会社は夏休み。8日から休みに入ったのだが用事や都合があり12日深夜に移動します。ちょうど台風一過と重なり天気は回復すると思われるんですが。
 「山の会すかんぽ」のじーじが丸三年も都内から通って有志で建てたという山小屋を偵察に行きます。
 日 時:2014年8月13日(水)、14日(木) 
 山 名:十石山(標高2525m)
 参加者:Peiさん、◎


まずは

十石山 花のスライドショー

    をどうぞ!
十石山MAP
 
 白骨温泉と平湯温泉から登ることができます。
 登山口は3箇所ありまる。後で分かるんですが、登山口Bが最もわかりやすいでしょう。登山口Aからだと確実に迷います。
 標高差は1,200mほどです。危険なところはありません。

 山頂近くは花が綺麗です。
 登り4時間、下り3時間見れば楽に登れます。
乗鞍高原   5:00
 
 ネットで見つけた「ご来光バス」が3:40に発車するハズ。前日、夕方に自宅を出発して八王子経由で乗鞍高原観光センターの無料駐車場に着いたのは午前2時。空には星が瞬き、流星群も流れている。
 3:25にバス停に行くと、係員のおじさんが「今日は、ご来光バスは
運休でーす」と叫んでいます。「ええ?なんで?」「乗鞍スカイラインが土砂崩れで通行止めです。乗鞍エコーラインはOKですので、6:10の始発バスは運行します」「いつから?」「ずーっと前からです」。がっくりでした。
 2時間休んで、写真だけ撮って移動開始。
白骨温泉へ    5:40
 
  乗鞍高原からスーパー林道(今は無料)で白骨温泉に移動。立派なトンネルを抜けて走ります。途中、展望がよいところに看板が立っています。
 乗鞍岳、十石岳、霞沢岳が描いてあります。これなら山座同定にも困りません。

 右は乗鞍岳。今頃は乗鞍岳のピーク(剣ヶ峰)にいるはずだったのに、こんなところから見ています。スーパームーンが大きく見えています。
十石山

 これから登る十石山です。遠くから見るとなだらかで優しそうな山に見えます。山頂付近に避難小屋が見えています。あそこまで登ります。
 
霞沢岳
 安房峠の向こう側、上高地から徳本峠を経ていく山です。行ってみたい気もしますがアプローチも遠くて大変そうです。そういえば徳本峠の江口さんが徳本峠の支配人になられたようで新聞に出ていました。
スーパー林道料金所   6:00/9:00
 何事もなく(お金を払うことなく)通過できます。この先はどうせ通行不可能になります。ここに停めてある車は温泉従業員の車だそうです。

登山口駐車場   
B地点
 スーパー林道の料金所跡を通り、中部電力白骨無線中継所の脇が駐車スペースです。
 帰りには1台停まっていました。途中すれ違った人がそうでしょう。4台程駐車できます。次回からはここに停めます。
B地点登山口   07:30/9:00
 
 降りてきてから撮った写真。スーパー林道に交わるところが新しい登山口のようです。いくらなんでもこの看板は小さすぎでしょう!

B地点登山口の看板
 登山口の看板は小さすぎて見えません。昨日、車でここには来たんですが何も見えませんでした。工事中の看板が目立ちすぎです。
白骨温泉出発   6:45

 時を戻して、スーパー林道の旧料金所を抜けて上の方まで行ってみましたが、駐車場も登山道入口も見つけられなかったので、一番下の無料駐車場まで戻ってからの出発です。降りてきたら野天風呂に入りましょう。

A地点登山口   6:50
 某ブログで事前にチェックしていた登山口です。前田旅館を過ぎて斜めに登りあがります。確かに「十石
」の看板があります。
やっと看板らしきものが    7:40

  
A地点から先が藪漕ぎです。踏み跡がありません。畑の中に入り込んだり、旅館の露天風呂に出たり、スーパー林道に出てしまったりとあっちうろうろコッチウロウロします。花はフジグロセンノウ。

 早朝にも係らず、
じーじに電話をして登山道入口を聞きます。「散策路があるだろう?」「林道には出ないよ」「温泉なんかないよ」つれないお返事。
 藪こぎ歩きまわり55分、それらしき看板を発見しました。でも十石山の案内はでていませんね。疲れました。
更に行くと、あった    7:45
 
 十石山の看板を発見。 標高で100m登るのに1時間もかかってしまった。これで安心して登ることができます。右手の藪からは踏み跡がありません。(地図
C登山口

懐かしい看板 8:55
 確か「赤が綺麗です」とかいって「緑が綺麗」と謳っていた某社と争っていた会社だと思います。その後、あの会社と一緒になり、更にあっちの会社と一緒になって今はどうなったん?
 ちなみに僕の記憶だと、サクラカラー →コニカカラー→ コニカミノルタ
一本    9:40
 
 ずっと雑木林や檜・杉林の間を登り続けるのでほとんど展望がありません。すでに3時間近く登り続けています。
 「ふー、じーじはよくまぁこんなところに毎月通って山小屋を建てましたね。」

 小さな虫が飛び回っていて邪魔なんです。早く、避難小屋に行って飲みたいね。
ちょっと展望が開けた   11:10 

 少し展望が開けてきた。標高2,200mあたりまで登ってくると少し展望が開けてきます。ちょっと霞がかかっていますが、霞沢岳方面でしょうか。

稜線が見えてきます  11:25
 高山植物も残り少ない夏を謳歌しているように思えます。気持ちの良い笹原を登っていきます。
おーい、遅いぞー    11:30
 
 先行の二人はさっさか逃げます。花の写真を撮りながら登っていると高度も時間も疲労も忘れてしまいます。 後方は中央アルプスだと思います。

お花畑
 
 チングルマの群生地です。コイワカガミスも混ざっています。
小屋が見えました  11:57

 あとワンピッチで着けるだろうと一本を取ります。何のことはありません、出発して角を曲がったらすぐ目の前に避難小屋が建っていました。なぁんだすぐそこじゃん。(-_-;)

 ヨツバシオガマ
十石峠避難小屋到着    12:00
 
 4時間半もかかってしまった。(泣)

 今回僕たちがこの避難小屋を訪れたのは、山仲間じーじが何を思ってこの避難小屋建立に参加したのかを垣間見たくてやってきました。じーじはこの避難小屋の建立に途中から参加しました、東京から月に2回ほど仕事が終わった金曜日の夜に駆けつけ日曜の夜に東京に帰るという生活を3年間ほど続けたそうです。偉い!
 あれ?雨どいが外れてますけど・・
室内探検
 
一酸化炭素中毒に注意。 まず目に付くのがこの注意書きです。この山小屋は気密性に優れていますので、室内で火を使うと一酸化炭素中毒になりますので、適宜換気が必要です。ローソクが何本もありましたが、ローソクを燃やすことによって室内の酸素量が減ってきているかどうかは化学が不得意な僕でも容易に理ランタン
 当初はランタンやプロパンガスもよく使ったそうです。手入れが大変だから最近はほとんど使わないようです。
 部屋は6畳×3に大部屋(12畳くらい?)ですが、とても避難小屋とは思えない立派な部屋です。
食料に水

 水が何本も置いてあります。7/28に雪を溶かして作った水だと書いてあります。その他に缶詰、チョコレート、柿の種、マヨネーズ、コーヒー等も置いてあります。
 アルコールも置いてあります。ビール、ワイン、焼酎等があります。僕たちも飲みきれなかったビールや焼酎は次の人においていきますね。ガスカートリッジもガスが残っていたらここに置いていくのがルールです。
 椀、皿、カップ、箸、調味料、、、一通り揃っています。とても無人の避難小屋とは思えませんよね。この他にもマットレス、毛布が沢山あります。
 「来た時より綺麗に」これがこの小屋を使う時の最低マナーです。
カンパ箱

 これだけの小屋を維持管理していくのは大変です。ペンキ(防腐剤)は数年ごとに塗らなくていけませんし、山麓から山小屋までの登山道整備(草刈り)はそうとうな重労働です。これらの作業を全てボランティアに頼るのは公平ではありませんよね。少しでも維持管理費用のためにカンパ箱に心ばかりの感謝をしましょうね!

 

天水を確保します

 じーじに電話すると雨どいはつけておいてくれ、との返事でしたので早速雨どいの取付を行います。雨どいは近くのハイマツ中にありました。小屋の中から脚立を探し出して来て雨どいを取り付けます。どこの山小屋でも同じようなことをしていますから手馴れたものです。

雨樋の取付

 冬季は雪に閉ざされるので夏の間だけ天水をポリバケツに貯めます。ポリバケツにはポールでつなぎます。だいたい取付が完了しました。

開通試験
 念には念を入れて開通試験を行います。少し残っていた天水を雨どいに流してみてちゃんとポリバケツに貯まるかどうかの試験を行います。当然ですが、ばっちりですね。(^^)v
避雷針

 建基法では高さ20m以上の建物には避雷針(避雷設備)の設置が義務付けられているそうですが、この避難小屋はなんせ山頂にありますから雷が落ちる確率は高いでしょう。以前の避雷針は地中に埋めたアース棒が細くて溶断したらしく今度は大きなアース版を何箇所にも埋めてあるそうです。もちろん、それでも雷は落ちますよね。山屋ならそれくらいの事は知っていますとも。

 オープン○○○
十石山頂

 山頂まで探検に行ってみます。避難小屋から山頂まではわずか数分の距離です。山頂に置いてある看板はなんとも貧弱なのです。しかも、山頂はハイマツに覆われていて展望は全くありません。
 ふもとの看板には「十石岳」と書いてありましたが「十石山」、どちらが正解なんでしょうか?
 山頂でのんびりと時間をつぶすということはここに限ってはあり得ないことが解りました。(笑)
藪コギです

 近くにある金山岳というピークを目指そうかと試みるが、この藪ではひとたまりもなく退散でしょう。僕なんか最初から行く気なし。
 天気が良ければ乗鞍岳や北アルプスが見渡せるそうです。次回にしましょう。
 山頂から振り向けが、避難小屋の屋根が見えます。ハイマツの上にはかろうじて乗鞍岳の陰が見えます。
では戻りましょう
 
 今夜は流星群が見られるかもしれません。星空を独占ですね。

 あとは天気だけです。(^^ゞ
小屋は貸し切りです

 16時を過ぎると、ガスが立ち込めてきました。やることもないので早めの宴会と行きます。広いリビングを貸切り、銀マットを借りちゃぶ台を借りて飲み会はじめ。鍋をつつき夜更けまで飲んだくれます。だれも来ないので、ここにマットを引いて毛布かけてそのまま寝ちゃいます。



 で、夜はガスで何も見えず。そのうちに雨が降り始め・・・
帰るだけです   6:30

 ご来光は見ることができません。
 朝食を済ませて掃除をしたらやることがない。帰りましょう。

 鍵をかけてしまうと中に入れません。だれでも入れるようにしておきます。ロープでノブをしっかり縛ります。
下山

 どんどん降りるだけです。雨に濡れた高山植物も綺麗なんですがさっさと先を急ぐ二人です。

 上に述べた登山口を確認しました。9:30駐車場。

 野天風呂に入りましたが、狭いし、洗い場はないし、、、もうワンランク上の温泉にしましょうね。


ジージのところに向かう
 
 途中で昼食。「かがわ」と書いてあったのを「なかがわ」と読んでしまい、もう着いたと思いました。

 為になりそうな花の写真と名前が貼ってあります。
丸尾のブナ  8月15日
 
 雲間から青空が見えたので陣馬形山に登ってみましたが、何も見えませんでした。
 丸尾ノブナが幹から折れています。
片桐まつり
 
 じーじの村の夏祭りです。昨年も来ましたので目新しさはありませんが素朴でいいです。
夏祭り
 
 花火が上がるまでビールを飲みながら日が暮れるのを待ちます。
 この後、若者の家に集まってワーワー言いながら花火を見ます。


 じーじの家にはでかいトンボを飼っています。(笑)

 じーじ、今年もお世話になりました。m(__)m