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2日目夜明け

 
目が覚めたら、既に薄明るい。カーテンを開けると波の音が冬の色で迫ってくる。たしか日の出は6時ちょっと過ぎのはず。利尻富士が見えるかどうかやっぱり気になる。直ぐに着替えて外に飛び出す。
 あ〜、、、、期待もむなしく、山頂付近にだけしっかりとガスがかかっている。天使は微笑んでくれないのか。
現在地

 
野塚展望台のところがホテルです。鴛泊から約5km離れていますので、昨夜遅くまで鴛泊で飲んでいたら、極寒の暗い夜道を歩いて帰ってこなければならなかったでしょう。ちょっと怖い。
ホテル雲丹御殿(うにごてん)

 前は海、後は山・・・・・なんかで聞いたことがあるような位置に建っている。野塚という地域。御殿には陽が差してきた。
碑にはカバーが

 これは吉村昭の「海の祭礼」碑だそうだ。冬場は石でもカバーするんですね。実はまだ読んでません。これから読みます。

内容(「BOOK」データベースより)
ペリー来航五年前、鎖国中の日本に憧れたアメリカ人青年ラナルド・マクドナルドはボートで単身利尻島に上陸する。長崎の座敷牢に収容された彼から本物の英語を学んだ長崎通詞・森山栄之助は、開国を迫る諸外国との交渉のほぼ全てに関わっていく。彼らの交流を通し、開国に至る日本を描きだす長編歴史小説。
利尻島モニュメント

 
近づいていったら「利尻島」って書いてあった。

(説明文)
 このモニュメントは全体で日本海に浮かぶ利尻島の豊かな自然がもつ夏の美しさや冬の厳しさを表現しています。
 中央に立ち上がった青い四角形は利尻富士を意味しております。
 また、手前の5本の四角柱は利尻島の恵み多い海をあらわしています。
かろうじて山頂が確認できるか?

 
雪原だけど、もしかしたら沼かなぁ?
 付近をうろうろしながら山頂が見えるまで待つ。
 
 「お、見えた!」 と一人合点しているがどうだか。
行き倒れ発見

 昨夜、約1名がホテルに戻って来ず、捜索願が出されようとしていた。早朝散歩中の○が発見。
 「安全確認ヨシ」、、、、「人工呼吸」・・・・「ダメダ」

 ぽい!

  かくして、跡形が少し残った。チャンチャン。 (USO)
  残念! 無事に生還

  懸命な無駄放置にもかかわらず、川を渡ることができずに生還してしまいました。

 「よかった;;;;ぁ」
 「ちぇ;:;」
  ホテルの朝食

 
バイキングスタイル。この形式の場合はたいがい食べ過ぎるんだなぁ。まして、イクラ、ウニが食べ放題ときている。う〜ん、うまそう。たまりませんなぁ。しかも海を見ながらですからねぇ。
 でも、でもですよ、ちっとは考えないとね。

「体内に溜まってしまうコレステロールは自己責任で排出して下さいますようお願い申し上げます。」<ホテル支配人>
フェリー入港

 利尻島の新聞は朝一番のフェリーに乗ってやってくる。おぉ、やっと来たよ。フェリーがペシ岬にかかる。港では歓迎の儀式が始まるんだろうか?新聞は、港で仕分けされてお昼前には配達されるみたいです。よく考えたら、利尻では一度も新聞読まなかったぞ!

 向こうに見えるは礼文島。

スノーシューで「利尻の主」とご対面

 本日のメインイベント発進。利尻富士温泉付近までバスで移動。そこから先は除雪されていないのでスノーモビルで野営場(利尻富士登山口)まで送ってもらう。
 コース概略:野営場(標高220m)→森林限界(標高550m)→利尻の主(標高380m)→甘露泉(標高270m)、予定コースタイム:4時間半

 
注.スノーシューマップは○が推測で作成したものであり、かなりいい加減です。この地図を信用して出かけ、万一事故が起きても○は一切の責任をとりません。
あこがれ(O_O) のスノーモビル

 
「うわー、デカッ」
 700ccのエンジンを搭載している。あのバイクのナナハンに匹敵するパワーを搾り出す。推進力はキャタピラーを回すことによって生まれる。先のスキー板は単に舵取りの役目とショックアブソーバの役目だろう。
ブラックモビル

  精悍でカッコイイ。ナンバーなし。ヲイヲイ、無登録車だよ。ピピー(イエローカード)

 なんか後に書いてある。
「平成11年度 宝くじ助成備品」そっか、宝くじ助成事業として購入されたスノーモビルなんだね。がんばれよ。
では、行くぜい

 「ソリに乗る人は雪をかぶりますからねぇ」、キャタピラーから吐き出される雪をもろに受けるらしい。それが好きな人?
 ご安心なされ、スノーモビルは免許証なしで乗れるんです。但し、公道は走ることが出来ない。え?今、駐車しているところは公道ではないの?(・・・・・・・・雪があると公道ではなくなる?) 
 助成事業にかこつけて女性優先、なんちゃって。転落!
お先にぃ

  え〜、ずるーい。おらも乗りたい。(`ヘ´) プンプン。
  ゴー、バリバリ、ドーン、ビューン。ヒャー、かっこいい。迫力あるぜ。イエィ、イェイ。大騒ぎしているうちに、行っちゃった。
 しっかりつかまっていないと振り落とされるぞ〜。
そして男どもは

  
「残された者は歩きますよ」 「ヴぇぇぇぇ?」
 スノーモビルは出払ったし、しょうがなかばい。テクテク。

 「あれがポニョ山でござるか?」
 「何と申された、ポン山にござるよ」 
(。_・)

 熱い、もう汗が出てきた。歩くときは大変だ。
野営場に到着

 3人乗りだと、やっぱスピードが出ないみたい。乗ってる方もつらいよね。ま、5分ぐらいだから我慢すべよ。

 
 スノーモビルに乗っている間は、振り落とされそうでカメラを構えるどころではないはずだが、なんとぉ、AKIRAさんはビデオを持って撮影したの?すごい根性です。
おもしろかったぁ

 ○が乗せてもらったスノーモビルはパワー全開でかっ飛ばした。カーブではドライバーと一緒にインに傾く。そうするとスノーモビルも一緒にインに傾く。 
傾かないってば。コースアウトしそうだ。猛スピードで先行のスノーモビルを追い越したよ。あ〜、楽しかった。もっとこれで遊びたい!!!
利尻富士野営場

 今回のスノーシュー体験のスタート地点。標高約220m。

 夏は利尻富士への登山基地として大いに賑わう場所。冬季は閉鎖されてひっそりとしている。変人は冬季にここで幕営するんだろう。。
スノーシュー装着

 スノーシューはバックルが外側に来るように。しっかり締める。ストックは、肘が直角に曲がるくらいがいいですよ。ノルディッウォーク用のポールかな?
 ○はカメラを持って歩きたいのでストックは持たない。かえって邪魔になるだけだもん。

 では、出発しますよ。「はーい」、素直な生徒たちである。
 今回の参加者は全員スノーシュー。ガイドさんもやりやすい?
本日の積雪は1.5m

 道路標識が首だけ出して埋まっている。ということは積雪は1m以上はあるってことだろう。

 冬は道上を歩かなくてもいいのだ。
では、出発

 バンガローがひっそりと静まりかえっている。
 騒音のない世界にGO!
自然教室開催

 自然ガイドのにっしぃさんが利尻島の動植物について解説してくれます。

 一同「ヨロシクお願いしま〜す」 
(* ^)(*^-^*)ゞテヘヘ

  切り株の上に根を張った強い木ですね。こういうのを何と言いますか?
 ○:「株木(かぶき)」 
 (。_・☆\ ベキバキ
 にっしぃ:「
切株更新」と言います。ちゃんと、メモしてくださいね。
歩き始めは多少ぎこちない

 スノーシューをはじめて履いた人はどうしても、ガニマタ風の歩きに慣れるまでおっかなびっくり。自分で自分のスノーシューを踏んだりする。ストックがタイミングよく突けない。そのうちに慣れますから気にしないでいいですよ。
動物の足跡発見

 利尻島には熊や鹿などの大動物は生存していない。本島とは全く異なる生態。でも、動物の足跡がある。リスは冬眠しているはずだから、ネズミかイタチではないでしょうか。(byにっしぃ)

 木の根っこから根っこへと点々と足跡は続いている。
もう歩くのに慣れたみたい

 足取りも軽く、鼻歌も出そうな雰囲気。まだ、ストライドが長すぎる人もいるようですが、ほとんど平坦に近い上りなのでなんら心配はないでしょう。

 ふ〜、、、、風ないね。
暑いっす

 もう熱くなってきた。あぁ、出発時に一枚か2枚脱いでおけばよかったですね。歩いているうちは熱いですからここで脱いで下さい。

 
エビッ。利尻島の山エビ。たまには山の幸もよかろう。(^o^)/
先達はkumapさんで定点観測1

 今日のアタマは
kumapさん。みんあ、kumapさんの前に出るじゃないぞ。ははぁ!

 一列渋滞でついてきておくれ。ゆっくり行きますから。

 日野市からさんかのMさん。奥様はQちゃん。
定点観測2

 小作から参加の、、(す、すみません)、、、小城出身。

 TONY’s Sanは高校生。
 Emirin。
定点観測3

 AKIRAさん。全国の島制覇が目標。

 TONYさん、甲斐の国から朝5時15分発の高速バスで羽田へ。HONDA信者。スパーカブならまかせろ。

 同行案内人の方々。頼りになります。
定点観測4

 よしえちゃん。とても綺麗なイラスト(後で紹介します)でエッセー。バイク乗り。

 LON(m)。2年連続参加。利尻にぞっこん。姉御、頼むよ。

 *ありさん* 母子参加。娘がブロガーですの。ナウイ内容ですよ。
定点観測5

LON(P)。mixiで「冬の利尻」コミニュティー主催。

Mura(別名:大輔)。ウィスキーの街余市で”スキーを履いたメタボ”の相性で一躍有名に?? ツアー添乗員。たまに業務を忘れる(うそです)
トドマツとエゾマツ

 簡単な見分け方:
 ・エゾマツ・・・・枝が下を向いている
 ・トドマツ・・・・枝が上を向いている。

 理解しました?(ハイ、そのときだけ)
雪の中を行く

 木の枝とか幹についている雪の量が少しずつ多くなってきた。標高はまだ450mぐらい。時折、鳥の声も聞こえてくる。ゲラ、ゲラ・・・笑ってる場合ですよ。
穴が雪に埋まっちゃう

 キツツキがガラの仲間がつついた跡。まだ新しい。

 まぁ、ゆっくりと見学して下さい。(kumap)
「おい、大丈夫か?」

 Q:「大丈夫よ、毎日走ってるんだから。その代わり、毎日ビール飲んでるけどね。」

 小休止しマース。
落葉樹が混ざり始める

 ダケカンバ、ナナカマド、ウルシなど紅葉して落葉する木が混在してくる。いきなり帯域が変わるのではなく、少しずつ変わってくる。
最後尾は任せてある

 最後は、やっぱりクローザーの大輔で決まりだよな。
 「ええええ?ま、いいですよ。任せない!」

 では、出立致します。
珍木

 コブがたくさん付いているけど何だ?
 誰もわかりません。にっしぃは先にいちゃった?
いませんよ

 随分先にいっちゃったかも。
ここでクイズです

Q1:これは何?
   A:トドマツのマツボックリ
   B:エゾマツのマツボックリ
Q2:自宅に持ち帰って床の間に飾るとどうなる?
   A:左
   B:右
 わからない人は、にっしぃに頭下げて!
春まじか

 
マジカよぉ。(-_-;)

 春は木の根っこ付近の温度が高くなるので、雪解けは根っこから始まります。
 寒い北の国でも、春はもう直ぐそこまで来ているんですね。
何と表現していいか・・・・・

 (恐る恐る・・・)
   
   ゴ・シン・タイ  
(;^_^A アセアセ…

   
ピピー、イエロ、10分間のシンビン
サササ

 もう、知らない。
 あんたとは無関係だよぉ。もう・・・・。

 ドンドン置いて行っちゃおう。
サルオガセ

 フワフワしてかわいい?
 何度復唱してもすぐに忘れてしまう名前。
 漢字で覚えたいけど・・・・(猿尾枷、猿麻?)

 樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」(広辞苑)。その形は木の枝のように枝分かれし、下垂する。 胃腸薬になり、利尿作用がある、とされている

 
オボエマシタ
イワガラミ

 寄生するのではないのですが、絡みつきながら大きくなります。白い花が咲くあじさいの仲間です。
随分と開けてきた

 そろそろ標高も500m近くなってきたので、大きな針葉樹が少なくなってきました。
小ピークが見えた

 眼前にいきなり小さなピークが現れる。あれ?利尻富士?
 そんなはずはない。単なる尾根!だよ。
あっちこっちに穴ぼこが

 鳥だって虫を食べないと生きていけないのだ。野生でも死活問題だモンね。
「利尻富士 モニターの記」1

 本物の利尻富士に登り、たったの数時間の歳月をかけて、あっさりと出来上がった、汗と涙の感動記録。この春、一斉公開!

 撮影のために、足跡は作れず、ひたすら新雪を踏みながら登る一行。
「利尻富士 モニターの記」2

 風下に一歩足を踏み入れれば、雪尻を踏み外す恐れあり(ないない)。
 悪天候に行く手を阻まれ、立ち往生。(してないない)
「利尻富士 モニターの記」3

 森林限界に全員のマーキングを残して帰ろうという壮大な計画はいよいよ最終章を迎えようとしている。
 さぁ、果たしてモニターは森林限界ポイントに到達できるのか?
え? もしかして、ここが森林限界かい?

 
んだ!

 利尻富士はどこだぁ?
 「今日は見えないっしょ」
 「あそこら辺は?」
 「5合目の建物だっちゃ」
 「長官山も見えないよ」
なぁんだ、ここかい?

 せっかくだからもう少し登りたいねぇ。だめだめ、団体なんだから。
 そっか、残念だね。

 右の稜線の更に奥を登れば、利尻富士の山頂が見えるコースになるんだそうな。う〜む、実に悔しいなぁ。
振り向けば

 「あ、利尻空港だ」
 「向こうには、礼文が見えるよ。」
 ガスの切れ間から、わずかに見える景色にも歓声が上がる。

 ヒーヒー、やっと登ってきたよ。
では、森林限界での記念撮影

 まずは、山頂方面をバックに撮ります。
 続いて、下界をバックに撮ります。

 一生の記念にどうぞ!

  
  つづく


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