〜其の十四〜  無事下山したか  


富士山 下山開始時刻を過ぎた  2010年9月5日 7:40

 予定時刻より40分遅れているが、下山開始宣言。時間的には4時間20分もあるから、アクシデントがない限り、予定の12時までには全員5合目まで下山できるだろう。
 暑くなるので上着は脱いで、埃が凄いのでマスクを着用して、、、OK?

 では、下山道へ。下山道の目印は鳥居。ここから登ってきた人はよく知ってるね。
さぁ、下山開始

登りの人がまだ続々と下山道を登ってくる。
りんこう:「ワシャ下山だけは得意だからな。ワシに着いてくれば3時間では降りられるぞ」

あれ、ペイさん蘇生した? (らしいな、原因と結果は下の方に・・)

Tom:「私はゆっくり降りますから、着いてきて下さい」
ゆうこ:「最後まで見捨てないで下さいネ。
下界は暑そう

 雲の下に山中湖が見える。湖の上だけ雲が沸く場合と、雲がない場合があるんだ。

ホリ:「さぁ、5合目までひとっぱしりしようか。早くビールが飲みたいよ」
ガミ:「ゴミが増えちゃっんすけどすけど」
クリ:「できればゆっくり降りたいんですけどね」
長い長い下山道

 つづら折りの下山道、いやになるほど長い、降りるほどに暑くなってくる。これから2時間も3時間も続く下り。
 楽しいことなんかどこにもない。精神修行と同じだ。埃まみれになるし。

コミヤン:「ひ〜とりぼっちはつまんな〜い」 おっとっと。
本8合目 あの下が分岐

 天気がいいから事前に予測できるけど、視界がほとんど効かないとどこを降りているのか解らなくなる。

 固まって見えているのが本8合目。そのちょっと下が分岐点となる下江戸屋がある。

 念仏のように「左、左、左が吉田口と唱えるように」
分岐の案内

 50m手前から案内が出る。昨年から看板が新しくなった。
 「50m先分岐あり」
 吉田口は黄色で色分けされている。
 須走口が赤。赤の方に進んだ人は自腹で帰ってもらいますからね。

 これより上には黄色の表示はないので注意。赤(静岡県)表示のみ。
分岐点で休憩する人

 だから暑くなるって言ったでしょ。
Tom:「まだ冷たい氷があるよ、飲む?」
ゆうこ:「わぁ、すごーい、まだ氷があるの。Tomさんほんとに優しいし、力持ちね」
ガミ:「あ、僕も飲めるけど・・」

 この先トイレはありません(実は、今日まで7合目休憩所が開いていたらしい)ので、注意です。
元祖室にお迎え

 高山病で苦しみ、元祖室で朝を迎えたツッチー。さわやかな目覚めと皆と変わらぬ御来光を拝むことが出来、とりあえず満足。えびさん一行が迎えに立ち寄る。

 コミヤン:「ツッチーよかったね。ご来光見られて。山頂のご来光も大差はなかったと思うよ。
ツッチ:ー「コミヤンごめんね。私が調子悪くなったばかりに迷惑かけて」
 コミヤン:「そんなことないって」 (山頂は最高だったし、、、シィ〜)
今明かされる、ペイの蘇生

 マスクにメガネと完璧な変装を遂げたYumeさん。来年の推奨品がひとつ増えた。

【File No.034】えいちゃん

 念のために持参していた救急用
マウスピースが役に立ったわ。だって通りかかったら「シェルパ」が倒れてるんですもの。そりゃもう必死でしたわ。最初は息が吹き込めず焦ったの。よく見たら裏返しだった。これって、息は一方通行なのよね。Yumeさんが心臓マッサージ、私が人工呼吸、数分後にシェルパが生き返ったの。良かったわ。
シェルパ:「すみません、最近貧血で倒れること多いんです。血の気が少なくて」え?
(余談:10月10日、夢舞マラソンでもゴール後に貧血で倒れたシェルパは担架で救護室に運ばれ
息を引き取ったしばらく寝ていた。顔面蒼白で「こりゃ、ダメ危ないと思った。○談)
真っ青な空

 分岐を過ぎて、山頂付近を見上げると真っ青な空が広がっている。うん、この蒼さなら安達太良山にも負けないぞ。

 何も考えられず、ダラダラと歩く下山者の行列。まだまだ3時間はかかる。大変だぁ。

 
8合目

 下山道をひたすら歩く。○は下山道をそれて、8合目太子館へ。ここから登山道を降りて富士一館に立ち寄るから。
 ここでも大勢の下山者が休憩している。河口湖の上にも雲がかかっている。
太子館(8合目)

 小屋の人が作業していると思ったらシュラフを干している。わずかな晴れ間でもこうしてシュラフを干さないと、登山客の汗で湿ぼったくなるからね。ご苦労様です。確か、以前は青いシュラフだと思ったら、やっぱり青いのも干してあった。

 ここから東洋館までの岩場を降りるのが厳しい。途中に「標高3,000m」標識があるはずだと思って気をつけて降りたが、やっぱり発見できなかった。撤去された訳を知りたい。(トリビア)
富士一館   8:45 9:15

 山頂から1時間で富士一館に降りてきた。富士一館でもシュラフを干していた。ご苦労さんです。
 30分滞在。前と後では雲がひいて青空が広がり始めた。

 忘れ物:「小銭入れ」「100円玉1個」「あめ玉の袋」 があった。
 ○のサブザックを受け取り、来年の仮予約をしてお別れ。
富士一館のスタッフと記念撮影

おばちゃん(81歳):「おばちゃん、もう歳だから写真なんかやだよう」
            「いつまで、山に来られるかね」
ミヤちゃん:「バイト3年目。昨年婦人公論におばちゃんと出たので知り合いから、冷やかされて困るんです。ハズカシイ〜」
とっちゃんは、オヤジが逝ってから富士一館を実質的に管理している。子供も生まれ九州で頑張りながら、夏だけ富士山に来る。

 富士一と元祖にはMMX登山隊と同じTシャツをお土産にした。喜んでもらえた。
(^^)v
  6合目

 7合目を出るとき、ほりさんから電話。携帯の表示を見てドキッ。一瞬心臓が凍りつき、心臓が喉から飛び出そうになる。昨年の捻挫事件が脳裏を駆け巡った。が、内容は「えびさん一行に抜かれた。けど、ゆっくり降りるから大丈夫」、あぁ、驚いたよ。

 ここ6合目で下山道と登山道が合流する。ここには知り合いは誰もいない模様。ほりさん、えびさん一行はまだ後方だろうが先に降りよう。誰かに会うかな?と期待しながらすっ飛ばすと、Tomさん、ゆうこさんが歩いている。ゆうこさんがちょっと疲れ気味。もう少しの辛抱だからね頑張って、と応援して先に降りる。
無事下山

 5合目。やっと降りてきた。いつもながら長い下山道。
5合目

カワ:「今年は誰にも迷惑かけずに降りてきたぞ。ヤレヤレ」

ホリ:「今年も何事もなく登下山しました。でも毎年しんどい思いが強くなっているのはななぜ?」
5合目

クリ:「今年はトレーニング不足でダメかと思ったけど、なんとかできました」
ガミ:「近年になく絶好調であいた。だって、毎年この時期はどっか怪我しているし。」
ヨシ:「まぁまあですね。ウルトラに較べればなんてことないです。」
Keisei:「来年からは、山頂でご来光を待つ間に大宴会と行きますので、関係者は準備を怠りなく。」
  待ちくたびれたヨ〜  集合場所

 9時頃からじっと待っていた。バスは来たけど下の方に戻っちゃうし、ビールは飲んだし。
ツッチ:「バスはここにはいないよ。何もやることない」
Nick:「体調がイマイチだったので、山頂に着いたらすぐに降りてきた。下山道でご来光」
ひで:「あ、カワさんい言わないで登っちゃった。同じく、さっさと降りちゃったよ」 ふぅ
ロク:「2年連続高山病で苦しかった。来年は『
富士山では禁酒』誓います」
オカちゃん:「頂上には行けなかったけど、ゆっくり下山しながら花や景色を堪能したよ」
カワ:「早くビール飲みたいよ」
○:「あ、バスは下に来ています。700mほど歩いて下さい。」
バスまで歩く 11:00

たくや:「ま、こんなこともありますよ。来年リベンジでお鉢巡りね」
ヒデ:「今年は残念ながら8合5勺で息子がダウンでした。」
オカちゃん:「壮君、頑張ったんだけどね、初めてだからしょうがないよ。」
りょこ:「下界では元気でも富士山は解らないものですね」
そう:「僕、来年は絶対山頂まで行くからね。今から研究するから。」

 バスのエンジンは切ってあるので、ビールは冷えてないよ。でも飲むよ。ワイン、焼酎、つまみを出せ。恒例のバス前宴会開始。○は5合目に戻り、まだの人を迎えに。えびさん一行、Tamaさん一行、ペイさん一行、、、ほりさん、サブちゃんが来ない。ええ?ここに来ないで降りていった?いいよ、戻ってこなくて。あ、戻ってきた。すみません。
 11:45。紅富士の湯に電話。「今、5合目を出ました」(蕎麦屋)。12:00から個室を予約してあるのだ。料金は一括払いでお願いできますか。えっと、そうだ、おいらにも飲ませてよ。あ、時間ない?ガク。


心は温泉へ  12:00

○:「皆さん、お疲れ様でした。それではこれから山中湖温泉『紅富士の湯』にご案内致します。皆さん、お揃いすよね」
えいんちゃん:「
Tamaちゃんがまだです。」
りんこうさん:「
ツッチもいないぞ
○:「あれ?どこいったんだろう?ちょっと探してきますね」

・・・・・・・間・・・・
○:「いませんね。電話も通じません。でも、もう約束の12時ですので出発します。二人には申し訳ないけど自費で降りてもらいます。」
  さぁ?

ほりさん:「わしゃサブと最後に降りて来たからなぁ。でも、ツッチからビールもらったなぁ」
クリさん:「疲れ果ててバスの中で寝てしまいましたから、ここでは会っていませんよ」
えいちゃん:「一緒に5合目まで降りてきて、お土産を買うので別れました。その後は知りません。」
Tom:「ツッチはワイン飲んでたけどなぁ。どこいったんだろ?」

 ともあれ、これまで富士山には何度も来ていて、慣れているはずの二人が同時に行方不明になるなんて、なんてこったい。前代未聞、仲間の不祥事だ(検察じゃないってのに)。やっと一人が生き返ったのに。
Mizo:「ワシは何も見てないし、何もしてないぞ。何?目つきがアヤシイ?そりゃ、元検事だからだ。」
Yume:「あれぇ?私も無心に食べていたので、何にも存じません事よ。
恐ろしいことです。」 

                                 二人はどこに消えた? 

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