〜其の一〜  富士山頂感動のご来光  


富士山頂(吉田口)   2010年9月5日  3:00AM

 吉田口山頂。前夜22:30という早い時間に7合目を出発したパーティー8人は、渋滞する前に本8合目をクリアして時間をもてあましていた。山頂直下の鳥居に3時前に到達してしまった。昨年と同じ失敗じゃないか。さぁ、どうする?山頂は寒いぞ。 

浅間大社奥宮(久須志神社)

 鳥居の後には狛犬が待っている。ちなみに左の写真の2人は関係ない人。そしていよいよ、最後の階段を登れば山頂の標識。

 正式には富士山頂(=剣が峰)ではないけど、山頂の一部ではある。

 まだ、真っ暗、、、人も少ない。ちゃんす! え?
ささ、寒ーい、何とかしてぇ

 ゆうこ記:富士登山は想像以上で、胃は上がってくる、頭痛はする、汗は冷えて寒くて!リュックから濡れていない物を全て引っ張り出して着こみ、身に巻きつけ、雨合羽のオレンジのフードが出ちゃっていても気づかず、リュックから出してしまった物が回りに散乱していても片付けられず、、、
意識朦朧・呆然自失となってしまいました・・・
(^-^;

 「早く上がれ御来光、ワクワク」
o(^-^)o
成就ヶ岳で御来光を待つ   4:50

 吉田口山頂の山小屋群からちょっと先に行くと成就ヶ岳がある。その中腹の一角に場所を確保して、御来光を待つ。とにかく寒い。

 ガミ:「水が冷たいよ」

 MIZO:「今回スパッツは忘れる、ライトは忘れる(TOMさんに借りた)で、困った」
ブツブツ 

 ロク:「2年連続の高山病で体調は最悪。やっぱり禁酒しないといけないのかなぁ。元々三半規管が弱いんだよね」
   「誰のせいだ!」

 Keisei:「ご来光を待つ間に電池が切れて、日付けがリセットされちゃった。Exif情報後で変更できるかな?」
(>_<)
 
ホットコーヒーはいかがですかぁ 
 Tom:「え〜、ホットコーヒーにお茶はいかがですか?」
 Keisei:コーヒ「飲ませて〜、ハウまっち?」
 Tom:「一杯800円でいかがですか?お安くしときまっせ」
 Keisei:「高いがなぁ、もっと安くしてよ〜」
 Tom:「水も持って来たんですぜ、旦那。しょうがねぇ100円でどう?シブシブだけど」
 Keisei:「乗った、手を打とうじゃねぇか」
 ホリ:「俺は焼酎のお湯割がいいな」
 ゆうこ:「アタシも何か欲しいわ〜、ねぇTom様、私のお願い聞いて〜」
 Tom:「自分用にはホットワインだぁ、てへへっと」
さすがに寒いが

 Tomのホットーコーヒー&ホットワインで何とか暖まってきた。もうしばらくの辛抱だ。じっとしていると眠くなる。

 ロク:「ダメだ、気持ち悪い。オエ〜、」
 カワラ:「はい、元気ですよ」
 ヨシ:「軽量ダウンだぜ、暖かいよ」
 ロク:「ネックウォーマーで防寒するとこうなるんだよ、ゲー」
 しかし、まぁ本当に寒そうだ。

誰がどこいるのやら

 後続のてげてげ隊もなんとか御来光前に山頂に到着。仲間達がどこにいるのかさっぱりわからない。鳥居(下山道の目安となる)の向こうがかなり明るくなってきた。

 1時に昇り始めた月がそろそろ天頂にかかろうとしている。どこまでも透明に近い神秘的なブルー。これが日本最高地点の蒼なんだ。

目標8合目も、ご老体も無事に山頂へ  4:50

 脱7合目の女:「やったぁ、苦しかったけど今年も山頂にたどり着いたよ」 (^^)v

 
ほり:「寒いよ、ある物はなんでも身につけよう。上着、靴下2枚、マスク・・」
 サブ:「ウォーターインゼリー、うう、冷たいぞ。熱燗が欲しいなぁ」

 外部から見るとこの2人(年長コンビ)まだ薄着です。でもこれ以上着るもの持ってきてないの。後は、カッパを着て下さい。
寒さに震えながら

 りんこう:「セーターに上着、防寒対策だけは十分だ」
 サブ:「富士一館の手ぬぐいはこういう時にも役に立つのだ」
 ほり:「近くにあるものは何だって使おう」
 ○:「隊の旗を膝掛けにしますか」

今年も山頂に着いたよ〜、でも寒い   5:00

せいやん:「寒いから銀マットにくるまっちゃえ」
脱7合目の女:「わ〜い、ありがと。宅の旦那よりやさしいわ」
せいやん:「たは、照れるぜ」ぎゃはは。

えいちゃん:「うわ、ここ寒いですよ」 (どこにいるんだ?)
93点

 
えび:「今年は高山病を克服したぞ。やっぱりお酒を飲まないとバッチリだ」
 さい:「どうでしょ?へへ」
 こみやん:「やったわ、自分を誉めてあげてもいい?」
 せいやん:「まぁ、よく頑張った。合格点をあげよう」
 
 もう1人いるべきはずの人が・・・マイナス7点
太陽見張り番  

 なんだかんだと言いながら、御来光の時刻にはちゃんと山頂に立っているという不思議なシェルパ。

 ペイ:「まだ、出ないよ。ここは寒いから下で待っていて下さい」
 一同:「ペイ」 バキッ!!☆/(x_x)
間もなく御来光

 果てしなく広がる雲海。いよいよだね。今日は雲海の上に素直な太陽が顔を出しそうだ。

 えいちゃん:「旦那にも見せてあげたわ、携帯で。」
 Tama:「あ〜、今年もやっとのことで山頂に立てたよ。」
出そうで出ない

 
ほら、出るよ。今出るよ。出たら教えて〜・・・


御来光です  9月5日 5:12

 TAMAさんもしっかりダウン着てるじゃん、ずるいな。
ペイ:「ハイ、皆さん御来光ですよ」

 いきなり東の空にちっちゃな点が輝き出す。日本一高いところから仰ぐ御来光である。

 しばらく酔いしれよう。・・・・え?酒?
お、出た出た

 思わず立ち上がって、皆がじっと見つめるその先には、神秘的な輝きを放つ太陽が。
 初めての人は感動で涙を流す。

 余裕の人は、他人の表情を写真に納める。
写真しゃしん

 ほとんどの登山者が写真に納める。携帯でとる人が圧倒的に増えた。
 ストロボを光らせる愚か者もいる。

 なぜか万歳三唱をする人がいないね。○が小さくやっただけ。

 感動の瞬間です。

 
鈴なりの成就ヶ岳

 御来光の瞬間は例外なく視線がそちらに向いている。火事場の泥棒はこういうチャンスを逃さない。金目の物は露出させないようにね。

 ただ、太陽だけを狙っても平凡だから、人も一緒に写し込むとそのすごさがわかるっしょ。いくら、富士山ブームとはいえ、異常だよ〜。
山頂山小屋の前も

 今日は風がないから成就ヶ岳もいいが、風があると、このポイントには立っていられない。山小屋の前がベストポジション。今日は分散されているから比較的空いているのだ。

 右はダブルダイヤモンド風に撮れています。誰が撮った写真でしょうか。不思議ですが一風変わったいい作品です。
北口登山道終点

 その頃、イナポンは登山道の終点にいた。続々と登ってくる登山者の中からメンバーを見つけているのだ。これもかなり疲れる役目だ。御来光の瞬間は登山者の足が完全に止まるので前に進まなくなる。

 ここで、石を一つでも落としたら・・・・・・・・・
上がった〜

 本日の御来光ショーは終了です。直ちに移動を開始して下さい。

 高山病で気持ち悪くなったメンバーは既に9合目あたりまで下りている。下りながら御来光を見ているだろう。

 感動の瞬間は心のシャッターを切った人も沢山いるはず。
上がりましたな

 
クリ:「上がったね〜」
 ○:「いや、上がったでしょ」
 クリ:「わたしゃまた、上がったのかと」
 ○:「さぶいですね。ワタしゃ、
CW−X股引忘れたんですよ。ツッチから借りましたけどね、(笑) カッパ着ました。」
 くり:「ツッチさんも御来光見えたかな?」

 つっち:「は、は、はっくしょん。股引が恋しいよ」
いやぁ、今年も感動の御来光ショーでした

 ロク:「高山病、も降りチャオ、、あ〜サイアク」
 ゆうこ:「やっと生き返ったわ、でも夢見ているみたい。最高だったわ」
 Tom:「バリヤー着ているから寒くなかったよ。え?」
 カワラ:「今年はバッチリ、やればできるね」
 Keisei:「このすがすがしさ、うちの家族は理解できないんだよな」
 ガミ:「うん、今年も問題なくクリアですね」
 Mizo:「大岳の教訓が生きてるぞ、膝は何ともない」
(お断り)
 登場人物は実在していますが、行動、発言はフィクションが多分に含まれます。
 この後の展開は作者の気分次第でどうにでもなりますので、要望、コメントは随時受け付けます。特に袖の下は大歓迎です。
   (笑)
では、お鉢巡りへと出発しましょうか  2010年9月5日 5:30AM

 山頂(剣が峰:3,776m)が待っている!
 お鉢巡りは、約1時間半。途中で休憩とか写真を撮るから2時間かかるかな。体力に自信がある人と、これからチャンスがあまりない人(?)は、お鉢巡りをすべきです。ささ、行きますよ。

 事件はまだ勃発していない。
 事態は、緊迫したまま急転直下の次回に引き継ぐ・・・・

  <付録>登場人物一覧

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