週末金曜日の新宿高速バスターミナルは人があふれていた。「さわやか信州号」(上高地行)も臨時バスが2台も増発されている。山の会「すかんぽ」一団は最初1号車と2号車に分断されていたが、リーダの粘り強い交渉の結果、全員が1号車に乗ることが出来た。\(^o^)/
 寝薬のワインをちょろっと飲んでみましたが効果はそれほどでもなかったようです。(笑)
 もしかして全員が初めての徳本峠の旅?どうなることでしょう。台風も接近中です。
 日 時:2013年9月14日(土) 
 山 名:上高地(標高1,500m)から徳本峠(標高2,315m)
 参加者:羽○○(L)、上○、奈○、島○、岩○、白○、○

 バスは、談合坂、諏訪と休憩を取りながら極めて順調(列車の時刻表並)に上高地に進んでいった。朝方うとうとしていると運転手が聞き取りにくい声で「次は大正池です」とつぶやいた声で現実に戻った。出発時点で○が「次止まります」ボタンは試してみて(間違ったという声もあり?、リーダが謝りに行く一場面も)あるので、他者が押すのを見ていた。帝国ホテル前で若い女性が1名降りたに過ぎなかった。
 
 本日の予定は、上高地→明神→徳本峠→大滝槍見台→徳本峠小屋(泊)

5:20AM
   バスは夜が明けたばかりの上高地バスターミナルに定刻に滑りこむ。ちょっと肌寒いが空気は爽やか。
   あ〜、疲れた。バス症候群? 手足をのびのびさせたいところだ。
   「おやき食べたい」「買ってこようか」などと早くも食い気が優っている人々がいそう。(^^ゞ


 焼岳方面が早くも焼岳を始めました。バキッ!!☆/(x_x)
 今日はいい天気の中を登ることが出来そうです。できれば曇のままでいいんですがぁ。
 皆さん、思い思いに出発準備にとりかかります。それにしてもすごい登山者の数です。ほとんどが涸沢か槍でしょうね。

 当初の予定では、5:30出発と書いてあったので焦ってトイレに駆け込みます。ここのトイレットペーパーは直径50cmぐらいのドラムに巻いてあってそれはもう圧巻です。消防のパイプをイメージしてもらえばいいでしょう。○はうかつにもチップを持ってくるのを忘れてしまい、事後にあわててチップを持っていきます。

 リーダから、改めて「出発は6:00」との指示が出ました。ということは、まずは腹ごしらえをすることになります。ハンガーノックを起こしてもつまらないのでここは少し腹になにか入れておきましょう。
 出発前にしっかりパッキング。ぎりぎりの大きさのザックの人は慎重にパッキング。○のザックはでかいから放り込むだけ。あっという間に終わります。
 水は途中にもあるので、ここでは最低の量(1L)でいいかも。リーダは上高地の水をガンガン飲んでいます。

 ウロウロしていたら「あ、○のお友達発見 (^^)v」。「あーたもBALTRO75(左側)ですね。」
 「どうですか使い心地は?」
 「やっぱり、着ている感じですか?」
 「あ、そうですかフロントアクセスは便利ですか」
 なるほどネ。

6:00AM
 予定通りに出発します。ルンルン気分です。やっぱ山はいいですね。まだ全員の気心がしれていない?関係で差し障りのない会話がぎくしゃくと進んでいきます。緊張し過ぎて手と足が一緒に出ている人がいます。(笑) あっと言う間にお友達になります。

 まずは、すぐに河童橋に到着します。
 ここは「そのまま行くよ」?
 雰囲気的にスルーの感じです。さすが皆さん”上高地なんかどうでもいいや”って山屋ばっかりです。


 いつも冷たい清流がきれいな梓川。昔、この川の流れに足を突っ込んで30秒ぐらいしか持たなかった記憶があります。
 眺める穂高連峰は「早く登ってこいよ」と誘っているようです。残念ながら今日はそちらには行けません。
 ちょっと霞んでいます。


 なんのことはありません。いきなり記念撮影タイムとなります。 (^^ゞ
 L:「おい、ちょっとそこの君、ちょっとシャッター押してくれんかのぉ。」
 君:「はい、喜んで」・・・どっかのファミレズですネ。(笑)
 今日は「すかんぽ」6人衆で徳本峠を目指します。後一人遅れてやってきますけど。(^^ゞ

 しばらく歩くと、梓川の向こうに明神岳がドーンと待っています。最初にカメラを取り出す場所です。

 山ガールのコンビがものすごい早足で抜いていきました。
 思わず、「ひょえ〜」と声を上げてしまいます。
 でもですね、暫く行くともう休んでるんです。(笑)
 ほとんどウサギさんの歩きでした。
 女性には特別に優しいリーダが解りやすくく説明してくれることでしょう。
 L:「ホワイトタイガー柄のパンツだ」ワーイ (^ム^) 

 
 明神岳ポイント2.
 ここからも明神岳も迫力があります。またまた立ち止まって撮影タイムです。

 ほら、こーんな感じで撮影中です。
 Kenちゃん:「あぁ、カメラ出すの面倒だなぁ」
 L:「代表で誰か撮ってくれるからいいよ」(^^ゞ 


  ちょうど一時間かかって明神館に着きました。ゆっくり遊びながらだったのでそんなもんでしょう。
  いつもは猿の軍団が歓迎してくれるのですが、今日は出てきません。
  何故でしょう?こちらのボス軍団(誰だ!)に怯えをなしているのでしょう。 バキッ!!☆/(x_x)
  明神岳がそびえ立っています。

7:00AM
 きくちゃんからいきなり”激辛梅干飴”が配られました。いやぁ、これは酸っぱい。そんじょそこらにある梅干飴とは全然違います。激辛だけど慣れれば病みつきになりそうです。(#^_^#)yawん
 ちょっと休憩したら、すぐに出発です。流石「すかんぽ」は時間に厳しい集団だということがわかりました。規定は5分です。
 てげてげだと失格の烙印です。

 明神館をでて程なく(約800m)、徳本峠への分岐点です。
 リーダーがまっすぐに行こうとしています。やっぱり、体は自然に真っすぐ行っちゃいますよね。(笑)
 とりあえず、ここでも記念撮影をしますので・・・。
 L:「○、早く来なさい!」
 ○:「はいっ、喜んで」 バキッ!!☆/(x_x)

7:23AM
 ここからは、○も含めて全員が行ったことがありませんので、ワクワクしてきます。
 3km弱の工程、楽しく行きましょう。

 なんとなく黄色く色づき始めた木々から初秋が感じられます。
 ダケカンバは黄葉に色づくようです。
 もっと荒れた登山道かと思いましたが、しっかりと草は刈られており快適な登山道です。

 時折聞こえてくるせせらぎの音も爽やかに感じられます。ひんやりとして気持ちいいです。
 蝉の声は聞こえてきません。喧騒がないのはいいことです。

8:00AM
 たまに後ろを振り向くと、少しづつ高度を上げていることがわかります。
 でも、後に楽しみが待っているから、あんまり振り向かないほうがいいよ。

 徳本峠まで残り2kmです。でも、明神からはまだ半分も来ていないことになります。
 勾配が段々ときつくなってきます。9月とはいえまだ暑いです。

 勾配がきつくなると、それまで陽気におしゃべりしていた声が聞こえなくなります。先頭はゆっくり歩いてくれていますのでちょうどいいペースです。知らない速い人が速歩で抜いていきますが気にしません。マイペースが大事です。いやこれ以上速くは歩けません。(^^ゞ

 明神側から登ってくると「最後の水」になります。徳本峠小屋には水はありません。自力で持ち上げるか水を買うしかありません。HPによれば1リットル200円とか。○はここで3リットル補給しました。
 注.小屋に着いてみたら飲料水は無料で置いてありました。お湯だけ有料でした。ガク!

8:20AM
 ○:「あ、また休憩ですか?」
 Kenちゃん:「何度でも休憩するんだよ」
 L:「興奮して鼻血出ちゃった。俺って若いね」 ブー!
 島さん:「ふん!」
 きくちゃん:「あ〜ぁ、まだこれからだっちゅうのに」
 ガンちゃん:「まだまだ登るんですか?」

 L:「何言ってるだ。元気いっぱいだもん。ありがとない。ガハハ」
 島さん:「ふん!」
 ガンちゃん:「そろそろおめかししとかないとねぇ」
 きくちゃん:「鳥さんはいいわねぇ。自由に飛んでいけるし。」

 最後の水場を過ぎたんですからもうひと登りです。なんだか天気もますます良くなってきて陽が差してきました。
 この分だと、穂高連峰が綺麗に見えるのではないでしょうか?
 台風が接近しているとは思えない好天気です。

 徳本峠まで1kmを切りました。地上だとあっと言う間ですが、山は地上の倍以上かかりますからね。
 どっちにしてもあと少しの辛抱です。元気が出てきます。

  徳本峠まで0.2km。おぉ、「霞沢岳」に行くルートはここで分岐します。ということは小屋からだと、一旦ここまで降りてくるんですね。
 夕方から合流する白○さんは明日、このルートを行く予定です。往復ですがちょっと時間がかかるコースなんです。9時間から13時間ぐらいかかる模様です(個人差による)が、次回は行ってみたいと思います。

9:00AM
 「はおぉぉ、徳本峠に着いちゃったよぉ」
 「やっと、着いたの?」
 「もう、歩くのヤダ」
 コースタームは明神から2時間半ですが、コースタイムより30分も早い2時間で着いちゃいました。どうしたんでしょ?先頭のペース配分が絶妙だったってことでしょう。

 「あ〜、疲れたぁ」
 「着いた、着いた。」
 「一休みしましょう」
 「テントが張ってある。テントも楽しそうですね」
 「皆さん、まだ振り返らないで下さいね。同時に振り返りますので。」

 「セーノ」 ぱっ!(振り返り)

 振り返れば「はっ」と息を呑む光景が飛び込んできます。

 「はっ」
 疲れも吹っ飛ぶ圧倒的な光景がそこには待っていました。

 「わぁ!」
 「うほーーーー」
 「・・・・・・・・・・・・・・」(言葉にならない)
 「なななな、何じゃこりゃ」
 「ぎゃぐぎょぴゃむっぴゃむ」
 「ウェストンはこの景色に悩殺されたんだな、きっと」


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