上高地から明神を経て、無事に徳本峠で見たものは。
 上○さん、ご学友との山での再会に涙はあるのか?
 そして、大滝槍見台までの往復珍道中?は果たして「槍」は見えるのか?
 ますます期待が高まる、注目の工程。さぁ、どうする?
 日 時:2013年9月14日(土) 
 山 名:徳本峠(標高2,315m)から大滝槍見台往復
 参加者:羽○○(L)、上○、奈○、島○、岩○、○

 (前回まで)新宿を金曜日深夜に出発。上高地に早朝着。6時に出発して、明神経由で9:00、無事に徳本峠に到着した。
        徳本峠で振り向いてみたものは?「はっ」と息を呑む・・・
        これからの予定は、徳本峠→大滝槍見台→徳本峠小屋(泊)

9:00AM
   徳本峠小屋に到着。手前は旧館がそのまま残してある。向こう側が新館に生まれ変わっている。
   宿泊定員は30人。寝れない時には旧館にも寝ることができる。油臭いけど。(^^ゞ
   バイオトイレはし尿は上高地にヘリで下ろすため諸経費がかさむ。1回百円ね。
   上○さんのご学友である江口さんがここで40年来働いているとの情報。まもなく、再会!

 さぁ、みんなで一斉に振り向きますよ。

 「セーノ」(掛け声)

 「ぱっ」(回れ右)

 「はっ」(息を飲む音)

 「として、ぐっ」 (by としちゃん バキッ!!☆/(x_x))

 「ちょき、ぱっ」  どわーーーーん。

 「ででで、でたなコノヤロ、、、、穂高のお化け!」

 「ででで、でっかいどう」 (そりゃ、北海道だろ)

 「はい、穂高の峰々でした。」(オワリデス) バキッ!!☆/(x_x)

 峠にはテン場が直結してあります。山小屋にこんなに近いテン場ってそうそうありません。
 ビール買いに行くのも、受付も、トイレも楽々ですね。次回はテントを担いできましょう!

 ナナカマドが色づき始めました。実は既に真っ赤になっていますが、これから葉っぱも真っ赤に染まるとこの
辺りの紅葉も見頃になりそうです。10月初旬が見頃でしょうか。

 小屋の前に置いてあった背負子。新鮮な野菜とかは交代で荷揚げするんでしょう。
 めいっぱい背負ったら、100kgぐらい担ぐんでしょね。
 意外とこのタイプの背負子は背負いやすくできているんです。向こうにあるパイプ背負子は体型によっては
腰辺りに違和感があります。

 ちょっとは霞んでいますが、何度見ても見飽きない展望です。釜トンネル開通前の人は、必ずこの景色を
目に焼き付けてから上高地に下っていったんでしょう。ワクワクしてきますよね。
 江口さんが小屋から出てきて、再会を喜び熱い抱擁をする上○さんと江口さんの姿がそこにありました。

 徳本峠は蝶ヶ岳から縦走してくることが出来ます。マイナーですけど登山道も整備されているそうです。
このルートも歩いてみたいルートですね。
 まっすぐが新島々で延々と18kmぐらいです。明日、このルートを歩きます。

 山小屋の江口さんに案内してもらって徳本峠展望台に登ります。看板には「展望台まで45秒」と書いてあります。(笑)
 実際には30秒ぐらいで展望台に着きます。(爆)
 で、江口さんから見える山々の解説を行っていただきます。真剣に聞くメンバー。分かりました?「はいっ」
 じっくり覚えたい人はクリックして拡大して下さい。(すべての画像はクリック拡大ですけど)

10:00AM
 小屋で受付を済ませ、一休みしてから、必要な荷物(特に水、雨具)だけ持って大滝槍見台に出発します。
 天気はますます良くなってきています。台風はどこに行ったんでしょうね?何?まだ来ていない?遅い。
 往復5時間の旅に出かけます。

 山の中に入ると、展望がありません。きれいな高山植物もむっちゃあるわけではありません。
 地味な植物を見て歩くことにしましょう。
 「マイヅルソウ」、、、、日航のマーク復活でメジャーな植物になりましたとさ。

 **の腰掛。**は猿じゃないし、何が適語でしょうか?ふかふかでしょうか、トゲトゲでしょうか。
 座ってみたい気もしますが、自然破壊になるのでぐっとこらえます。

 日陰の草花たち。陽が当たるとキラキラと輝いているようです。キノコのことはさっぱりわかりませんので
手を出さないようにしています。

 タケシマランのように見えますが自信がありません。(^^ゞ

 だからキノコはわかりませんって。
 食べれそうな感じもするんですが、食べる勇気もありません。(^^ゞ

11:10
 明神見晴らしという、展望がいい場所に到着します。
 Kenちゃん:「あれ,あそこほら、、槍じゃね?」
 きくちゃん:「あぁ、、、ホントだ、あそこ、あそこ、槍だわ」
 L:「やっほー、槍だ、槍だ!」
 ○:「ホントですか?鉄砲じゃ?」バキッ!!☆/(x_x)

 槍が見えました。
 右手奥の方に槍ヶ岳が見えました。前穂、奥穂よりどうしても槍のほうが人気抜群です。

 ほら、槍の穂先がちゃんと見えるでしょ。
 では、槍を見ながらここで昼食としましょう。どうせ、すれ違う登山者もいないでしょうし。
 いやいや、槍を見ながらのワインも美味いもんですよ。(^^)v

11:35 
 ご飯食べたら、もう動きたくなくなりました。
 「ここで待ってるから行ってきて」・・・・というのは誰でしょう?
 「ダメダメ、皆で行くんです」
 「あと一時間で着きますかね?」
 「うーん、プラス30分かも・・」

 また、黙々と歩き出します。
 登ったり、下ったり、また上り、降りる。
 マイズルソウも少し枯れてきているんです。

 登山道の脇には名前も知らない花々も一生懸命に咲いています。
 着々と冬の準備をしていますね。

 フーフー、暑いよ。
 アキノキリンソウ?が見てくれています。
 もうすぐですから頑張りましょう。

12:35
 「つ、つ、、、着きました! 槍見展望台です。」
 いきなりリーダを差し置いて展望台によじ登りリマス。「大丈夫かどうか試しているんだ」
 おっと、上から4段目の木が腐って外れかけています。危ない危ない!
 ま、荷物おろしてから登ればぁ?

 男性3人が展望台に登って山座同定を始めました。
 「何か見えましすか?」
 「お、おぉ、もうちょっと待ってな」
 心配だなぁ。

 看板はすごく立派です。展望台そのものは非常に危ないです。数年後には建て替えないといけない状態です。
 冬は素晴らしい展望が広がるんでしょうね。

 二人の解説が始まりました。
 「こちらに前穂が見えます。」
 「あそこが大キレットでしょ」
 「で、奥に槍が見えます」

 「ウソでしょ?」

 実はガスがかかっていて、何も見えません。たまーに前穂が見える程度。
 どうしましょう? もう諦めて引き返します?
 「見えるようになったら呼んでね?登るから」
 
 待つこと、30分、、、一時間、、、
 ガスは一向に晴れる気配もありません。時間だけが過ぎていきます。

  全員が展望台に上ります。
  ほら、正面に明神がかろうじて見えています。
  もう、こうなったら意地ですね。

 槍見台のナナカマドも実は真っ赤に色づいています。
 展望台の周りはナナカマドだらけです。
 でも、周りの木々が大きくなりすぎて反対側とか笠ヶ岳方面は見えなくなっています。

 ほら、ナナカマド、綺麗でしょ。

13:35
 ついに槍が顔を出しました。
 待つこと一時間、、、、やっとやっとです。
 ここまで来た甲斐がありました。(;_;)
 普段の心がけが・・・・(^^)v
 幻想的な槍の穂先です。

♪ 槍が出た出た 槍がでた〜 ヨイヨイ ♪

 じゃ、帰りましょうか。
 ちょうど、大滝方面から歩いてきた登山者がいましたので写真を撮ってもらいます。
 「へーい、やったぜ」
 満面の笑みでしょう! 

 逆光に透かしてみれば葉っぱも芸術作品に思われるから不思議です。
 戻りは2時間半ぐらいかかるんでしょうか?また長丁場ですね。

 あれ?こんなところに三角点。
 下調べを忘れてきました。どこでしょうか?

 三角点を囲んで議論伯仲、喧々諤々。
 じゃなくて、単に疲れてしまって「もう歩きたくない」コールでした。
 「あと、一時間で楽になる(はずだ)、頑張るんだ!」(ほんとか?)
 リーダは優しく、かつ厳しく声をかけます。

 リーダーが持っていた鈴、タダの鈴じゃありません。これは、グッドアイデア「熊除け鈴」です。
 どこが、優れているかというと、隣にある網籠です。これに鈴を入れるとあ〜ら不思議
 "鈴が鳴らなくなる"んです。理屈が分かる人はどうぞ!
 ちなみに、鈴を鳴らさないのは、
  ・明らかに熊がいないとわかっている地域。例えば利尻島など。
  ・大勢で山行していて、皆がガチャガチャ鳴らしている時。 など。

 明神見晴らしまで戻ってきました。小休止しましょう。
 今度は、ガスで何も見えません。
 速く戻ってビール飲みたいですね。あと一時間、一時間でビール!

 ゴゼンタチバナ
 この時期、真っ赤な実がなって一番きれいな時だと思います。
 ちなみに、最初のうちは4枚葉ですが、4枚葉では花が咲きませんし、当然実もなりません。
 6枚葉になって初めて花が咲き、きれいな真っ赤な実がつきます。

 15:50
 やっとの思いで徳本峠小屋に戻ってきました。疲れました。
 ばんざーい!
 お疲れ様でした。(^^)v 

 ゆっくりコーヒーでも。
 夕食は17:30からということでコーヒーを頂きました。江口さんともゆっくりと語らいました。

 5時前には念願のビールで乾杯。旨かった!
 江口さんとは夕食後も消灯時間の20:30までワインや焼酎を飲みながら親交を深めました。
 夕食は黒米(人気で品切れ)ありで旨かった。
 消灯まで、大胆にゆっくり飲んでいました。もう寝るの?

 寝室です。一人あたりのスペースは山小屋としては十分です。富士山のことを思えば天国です。
 涸沢小屋で一枚の布団に4人で寝かされて(寝れるわけなく膝を抱えて座っているだけ)以来、
山小屋恐怖症になっている○にとっては新たな発見でした。布団は羽毛布団で快適でした。
 ただ、寝静まる頃にはいびきの大合唱となるので、耳栓をしましたがダメです。こればっかりは慣れません。
 (やっぱりテントが最高です。)

 夜中に雨音。台風接近中!

 ご来光も見えません。 

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