日本三大霊峰は「富士山」、「立山」と、この「白山」を指して言う。白山の謂われは、1年のほぼ半分が雪をいただいた白ということらしい。高山植物の宝庫としても知られており、「ハクサン****」という名のついた高山植物が日本全国いたるところにある。
日 時:2009年9月19日(土)〜9月21日(月)
場 所:白山(標高2,702m) 
参加者:Pei、Tama、A、◎(5名)

   
このページは南竜ヶ馬場〜山頂編(2日目)です。
  
アプローチ編(一之瀬〜南竜ヶ馬場)はこちら
 
すべての写真はクリックで拡大します。
白山MAP

 南竜ヶ馬場キャビンで満天の星を見て一夜を明かした後、展望台ルートを登り、雄大な日本アルプス(主に後立山連峰、北アルプス、中央アルプス)を眺める。

 ご来光を山頂で迎えるには、キャビンを2時間半前に出発しなければならない。

 約2時間で室堂に着き、山頂を目指す。山頂からは池めぐりコースをゆっくりと楽しむ。
南竜ヶ馬場出発   標高2,000m 5:45 

 予定では4時起床だったが、熟睡してしまい、気がついたら5時だった。まだ薄暗い。軽く朝食を食べあわてて出発。外は寒い。

 テントも既に半分ほどが撤去されている。御前峰には既に朝日が当たっている。ご来光を見損なったぞ。
展望台コース(展望歩道)    6:00 

 夜中は強風が吹き荒れ、キャビンがガタガタと揺れていた。キャビンの中も寒かった。焼酎のお湯割では体が温まらなかった。うう、寒い!

 
チングルマ 

 チングルマが本来の”稚児車”になる今が見頃だ。葉っぱも真っ赤に紅葉するし。

黒豆の木

 ブルーベリーの親戚と思って食べてみぃ、同じ味がするよ。
リンドウ 

 ついに最後まで、白山でリンドウの花が開花しているのを見ることはなかった。このまま、花も茶色になって枯れていくみたい。

ウラジロナナカマド
 実は真っ赤になっているが、葉っぱは茶色になって枯れそう。本来、葉っぱも真っ赤に紅葉するのだが・・。
振り向けば

 別山方面。なんとなく黄葉しているなって感じ。

 

ヒョウタンボク 

 花は白。実は2個くっつくんだ。百日紅の実に似ているでしょ。

イブキトラノオ

 有名な高山植物。
ここから上り       6:30 

 これまで、水平移動してきたが、やっと登りに差し掛かった。60代後半と思える元気印のおじいちゃん、おばぁちゃんがTシャツでワイワイ登ってくる。昨日、別山から縦走してきたらしい。すごいパワーだ。負けたよ。

 
  アルプス展望台   標高2,200m  6:45 

 しばらく登ると、振り向けは別山。

 で、前方には日本アルプスが広がるアルプス展望台に着く。スゲェ、絶景!

 

 
アルプスパノラマ
アルプスが一望

後立山連峰:白馬岳、剱岳、立山

北アルプス:槍ヶ岳、穂高連峰、笠ヶ岳

中央アルプス:乗鞍岳、御岳、恵那山
飽きることがないけど・・   7:00 

 アルプス展望台からの景色は見飽きることがない。ずっと、ここにいてアルプスを見続けていたい、そんなすばらしいポイントだ。

 そうは言っても、歩かないと山頂に立てないので出発を決意する。でも、やっぱり何度も振り返ってアルプスを見てしまう。ほとんどミーアキャットだ。
ショウジョウバカマ

 立ち枯れのままだけど、すぐにわかる。

イチゴ

 
そういえば、イチゴは沢山。食べてみたけど、甘さより口の中に苦味が残る感じ。
イワギキョウ

 そろそろ終わりです。この山には沢山咲いている。


黒豆の木

 
相変わらず、ブルーベリーもどき。ちっと食べてみぃ。
ガンコウラン

 ウサギのフ○みたいにコロコロしている。 

 おぉ、やっと御前峰が見えてきた。あそこまでできれば、直登したいくらいだけど、室堂に回り込むんだ。

 
あ、アルプスが見えなくなる

 ハイマツ帯に入ってきた。ハイマツは紅葉しないからなぁ。
コバイケイソウ

 コバイケイソウも立ち枯れしている。 

 室堂まで0.5kmの標識。もう少しだ。
 
白山室堂   標高2,450m  8:00 

 うわ、相当にでかい建物だ。よくまぁ、こんなに大きな建物を建てたもんだ。さすがは三大霊峰だけある。石川県もすごい。
霊峰白山の案内板

 白山は、御前峰、大汝峰、別山の三峰からなる。頂上に祭られた「白山奥宮」は、全国各地に分布する白山神社の総根元社である。
 
白山室堂  

 収容人員が750名と日本で2番目に大きな山小屋(ちなみに一位は白馬山荘)で、簡易郵便局や夏山簡易診療所が併設されている。一般宿泊者は3つの山荘と、自炊が出来る白山荘に宿泊する。
 宿泊料(素  泊) 5,100円
 宿泊料(1泊2食) 7,700円   2009年
高いか安いかは各自が考える価値による。 
いよいよ山頂に向かう   8:15 

 神社で最後の安全登山を祈願して、山頂に向かう。非常に整備された登山道(というよりも遊歩道)を40分ぐらい登ると山頂に着くらしい。

 

ハクサンフウロ

 やっと2個目を見つけた。


イワハゼ

 
シラタマノキと間違ってない?
オトギリソウ

 枯れても葉っぱだけは元気。 


コケモモ

 焼酎に浸けてコケモモ酎はいいかが?
 
室堂平 

 山の中腹に広大な敷地が広がっている。緑の楽園みたいだ。

 池めぐりコースの中間コースを戻ってくるとここに合流する。
御前峰白山奥宮    8:50

 ここに信者が大挙して押しかけたら収容できないけど・・・。それくらいこじんまりとした建物である。無事登頂のお礼をする。
御前峰

標高2,702m



ヤッタァ

山頂だぁ
北アルプス方面 

 風が強くて岩の上には登れないが、360度の絶景が広がる。山頂は携帯電話が通じるよ。。
 
白山山頂

 御前峰と10mくらい離れた位置にある。風が強くて吹き飛ばされそう。やっとのことでしがみつく。
お池めぐりに    9:15 

 ではぐるっと「お池めぐり」して降りましょうか。向こうに見えるのが、白山のひとつ「大汝峰」(標高2,680m)。できれば、あの山頂にも立ちたいね。

 
へっぴり腰

 う〜ん、先が思いやられるなぁ。ガンバレ〜・・。
 
耐風訓練 

 いきなり、突風に襲われる。風速30mはあるだろう。体重が軽い女性陣と○は風に飛ばされそう。
 ベテラン男性がそれぞれ女性をサポート、風が少し弱まるのを待ち、慎重に通過する。しかし、ものすごい風だったなぁ。 
大汝峰と千手ヶ池

 あそこまで降りていくのだ。

 
風が止む

 尾根をクリアすればうそみたいに風がなくなる。見上げれば、あんなところから降りてきたのだ。こちら側から見る御前峰は岩ゴロゴロ。
翠ヶ池 

 代表的な火口湖。古文書「白山乃記」には、1,042年の噴火について、「ある夜、山頂のほうに二人の童子が現れ、土石を投げて室を埋めた。その時、土石を掘った後が2箇所あり、その一つが翠ヶ池である」と記されている。

 
大汝峰   標高2,680m  9:50 

 大汝峰まで0.7km。数人が上り下りしている。さぁ、頑張って登ろう。

 「風が強いから止めましょう?」リーダーが率先して行かないというので、子分としては異議があろうはずがない。・・・・ということで、あっさり中止。ダハッ。
大汝峰

 
あっさりパスします。チングルマの赤が寂しそうだよ。
千蛇ヶ池

 白山を開いたとされる秦澄大師が悪さをする千匹の大蛇を万年雪で封じ込めたという伝説がある。万が一、雪が溶け蛇が出てくる恐れがあるときには、御宝庫が崩れ落ちて、池をふさぐと言われている。

 9月の万年雪、珍しい。
 
冷たいってば 

 わざわざ池に下りて、手を突っ込んでいる。「冷たいってば」。
 

休憩   10:00 

 風がないところで小休止。お腹も減ってきたし、ちょうどいいや。

 「は〜い、ではCM本番行きますよ。」
 「山でも、おっチャンが「お〜いおっ茶ん」 サブ!

 

 
ヨツバシオガマ

オトギリソウ

 なれの果て・・ 

 
チングルマ

ウラジロナナカマド



 遥か彼方は日本海
タテヤマリンドウ

 今回の山旅で見つけた最初で最後のタテヤマリンドウ。けなげ〜。

 山頂付近がなだらかな形で再度見え始めた。
もう少しで室堂に戻る     10:45



 室堂の建物が見えてきた。なかなか見所が多い池めぐりコースだった。

 
ラーメン昼食   11:00 

 持参のラーメンを作って食べる。ちなみに、室堂売店の価格は、下記のようになっている。
  (例)カレー、ラーメン、うどん等 各800円
     生ビール800円、缶ビール500円
     ペットボトル350円、コーヒー500円、
     地酒缶500円、ウィスキー1000円
 こちらはどうだ、フン原価安いだぞ! 
ビジターセンター    11:30 

 そろそろ室堂を後にしよう。まだ、これから登っている人も沢山いる。

 ビジターセンターには寄らなかった。
室堂全景 

 室堂展望台から。
 御前峰と登山道がよく見える。
分岐     12:00 

 砂防新道と観光新道は直進、エコーラインは左手に進む。風がなくなり、暑くなる。みんなシャツを2枚づつ脱ぐ。
見納め      12:15 

 振り向いたら、御前峰がやさしく「バイバイ」している。もう一度訪れることがあるんだろうか?綺麗な山だった。

 眼科には南竜ヶ馬場が見え始めた。あそこまで降りれば今日の行程も終了。
 
キャビンが見える

 右端のほうにキャビンが見えている。近そうだけど、まだまだ遠いんだこれが。 

 カライトソウもすっかり枯れてきたね。
木道まで降りてきた

 昨日より一段と黄葉が増したような感じだ。日ごとに秋が深まっている。
無事下山      13:00

 本日の受付を済ませ、「カンパーイ」( ^_^)/□☆□\(^_^ )。グビグビ、いあやぁ美味いねぇ。最高! ちなみに、缶ビールは500円と良心的(富士山は600円)だった。
 
今日も暮れ行く異国の・・・・

 今夜は快晴無風。昨夜より、一層満天の星が見やすい。今日のメインディナーは「モツなべ」。山の上で鍋を囲む贅沢。
 でも、ご飯を焦がしてさぁ、大変。焼酎が底をついたのでお休み。あ〜、のんびり贅沢な山旅だわん。
 



   アプローチ編