Mさんのお兄さんが企画・開催されてきたという「田麦山ロードレース」も早28回目とのこと。ずっと前から、こんなこんな面白いことを実行されていたとは驚きです。途中で、中越地震に見舞われ大きな被害を受けましたが、またこうして徐々に復興してきました。
 今日は、笑顔で走りぬきますよ。この大会を通じてまた多くの仲間とも知り合いになれそうです。
 日 時:2013年6月9日(日) 15k     快晴  気温21度 
 大会名:第28回 田麦山ロードレース
 参加者:Mさん(20分)、Hさん(10分)、〇(0) (HC) 急遽お手伝い:シェフ、PEIさん    総勢約350名

コース
 片道7.5Kmの往復コース。標高差180mというタフなコース。なんだ、たったの180mと思うかもしれないが、結構大変。よくもまぁ、こんなコースを作ってくれましたね、お兄さん!
恨みますよ。(笑)
快晴の田麦山   6:30
 朝から抜けるような快晴は絶好の登山日和です。(笑)
 マラソンには過酷な天候ですよ。過飲と寝不足の身体に鞭打って6時に起きてみると、すでに自転車部隊(地元のMTBクラブと東京電機大チーム)は着々と準備中です。
 森山工業には既に(毎年使用可能な?(笑))横断幕が掲げてあります。
 そう、ここは第3給水ポイントなんです。
朝食中       7:00

 自転車部隊は既に朝食中。魚沼産コシヒカリを竃で炊き上げています。おいしそうな香りが漂っています。

 シェフとペイさんも強制的に走路観察員に任命され、ボランティアに加わってもらうことになります。まぁ、いる者は誰でも使えというのが基本のようです。(笑)
僕たちも朝食    7:15

 シェフが昨晩のマイナスを取り返そうと必死です。Hさんと二人で朝食の準備。おいしい味噌汁ができそうです。でも、またここでシェフがマイナス5のミス。なんとMさんが味噌汁用に購入していた油揚げを入れるのを忘れてしまいました。当分、水面下ですね。(笑)

 昨日採取した山菜(ミズナ)は皮を剥かないといけません。沢山採ってきたので結構な手間です。学生諸君にお手伝い願います。で、出来上がった料理はばっちりでした。みずみずしい色をしていますよ。
さて、会場に移動します

 受付は7:30からです。旧田麦山小学校の校庭が駐車場になっているので車で行きます。すぐに現着です。
 
 先ほどの、自転車部隊がすでにスタンバイ完了しています。彼らは、マラソンの間中先になり後ろになり走路観察と応援をしてくれます。どうもありがとう。
受付    8:00

 受付はのんびりとしています。「ゼッケン引換証」なんてものはなく、氏名を言うだけでゼッケンをくれます。参加賞のタオルは3色の中から好きな色を選んで下さいとのことだったので、青を選びました。

 開会式は公民館(旧体育館)で行われるというので、そのまま中に入ります。小学校の施設がそのまま残っています。
開会式   8:35

 さしずめ東京マラソンならスタート位置に並んでいいる時間ですが、こちらは時間がゆっくり流れます。
 開会式が始まりました。子供たちが模範となって前のほうに並んでくれます。例によって、役員の挨拶から競技の注意まであります。

 15kに出場する50歳以上のメンバーです。32人。こんな小規模の大会もいいかも。
ロナウド君と再会を喜ぶ

 いました。「春の自然塾」でこの大会に参加するように促しておきましたが、しっかりと約束を守ってくれたようで再会できました。ちゃんと覚えていてくれました。
 ロナウド君(長岡科学技術大学大学院)は足が長いので速そう、と早くも注目の的です。同行されていた名誉教授は○の名前まで覚えて頂いていて恐縮です。健闘を誓い合います。
Mさん:「よう、ドナルド君来てくれたね」
〇:「それって、ディスニーの世界だってば」(笑)
スタート5分前

 スタートラインのすぐ後ろです。いつでも最前列からスタートできます。しかも、8Kと15kは同時スタートだそうです。

 Hさん、なかなかしゃれたユニフォームを着ていますね。上から下までコーディネートされています。

 緊張感も何もないですね。(笑) 
スタートの時刻ですが    9:00

 スタート予定時刻の9:00になりました。いきなり「ちびっこお楽しみレースが終わってからのスタートになりますのでちょっとお待ちください」とのアナウンスがあります。

 ちびっこたちが50mほど先のお菓子?までダッシュです。
 未来の田麦山を背負って走れ!
 ピストルが不調でなりません。「一年ぶりですから」どっ!
頑張るぞ

 八海山争奪戦、ガチ勝負! HDCPは次の通りに決めました。
 〇とMさん(73歳):20分
 〇とHさん(65歳):10分
 HさんとMさん:10分   あれ?1歳1分じゃなかった?

 Mさん:「勝負に勝つつもりでマジで走るからな」
 Hさん:「口先だけだから大丈夫だよ」
まもなくスタートです      9:03

 やっと、マラソンのスタートらしい光景になってきました。緊張が高まっています。ちなみに仮設トイレとかはありませんので、催した人は校舎に入ってください。
 
 すぐ後ろにロナウド君がいます。Hさんもいます。立川トライアスロンもMさんもいます。Mさんはずーっと後方に下がっていった模様です。
スタート    9:05 ごろ (いい加減?)

 いよいよスタートです。スタートラインまで移動します。って、もしかして最前列にいるか?やばいのでちょっと後方に下がりましょう。はい。といっても2mぐらいしか下がりませんけどね。

 ついに、号砲がカワイクなりました。一斉にスタートします。すごく速い。圧倒的なスピードです。地方大会とは思えません。(-_-;)
 でも、よくあとで考えたら8kの選手も同時スタートしているんだからスピードが違うのは当然ですね。
1km/14km

 やや緩い上りこう配ですが先頭集団は見る見るうちに遠ざかって行きます。〇はマイペースを貫こうと思ってたんですが、いつの間にか先頭集団のハイペースに巻き込まれたようです。入りの1kmをなんと4分6秒という過去にも経験したことのない超ハイペースで入ってしまいます。

 最初の下りにさしかかり、先頭集団は更に加速しますが、○は自重してマイペースで走ろうと思いますが、下り坂になりセーブが効きません。
2km/13km

 1.5kmあたりが森山工業前です。帰りには給水所になります。森山さんの奥さんをはじめ、田植えやボランティア仲間が声援しています。ここでもつい、ペースアップしてしまい、この区間も分7秒というとんでもないタイムで通過します。もしかしたら距離が短い?○が逆立ちしたってこんなに速く走れるわけがありません。

 あ、ここから徐々に上りが始まりますヨ。早くも息が上がってきます。
3km/12km

 この辺りにはまだ人家がポツポツとありますが住居者はいません。この辺りは中越地震の被害が一番多かった地域です。この先の集落にも今は誰もいません。勾配が急になって来ます。息づかいが荒くなってきたのが自分でもはっきり自覚できます。立川トライアスロンのMさんにここで抜かれます。軽く挨拶されてすぐにく見えなくなってしまいました。 3kmを通過します。この区間、4分48秒とペースがガクンと落ちてきました。まだまだ上りはこれからですよ。
4km/11km

 折り返してくるランナーと出会います。え?もうですか?何分ぐらい離れているんでしょ?じっくり考えることもなく、8kのランナーだったことが解りほっとします。

 だらだらと上りがあり、いつまで続くんでしょうね?
 4kの看板は同時に8kの折り返しの看板でもあります。
 この区間、4分47秒とまだかろうじて5分を切っています。
5km/10km

 8kのランナーが折り返して行くと、急に寂しくなります。前後のランナーの間隔が開きます。警察の車輌が止まっていて拡声器で応援しいます。どうやら救護車を兼ねているようです。名簿も持っているらしく「ウガンダから来たロナウド君頑張れ」と言っています。「え?」〇はびっくりして後ろを振り向くと、ロナウド君が10mぐらい後ろに迫っています。やばい、ロナウド君にかわされそう。

 この区間、4分42秒とちょっとだけ持ち直しました。
6km/9km

 上り勾配は益々厳しさを増してきます。道の両脇にはタニウツギの木が群生していて、ピンクの花を咲かせています。ウドの香りもします。
 このポイントでシェフが走路監視をしています。どすの利いた低音で「しっかり走れ」と叱咤激励されてビビります。
 ものすごい、アップダウンがあります。帰りにここを上るのかと思うとがっくりです。

 この区間、5分15秒です。あぁ、ついに5分の大台を超えてしまいました。
7km/8km

 Peiさんが走路監視しています。おや、写真を撮ってくれています。「遅いぞ!」と声をかけられます。どうやら、9時ピッタリにスタートしたと思い込んでいるようです。
 ここを過ぎれば7.5kmの折り返しまではすぐです。分岐のところで給水していた女性が「あ、佐賀の人ですよね」と言ってくれました。「コバトン」をつけているので”埼玉”と言われるのは慣れていますが、佐賀と言われるともっと嬉しいです。この区間、5分5秒かかっています。もう4分台は無理かも。
7.5km地点折り返し

 分岐からちょっと下ると折り返し地点です。この手前で多摩市のMさんとすれ違います。ハイタッチ!
 以前はここに水力発電所があったそうですが、集団疎開で人がいなくなり発電所もなくなったそうです。
 このあたりには「山菜を勝手に採ってはいけません」という看板があります。さすがに山菜の宝庫だけあって他地区ナンバーの車が多かったようです。
頑張るMさん

 〇が折り返して3分ほどでHさんとすれ違います。あれ?そうすると都合何分のリードになるんだっけ?算数ができません。8km地点で再びPeiさんの応援を受けます。周りには誰もいませんよ。
 一人のランナーが元気よく上ってきます。「Mさん、頑張れ」と声援を送りますが「おぅ!」と言葉が返ってきただけです。しかし、73歳でよく頑張るなぁ!と感心しきりです。
シェフの応援

 6.5km(8.5km)付近ではシェフの応援を受けました。半ば強制的に走路監視をお願いしたものです。
 「マラソンの走路監視なんて初めてだから、どんな言葉をかけていいかわかんなかったよ」とかいいながら、ボランティアを楽しんで頂いています。
中越地震の爪痕

 コースの至る所でこういった地滑りの跡が残っています。中越地震で河岸段丘が思いっきりずれた模様です。森山工業の家屋も20cmずれたそうです。生々しい傷跡も力強い植生が覆い隠そうとしています。自然の力は強い!

10kmの通過タイムが49分5秒です。まぁ、キロ5分の予定通りってところでしょうか。
○のフィニッシュ    1時間13分42秒

 残り1.5km地点(森山工業)からの上りが非常にきつかった。もう、歩いちゃおうかと思ったくらいです。上りつめてからやっと楽になりました。最後はそのままの勢いでなだれ込むようにゴールです。

 〇の記録です。平均でかろうじて5分を切りました。
Hさんが来ました

 Hさんが元気にゴールに飛び込んできました。記録は1時間26分47秒です。目標の25分切りが達成できずに残念そうです。7km過ぎの給水所でゼリーを摂ったりして2分ぐらいロスしたのではないでしょうか。

 その前にロナウド君が入っています。上りでかなり疲れたようです。一時は〇の背中に迫っていたんですが、その後の上りで遅れてしまったようです。
Mさんが来ない

 Mさんが戻ってきません。〇は心配になって戻ってみます。700mぐらい戻ったところに村の一団がいます。
 「勇ちゃん、まだ来ねぇが?」
 「あ、来たど、見えたぞ、きっとあれだんべ」
 「そが? これが楽しみでめぇどし応援するんだべ」
 
 「なぁんだ?勇ちゃんじゃないべ」 ガッハッハ!
Mさんフィニッシュです

 まぁ、どこでお茶を飲んでたんだが、やっどのことでMさんがやってきました。気丈に「おぉ、今日は新記録だべ」とか叫びながら応援団の前を通過します。すると、次の家からも声援が。あっちこっちの家から「勇ちゃん、いいど、頑張れ」の声援が飛びます。

 で、やっとのことでゴールしました。時間は1時間47分31秒です。だめだこりゃ、昨年より8分も遅いそうです。
 腹いせに、ロナルド君をいじめるMさんの姿がそこにあります。
表彰式

 体育館ではすでに表彰式が始まっいます。3kmの部からです。
 手製の立派なトロフィーがお兄さん(大会会長)の手から渡されます。こうやって小さいころからマラソンに親しめる環境を与えているお兄さんは偉いですね。
結果

 〇の一人勝ちですね。カッカッカ!

 ♪八海山 八海山♪

Mさん:「いいか、今年の記録を参考にして来年のハンディキャップを作るぞ」

   まったくもって懲りない人です。まさかそこまで計算して走ったとか?
   まぁ、一体いくつまで走る気でしょう?80歳でエベレスト無理? (笑)
   来年の楽しみが増えましたネ。誰か一緒に八海山に参戦しませんか?(爆)