2014年ゴールデンウィークに初めてこのコースを訪れた時には、標高384mと低い割にはまだ残雪が残る小高い山だった。さすがは日本有数の豪雪地帯、冬には4mもの雪が積もるところであると実感しました。登山道にはまだ倒木が残っており、そのままだと一般登山者(ハイカ=)も苦労するのではと思われました。

 さて、2カ月が過ぎ、田んぼには植えたての稲がまだ真っ直ぐには揃わないで弱々しく並んでいる頃、私は2回目の現地調査に訪れました。折しも関東地方は3日続けて大雨警報が発令される異常天候の中、三国トンネルを抜けてきたら、そこは別世界が待っていた。冬はトンネルを抜けると「雪雲」が待っているが、梅雨時は「青空」が待っているのが実感できます。

「高場山トレイルランニング」トライアル実施予定日 2014年10月26日(日)
募集は特に行いません。参加有志のみで行います。
 トライアルの結果を踏まえて「第1回 高場山トレイルマラソン大会」の開催にこぎつけます。

高場山トレイルランニングコース(Ver.2)
 

 前回4月末の実登データから作りました。
 高場山登山口から高場山山頂経由でもう一つの登山口に降りるまでの距離は、GPS測定のデータを元により正確に割り出したつもりです。

 スタート地点は岩栗ランド(宇佐美先生の碑があるところ)です。魚道を横目に見て、勝田橋(最低標高点)を渡り、飯山線の踏切を渡ります。ちなみに、内ヶ巻駅を通過するディーゼルを時刻表で検索すると、8:43(上)、9:01(下)、12:46(上)、13:06(下)となっており、時刻表改正が行われない限り、遮断機が下りることはなさそうです。
 2km過ぎから5km(復路は6kmから9km)までの林道は砂利道であり、ソールの薄いロードレース用のシューズでは足裏が痛くなりそうです。

 今回のコース整備は、一方通行となる登山道区間(4.8kmから5.8km)のみです。林道区間は内ヶ巻の協力部隊(川上さん)が下草刈りを行ってくれたみたいです。ありがとうございます。
高場山トレイルランニングコース 高低図(Ver.2)

 初版から大してバージョンアップはしていませんが、MAPに合わせてExcelに数値を入力して作りました。

 スタートの標高は110m、最低標高が勝田橋の84m、最高地点である高場山の384mまで標高差300mを駆け上り、また下ってくるという入門編としては面白いコースですよ。

 このコースの売り物は、やはりコース上の眺望です。遠くは越後三山(八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳)から上越方面、近くの山本山まで見渡せます。下に目を転ずれば、田麦山や内ヶ巻駅、魚野川、信濃川が蛇行しながら走っているのが見えます。

 ゆっくり景色を見ながら歩くのも一興です。
登山道入口(4.8Km)

 砂利道の林道を駆け上ってきたところが登山道入口です。登山口は旧道(砂利道になる前)らしく、取りつき道路が「ない」のが最大の問題点です。
 川上さんのグループが萱を刈ってくれたらしいです。感謝です。
萱がすごい

 林道を作るときに出た土が盛られている。ここを駆け上って駆け下ります。別なルート工作も視野に入れつつ、ここの50m区間は検討課題です。
 いずれにしても、大量の萱は秋口になっても再度刈り込む必要があります。
 せっせと萱狩りを続けるまさおさんとPeiさん。
ここから登山道

 登山道入口までが川上さんのテリトリーということで、ここから先は川上さんは手が出せないらしい。詳しくは解らないがそういう分界点になっているとのことです。僕たちは、境界とか分界点とかははっきりって無視して、登山道の整備名目でガシガシ進むことにします。

 いきなりの急登にランナーもここではたじたじとするところでしょう。

登山道入口の急登

 出っ張っている小枝を中心に、登山道の幅を確保すべく枝を払いながら進みます。ここから先は誰の手も入っていないので雪解けのままの状態のようです。

 今回持ってきた道具は森山工業においてあった「鉈」「鎌」「鋸」なので、太い木に遭遇するとものすごく時間がかかります。(-_-;)
カタクリの実

 ゴールデンウィークの時に咲き誇っていたカタクリの花が一斉に実をつけ始めています。これから米粒みたいな黄土色の実が飛び出してくると思うと、いとおしくなります。

いきなり倒木

 「出たぁ、倒木!」(とうへんぼくではありません)
 鋸は刃渡り(っていうのか?)30cmぐらいしかない小さなものです。

 「よーし、5分間一本勝負だ!」
 3人で順番に交代しながら鋸を引くも、なかなか切れない。非常に効率が悪い。

 「あぁもう、チェンソーないの?」

 「もう、障害物競争にしたほうがいいんじゃないの?
 ブツブツ言いたい放題である。まだ100mも進んでいないよ。(-_-;)

 都合、こういった倒木を何本も切ることになるとは。とほほ!
転落危険個所

 左側がすっぱりと切れ落ちている危険個所に出る。注意しながら歩く分には危険はないが、急いで走っているとバランスを崩した時に転落する可能性がある。

 ここには転落防止用の杭を打ってトラロープを張ることになるでしょう。
 「あ、トラロープ張ると、ロープをつかんじゃう人がいるかなぁ?」
 新たな「明るい難題」が発生しました。(笑)
危険地帯の展望

 危険地帯では立ち止まって展望を楽しもう。いや、立ち止まると危険です。もっと危険なのは「よそ見」かも。

 いずれにしても、崩壊場所であるからして絶景が楽しめるんです。
 正面に田麦山公民館(元田麦山小学校)が見えます。あそこが、田麦山ロードレースのスタート/フィニッシュの会場となる。
危険地帯の展望

 遠くにはまだ残雪を頂いた越後三山が見えています。
 緑に覆われた素晴らしい景色が堪能できます。
念入りにコース整備

 なるべくコースの端に行かないように、内側にある邪魔な小枝を丁寧に切り落としていきます。

 ちょうど、自転車(バイク)で下ってきた若者がいる。こんな山にもバイクで入る人がいるんですね。「ご苦労様です」といって通り過ぎて行った。頑張るねぇ。
高場山山頂

 眼前に広がる展望に思わず「おぉ!」と歓声を上げてしまう。ぱっくりと口が開くほどの驚き。

 ここまで500mぐらい登って来ましたが、2時間ぐらいかかっています。いやぁ、もう腕が痛くなってきたね。明日のロードレースに響くよ。
 まだ半分残っているんです。がく!

高場山山頂からの眺め

 山頂は饅頭のようになっていて、低木が生えている。その為、木が大きくなると少し視界が悪くなるのかもしれない。
 この時期には、かなり遠くまで見渡すことができる。
高場山山頂からの眺め

 日本海側の方向のはずですが、海面は見えないようです。
高場山山頂からの眺め

 3枚の写真で約180度の眺望です。
 反対側は木が育っていて、ほとんど見えません。


  2014年4月28日の状況はこちらで。
山頂じゃっど

 初めてのぼっど。(^^)v

 後は、一気に下りを整備するのみですが・・。
登山口まで降りてきた

 登山道もここで終わり。最後の急坂は非常に危険なので絶対に走せてはなりませんね。

 今回はここまでで作業は終了です。


 帰りに、内ヶ巻の責任者宅に挨拶に立ち寄りましたが、生憎不在でした。葦を刈って頂いたと思われるので、お礼を述べ後日改めて説明に伺う口上を述べて辞去します。
お風呂

 近くのお風呂と言ったらここ「ホテルサンローラ」しか知りません。たけちゃんマンとここで会うことにしました。

 既に日没が迫っており、ホテルのロビーから見ると、間もなく夕日が沈みそう。
露天風呂から

 大慌てで露天風呂に入ると、まぶしいくらいの夕陽が差し込んできた。慌てて携帯を取り出して露天に走り、感動的な夕陽を収めることができた。

 この後、福島から駆けつけてくれた「たけちゃんマン」が前方からひょっこり現れます。さんざん待たせてしまいましたが、無事に裸での再開が叶いました。

 この後は、ロードレースの前夜祭に突入です。
 ボランティアや他の団体で雑魚寝場所が満員でした。布団をかたずけてやっとのことで山小屋並みのスペースで休みます。

時計を戻して

 6月7日午前2時、場所は赤谷山小屋。
 越谷(○:21時)→蕨(親分:21時半)→見沼H野さん:(22時)と順番にめぐり、一般道(第2産業、県道5号、国道17号)と約150キロを走ってきた。折しも大雨警報が出ていて、高速道路も速度制限がかかっていたので、一般道と大差ない。深夜25時に到着。
 シェフが昼間から来て、夜食やツマミを作って待っていてくれました。また、八王子から多摩経由で一足先に到着していたPeiさんとまさおさんもいて、真夜中の宴会が始まります。近所迷惑にはなりませんので大声でどうぞ。
かごんま

 レンさんから預かった種子島の焼酎をここで頂きます。
 Peiさんも鹿児島の芋焼酎を持ってきました。

 これ飲みきらないと寝ることが許されません。

 最後まで飲んでいた人はすでに4時になっていましたよ。ひえ〜。
まだ眠い

 7時起床。
 Peiさんとまさおさんが畑に苗を植えています。今年も数種類の野菜を植えたようです。
 恵みの雨は降り続いています。

 親分の畑には既に種がまかれています。

栗の木

 今年も栗は豊作のようです。
 吾妻耶山が今日は見えません。
田麦山に向けて

 9時、田麦山での作業が待っているのでそろろ移動します。
 高速でビューンと行っちゃいましょうか。

 三国峠を過ぎたら雨が止み、苗場、石内、湯沢と北上するにつれ太陽が顔を見せ始めます。
田麦山に到着

 11時過ぎに田麦山に着きました。この通り、晴れています。
 
 森山工業の2階を片付け(古いテレビとかデッキを取り外し)ていると、狸サイクルチームが田植えにやってきました。
 東京電機大のボランティアは夕方になるようでう。明治大のボランティアもまだ到着していません。

 今夜はにぎやかになりそうです。 つづく。