〜其の一六〜  富士山頂 剣ヶ峰  

  お鉢巡りは続く  2010年9月5日 6:15

 富士宮口登山道を過ぎて、富士山剣ヶ峰に向かう。眼下にはクリーミーな雲。あの雲に乗っかって遠くに行きたい、なんてメルヘンチックな感情を持つ人は余裕の証拠。
 山頂の酸素濃度は下界の2/3ほど。ここで走ればマラソンに強くなると言われている。海外に合宿に出かけるぐらいなら、富士山頂でトレイルランイングをしろって言うぐらい。
(..;)

 
後続は面倒なことに巻き込まれているだろう・・・
馬の背に取り付く   6:20

 下界は雲の下だが、雲上は豪快に晴れている、最後の難関「馬の背」にかかる。心して登らないと厳しいものがあるよ。

せいやん:「こけそうになったら、僕につかまっていいからね」
”脱”7合目の女:「こける前からつかまらせてぇ。旦那、ここにはいないしぃ」
Tom:「僕もつかまっていい?」
せいやん:「僕より重い人はお断り」
無言で馬の背を登る

 普通の人:一歩進んで半歩下がる
 短い人:半歩進んで一歩下がる
 長い人:3歩進んで1歩下がる
 
 歌の話? 息の話? 足の話?

 最新の研究では、「歌」を歌いながら登ると乳酸が溜まりにくいとか。
馬の背中間点

 
人よけ(突風で飛ばされないように)につかまりながら、四苦八苦するメンバーを望遠で捕えた。

 河口が深く見える。突風が吹けば間違いなく飛ばされる。冬季はカラビナで固定するのか?
こちらはこれから馬の背   

  デカ・イナポンが降りてきた。やっぱり逆回りが好みだね。

【File No.031】○(maru)
 エマージェンシーシートはNASAで開発されたというアルミ材料で作られた最新グッズ。これを体に巻けばかなり体温の低下を防ぐことが出来る。常時持ち歩いているが、使ったことがない。実は2時間ほど前に使わねばならない状況にあったのに。太陽が昇ると暖かくなったのでもう使用しないはず。だよね?フッ。
富士山頂直下     9月4日 6:25

 レーダードーム跡に続く道(=山頂の標識がある)が大渋滞している。これは、山頂の標識で写真を撮るために列を作っているもの。この地点からだと30分はかかる。

 そんなバカなことは止めて、さっさと脇を抜けて先に行く。
富士山頂三角点     6:30

 富士山頂には、ちゃんとした三角点がある。今年の映画で有名になった「剱岳 点の記」を見た人のほうが、三角点については詳しいだろう。
 不思議なのだが、富士山山頂は一等三角点ではなく、二等三角点だ。ここが正真正銘の富士山頂(標高3,776m)となる。記念撮影するならこっちだと思うが。
富士山剣ヶ峰   標高3,776m  2010年9月5日 6:30

 新田次郎の小説そのまんまの表題じゃん。
 順番待ちの列の脇を素通りして裏側に入り、裏側からさっさと登ってしまうのだ。というか、どっちが表か裏かなんてこの際意味ないと思うし、30分とか1時間も待つなんてバカらしい。右の写真はかyんと整列して待った人。
 ○:「ほらほら、こっちこっち、早くおいで」
富士山剣ヶ峰

せいやん:「ほれほれ、山頂やぞ。よくやった」
ゆうこ:「あぁ、もう夢みたい。あたしが富士山頂に立てるなんて。感激で涙ボロボロよ。」
”脱”7合目の女:「体ボロボロだけど、山頂までたどり着けて嬉しいわ」

 あ、朝日岳縁者も一緒に山頂に立ったんですね。
\(^o^)/

富士山剣ヶ峰

 サブちゃんなんかしっかり山頂標識をいつの間にか独占。

【File No.039】サブちゃん
 古希?そんなもなぁとっくに過ぎてらぁ。もうじき運転免許更新では講習予備検査を受けなきゃいかん歳だぁよ。でも、体力だけはまだまだ若いもんにゃ負けんぞ。三浦なんとかいうやつの記録を破りたいぞ。
富士山頂は怒号が飛び交うところ

 「おい、早くどけよ」
 「順番だぞ、順番」
 「みんなのカメラで撮らなくても、データを回せばいいじゃん」
 「外から入るなよ、こっちは順番待ってんだぞ」

 そりゃぁ、もう殺気立ってます。登山中より危険かも・・。
いきなり
グサッてことが充分に起こりえる。アイスピックは?

富士山頂  剣ヶ峰標識からちょっと奥まったところ

 
ここだとゆっくり写真が撮れるよ。みんなおいで。けっこう一緒に登ってきたもんだ。

 左から、ジュリー、こりーん、ほり、サブ、クリ、りんこう、カワラ、ヨシ、○、Tom


 
富士山頂

 ペイ:「最近、山に登ってませんね」
 ヨシ:「いやぁ、孫の子守で忙しくてね。富士山と足慣らしの大岳だけだよ」
 ペイ:「でもウルトラマラソンは相変わらず頑張ってますね」
 ヨシ:「気力だけは残っているみたい」

 Keisei:「あたしもそろそろウルトラマラソンに出たいんですけど」
 ペイ:「了解」 
富士山頂

Keisei:「おい、山と走りに興味を示さない我が家の家族ども、すごいだろ」
(家族):「お父さんが山頂で何か言ったみたいよ。いいんじゃない?」

ほり:「の〜まく さんまんだ〜 ば〜ざらだん せんだ〜 ま〜かろ しゃ〜だ〜 そわたや うんたらた〜 かんまん」

 ほりさんに合わせて不動明王ご真言を皆で唱える。これで寿命が2年延びたよ。
(^^)v
剣ヶ峰断念

 
ここまで、トラブル続出で皆の山頂詣でに間に合わなかった。(>_<)
 みんなはとっくに祈念写真を撮りおわって、先に進んだらしい。自分だけ遅れると申し訳ないからここから山頂を拝む。

【File No.037】Yume
 突然山に回帰。「冬の利尻」代表。利尻には娘のHN(**ありさん**)で参加。でも、最近ブログも始めた(富士登山の日記にリンク)ので訪問してね。誓って私は悪いことはしませんよ。
急がなくっちゃ       2010年9月5日 6:50

 えいちゃん&Yumeさん:皆はそろそろお鉢巡りを終わろうとしている。気も心も焦って、山頂を駆けるように急ぐ。なんでぇ、もう少し楽しませてよ。

 Yumeさんのブログから(9合目):少し気持ち悪くなってきました。高山病かな!?おやつの食べ過ぎではないですよ(笑)無理しちゃいけないと思い、すぐに自己申告して、ザックを枕に横になりました。一緒に登っていたTAMAちゃんがエマージェンシーシートを掛けてあっためてくれます。一枚掛けるだけでだいぶ温かい。このおかげで10分ほど休憩したら、歩けるようになりました。
山頂での記念撮影  9月5日 7:30

 さっさと降りた人、ちょっと先に降りた人、まだお鉢巡りしている人(いるのかな?)、その他(行方不明?)・・・。
 ここにいる人だけでも記念撮影をしよう。
\(^o^)/

 
26人+1人(朝日岳関係者)いるようです。

はいはい、お鉢巡りおめでとう

 「登頂おめでとう」、「お鉢めぐりおめでとう」とハイタッチして歓喜の声が天に届く。
 「ま、一杯どうぞ」、、、おぉ、ウレシや。また飲めるぞ。ワインが振舞われる。
 いじいじ飲んでいると「最後のちょっとですから」っとドボッと注いでくれる。喉潤しがよく出ること。ぐひひ。

戻る


  ○のHP   2009年以前