天気予報は今週末も雨を予測している。どうか晴れてくれ、との願いもむなしくやっぱり雨。ガックリしながら食事。イジイジしてもしょうがないので行くぞ。予定通り三本槍まで行けるかどうかわからないが途中で引き返してもいいや、という心構えで決心。

 ●日時:2000年6月24日(土) 雨(終日)
 ●参加者:Tama、Tsuchi、○×2

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 行動地図

 ロープウェイは使わないので、上の方の駐車場まで車で上る。帰りの楽しみを考えれば北湯に降りたいところ。車が2台あればその楽しみが味わえるのだが。今回は往復することにする。

 


 峠の茶屋 1,480m 9:15 13.6度

 朝食をバクバク食べていたら(バイキングにお菓子付きとくりゃ)出立が遅くなってしまう。今日もやっぱり雨。誰だぁ、雨男/雨女は。と悔やんでもしょうがない、行くしかないね。行けるところまで行こう。風が吹いてりゃそこでやめるさ。

 那須登山指導所の看板

  やっぱり、登山届けは必要だよね。登山届けを書いているウチに、看板の注意書きを読む。ふむふむ。

 那須岳登山口

  こっから日本100名山の一つ那須岳の登山が始まる。緊張の一瞬。

 ウラジロヨウラク(ツリガネツツジ)

  登り始めると真っ先に鮮やかなピンクの花に巡り会える。合羽の中は蒸し暑いがきれいな花を見ると心が和む。

 ササの解説

  「チシマザサ」と「ミヤコザサ」の解説が書いてある。しっかり勉強しいや。

 峰の茶屋が見えた

 登りはじめて50分。霧の中からぼぉっと小屋が現れる。あれ?もう小屋に着いちゃったよ。眼鏡が曇っているのでほとんど何も見えなかったが。

 峰の茶屋 10:00

 1昨年?新しく建てられた避難小屋。そう言えば、96年に行ったときには、崩れた小屋の残骸しかなかった。りっぱなログハウスに生まれ変わっている。中もとてもきれい。だけどトイレはない。

 峰の茶屋前

 冬から春にかけては、突風の発生場所として有名。ここの風に吹き飛ばされて他界した人数知れず。でも、今日は風がなさすぎで、蒸し暑い。少しぐらい風がほしい。

 コケモモ

 だと思うんだけど。自身がない。誰か教えて。

 イワカガミ

 ご多分に漏れず、ここでもイワカガミの群生があちこちに見られる。

 朝日岳に向かう

 なんだか中国の風景に似ている(中国には行ったこともないのに)気がする

。やっと、待望の岩場がやってくる。ワクワクして登る。

 すれ違う

 朝日岳方面から降りてきた人とすれ違う。こっちが登りなのに無視してズンズンと降りてくる。全く危ない人だ。よけてもくれない。ったく、もう。

 クサリ場

 朝日岳は北アルプスの穂高岳に似ているところから「ニセ穂高」と呼ばれている。ちょっと緊張してバランスが悪い人がいるが、これから鍛えてバランス感覚を磨くことにします。

 朝日岳 1,896m 11:15 8.4度

 ガスで何も見えない。晴れていれば、三本槍も茶臼岳もきれいに見えるのに残念だ。山頂の看板もずぶぬれでかわいそう。

 朝日岳

  はぁ、これから先三本槍まで行くのかねぇ?どうしようか、と打ち合わせの最中。天気は回復しそうにないし、かといってここで敗退するのはイヤダし。はぁ、、、、出るのはため息ばかり。

 「行けるところまで行こう」という結論になる。

 熊味曽根J 1,875m  11:30 11.2度

 Jの意味って何でしょうね? この先に標高1,900mの熊味曽根Pというのがある。Pはピークだろうけど。などと考えられない頭をひねりながら無言で通過する。

 コイワカガミ

 清水平に下る途中の階段。ひえぇ〜、コイワカガミが群生しているよ。これだけ群生しているとサスガに見事。
 清水平 標高1,800m 11:55〜12:25 11.7度

 木道の中を歩く。尾瀬ではありませんので念のため。おなかがすいたが休憩する場所がない。そこで、適当な場所を見つけて、ツエルトをみんなで被ってツエルトの中でツツマシイ昼食。寒さをしのげるだけでもありがたい。引き返そうかと話し合うが、ここまで来たのだから三本槍まで行こう!! 元気が出る。

 清水平の分岐点

 北湯に向かうにはここから分岐して南下する。あのおっかない岩場が通過できなければここから北湯に向かうのだ。風もないし、このまま三本槍まで行ってみよう。

 ミツバオウレン

 雨に濡れても燦然と輝くこの花はミツバオウレンです。

 アズマシャクナゲ

 シャクナゲでも咲く時期が微妙に違うようで、ハクサンシャクナゲとアズマシャクナゲは既に開花時期が終わりのようである。キバナシャクナゲはまだかな?

 三本槍岳 1916.9m 13:03 9.2度

ふわぁ、長い道のりだったぁ。見えた見えたよ、山本槍がぁ。っとぉ、あっさり(でもないか)征服。三本槍は鋭鋒と思われるが実際には重量感のあるゆったりとした山容。会津、那須、黒羽の三藩が国境を確認するため五月五日の初節句の日にそれぞれ槍を立てたという故事に由来する。

 三本槍山頂

  レインコートで蒸れた体でやっとのことでたどり着いた山頂。展望が全くなく、つまんない。何も見えない。こりゃだめだぁ。

 那須岳

 日本100名山としての那須岳は、「茶臼岳」「朝日岳」と、この「三本槍岳」の総称なのだ。だから、茶臼岳だけとかでは登ったことにはならないのだ。知ってた?


 帰路

 雨に煙る登山道の先の方に、清水平の木道が見える。その先は熊見曽根1900m峰。

 清水平に向かって下る

 雨に煙る這松樹林の中を下る変人の一行。(。_*)★\Baki ^^;
逆に言うと、このめ雨の中ではだーれも登って来ないので登山道もほぼ独占状態。


 熊味曽根のピーク

 熊味曽根にはJ(1,875m)とピーク(1,900m)がある。ここで1本と行きたいところだが雨の中では休む気にもなれない。

 朝日岳への分岐

 やっとここまで戻ってきたよ。登るときには気がつかなかったが一応ベンチがあったりして。ここにザックをおいて朝日岳の山頂まで片道5分ほどで行くことが出来る。

 いよいよ下りの正念場にさしかかる

 朝日岳から峰の茶屋に降りるルートが今回はむずかしい。雨で視界が悪いからかえって恐怖心が薄らぐのかもしれない。

 ちょっぴり恐いクサリ場  14:30

 クサリの位置がちょっと低そうな気もするけど、ここがちょっぴりドキドキしながら渡る場所です。右側に落ちればすっぱりと切れた絶壁なのだが、幸い?雨で下が見えないので恐怖心は半減してしまう。おしい!!

 峰の茶屋まで戻ってきた  15:10

 ここまで降りればもう安心。避難小屋を独占して早くも??反省会の始まり。山ではやっぱり「ワイン」がよく似合う。

 いい気分に浸っていたら、ツアーの団体が20人ほど、ドッと入ってきてパニック状態に。これから三斗小屋に向かうらしいが、まったくもうマナーが悪いのには閉口して、もう小屋を出たくなった。

 峠の茶屋(登山口)に戻る  15:50

 雨に濡れた高山植物と戯れながらゆっくりと下山するも、あっという間に登山口まで降りてきた。本日はお疲れさまでした。さ、早く温水プールで泳いで露天風呂にはいろっと。(^O^)V



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