第5章 七合目 
七合目に入ると、岩場となり渋滞が発生するので時間が読めない。

七合目最初の山小屋の下から渋滞は始まっています。
おおぃ、どうなってんだぁ?
進まねぇよ。
毎年のことなので、慣れている人は諦めきっている。
この小屋通過に30分はかかるな。
花小屋

小屋の前はもちろん大渋滞。小屋を過ぎると更にあっ、と声が出る。
ここから一車線になるのだ。今年はちょっとだけ工事してあるけど焼け石に水。
鎖の内側なら歩いてよいが、それもまた危険。険悪なムードを和らげるヤナギラン。
知っている仲間同士なら冗談が通じるが、知らない人が割って入ると、すぐに喧嘩が始まる。「オイコラてめぇな」
まだ下には取り付きにも着いていない仲間がたくさんいるし。
7合目の山小屋は、
花小屋→日の出館→トモエ館→鎌岩館→富士一館→鳥居荘→東洋館の順に7軒の小屋が立っている。標高は、花小屋2,650mぐらいから東洋館3,000m弱くらいまで。そろそろ高山病の徴候が出てくる標高でもある。が、毎年富士登山している強者にはそんなことは一切関係ないね。

しかし、先頭のペイさんがストックを使っているのを始めてみた。やっぱそうとう膝が悪いんだな。
トモエ館

八合目にもトモエ館があるけど、系列の山小屋です。
少しずつですが、一車線で流れるようになってきます。でもすぐに立ち止まることになるので、よい休憩だ。
鎌岩館の下にはトリカブトが自生している。密かに夕食のカレーに混ぜたら成就するかも?
鎌岩館

昨年、シーズン中から建直しが進んでいて、綺麗な山小屋に生まれ変わった。
富士一館

本日の宿に到着です。
お疲れ様でした。いなぽんがお待ちです。
ペイ
むーみんぱぱ
ケンチャン

ひで

えびさん
せいやん

つっち
ならら
ヒデ
Yasu
カワ
カオル

あべちゃん
ユーナ
TEZ
Tom
りんこう
たっちゃん
Keisei
のんちゃん
MIZO
ガミ

ひとちゃん
レン
ウヲト
中川くん
さえちゃん
イガミ
Tama


合ってるかな?(笑)
富士一館に入ります

立派な「富士一館」の看板が下がっている。木彫りの彫刻も。富士講の人たちが置いていったものも。

先に寝床に案内します。

今年は全員が雑魚寝スタイルです。
私だけ他所の人と。
もう、早い者から奥に詰めてもらいますんで。(笑)
女性はひとかたまりにしてと。
間にはお父さん。
外ではもう飲んでる。

夕食までにやることがないというメンバーはいいよな。
しっかり飲んで、荷物を減らそう。
食べるものも持ってきた?準備いいねぇ。
すぐ上は鳥居荘

赤い鳥居は目立つよねね。よく「あれは八合目?」とか聞かれるが七合目だ。「あの鳥居まで登ろうね」という会話もよく聞く。
さて、今登っている人たちの今夜の宿はどこだろう。
富士山の夕暮れ

夕日が雲に反射している。爽やかな夕暮れ時。富士吉田市内、三ッ峠山を見ながら日が暮れて行く。
夕食

最近の富士山山小屋での夕食定番はカレーライス。どこの山小屋でも例外ではない。
富士一館では予めカレーライス以外の夕食も承っている。カレーライスは消化が良くないという説もあるからだ。
では食べたいだけ食べて下さい。明日は小屋締めなのでご飯はいっぱい炊きました。
ビールもありますので飲んで下さい。飲み過ぎなければ大丈夫です。
「ちょっと聞いて下さい。天気は今夜から下り坂です。登山中止にならない限り23時出発予定です。」
いまいち芳しくない天気予報に皆の表情は暗い。さて、どうすべぇ。
23:00  第一陣出発

天候は雨。予定では起床時刻。登る人、様子見する人、もう上には行かないとあきらめる人。全員の意思を確かめて、グループ分けする。
結果、23:00発、3:00発、5:00発に決定。
15名ほどが出発する。あまり早く山頂に着きすぎないようにね。
元気組

やっぱり君らは出かけるか。小学生は元気だから問題ない。健闘を祈る。

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