海の日休日を含んだ3連休。苗場山頂ヒュッテのキャンセル待ち(申し込んだ時点では満員だった)をしていたら、3日前にキャンセルが出たらしく、あわてて計画書を練り上げる。苗場山はキャンプ指定地がないため、1軒しかない山小屋に泊まるしか術はない。日帰りでも可能だが、午前中の景色を楽しむには泊まったほうがよい。
 ブヨ対策が不十分で10箇所以上も食いつかれた。日の出前からブヨに襲われるとは想像もしていなかった。普通の防虫スプレーはまったく効果がない。「ハッカ水」を作ったのは帰ってきてから。(^^ゞ
 日 時:2010年7月18日(日)〜7月19日(月:海の日) 
 山名:苗場山(標高2,145m)
 参加者:Peiさん、Tamaさん、Aちゃん、◎(5名)

苗場山マップ

 大赤沢登山口3合目(標高1,290m)まで車で入るのが一番楽なコース。ただ、塩沢石打ICから2時間近く細い道(国道なんだけどなぁ)を走らねばならず、アプローチは遠い。前泊でキャンプ場に泊まった。
 
 標高差は855mと日帰り登山が可能な高低差。山頂湿原に足を踏み入れた途端に別世界が待っているので足が進まなくなる。

 今回は登りと下りが全く同じルートなのだが、忠実に再現してみる。
三合目駐車場

 キャンプ場で雨に濡れたテントを干していたらスタートが遅くなってしまった。8時頃駐車場に到着。ガイドブックに寄れば90台は駐車可能と書いてあるが、既に満車状態。真ん中よりのスペースにかろうじて停める。

 三合目の登山口はすぐそこだった。登山口にトイレはあったが、水が出なかった。
三合目    標高1,290m

 駐車場脇から登り始める。既に蒸し暑い。前日の雨で登山道がぬかるんでいるがスパッツをつけると一層蒸し暑くなりそうでそのまま。

ホトトギスの仲間?
四合目    標高1,470m 

 一汗かくとすぐに4合目。10mほど脇に入ると水場がある。行って見ると、昨夜の雨で少し濁っているように見える。飲むのはやめておいたほうがよさそうだ。
カラマツソウ


オオバミゾホオヅキ


五合目 標高1,580m

蒸し暑い中をどんどん高度を上げる
まだまだ、これからだよ

六合目 標高1,750m


七合目 標高1,810m
  八合目 標高1,940m

 地図によればそろそろ平坦な湿地帯に出てもよさそうな気がするが。最後の急登を頑張る。
湿原に出る

 やっと湿原に出た。涼しい、さわやか、気持ちいい〜。
 ルンルン。

 ワタスゲが大好きなAちゃんです。
 ここからは望遠レンズにしてみようかな。
山頂まで1.2キロ

 湿原歩きを1キロも楽しめるですよ。ちょっとガスが出てきているが、まぁまぁの天気でよかった。

 木道になってからは足がなかなか前に進まない。別に疲れているわけではない。

和山分岐
  チングルマ

 とっくに花は終わっているようで、既にカザグルマ状態。
ワタスゲ

 見渡す限りワタスゲ。苗場山はワタスゲに覆われていたのだった。ちょっと意外な気もしたが、花の90%以上がワタスゲだったのだ。
タテヤマリンドウ



イワイチョウ
ヒメチャクナゲ

 ピンクがかわいい
なかなか進まぬ  九合目 標高2,000m 

 数歩進めば写真、先ほどと少し違うだけで写真、群生していると写真・・・・
 全然先に進まない、特に後のほう! 先頭はあきれてどんどん行っちゃったよ。
コバイケイソウ

 ちょっと時期が遅いようで、枯れ始めている。


コイワカガミ
ウラジロヨウラク



ツマトリソウ

 ヒュッテの裏にも咲いていた
シャクナゲ

  まだ咲いていた。ここでだけやっと見つけた。


コケモモ
 
 果実をコケモモ酒にして山で飲んだことがある。酸っぱかったような。
湿原を行く

 いたる所に池糖があり、いかにも高層湿原って感じ。ワタスゲが良く似合う。
木道から外れちゃダメ

 自分の好き勝手に歩き回れると思ったら大間違い。自然保護のために木道から降りることは許されない。

 じゃ、木道が周回できるように作られているかと思えば、そうでもない。結局、あそこら辺までは行けない。
雪渓

 わずかながら雪渓が残っている。冷たくて気持ちがよさそう。
  到着 「苗場山頂ヒュッテ」

 わいわい楽しんでたら、到着してしまった。小屋の周りはブヨだらけ。うわさには聞いていたがすごいブヨだ。体中にねっとりとへばりつくように飛び回る。こりゃ参った。

 受付を済ませ、指示された場所へ。今日は2枚の布団に3人というちょっと窮屈な雑魚寝だそうだ。まぁ、しょうがないか。

1998年6月に「苗場山自然体験交流センター」と改称されている。
ちょっと休憩したら、山頂まで散策

 実は山頂はすぐそこ! 数分もかからない。

 後で展望台ににも行くけどね。

 あ、そうそう、携帯は展望台付近でアンテナマークが立った。

エンレイソウ
イワイチョウ


コバイケイソウ
苗場山頂   標高2,145m

 とにかくブヨだらけの山頂。防虫スプレーをふんだんに振り掛けるのだが・・・

 ブヨにはハッカ水(+エアーサロンパス)しか効かないってことはこの時点では知らなかった。
看板倒れ

 苗場山の看板がぶっ倒れている。
 これがホントの「看板倒れ」
まったり

 お茶も飲んだし。
 ね? え?

  後方の山頂遊仙閣は営業休止中である。誰か屋根の上っていたけどね。
ワタスゲ


モウセンゴケ

 食虫植物。葉に沢山の粘液を分泌して虫と捕まえるんだって。怖ーい。ほら、あんたも狙われている。
ブヨ被害者 さっそく一人

 「ブヨにやられてしまうなんてねぇ、やっぱ腹がブヨブヨしてるからね」

 「ぶっ」

 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」 チーン !

 惜しい人をなくしたなぁ。
山頂湿原パノラマ
ショウジョウバカマ

 なぜかここにだけは群生している。
生き返った

 ブヨ犠牲者が特効薬で生き返ってしまった。そのままでも良かったのに。

 あっち向いてホイホイ、こっち向いてホイ。何をやっとるんじゃ。
ハクサンチドリ

 携帯のアンテナが立つ場所を求めてウロウロと歩き回る。ハクサンチドリは後にも先にもこの一輪だけしか見ることがなかった。

コイワカガミ

 群生地発見。
ブヨ被害者 二人目

 他人に移したら、治るって? そりゃ風邪でしょうが。
 ついにブヨ被害者が2名になった。
 
 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」 チーン !

 悲しみにくれる関係者。すすり泣きが聞こえてくる。
 
ゴゼンタチバナ


ツマトリソウ
夕食(自炊)

 自炊場はなく外でご飯を炊いていたら、雨が降ってきた。ご飯はもう蒸らすだけだったのでセーフ。布団をたたんで食事。今晩は牛丼か中華丼だい。
 男性は酒盛りしているから食べないはずだったが、○以外は食べた。
 この後、食堂が空いたので、移動して酒盛り。今日は食堂にも布団を敷くとのことで追い出された。しょうがないから寝る。雨は2時ごろまで降っていた。

後半へ続く



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