魚沼産コシヒカリの本場である田麦山にもようやく遅い春が訪れました。
 「田植え」です。こちらで田植えをするのは初めてなので要領を得ません。
 さて、どうなりますやら・・・

 2013春の自然塾の模様はまだHPにはアップできていません。
ダイジェスト版が発行されましたので、先に紹介しちゃいます。(^^ゞ
 
トレセンランド到着

 田麦山は赤谷から約100kmのところにあります。高速でも100km,国道17号線を走っても100kmと距離は変わりません。北海道よろしく70km/hの低速走行が期待出来ましたが、結果はダメでした。たっぷり3時間かかります。

 「東京百姓の会」(会長はもちろんMさん)は先週、主に女性会員で田植えを行ったそうです。今週も引き続き早朝から田植え中です。

 途中、コメリによって必要なグッズを買おうと相談していたんですが、運転手〇の迷走で通過してしまったようで何も買わずに来てしまいます。

 この場所は、「春の自然塾」が開催された場所です。
 ・この田んぼ道は「秋のクロカン」で走るコースです
 ・「トレセンランド」(意味聞くの忘れました)はこの先にあります
 ・岩栗ランドはちょっと離れた場所にあります。只今開墾中!
 ・田麦山街道?
田んぼ

 田んぼの位置確認に出かけます。最初は、すぐ近くの裏山かと思い、ウロウロしたんですが見つからず。
 Mさんのお兄さんに聞いても、「口では説明できん」と言われて、明日のマラソン大会準備で忙しいお兄さんに同乗してもらい、一路山へ。
 この手前で、〇の四駆もあえなくダウン!しかも、前方を草むらに隠れていた岩にぶつけるし、バックすればマフラーをこすっているし、、散々。

 「おぉ、あそこで作業しているのがそうかな?」

 山の一番上のほうが「東京百姓の会」で管理している田んぼのようです。

 近づいてみましょう。
今どきの田植えスタイル

 
完全防虫スタイルが基本だそうです。ブト(ブヨに似ているが、ちょっと違う)がこの時期には大量発生するとのこと。〇は苗場山でブヨに襲撃され、かゆくて困ったことがあります。その後、ブヨ対策にハッカ水を作って持ち歩くようにしていますが、今回は「そんなの聞いてないよ」と言ってもあとの祭り。頭から足の先まで素肌を露出させての田植えは厳禁だそうです。で、左側の女性(実はMさんの奥さんです)のようなスタイルが基本です。

 じゃ、右側の女性(新潟から来ているボランティア)は? 「強い」ですね!
 急遽、田植えスタイルに変装したPeiさん

 
腕には「手抜き」ならぬ「腕抜き?」を持参していました。
 傑作は足です!田植え用の長靴なんてあるの?」(〇も知りません)
 何を思ったか、短パン、靴下の上に登山用のスパッツを付けました。
 ヒヒヒ、まったくいい格好です。笑い転げてしまいます。
 「いいんだ、恰好じゃない」

 で、明日は「田麦山ロードレースに出場ですか?」
 「いや、毎日のトレーニングだよ」  (うそばっかし・・)

 
上の田

 
「東京百姓の会」の田んぼにはそれぞれ名前がついています。今でいう命名権?
 一番上にあるから「上の田」でしょうか?

 おぉ、やってます。植えてます。
 「東京百姓の会」で植えている田んぼは全くの自然です。
 無農薬の証拠に、この田んぼにはものすごい数の「おたまじゃくし」や「タニシ」がうようよいます。田植えも昔ながらの「手植え」です。田植え機(早苗だべさ!って昔CMありましたね)は使いません。

 「よ、頑張ってますね」と声をかけてもだれも振り向きません。黙々と田植えしています。

呼吸ぴったり

 「おい、苗をよこせ」
 「はいな」

 「シートが少し曲がりそうだ」
 「いいですよ、そのままで」

 「今晩は飲むぞ」
 「明日に影響のないように」


 などと会話しているのかどうかは関知しません。(-_-;)

 一方、「ターザンロープ」作業は

 シェフと〇は「ターザンロープ」のセッティングを言い渡されました。田植え回避です。
 「ターザンロープ」は「冒険砦」(と呼んでいる)櫓の上からワイヤーを張って、滑車につけた浮きにまたがり、滑空する遊びで、明日のマラソン大会当日に無料開放するようです。
 今シーズンの使い始めということで、「
ネット張り」、「縄梯子張り」、「ブランコ整備」その他点検を行います。

 こういった作業も得意とするシェフは、昨晩(いや、今朝方です)「どなん60度」をストレートでガンガン飲んでしまい激しい二日酔いのまま砦の上に登ってしまいます。大丈夫かなぁ。
 2度ほど、登るのを失敗しましたね。(-_-;)

櫓の上

 実は「冒険砦(櫓)」の上まで上がるのは大変なんです。まず垂直にたらされたロープを腕力だけで下の段まで上り、上の段に上るには、オーバハングの岩に足をかけるようにして上らないといけません。子供には上らせません。

 櫓の上に立ってみるとかなりの高度感があります。しかも、材木が一部腐食していそうでいつ崩れるとも限りません。
 間もなく改装しないといけない時期にきています。
セッティングまで1時間以上かかって

 ネット:「正方形なのでどんな風にセットしてもうまくいくからね」というMさんの指示は受けたものの、向こう側の柱にロープの遠端をくくりつけるとどうしても長さがたりません。
 田植え中のMさんのところに再度聞きに行くと「転落防止用のロープを一度外さないとだめだよ」と言われ、今度は「転落防止用ロープ」を外すと、正面にボルトで固定された横木が邪魔をします。なんだかんだと、やり直してやっとのことでネットを設置。試に〇がネットを登ってみました。TVでやっている「サスケ」の気分です。オーバハングも味わえます。でも膝を強く打ってしまいます。イタタ!

 ラダー:設置は簡単でしたが、水平にならなかったり、斜めの木に当たったりで上りにくい梯子になってしまいます。

ブランコ:シェフが水平になるようにセッティングして簡単に完了。足場の草払いまでやります。
 ついでに、ターザンロープであっちまで行ってみたい衝動に駆られます。
田植えに戻ります

 
田植えは「上の田」が終わり、「みすず田」に移っています。この「みすず田」は、みすずちゃんという女の子の名前をつけました。みすずちゃんは大喜びで、以来毎年「田植え」や「稲刈り」に参加しています。

 いやぁ、「日本のいい風景だな」などと言いながら写真を撮っている〇です。
 〇:「ほら、しっかり植えろ。ぼけーっとしてるとカラスが糞するぞ」
 Mさん:「〇、お前も植えろ」

 赤さん:「暗くなってくるとブトに襲われるぞ。先週は手首が2倍に腫れたんだぞ」
 〇:「ひえ〜、お代官様お許しを」

 Xさん:「完全防虫スタイルはするものよ」

独特なシート

 さて、お気づきでしょうが、この田んぼでは特殊なシートを敷いて苗を植えています。このシートは、
 ・2か月ぐらいで溶ける水溶性シート
 ・雑草が生えにくい
という長所があり、頻繁に東京から新潟に通えない「東京百姓の会」ではこういうのを使用せざるを得ません。
 他方、
 ・植生に影響があるかも(雑草も自然のうち)
 ・生物(カエルやタニシ・・)にどのような影響があるのか
 が、証明されていないため、官庁機関はこのシートを全面的に推奨していません。
 苗の植え方は、まずシートに手で穴を開け、そこに苗を植えます。こういう田植えの仕方だから田植え機での田植えはできないんですね。 Peiさん、40年ぶりとは思えない板についた作業でまたまたMさんに二重丸をもらっています。これで、毎年恒例になりますね。

 水回り

  「上の田」はだいぶ水が溜まってきました。清水は冷たいので、直接田んぼに引き入れると苗が「冷たい」といって育ちが悪くなります。そこで、水を迂回させて水温を上げなければいけません。

 鍬を持つ手も決まっているMさんです。
 あれ?
 〇:「Mさん、サウスポー?」
 Mさん:「お、そうか? こっちだと 、あれ? やっぱりこっちのほうがやりやすい」
 ということで、鍬やスコップ、槇割り時だけサウスポーになるMさんです。(発見)
 でも、両手が使えると岩場での作業が助かりますよね。

 PS.今でもトレーニングでは走る以外に「腕立て伏せ」(ここまでは普通ですね)、「懸垂」も欠かさないMさんです。と、Hさんが言っています。はぁ、73歳、やるねぇ。
 この木は?

 
何の木?
 

 Mさん:「よし、今晩の酒のツマミを取りに行くぞ」
 〇:「同行します」
 Mさん:「ちょっと山の奥に入っていくぞ」

 シェフと〇が後を追いますが、スタスタと奥に入っていき、付いていくのが大変です。シェフは普通の運動靴ですし。

 この時期、まだ山菜が残っているのかなぁ?疑心暗鬼の〇です。
 ココ取れ

 Mさん:「シェフはここ、〇はそっち。はい、取って」
 シェフ:「はい、承知しました」
     急こう配で苦戦中
 〇:「これって何?どうやって食べるの?」
 Mさん:「ミズナといってな、あっさりしておいしいぞ」
 〇:「単なる雑草にしか見えません」


 Mさん:「俺はあっちに行ってくるかからな」
 〇:(「野〇ソ」でもしに行くのかな・・)
 
 Mさん、ゴソゴソ、バキバキ
 ウド

 まだ、山ウドが残っています。
 先の柔らかいほうはまだウド特有の香ばしい香りがしてうまそうです。
 Mさんはこれを取っていました。(「野・・ではありませんでした。(-_-;))

 5分もすればビニール袋いっぱいの山菜がゲットできます。

 (追補)
  夜の酒のツマミに出てきました。ミズナは皮をむいてから5cmほどに切ってからゆでます。  鮮やかな緑色をしていて、ポン酢などでいただきます。
 ウドは、ゴマと和えて出てきました。ツマミになった写真は撮り忘れました。

 地酒「田友」によく合います。
まだまだ田植えは進行中です

 こちらは、夜の酒のツマミをゲットしました。戻ってみるとまだ田植えは続いています。

〇:「これが食べたかったら早く田植えを終わることだね、ケケケ」
みんな:「この列を植えれば、終わりにすっからヨ」
 はい、お疲れのポーズ

 〇:「朝から、ずっと腰曲げての田植えでお疲れでしょう?」
 YLさん:「あははは、もう笑うっきゃないっしょ」
 Hさん:「あ〜、腰が痛いよ〜」
 Peiさん:「うぉぉぉ、猛烈に腰が砕けちまう、ぎええええ」
 Xさん:(黙々・・・・田麦山の女はよく働くでしょ!


 〇:「いやぁ、お蔭でいい写真が撮れましたよ」

 しっかし、面白い写真でしょ!みなさん芸人ですから。(笑)

 (クリックして拡大します。全部の写真がそうですけどね)
 「なかよし田」

 Mさん:「最後はナカヨシダだ。行くぞ」
 〇:「はい、中吉田ですか?」(えらい勘違いをしていることに気が付いていない)

 「なかよし田」が正解でした。(-_-;)

 ここは、苗が足りずに少しだけ植え残しがあります。
 〇:「Mさん、張り切ってどうぞ」

 Mさん:「田んぼの周りをぐるっと一周してみな」
 棚田のある風景

 これが、日本一おいしいと言われている「魚沼産コシヒカリ」ができる棚田です。なんか、心が落ち着きますね。

 あれ?この風景って〇の田舎の棚田にもどことなく似ていますよね。
 佐賀(玄海町)の田舎に帰ってきたような錯覚になります。


 セリ

 棚田を撮影してほっこり気分になって田んぼを一周しています。
 Mさんは、一人苗を植えています。(-_-;)

 「お、セリがある」
 「よよ、あっちにもこっちにも」

 ということで、この田んぼではセリも植えてあるのです。(自然ですが)

 こいつも、今夜の酒のツマミにしてしまいましょう。明日の味噌汁に入れてもいいでしょう。

 セリにタニシ

 いそいそとセリを採取していると、なんとタニシがセリにしがみついています。なんという自然の宝庫でしょう!

 誰だっけ「タニシはおいしいよ、昔よく食べた」と言っている人がいました。



 さて、田植え終了。
 晩御飯の前に全員でお風呂に行きましょう!賛成!
 風呂場のギャラリー

 越後川口駅の裏山にある「ホテル サンローラ」という温泉浴場に連れ立っていきます。700円と少々高めですが、丘の上にあり眺めもいいということで、田植え団体で押しかけます。

 浴場に続く廊下がギャラリーになっていて、写真が展示してあります。
 「お、春の自然塾の写真がある」 一番最初に飛び込んでくる写真です。

 なんと、集合写真ですが〇も写っています。びっくり仰天です。先の広報用チラシにも写っていないのに、いつの間にって感じの写真です。

 ロナウド君(ウガンダ・長岡科学技術大学大学院に留学中。広報のチラシは名前が間違っています。ディズニーランドじゃないんですから。(笑))もしっかり写っていますね。明日の「田麦山ロードレース」での再会を誓って別れましたが、果たして現れるか?楽しみです。
 露天風呂から

 ちょうどサンセットの時間帯です。露天風呂で今日一日の疲れを癒しながらサンセットを楽しむのも乙なものです。

 ちょうど、〇はカメラを脱衣場のロッカーに持ってきたのですぐに取りに戻ります。

 あぁ、いい湯だな!
 間もなくサンセット

 秋じゃないので、ストンとは落ちませんね。
 春の夕日は時間をかけてゆっくり沈むんです。知ってました? (USO)

 
 ちょっと雲が高い

 〇は海に落ちる夕日はよく見て育ちましたが、山に落ちる夕日は山に登った時しか見ていません。
 山に落ちるはずだったのですが、雲が高く雲の中に落ちそうです。
 同じ姿勢で

 急に夜の帳が降りてきます。
 左側に人は10分以上も同じ体制で夕日を見続けています。(笑)

 いや、見事なサンセットショーです。

 では、ビールをグバーと飲みに戻りましょうか!
 田植えの儀式

 さて、田麦山では昔っからの言い伝えで「田植えの後の儀式」があるそうです。
 〇は「なんで稲の苗がコップに刺さってるの?」と首をかしげていました。

 昔は、酒だったんでしょうか。容器もコップじゃなく土器?
 
 Mさんの挨拶と音頭で2拝2拍手1拝を合わせて儀式は終了。

 さぁ、飲むぞ!
 と言っても、明日は「田麦山ロードレース」に参戦です。
 てげてげにして、寝ることにします。

 が、1時ごろまでうるさかったなぁ。寝不足!

 無料開放されたターザンロープ

 翌日の風景です。「田麦山ロードレース」(別掲)の日はトレセンランドを無料開放して子供たちに遊んでもらいます。(要保護者同伴)

 子供達が入れ代わり立ち代わり「ターザンロープ」でビューンと滑空するのをみてこちらもうれしくなります。

 Mさん:「乗り場まではロープを使え。腕力だけで上るんだ。」
 ガキ:「あっちの梯子がいい」
 Mさん:「ダメだ。ロープで上れない奴はターザンロープやらせない」
  (よその子だろうが関係ない)
 ガキ:「・・・・」しぶしぶ。

 ヒューン、わぁい、楽し!
僕、またげるもん

 一人だけ「ターザンロープ」を怖がって乗れない子がいます。補助についたHさんとPeiさんが滑車を固定して動かないようにして、浮きにまたがせます。

 Hさん、「ほら、左足できた。次は右足で玉をまたいで」
 ガキ:「いやだぁ、両足が離れると怖いよぉ」
 Peiさん:「大丈夫、勇気をもって、男だろ、そら行け」
 ガキ:「やだ、怖いよーーーー」
 Hさん:「おじさんがまたがせてあげる」


 〇:ボソッと・・・「そうだよな、君にはまだ『マタ毛』ないもんな」。(-_-;)

 (写真の子はバンバン滑空できる子です)
 綱渡り

 高いところが好きなHさん、冒険砦が少しかしいでいるので補強用のロープで引っ張ってありますが、ここを渡ろうとしています。
 危険だから止めなさいって。落ちたら重症ですよ江。


 ということで、楽しい「ターザンロープ」です。

 この施設は「秋の自然塾」(9月末開催)でもやりますので、こうご期待!


さ、明日(6月9日)は、いよいよ「田麦山ロードレース」本番です。

 ♪八海山、八海山♪