木曾駒ケ岳から空木岳への縦走最終日(といっても3日だけ)は、早朝に空木岳に登って展望を楽しんだ後は、約10kmも延々と下らないといけない。これはこれで、気分が乗らない行程になりそうだ。
 日 時:2011年9月8日(木)     
 山 名:空木岳 (標高2,864m)    
 参加者:◎

空木岳に向けて   6:00

 ご来光が見えるわけでもなし。今日はゆっくり出発。2食付のお客様が朝食を食べている間に、こちらもお湯を沸かして朝食。食欲がないのでスープとパン一個。
 ほとんど団子状態で5時半に小屋を出る。
 木曾殿山荘がみるみる小さくなっていく。東川岳から急降下したのがよく解る。
 グングンと高度を稼いでいく。
第1ピーク     6:30

 傾斜が急になってくる。最初の岩峰群が第1ピーク。小屋の管理人にここから先はストックは使わないで三点確保で登るべし、とアドバイスされていたので、ここからは○がストックを持つ。
 第1ピークを振り返ると、団子状態のまま登ってきている。
  パノラマ

 東川岳から熊沢岳に続く稜線はゴジラの背になっている。
 御嶽山が見えている。
第2ピーク   6:55

 でかい岩の上が山頂か?と思ったが、まだ第2ピークだった。鎖場をよじ登り第2ピークを過ぎると、やっと第3ピーク(=空木岳山頂)が見えてくる。
 おぉ、あそこだ!、既に山頂では登山者がうろついている。
空木岳山頂   標高2,864m  7:05

 山頂はかなり広い。深呼吸して空気をいっぱい吸い込んでみる。うまい!

 富士山は塩見岳にかなり隠されている。
北アルプスだ ! 

 木曾駒ケ岳の左側に北アルプスが見えている。穂高連峰と槍ヶ岳がくっきりと見えている。ということは、向こうからもこちらが見えているということなんだけどね。

 方や、南駒ケ岳。片道1時間15分ぐらいだそうだ。その先は越百山(こすもやま)まで6時間の縦走だそうだ。いつかは行ってみたい。
八ヶ岳方面、南アルプス方面

 南アルプスの左側は八ヶ岳だと思う。
 南アルプスは今日も終日見守ってくれるのかも。
 やっぱり、心残りはかえすがえすも聖岳だ。
駒峰ヒュッテ

 地元の山岳会が主体で管理している綺麗な山小屋。9月になると平日は小屋番不在というから心配でしょう。素泊まり3,500円、シュラフ持ち上げなくて借りる人はプラス1,000円(2011年)という利用料金。だーれもいないときに利用させてもらうと至福。

 空木岳から南駒ケ岳。10%くらいの人が向かうみたい。

空木岳

 一応、記念撮影はしておこう。来年の年賀状用?
ボチボチ降りるか  07:30

 山頂でゆっくりくつろいでいる時間が最高!
 360度の展望はいつまで見ていても飽きることはない。

 ただ、下山(池山まで10km)のことを考えるとグズグズもしていられないんだ。
駒峰ヒュッテへ   

 花崗岩大地から削られた砂粒がサラサラと気持ちよい。これから下界に下りることになるので、シャツは1枚ずつ脱いでいく。面倒だからここでTシャツ一枚になる。
駒峰ヒュッテ   7:40

 窓から中を覗くと「小屋番不在」という看板が置いてあり、近くには、簡単な飲み物とか食べ物が陳列してある。利用者は、使った分だけ支払うシステムのようだ。山には悪人はいないから大丈夫だとは思うけど。
 天気がいい日なら夕陽、朝日とも山頂で見ることが出来、夜は満天の星を満喫できそうだ。
どんどん降りる

 地図に載っている「駒石」ってもしかしてアレのことかな?

 宝剣岳もしっかり見えていて、名残惜しい風景だから、しかりと目に焼き付けておこう。
駒石    08:25

 このあたりはルートが2股に分かれているらし。空木岳避難小屋経由だと30分ほど余計にかかるみたいだ。

 駒石と空木岳、、、、見る角度によっては乳頭山に近いかもね。バキッ!!☆/(x_x)
秋です

 ナナカマドの実が赤く色づき始めている。秋はすぐそこまでやってきている。

 あぁ、樹林帯に入ってしまう。展望がなくなる。やだなぁ。
分岐(合流)    08:35

 秋の代表的な高山植物である「リンドウ」だが、本当に空木岳ではあまり見かけなかった。片手ぐらいかな。

 空木岳避難小屋ルートと合流する。池山までまで7kmもある。暑くなってきたし、最悪!

やっと宝剣岳より標高が下になった   09:00

 タケシマラン

 木々の隙間から遠くに宝剣岳が見える。まだロープウェイの終点(千畳敷カール)より高い位置にいるのだ。

こちらも赤い実

 ゴゼンタチバナ:今が見頃

 ハリブキの実
大地獄     10:30



 変化のない樹林帯にあって、小地獄と大地獄は岩場、鎖場でちょっと涼しい思いをする。しかし、この看板は登りでは見つけられないし、下りでも見付けられれば幸運でしかない。
マセナギ   11:15

 ダイモンジソウ

 マセナギってどういう意味でしょうか、わかりません。
 菅の台(駐車場)まで、まだ6kっもある。
池山避難小屋付近   12:00

 オオカメノキ

 冷たい水が水槽にいっぱい。ここまで4リットルの水を担いできたが、2リットルを放出して冷たい水を汲む。
 ほぼ一緒に降りてきた3人がタクシーを呼んでいる。
林道終点   13:15

 木曾殿山荘は確かに【要予約】って書いてある。どうせなら【予約がなしでは宿泊不可】って書いたほうが適切かも。現在、タクシーはここまでは来ないらしく、さらに20分ほど下るみたい。駐車場までまだ1.1時間か、、。

 三本木地蔵
 タクシーはこの下までやってくる。2,400円くらいらしい。さっきの3人がタクシーを待っている。直に来た。いいなぁ。
池山尾根登山口   14:30

 長くつらかった下山道もやっと終点。ここに駐車場はなく、バス停の駐車場まで500m。一旦、登山靴を脱いで、足を投げ出す。

バス停に戻ると、駐車場は8割がた埋まっていた。

 コマクサの湯は車がいっぱい停まっていたので、車で3分ぐらいのところにある「こまゆき荘」でお風呂に入る。内湯しかないが、3日分の汗を流すには十分。ほぼ貸切状態でガラガラだった。まだ施設も新しい。タクシー代を浮かせたのでリッチな夕食にするか?・・・500円/人の夕食だったけど。


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