6月例会の目的@3月開通の北海道新幹線利用AJR大人休日倶楽部パス利用B魚介グルメCこれらを満足するエリアが増毛山塊+ニセコである。
 日 時:2016/6/24(金)〜/28(火)
 山 名:暑寒別岳(1492m)、雨竜沼湿原850m)、ニセコアンヌプリ(1308m)
 参加者:スワン(L)、のら、ヒロ子 3名

東京駅発6:32はやぶさ1号に乗車。挨拶もそぞろに増毛駅まで4回乗換の11時間列車旅になるので即眠りに入る。今日は、移動だけなのでビールでも飲めばと聞こえが誰もアルコールを口にしない。ザックにはワイン・日本酒が入っているが山小屋まで大事に持ち運びだ。
一日目  増毛駅
 
35年前、高倉健の『駅』ロケ地である。冬場の雪景色であれば極寒に来た印象を持つが勝手が違う。カメラを下げた鉄道マニアが車中内・降りてからもあっちからもこっちからも少々鬱陶しい。(本音発言失礼)
まつくら

電車から降りて早々予約先の『寿司まつくら』へ直行しクラシックビールと『特上ちらし』を食べ、まずは目的Bを達成した。
満腹で山小屋暑寒荘へタクシー移動。
暑寒荘

私(スワン)にとり暑寒別岳は昨年に引き続き二度目の山歩きとなり街観光含めガイド的な役目も兼ねたものである。
無料の山小屋に加え布団一式が準備されておりシュラフ・マット持参したが活用させてもらった。
二日目   5:00


4時起床し各自朝食を済ませ一日中の雨予報を受け雨具・ザックカバー・スパッツの完全装備をして5時歩行開始。
シラネアオイ
 
緑が濃くブナ・トドマツ・ダケカンバに加え足元はマイヅル草、シラネアオイが咲き雨の鬱陶しさを払ってくれる。
悪路
 
三合目標識はヒグマの噛み跡が残っており昨年はこの近くでヒグマの巨大な落し物を見付けた場所だ。山鈴を付けているが付けた位置と生地が濡れ密着し用を足していない。
高度を上げる
 
尾根歩きの6合目急登ハイマツ帯を抜け7合目付近から木々が低くなり風雨をまともに受けこの先のコースは更に低木・岩場歩きとなることから相談し、7時50分下山決定。
下山
 
ほどなく先行していた4人パーティーも8合目周辺風雨強く遮るものがなく下山してきた。
戻りルートは両側の草花とトレイルとの色合い、木々の緑バランスが綺麗で撮影が忙しくなる。
暑寒荘    10:00

薪ストーブを点けぐっしょり濡れた装備一式をロープ・ハンガーに吊り下げ着換えも済ませ昼食をしながらストーブを囲み談笑。

増毛町まで出るにはタクシー利用となるが予約時間は17時半である。のらさんが、そこまで時間もったいないので14時頃から町まで2時間歩くこと提案。濡れた雨具・靴を身に着ける負担を想像しひたすらストーブ乾燥作業に励む。
幸い頂上までピストンを終えた単独者が戻り13時半にタクシー予約してあるので一緒に乗れれば割り勘移動で合意。聞けば二百名山取組中とのことで悪天候による山行中止は考えられない様で翌日は大沼駒ヶ岳を歩いて帰路との事。
増毛神社

まずはやはり、増毛神社でしょう。珍しい狛犬がいないか探検です。

「駅」ロケ地を散策します。なんと同姓の店にびっくり仰天。
国稀酒造
 

北海道限定に近い「国稀」、自分用に買い求めます。

三国
 
『オーベルジュましけ』で風呂+三國シェフ料理を堪能。
三日目
 
増毛駅発7:35で滝川駅まで1車両のローカル旅。車窓から成長したイタドリ群生、稲作の済んだ水田を見ながら暫し広大な北海道気分を楽しむ。
予約したタクシーで雨竜沼湿原のある南暑寒荘へ移動。山小屋とは見えず管理人が常駐し電気調理器、シャワー設備を備える立派な小屋である。
白竜ノ滝
 
昼食を済ませ11時半に湿原周回に歩く。前日のストーブ乾燥のお蔭で乾いた身支度は気持ちが良い。
湿原途中の白竜ノ滝は数日の雨量で轟音を響かせ滝壺に落ち様は尾瀬三条の滝に似ている。
雨竜沼湿原
 
雨の雨竜沼湿原です。誰もいません。北海道の尾瀬と言われるくらいですから広大な湿原です。
雨竜沼湿原
 
周回コースの草花は、ミズバショウ・ショウジョウバカマが終わりエゾノリュウキンカ・ハクサンチドリが咲き始めていた。湿原=草花群生開花を期待していたがポツリポツリの開花で寂しい感じである。
南暑寒岳
 
正面は南暑寒岳が見えています。
右奥に暑寒別岳があるはずですが雲の中です。
ミズバショウ
 
ミズバショウと言ったら尾瀬を思い出しますね。ここも尾瀬に似たような環境です。
エゾノリューキンカ

リュウキンカとエゾノリュウキンカの違いがわかりません。

ショウジョウバカマ

                      
ハクサンチドリ

ハクサンチドリはが本州と同じものだと思います。
チングルマ

チングルマは何処に行っても、花と風車が同時に現れます。
 4時間歩きで乾いた装備もまた、雨が滲み込み濡れ鼠状態。乾燥室が装備されヒロ子さんに
乾燥器を手際よく使いこなしてもらったのと温水シャワーが使え助かりました。
夕食自炊で漸く持参した日本酒・ワインを飲み干して荷物の軽減が出来ました。
余話
 
今回、ヒグマの痕跡遭遇はなかったがのらさんが、それではと言うことで白竜ノ滝近くで寸劇を披露してくれました。
湿原帰路の階段状のガレ場で『サッサッサ〜(笹っ笹っ笹〜)』 → んんッ!!後ろで何かあったなァ〜? → 振り返るとヒロ子さんの赤カッパしかいない。 → 前を歩く青ののらさんは何処へ?
いた

左側下の笹竹に嵌まり込んでもがいている
→ スワ!!ヒグマ出没か? → 太い笹竹のため上ると下ることを繰り返す →漸く笹の間からヒグマ顔が現れホットした → 笹竹の群生が更に滑ることを阻止してくれた様だ → 無事の顔出しで良かった。チャンチャン!
降りてきました
 
雨竜沼湿原も雨でしたが、独占して見ることができました。



四日目

タクシー移動は予約7時50分に対し早目移動が可能となり、タクシーと途中合流が出来るのでのらさん提案で6時に歩き始めた。すると小屋下直ぐの駐車場にタクシーが早目に待機しており移動出来ることになった。滝川駅から札幌へ移動しのらさん・ヒロ子さんは早い便で帰路することにして札幌駅でお互い無事の山行お礼と帰路の安全を会話して解散。

スワン個人としては、帰路組と下山会をジンギスカンで食事したかったのであるが叶わず残念。
一人で小樽 → 倶知安へ翌日のニセコ山行に向け移動。
五日目
 
倶知安は昨年に続いての場所で羊蹄山と対面するニセコアンヌプリを歩く。
前半雨、後半晴れは昨年と同じだ。青空のが広がり雲一つない歩きが気持ち良い。
頂上の360度パノラマはすばらしく岩内漁港、北遠く雪の残る暑寒別、対面に昨年歩いた羊蹄山がドッシリ裾野を広げている。やはり、山は晴れた日が相応しく沢山の褒め言葉が生まれる。
1人山頂(ニセコアンウプリ)
 
頂上写真は登山者がいなくて時撮りのため何か変ですね。
駅前に戻り一人下山会と長万部駅に出るルートで移動し東京へは当初予定よりも3時間早く帰れました。山装備は戻った日に全て洗濯・整理片付けしているので今回も済ませ爆睡に入る。
のらさん、ヒロ子さん山行協力とお世話になり無事の下山有難うございます。