑)