〜其の十三〜  名物人間渋滞 7合目突入  


花小屋手前から   2010年9月4日 16:10

 7合目の最初の小屋に着く直前から激しい渋滞。渋滞って高速道路だけで発生するもんじゃない。富士山の人間渋滞は有名だ。最近、特に激しくなってきた。
 高速道路の休日1,000円化と特定区間無料化(大月から先は無料)と登山ブームで大量の登山者が押しかけてきている。もい、いい加減にしてくれ〜。
 メンバーも一緒になんか登れなくなる。
まだ5時間かかるって

 メンバーの先頭(ペイさん)がやっと渋滞の見えてくる。カメラマンのイナポンさんはもっと先行して既に、花小屋の階段を上りきっている。

 みんな、うんざりした顔だ。ね、ヨシさん!

(この記事を読んで、敬遠してくれる人が増えることを祈ろう)
退屈だのう

Keisei:「あぁ、渋滞してるなぁ。お、写真撮ってるか?」
ロク:「お〜い、ここやぁ」

カワラ:「写るかな?」(厳しいですね)
Taama:「こっちだよ」
やっと先頭が現れた

【FileNo.032】ペイさん
階段は1車線になるからね。
ペイ:「おぉ、待ったぞ」
   先頭は細工しやすい一にあるんだ。ふっふっふ。
りんこう:「こんな所に犬がいるよ」
Keisei:「埃よけのマスクをしていつのでございます」(??)
立ち止まらないで下さい

オカちゃん:「犬は高山病にはかからないのかな?写真撮ろうっと」
犬:「ちょっと待って、身繕いするから」

もしかしたら、これ(写真撮影)が渋滞の原因だったりして。

なおき:「ちょいと脇を通過しますよ」
まだ撮ってる

オカちゃん:「よっしゃ、撮ったぞ」
Tom:「先空いてますのでお先に失礼しますよ、ごゆっくり」
ゆうこ:「え?何かあったの?」

オカちゃん:「さ、行こう行こう」
Tom:「あ、どうぞどうぞ」

犬:「もう撮ったの?」
トリカブト

 このあたりにはトリカブトが咲いている。トサカに来た人が、ストックの先で
根っこをツンツンしている。もれって、○○があるんだけどな。

ホリ:「犬とかトリカブトとか構ってないでホラホラ」
せいやん:「やっと階段にたどり着いたね」
犬:「次、どうぞぉ」
山は健康にいいよ

ジュリー:「今年は軽い軽い、楽ちんだね。減量は絶大な効果だ。」
”脱”7合目の女:「私もさすがにこのあたりでバテることはなくなったわ」
サブ:「ほれほれ、なんだ坂、こんな坂。ピョンピョンだ」
ほり:「サブちゃん、ちょっときついような気がするけどな」
犬:「う〜ん大丈夫かな、心配だワン」
立入禁止

犬の所には立ち入り禁止。
Yume:「はーい、元気ですよ」
Mizo:「犬が恐いらしいから『守ってあげたい』(ゆーみん)」
犬:「なんでぇ、おいらも友達欲しいぞ」
こりーん:「誰か私をエスコートしてよ」
クリ:「自分のことで精一杯だからごめんね」
犬:「面白いヤツいね〜か?」
犬に励まされ

犬:「ちょっと喉が渇いたな。ペロペロっと」
ヨシ:「結構待ったね。疲れたよ」
ヒデ:「階段だぞ、気をつけてな」
あっちゃん:「大丈夫だよ、ほらドンドン登れるよ」
Tama:「はぁ、やっとここまで来たよ。もう疲れた」

犬:「よわっちいのがいるなぁ、ガンバレわん」
全員7合目入口に到着したか?

ひで:「お、こんなところに犬がいる。コイコイ」
犬:「やーだよ」
ツッチ:「えいちゃんをいけにえに出しますよ」
犬:「いらね」 (あ〜、、)
えいちゃん:「アタシだってまだ2花ぐらい咲くんですから」

さて、最後尾だと思ったが、、、まだ遅れている人が?


やっと花小屋    標高2,700m 16:15

 小屋の前だけは平坦だから休んでいい。この小屋に宿泊する人が吸い込まれていく。

 さぁ、ここからは渋滞はないかな?

 ドーン、ガーン、、、ここも大渋滞 
 ここから岩場
ちょこっと岩場

 ここから8合目までは岩場が連続している。ここでも人が溜まっている。ちょっと横を失礼して○とイナポンさんが先に出る。
 振り向けば、、、ぞろぞろ、恨めしそうに待っているね。
一列縦隊で岩場を抜ける

 一列で通過するから一列渋滞? (退場!)
 鎖の内側なら歩いても構わないのだよ。

 誰かの忘れ物「カラビナ」。どこにあったか?
 何をしようとしていたか?
やっとペイさんが

 先頭が登ってきた。りんこうさんとひでさんの杖も年季が入っている。

 ペイさんは、スリングも持ってきている。これどうやって使うかって?カラビナに通して使うんですよ。
 けっして、手水の代わりに使うもんじゃありません。でもペイさん、帰りには持ってなかった。(た、退場2)
まだまだ順番待ちがゾクゾク

 日本人って行列が好きだからね。罵声も怒号も飛び交わないよ。うるさいのはあちらさんだけね。じっと自分の順番を待つ。

 ヤナギラン?のような綺麗なピンクの花。ここが最後でこれから上には咲いていないけど。
山小屋を次々に通過

 日の出館、富士山ホテル、鎌岩館と続くが、相変わらず大渋滞。この渋滞は年々ひどくなっている。はやく、事前登録制の入山規制を実施して欲しい。

 山頂はハングルだと頂上(漢字)になるだろうってのは、
ブログに書いたけど、この標識はここにあったもの。


 ふと振り返ると、まだ夏の空がにっこりと笑っている。
 
 でも、ここのトリカブトもツンツンされている。危険だ!
本日のゴール(富士一館)直下

 最後の岩場だ。疲れはないけど、人混みに疲れた。
 既にペイさんも登ってきた。一般の先頭はりんこう名誉隊長。後続は直下の広場で待期。最後まで大渋滞だった。
すぐそこなのに

 
標高にすれば10mもないのになかなか到着しない。一歩進んでしばらく待ち。
 
 いよいよ到着。

着いたよ〜  9月4日 16:30

 ガイドのペイさんが待つ富士一館に到着。渋滞で隊列が延びているが、程なく全員が登ってくるだろう。(甘いって)

 管理人の「とっちゃん」も歓迎のTシャツ(同じ物)を着て迎えてくれる。今年、改築した富士一館は看板を出すことを禁じられ(来年から統一するらしい)、手書きの仮看板を出している。まさか、
これで悲劇が起ころうとは予想もしなかった。
新装なった富士一館

 とりあえず、○が飛び込み後続を待つ。
 本物の杉、檜をでできたウッディハウスに変身。新木の香りがぷんぷんしている。トイレは2年前にバイオトイレにしてあるからこれで一連の改装も一段落。実はまだ内装塗装がまだ残ってるんだけど。
 歴史のある囲炉裏は玄関の脇に残った。焼印を押さないといけないからね。
続々と到着

たくや:「へ〜い、平均年齢を下げている若者は強いんだぜ」
ヒデ:「今年も何のトラブルもなく順調だよ」
あっちゃん:「ふふ、ちょうちょいだね」

 その後、続々と到着。ちょっとずつ一人あたりのスペースが狭くなってくるけど。(..;)
立派な神棚

 富士一館を入った正面には立派すぎる神棚がでーんと作られていた。

 で、入口の右端に座っている登山客とビックリ仰天の話が始まることになる。この時点では、話が通じるせいやんは到着していないのでまだ無視状態なのだが。
陰富士が伸びてきた

 西は日没が近づいている。雲がなければ八ヶ岳や西湖あたりが見えるのだが。
 東には富士山の陰が延びてきた。夕方の陰富士だ、陰富士は朝のが有名だが、夕方もちゃんと陰富士になる。
まだまだ下にいるんですけど  17:00

カワ:「まったくもう、どいつもこいつもゆっくり登りおって」
ひで:「まぁまぁ、そういわんと気長に待とうや」
サブ:「ほりさん、もう着いたかな?」
こりーん:「うん、大丈夫だから。心配いらない」(誰に?)
なおき:「照れちゃうな」
Yume:「あ、上で待ってくれてる。はーいココヨ」
えいちゃん:「押して下さる?」
元気そうに到着

【FileNo.027】シュリー
ジュリー:「どうだ、変身ジュリーだぞ、恐れ入ったか」
(部下ども):「ははぁ、おみそれいたしやした」

”脱”7合目の女:「3年目の
浮気余裕ね。」(^^)v
せいやん:「よく頑張った、えらいぞ」
明るいうちに到着

 富士山の陰がだいぶ長く伸びてきた頃、のんびり組が到着。余裕ですね。

【FileNo.033】Tamaさん
えいちゃん:「Tamaちゃんが遅いのよ」
Tama:「座骨神経痛が痛くて。歳だね」 (んだ!!)
寝室

 改装に合わせて、シュラフにしました。見知らぬ人と同じ布団よりいいでしょう。串刺しも止めることにしました。マットレスは無圧というかへこみが少ない物にしました。
 隣との感覚がちょっときついですが、北アルプスの一畳4人(是非経験して見て下さい)に較べれば天国のはずですから。
その頃、館内では

 座るスペースもなくなってきた。
○:「もう、寝床を決めます。え〜っとこっちの大部屋に17人、こっちの小部屋に5人×2と4人×3で寝てもらいます。じゃ、まず17人組から。荷物を一式持ってあちらに行って下さい。で、女性、子供を含むチームは小部屋にします。」
 (テキパキできずにすみませんでした:○)
最後だ    17:30

 おっと、まだ到着してなかった「山ガール」一団。先頭が到着してから1時間もかかっている。しかし、この余裕は何だ。現代っ子としかいいようがない。

 えびさんなんか移動用のアンテナ組み立てて持っている。まさか、QSOしながら登ってきたとか?
 もう、他の人は寝床に案内しちゃったよ。ま、小部屋を準備してあるからいいけどね。
  富士の陰は長く

 やっとのことで、全員が無事に7合目に到着。
 その頃、小屋では夕食の準備でまたまたてんてこ舞い。

 富士山の陰が相模湾を越えて東京湾から房総半島にかかります。え?見えてないって?そうでしたね。

すぐに夕食  9月4日 17:40

 バタバタです。寝床を決めたら夕食が待っています。山小屋の夕食は何故か定番のカレーライス。昔は土曜日だけがカレーライスだった(作る方がまとめて大人数分作れるから)が、今では平日でもカレーライスのようだ。

 壮君、あっちゃんの子供組は待ちきれなくて食べ始めている。いいよいいよ、ドンドン食べてね。
まだ行き渡っていないって

 40人以上の分を配膳するだけでも大変なんだ。遠いところにはまだ行き渡ってないみたいね。
 最終到着の「山ガール」組も無事に食卓にスタンバイできました。
○:「あれ、ほりさんがいない。サブちゃん知りませんか?」
サブ:「私より先に登ったはずですけどね」
○:「解りました。きっと上に行ってるんです。電話します。」
ビールは飲む?

 ビールを飲む人は手を挙げて?
 「はーい、」「はーい」ううん、数えられない、後で空き缶を数えるからいいや、ドンドン出して。これがまたトラブルの元だったりする。後で、空き缶を数えたら、出した本数より明らかに空き缶が多かった。持ち込んだビールを飲んで空き缶として出しちゃったらしい。あやうく、多額のビール代になるところだったじゃん。
食事風景

 カレーライスは消化が良くないという話もあり、別の食事にしてもらった人もいる。奥でビールを飲む人もいる。
 今回、高山病に苦しんだら、来年は禁酒ですからね。

ほり:「看板が見えなくて、富士一館通過しちゃったよ。○さんから電話をもらったのが鳥居荘だった。電話が来なかったらもっとドンドン上に行っていたよ。」(あぶねぇ)
行き渡りましたか

山ガール隊:「なんだかすごく疲れたけど、やっとここまで来られたわ」

○:「ハイ、ビールはいかがですか?下界の半分以下にしといて下さいね。」
ほとんど:「俺にも飲ませろ」「もっと飲みたい」
○:「後で別テーブルを用意しますから、そこで飲みましょ?」
朝日岳の縁
【FileNo.007】せいやん
せいやん:「どっかで見たような人だなぁと思ったら、やっぱり「朝日小屋」(北アルプス)で一緒になった△△さんでは。いやぁ、ビックリだねぇ」
△△さん:「富士山に登るようなことは聞きましたが、まさか同じ山小屋に泊まるとは驚きですね。一人ですからご一緒して構いませんか?」
せいやん:「どうぞどうぞ」・・・
大盛り上がり
○:「ビールもういいですか? これで、40人のアリババジジだ。おいらも一本飲もうかなっと。へへ。」
明日の説明   18:00

 第一陣は起床は23:00、出発は23:30で行きます。ここからは、チーム毎の行動、御来光時刻は5:15。途中で体調不良になった場合は、小屋に入ること。但し別料金。どこにいても
7時になった下山開始、下山道8合目の下江戸屋を間違わないこと。黄色のルートをたどること。登山者に道を聞かないこと。ガイドか小屋の人に聞くこと、いいですか・・。
後方:「22:30に出発しようね」(コソコソ)
弁当

 朝食代わりの弁当。今年から天然酵母パンにしました。ご飯は山頂で食べるときに冷たくなるからね。カロリーメイトとソーセージは行動食。マスクは○のかぶった。
 温かい飲み物はどうしようもないか・・・

 じゃ、寝たい人はさっさと寝て下さいね。
 屋根裏部屋に寝てはいけませんよ。でも、ゆったり快適そうだな。


富士山の夕暮れ  9月4日      18:20

 太陽が西のかなたに去っていく。
 陰富士も一段と陰を延ばし東京方面まで届いている。さしずめ冬場なら、下界からダイヤモンド富士が楽しめる頃だ。
JH1HGF富士山7合目モービル開局     18:30
【FileNo.012】えびさん
 「ハローCQCQ、こちらはJH1HGF富士山7合目移動、入感の局ありますか」
「JH1HGF、こちらは**」「こちらは***」 応答が多すぎてパイルアップ状態。次から次へと呼び出しがかかってきて、人気局となる。富士山からだと見通し通信なので関東一円に電波をまき散らしているのと同じだ。さばくのが大変ですけど、サービスしたって下さい。
食後のコーヒーでも

 優雅に食後を楽しみたいところですが、お湯を沸かすのもコーヒー入れるのも面倒なのであきらめて下さい。年寄りはコーヒー飲むとトイレも近くなるし、眠れなくなるから余計ね。
ゆうこ:「明日は山頂に行けるか不安だわ。」
カワラ:「ゆっくりのんびり行けば大丈夫さ」
Tom:「魔法のクスリ持ってるからいざとなったら使おう」
ツッチ:「行ってらっしゃい」(え?)
○:「さぁ、別テーブルで飲みますよ」
えええ? ツッチはここまで?

 ○の口の災い先輩であるツッチは、今年は山頂に行かないという。いつもフォローしているクリさんが困ってしまいますよ。

【File No.036】クリさん

クリ:「僕心配だなぁ。毎年ツッチにフォローしてもらっているのに」
ツッチ:「大丈夫、クリさん立派な一人前ですから」
クリ「そんなぁ、冷たい・・」 、、密かにストックを。
夕方の下界

 雲間から河口湖、中央道、富士吉田市街地が見えてきた。

 さ、そろそろ寝ますか。山の夜は早いです。
  富士山は静かに眠りにつく(はずだった)   20:00

 別テーブルで飲んでいたが、なんか頭が痛くなってきた。ヤバイカモ・・。
 そろそろ寝るか。夜景は?おぉ、段々良くなってきたね。

 ウトウトする間もなく時間だけが過ぎていく。

 どこで、どんな困難が待っているか、神のみぞ知る。

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