〜其の九〜  悪夢の中へ 5合目  


富士山人気はすごい  2010年9月4日 13:40

 4合目の大沢駐車場は満車状態。この分だと5合目はすごい車だろうな。
 5合目の手前1.5kmぐらいから駐車場空き待ちの車の列。この時だけは、バス、タクシー、緊急自動車だけは優先的に右側通行を認められる。駐車場整理員がトランシーバーで下ってくる車を規制し、上りの優先車を通過させてくれる。

 ※この時期、この時間帯に一般車でここに乗り入れるのは無謀だ。
バスでも停車時間は5分    13:50

 停車場はバスでも5分以内。バスから全員の荷物をバケツリレーで下ろす。荷物を持ってちょっと先の広場に移動する。バスの中に置いていく荷物(スリッパ、着替え、、、)を入れる。まるで戦争状態。

 もし、雨だったら大変です。一応、知り合いの山小屋で着替える承諾は得てあるが、この時点では山小屋とのギブ&テイクの関係は成立しないわけで、できれば使いたくない。山から降りてくれば、ビールを飲む人が必ずいるのだが。
つかの間の富士山頂

 バスから降りた一瞬だけ山頂が顔を出した。1分後には雲がかかり、もう何も見えなくなる。

 MMX登山隊の前には暗雲が広がっていくのだ・・。{{ (>_<) }}

 3時間もあれば山頂につくように見えますが、そこが富士山のでかいところ、まぁ試してごらんなさい。

MMX富士登山隊に『山ガール』出現 標高2,305m 14:00

 世の山は今年『山ガール』人気で若い女性が増えている。まさか、MMX富士登山隊にも『山ガール』が現れるとは・・・。
(・。・)  
 MMX富士登山隊も人気の登山隊の一つですね。
(^^)v

 富士山頂も『山ガール』の出現で、恥ずかしがって隠れてしまった。
こみやん:「あたしの場合は山スカよりタイツにポイントを置くのよ」
ツッチー:「大胆なスパッツの色使いで男どもの毒牙を抜いたるわ」(笑)

”脱”山ガール

 昔よき時代は『山ガール』なんて言葉なかったもんね。

”脱”7合目の女:「あたしもまだ『山ガール』の姿が似合うかしら」
せいやん:「止めとけ、腰抜かしてしまう」
”脱”7合目の女:「えぇ?せいやんでも腰使うの?」
せいやん:「腰使うのと、腰抜けるのは違うの!カマトト」

チャンスは逃さず

  般観光者の8割はこの5合目まで。かの大国のツアーもここまでがほとんど。登山客25万人という集計は6合目でのカウントだから、5合目までの観光客は一桁ぐらい多いのではないだろうか。

 クリさん:「今年も無事に登れますように。強力サポーター頼むね」 (?)
 さいちゃん:「実は富士山頂が見えている間に写真を撮りました」
    (陰の声:なな、何という抜け駆け。けして許されぬ行為だ。道中危険)
眼光鋭く

 5合目は観光地。荷物を置いて(放置して)売店をウロウロしていると、戻ってきたら自分の荷物がないことがある。ここは山と思うな。あ、最近は山でも犯罪は起きるか。

【Fle No.026】Mizo
 自転車野郎が突然山に登った。画期的な出来事だった。普段から堆肥の山に登っているせいか、親近感があったのだろう。この目で睨まれたら、蛇も動けなくなるという。検察と犯罪者は紙一重。ここでは泳がせておこう。
普段のトレーニングの成果

うらぴょん:「連日仕事の山を駆け上っているんですがね。」
ガミ:「毎日自転車通勤でトレーニングすりゃ、ほれこの通りよ」
デカイナ・ポン:「適度に山登りすればそれなりですがね」(ホント?)
Nick:「いやいや、最近は20km歩きでも体力落ちてますぞ」(自分だけ)
ツッチ:「山登りがトレーニングだからいいんじゃない」
りんこう:「週2回、山に入れば心身共に・・・・スリムにはならないか・・」
うらぴょん:「げ、みんな頑張ってるのか。参ったなぁ、食欲落ちそう」
さっそうと歩いているのは

 
すっきりした後だから・・。ぶっ
なおき:「ちょっとひとっ走りしてきました」
”脱”7合目の女:「ちょっとダディにラブコールしてきました。」(げっ)

【Fle No.030】なおき
 フットサルでトレーニングをしているつもり。う〜ん、ダメですか?やっぱり、トレーニング後のビールが美味すぎるんですかね。私の前からビールがなくなると凶暴になります。
高度順応

 標高2,300mといえども空気はちょっとだけだが薄くなっている。高度順応を兼ねて思い思いに準備体操。青のTシャツで揃った一団はやっぱり異様な光景だな。

Tom:「まぁ、なんとかなるんじゃない?」
サブ:「バンダナで日よけだ」
ヨシ:「今年はガンガン登るからね」
Tama:「寄る年波には勝てず、今年は7合目で留守番しようかな」
Yume:「上りでもスパッツつけちゃった」 (..;)
こだわり

  半ズボン登山にこだわるツッチ、昔のTシャツにこだわるホリ、頑固だねぇ。せっかく隊旗持ってきたから写真の準備しよう。

【Fle No.035】ツッチ
 今年は体調が優れないので山頂には行きません。けど、口の体操に怠りはありません。それでもカレーは食べません(普段は食べるよ)というこだわり。僕に楯突くと後が恐いよ、いい?
お説教にもめげず

Nick:「ツッチねぇ、あんたちょぉっと好き嫌いが多すぎるんじゃない?」
ツッチ:「いやいや、たいしたことないですよ。ネギ、光り物、賞味期限切れには絶対に手を出さないくらいで、後はたったの20品目ぐらいがだめなだけですよ」
りんこう:「何でも食べればワシみたいな健康体になるぞ」
Nick:「ね、だから食生活を改善しなさい」
ツッチ:「余計なお世話ですっ。そんなこと言ってると、今年も登山靴のソールが剥がれちまいますよ。フン、ちょっと厠ね」
小御嶽神社

 えびさんご一行は、すかさず小御嶽神社にお参り。毎回(今回のツアーでも)小御嶽神社には参拝しないで登っちゃうから。

 富士山の噴火の歴史にも関係していると思う。山開きのイベントでは必ずテレビに出てくる。例大祭は8月17日に富士山型神輿の渡御。

 来年からは、本隊も小御嶽神社をお参りしてから出発しますかね。
  坂バカ

 ロードレーサーで富士山に登ってくる人も多い。例外なく「坂馬鹿」よ呼ばせて頂く。MIZOとガミは大のバイク好き。休日には100キロのトレーニングもいとわない。なんせ奥多摩に住んでいるくらいだからね。
 バイクを持たせてもらった。10kgみ満たない重さに、ビックリ。みんなのザックより軽い車体。高いのは軽く100万円を越える。

 いつまでもお話していたいらしい。
今年は頂(イタダキ)

 
セ優勝おめでとう(って、この時点では決まってないよ。この記事書いている時期がばれちゃう)。この人の前では、負けても悪口は言えない。

【Fle No.021】ヨシ
 
サロマ湖100km、チャレンジ富士五湖100kmなどウルトラマラソンを完走(短距離でスピードが遅くなったらウルトラに転向せよ、ってシグナル)している。意外なところで救急薬が飛び出す。ガムテープは何のために?ソール剥がれをぐるぐる巻きに使うだけじゃなさそうだ。
「お〜い集合」

 出発前の記念撮影。「皆さん、集まって下さ〜い。」
 ソッポ? 何だ? 交通整理員が凄い声で怒鳴っている。
 整理員:「さっさと移動しやがれ、この野郎」 ドン!
 運転手:「車を蹴飛ばすことないじゃないか」
 整理員:「何度言っても車を移動させねぇからだよ」
 運転手:「乗車したら移動させますよ」
 整理員:「ここに停めると邪魔なんだよ。さっさと移動しろ」
  富士山5合目の交通整理官は恐いですよ〜。
出発前の記念撮影

 
これっきり、最初で最後の写真になる人もいるし、下手すると無事に戻って来られない人もいるかも。運命は神のみぞ知る。

 みんないい顔してますよ。そりゃそうだ、これから登るんだからね。使用前。

 おやぁ?既に何人かいないねぇ。ははぁ、あの人とこの人が既に行方不明だ。

お待たせ、出発進行    9月4日 2:15

 5合目に到着してから約30分、高度順応もできたかと思われるのでそろそろ出発。
 
 ペイ:「行くよ、私の後についてきて下さいね」
 ロク:「オー」 (一人だけ)
 えびさん:「先に行ってもいい?」
 ペイ:「だめぇ」

 右は、富士山安全指導センター運営協議会のHPから:PDF
下山時の集合場所です       14:18

 明日、富士山頂から下山してきたら、まずはこの広場に寄って下さい。誰かが待っています。(でも、実際にはものすごい人で解らないかも)

 今日は特に初心者向けに歩くペースをゆっくりにして歩きます。10時間以上の長丁場を急ぐのは禁物。明日は、もっとゆっくり歩きます。足に自信のない人はペイさんの後について歩き方を見習って下さい。最後尾は○がお尻ツンツンしますよ。

いよいよ魅惑の富士山に踏み込む  9月4日 14:20

 ここが富士山の5合目。まだ本格的な登山道じゃないけど、とりあえず舗装道路から解放されて、馬の糞とにまみれた土を蹴散らしながら歩く。

 ペイさんが人数を確認していますが、途中で数えられなくなります。キャパオーバか。なおき、こりーんの若手が先頭を引っ張るのか?早くもジュリーを置き去りか。

 ホリさんは性格上、先行したがります。
ゆっくり歩きますからね

 Nickさんはだいたい先頭集団です。ロクさん、Mizoさんも逃げ切りが得意なようです。
 ソウちゃん、りょこさん頑張ってね。初めての人にはみんな親切です。先生のオカちゃんは今日に限って優しくする契約ですから。りんこうさん年季が入っている杖です。ひでさん写真嫌いなようでうまく逃げ回ります。
 
経験者の余裕

 経験者は自分のペースをよく知っているし慌てない。
 Keisei:「今回は懺悔のゴミ拾いボランティアをします」
 カワラ:「へぇ、感心ですねぇ。私は余裕なさそうなので見ています。
 Tom:「自分がゴミにされないようにね・
”脱”7合目の女:「2年連続の8合目以上に密かな自信があるのよ。」
せいやん:「ほほう、頼もしいね。その言葉しかと心に留め置く。
自力で歩きますよ

  馬で行く人いませんか?
 馬の料金は「たったの12,000円」 高い? 安い? 価値の問題でしょう。

 えいちゃん:「私、Tシャツ3枚目なの、参加年がラッキー」 でも着てないじゃん
 Yumeさん:「小学校の時に富士山は経験があるはずなんだけど、どこをどう登ったのか、全く覚えてないの。初参加の気持ちで頑張るわ」

 tamaさん:「馬に乗ってみたいな、誰かお金出してくれない?」
ありゃ、まだ後続がいた

 ○が最後尾だと思っていたら、なんともっと後続がいた。
 このあたりはまだ車道で、佐藤小屋(5合目)や6合目に行く緊急車両が通る。

 ほりさん:「やぁやぁ、金剛杖買ってたんだよ、ごめんね」 
 ○:「何の何の、置いていくだけですから。 杖いくら?1,200円?」
 ほりさん:「あれ?いくらだったけな。忘れちゃったよ。ダメだな、がはは」
 ○:「ニワトリ」
 えびさん:「バフンに注意ね」
色づき始め

 あたし達もそろそろ色づきたいわねぇ〜。

 えびさん:「恥知らずのMMX登山隊とは少し距離を置いて歩きたいと申しております。」
 こみやん:「ちょっとぉ前の人、砂埃上げないで下さいね。大切な山スカなのよ」
 ツッチー:「こうやって段差をつけてスパッツを履くと、ひと味違った今風でしょ?」

 前:「ふん、いいなぁ、若いもんは・・・、馬糞でも踏んじゃえ」
下りは得意なんだ

 最初は緩やかな下り。富士山を甘く見ると後で恐いのでこういう設定は避けてほしのだが。
 ロク、ホリ、りんこうは下りが大の得意。酔っぱらっても正常に下るという自信過剰な一面さえ持ち合わせている。
 ほり:「ワシらもこんなに下りが得意だったっけ?」
 サブ:「ぜ〜んぜん、今だけでしょ、我々が元気なのは」
登山道分岐(泉ヶ滝)が見えてきた

 この下りが下山時は憎らしいくらいの登りに見えるんですよ。いつ、こんな道を下ったっけ?てな具合に。

 カワ:「今年は捻挫しないようにしなくっちゃ。それだけが僕の目標」
 ひで:「最後の富士登山かのう、来年も登れるかな。呼んでね」
 カワラ:「さぁ、人のことなんかに構っていられません」
 Tom:「大丈夫ですよ、電子メールで連絡してあげますから」
  吉田口ルートは「黄色」です    14:30

 岩には昔からででっかく「登山道」と表示がされている。
 昨年あたりから各登山道が色分けされて直感的にわかるように新しい看板が設置されている。ちなみに以下の通り。

河口湖・吉田口登山道:
黄色 ←黄色  ・・・覚えきれない人は「黄色」だけ覚えて!
須走口登山道:

御殿場口登山道:

富士宮口登山道:
  泉ヶ滝 定点観測      14:30

Nick:「筑波山ではバテてしまいましたからな。挽回のチャンス」
ロク:「最近体力が落ちているみたい」
ホリ:「ロクさん飲み過ぎなんだよ」
りんこう:「今回も無添加ワイン持ってきたぞ」 
ほり:「お看板だ、昨年はなかったな」 ブ
泉ヶ滝 定点観測

なおき:「なおきでーす。若者は率先して露払いに徹します」
こりーん:「こりーんです。なおき任せたよ。信じてるから」
ヨシ:「悪いなぁ、爺ジィのために」
なおき、こりーん:(さっさっさ)

うらぴょん:「役者は私でしょ」
泉ヶ滝 定点観測 

たくや:「おぉ、やっと出たよ。もしかして俺、初登場?」
ヒデ:「今年もぶっちぎりだぜ、早く降りてビールな」
えびさん:「今年もQSOするよ」
Tamaさん:「私もFMハンディ機持ってきてますよ」
ツッチ:「降りてくるまで絶対に飲まないからね」
○:「はい、皆さん有限実行ですからね」
佐藤小屋

 佐藤小屋は、もちろん夏期も営業しているがどっちかというと冬季営業小屋としての知名度が高い。年末年始は富士山での雪上訓練で、厳冬期でも熟達者の登山基地として賑わう。冬季は管理人も宿泊者に合わせて、富士吉田から登ってくるのだ。大変ですよね。

 6合目への登り。ガスがかかってきた。まだここでは会話ができる。
山ガール

 おそろいのTシャツなんてダサイわ。あたし達は『山ガール』として富士山に来たのよ。ガスっていてもサングラス。、目立って困っちゃうわ。6合目はまだぁ?
【Fle No.014】ツッチー
 
砂埃が立たなくても3色スパッツは目立つでしょ。アンダーウェアはコミヤンのスパッツとコーディネートしたの。山ではぜーんぜん普通よねぇ。
【Fle No.015】コミヤン
 アタシのザック見てよ。このカラフルさに惹かれたの。山スカは地味だけどタイツはオリジナルよん。 

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