先週土曜日に東武日光駅前で実体を確信した。紅葉シーズンの奥日光は車で行けるところではない。でも、行きたい。そんな向きは平日にどうぞ。
 というわけで、性懲りもなく3日後にリベンジすることにした。涸沢の紅葉を見るには覚悟を決めて出かける必要があるが、日光なら前夜の天気予報を見て、早朝出発でよい。
 新聞だとヘリから撮影できるが、貧乏人は足で稼ぐしかない。

日 時:2008年10月21日(火)
場 所:社山(標高1,827m)
参加者:◎
 
  社山MAP

 県営歌ヶ浜駐車場に車を停めて、中善寺湖畔をひたすら歩く。約5キロほど歩くと登山口につく。途中、湖岸の景色堪能でき、それだけでも満足するかも知れない。

 登山口から阿世潟峠まで20分、峠から社山山頂まで1時間強。ただ、眼下には中禅寺湖がずっと見えており、展望は最高。
 冬はスノーシューを履いて楽しめるらしい。

         とりあえず、先に見る
紅葉のスライドショー
  明智平

 朝6時の明智平駐車場は既に満車。頻繁に車が出入りするからちょっと待てば駐車は可能。ただ、平日とは思えない混雑。これが、休日だったら車はちっとも動かないだろう。

 明智平からの男体山。全体的に茶色っぽくなっているだけで、全山紅葉という染まり具合ではない。
  写真を撮るだけ

 カメラマンの放列。三脚をセットしている人、コンデジでちょっとだけ撮る人。携帯で撮る人。様々だが、ほとんどの人がカメラを持っている。

 ロープウェイはまだ営業していない。下り線からの駐車場も実は未だ閉鎖されている。

 歌ゲ浜の駐車場が心配なので先を急ごう。


歌ケ浜駐車場    6:30頃着

 駐車場は既に8割方埋まっている。前夜から車中泊したと思われる車も沢山いる。車さえ停めればもう安心。出発準備でウダウダ。朝食バクバク。
 気温7度。寒い。これ以上着る物持ってきてないよぉ。男体山が朝日を浴びて影を引いている。
駐車場出発    7:00

 立木観音はまだ陽が当たっていないので紅葉にはちょっと寂しい。

 湖畔の歩道(特定車のみ通行可)を進む。イイ色に染まってきていて、最高の散策が出来そうだ。

 イタリア大使館脇の紅葉が良い色に色づいている。
八丁出島
 中禅寺湖の紅葉名所。航空写真でもおなじみの場所。10分ほど歩けば半島が見える。30分はかかるけど。
八丁出島

 300mm望遠(35mm換算450mm)で捕らえてみた。ま、人間の目では綺麗な紅葉でも、機械の目を通せばたいしたことないってのが解る。
 やっぱ、紅葉は生で見るのが一番かも・・・。


   八丁出島の
パノラマを存分にお楽しみ下さい
後方には日光連山が

 日光白根山、金精峠あたり
これから登る「社山」

 登山口までもまだまだあるなぁ・・・・。
 もう、ここで十分だよ、どっかから声が聞こえてきそう。
 とんがった山だ。
木の葉ロードを行く
 
 途中から舗装道路が切れて、未舗装になる。落ち葉が道路をふさいで、サクッ、サクッと歩く音だけが聞こえる。

 真っ赤な紅葉ではないが、朝日に透き通る葉っぱが鮮やか。朝日の木漏れ日も
「ちょ〜、気持てぃいい!」
モミジ

 落ち葉をゆっくり眺める余裕がある。
ズンズン歩く

 登山口まで1時間も歩くんだ。
 でも、気持ちの良い落ち葉踏み。
 ルンルン気分で空きを体感している。

 
週刊誌の表紙にしてあげよう。どん!
社山登山口       8:15

 ふぅ、やっと登山口について。
 途中、狸窪(たぬきくぼ)というところが半月山登山口となっていた。こちらから回るルートもありだ。

 キャンプでもしたくなるような静かな場所だが、「幕営禁止」の立看が立っている。
 阿世潟峠(あぜがたとうげ)に方面に曲がって、やっと登りが始まる。
やっと登りだ

 暑くなるだろうと、服を2枚脱いだら急に寒くなる。
 急登を予想したが、それほどでもない。ひんやりした硬い空気を吸い込みながら、黙々と登る。
阿世潟峠   標高1,417m   8:40

 うっすらと汗をかくと、峠についた。風が冷たい。
 ここからは、稜線歩きが始まる。男体山が見守ってくれている。
足尾側

 峠からは南側に足尾の山並みが開ける。山肌が紅葉で綺麗だ。ど〜ん、と紅葉なのだが、写真で見ると大したことないかも・・・。
ここからは男体山のオンパレード

 稜線の高度を上げていくと、男体山が横に見えてくるし、中禅寺湖の見える面積が段々広がってくる。

 男体山の左側に太郎山、山王烏帽子岳が見えてきた。
上野島

 中禅寺湖に浮かぶ島、「上野島」。ここも観光スポットだろう。遊覧船が近づいている。

 必死でシャッターを切る。人差し指が痛くなってきた。
男体山と中禅寺湖

 最初の小ピークで写真休憩。
 正面の奧が、華厳の滝になって流れ落ちているところ。
 手前右側に半島のように突き出ているのが「八丁出島」、右は半月山。
足尾側の紅葉

 これでもかぁ・・・!
八丁出島

 八丁出島に遊覧船が近づく。急いで望遠レンズ交換するも、遊覧船は向こう側に隠れてしまった。チョッ!
 ちょっと彩度を上げ好きましたね。
出てきた

 遊覧船が向こう岸の近くまで移動しました。

 男体山の左側には太郎山、山王烏帽子岳。太郎山の下の方に、「戦場ヶ原」が見え始める。
日光白根山

 西側に一きは高くそびえるのが「日光白根山」。火山の山らしく山肌がむき出しになっている。

 太郎山もなかなか手強そうに見える山だ。実は簡単なんだけどね。
次の小ピークでは

 
♪♪月がとっても青いから〜、、うふ♪♪

 「おい、背中が汗びっしょりだよ」
 「あらぁ、私がしっかりお拭きしますから気になさらないでぇん」
 「おぉ、ありがてぇ、気持ちいいぜ」
 「愛するあなたへのサービスよん」、、、あ〜、やってらんねぇ。 青いのは空でありますがねぇ・・・。
これでもか、男体山

 そろそろ、男体山にも飽きてきたでしょう。これだけ見せつけられるとねぇ・・・・。でしょ?

 まぁ、男体山は見ずに紅葉を見てください。
山頂が近づく

 山頂付近は紅葉が終わったのか、紅葉する木がないのか、秋の山らしくない。

 奥は日光白根山が頭一つリード。
社山山頂    標高1,826m   10:00

 あっさりと山頂。
 山頂は、予想に反して展望はない。かろうじて男体山が頭を出しているだけ。
 ま、記念撮影だけですな。
こめんとなし

 ひひひ・・・・て、誰もいませんガナ


 ここから西に100mほど行くと展望が良いと書いてある。そちらに移動してみよう。
皇海山、庚申山

 先客が10人ほど。
 おぉ、足尾山系の展望が開けますね。
奧の高い山が皇海山(すかいさん)、左に鋸山、なだらかなところが庚申山。いずれも、見事な山。

 なんと、足尾から登ってきた人がいる。○より遙に年輩の人。5時間も掛かったと言っている。登山道も整備されていないのに。すごい人だ。敬服!
黒檜山(左)、半月山(右)

 回りの山々はしっかり紅葉して自分らしさをアピールしているのに、一人仲間はずれにされて緑の絨毯をまとっている山、それが黒檜山。時間があれば、縦走して千手が浜に抜けるルートがある。

 半月山の駐車場がちょこっと見えるが、すごい車の数。あっちは、観光客であふれているらしい。こっちは、自力で登ってこないといけないから10人ぐらい。

昼寝をむさぼって、、、さぁ降りますか       11:00

 飽きることのない展望を楽しみながら、山頂での熱〜い昼食(ラーメンだったりすが)を作る。山で食べるとまた旨いんだなぁ、これが。

 さて、腹もふくらんだし、ゆっくり降りるとするか。
 下山中も男体山を飽きるほど見るぞ〜。
 男体山には少し雲がかかりはじめました。

    山頂にて昼寝気分で見る
紅葉のスライドショー(同じ物)
足尾側の紅葉と半月山

 足尾側は逆光なので、まぶしいだけ。
 半月山までの縦走も見る限りはかなり距離あるなぁ・・。

 仲良しの夫婦(と思う)が、先行して下っていく。
八丁出島

 陽の当たり加減がちょうどいい感じ。
 紅葉の引き立て役。
八丁出島

 遊覧船がひっきりなしに訪れる。
コメツガ

 コメツガの枯れ葉が降ってくる。素肌に当たるとチクチクと痛い。
 あ〜、これが紅葉の痛さなんだ、と実感できる。
阿世潟峠       11:35

 これから登ってくる人と多数すれ違う。出だしが遅いですよ。
 あっという間に、阿世潟峠。ここで休んでいる人がいるので、何もせず下山を続ける。
 近くで鹿が「き〜ん」と鳴いている。
 クイズ:じゃ、「けーん」だと何でしょ?
阿世潟へ

 心なしか、葉っぱが落ちたように思われる。
 落ち葉を踏みしめて、ザックザック、、、、
紅葉

 改めて言わんでもわかるワイ。
阿世潟に降りてきた  12:00

 冬だったらスノーシュー履いてウロウロできる。今でも落ち葉をクッションに木々の間をウロウロできる。
 そうしているウチにも、阿世潟まで降りてた。
 途中も素晴らしい紅葉だった。
紐を緩めて、あと1時間の散歩

 下りでは靴ひもを締める。平地に降りてきたので紐を緩める。実は靴の中に葉っぱが入ったのだ。
散策路

 この当たりは車の進入も禁止。ここまで車が入ってきたら、自然がだいなしだもんね。このまま自然として残しておいて欲しい。
八丁出島に遊覧船が

 観光客を満載した遊覧船が八丁出島に近づくと、速度を落としてのサービス。
 歓声が上がっている(かどうかわからないが・・)ようだ。今が、一年のウチでも、最もかき入れ時だからね。
中禅寺湖の紅葉

 湖畔を歩く。
 あちこちでカメラマンが三脚を立てている。カメラもレンズも三脚も高価な機材がズラ〜。カメラ展示会。
ブチ

 所々に緑が混ざっているのがやっぱり引き立つのかな。
湖畔は落ち葉で

 波もない静かな湖畔をゆっくり進む。静寂の時はゆっくりと流れて。
ただ撮るだけ

 どっかに芸術的な構図でもあればいいのだが。
 そんな才能も嗅覚もないし。
落ち葉の絨毯

 枯れ葉でも、真っ赤な枯れ葉で一面を覆い尽くしている。
八丁出島と社山

 構図的には手前の木と相まってなかなかいいかも。

 降りてきた社山があんなに小さくなった。
レンズ交換して激写

 標準ズーム(18-85mm)と望遠ズーム(70-300mm)を頻繁に交換したくなる。今度の新レンズは1本で広角から望遠までカバーできる。今まではメーカ純正ではそういうのはなかったからなぁ。サードベンダーのはやっぱ気が引けたし。いいなあ。欲しいなぁブツ。
 でも欲しい物は買えない、必要な物を買うのに精一杯生活。(納得)(O.;)


 
まだまだ湖畔散策は続く

 水も透き通っていて、すごき綺麗。
男体山

 紅葉に抱かれた男体山。

 遊覧船、紅葉を通してみるとまだ違う。
モーターボートでも紅葉見物

 個人客狙いのボートだろう。スピード感があっていいかも。でも走っている時には、とてもじゃないけど写真なんか撮れないよ。
イタリア大使館別邸 13:00

 大胆にも外装に檜の皮を使ってある。窓は男体山が見えるように全面ガラス。贅沢ぅ!

 そろそろ、歌が浜駐車場に近づいてきました。

 やっぱ、日光の紅葉は平日に限る。

    これでもか!後で見る
紅葉のスライドショー(同じ物)


  HP