昨日は夕方から夜半にかけて相当な雪が降った模様。早朝6時には除雪車が来て、前の道路の雪かき(正確には雪を両側に跳ねとばす)をしていった。
 さて、標高1,000m以上のところはのべつ雪が積もっていそうだ。遠くに出かけてもきっと雪で渋滞しているだろうから近場で遊んでみるか。
 蓼科山7合目あたりは人も少なく、自然と戯れるには絶好のコンディションかもしれない。

 日時:2008年2月10日(日) 曇り(ガス)、時々晴れ間 気温マイナス12度 
 山名:蓼科牧場、御泉水、蓼科山7合目(標高2,100m)
 参加者:◎

御泉水〜蓼科山7合目MAP

 女神湖のほとりにある蓼科牧場国際スキー場からゴンドラリフトで一気に標高1,830m地点に立つ。そこから蓼科山7合目(登山口)までスノーシューイングを楽しむ。夏場は車で7合目まで行くことができる林道であるが、冬季閉鎖となる。7合目まで行けなくても御泉水あたりでウロウロすれば結構遊べるのではないか?
  かなりの積雪

 昨夜だけでも20センチは積もったようだ。足跡は完全に埋まり白一色の世界がそこにはあった。早朝から除雪車が来たので前の道だけは大丈夫だが、車の回りを雪かきするだけでも時間は過ぎてゆく。
女神湖

 ドライバースクールが開講している。今時、車の免許を取るためにここに来るか?

 凍結した女神湖ではラリーカーみたいな車がフェンダーを噛ませながらガンガン攻めている。ははーん、これがドライビングスクールの正体か?見ていて飽きない。
女神湖で遊ぶべきか

 積雪もあるし、周回道路もあるし、ここでスノーシューイングという手もあるな。でも、湖を渡って来る風は冷たいし、車の轟音は聞こえてくるし、、、、せっかく駐車スペースが確保できたけどやっぱり上に行こう。

 スキー場周辺の駐車場(これが全て無料なんですわ)は全て満車。結局また女神湖に戻ってきた。
出発

 11時を過ぎてしまった。駐車場のおっさんが「これから滑るのけ?上はガスだよ」といぶかしげに聞く。「どうしようかと思ってるんです」と適当にはぐらかす。

 意を決して、ゴンドラリフトに向かう。途中、ツララが伸びきった中華料理屋がある。
蓼科牧場国際スキー場ゲレンデ到着

 すぐにくゲレンデ。ゴンドラリフト券(片道¥520)を買って行列に並ぶ。最近のスキーはカービングスキーとショートすきーばかり。身長より長いスキーを持ってゴンドラに乗る人は皆無。一体、どうなったんだろ?ショートスキーはストックなし。ゴンドラにはスノボ人間は乗らないらしい。
 5分で山頂駅に到着。ガスが晴れそうな気もするが。
ゴンドラリフト降り場

 ガスが切れ始めている。案内図を見ると庭園のように見えるが実際には雪で埋まって池も何もあったもんじゃないというのが実感。
 立派なトイレがあり、設備は整っている。
さて、山に入りますか

 ゴンドラリフトの係員に「登山ですか?入山届けは出しましたか?」と質問される。「御泉水あたりを散策するだけですから」と答えると「じゃ、入山届けはいりません」とあっさりしたものだ。

 今日は、先客がいるらしくトレースがしっかりしているのでラッセルしなくて済む。先行者に感謝しつつ。
大自然

 カラマツ林の中を進む。小鳥のさえずりも風の音もせず、燐とした静けさがあたりを包む。

 こういう静寂の世界がとっても嬉しい。都会の喧噪をぜーんぶ忘れさせてくれるのだ。
あらよっと

 林の中は風もなく、マイナス10度前後の気温だとちょっと暑いくらい。

 車道を横断する。おや、何か埋まってる。ホジホジすると、おぉ・・・7合目登山口はこっちだ。
車道はあっちもこっちも雪

 前も後も雪だらけ。トレースもない。誰も足を踏み入れていないところだけに入ってみたいという衝動に駆られる。
車道を横断してまた林の中へ

 新雪は気持ちがいい。
 おや?なんか黄色い紐を発見。ストックでつついてみると、なんとアイゼンだ。しかも12本場。誰かが落としたものだろうが、登りで落としたか下りで落としたか判断できない。こう言ったときは、拾ったところにおいておくと言うのが山の掟。間違ってもゲットしてはいけません。アイゼンがなくて今頃は大騒ぎしているかも知れない。
春を待つ

 もしかしたらウルトラマンの木かも。

 このあたりは積雪量が一段と多い。最初にラッセルした人は疲れただろうな。
7合目のトイレ舎が見えてきた

 三度車道に出るとそこが7合目だった。ガスはこのあたりまで晴れてきた。木々か輝いて見える。素晴らしい雪景色にうっとり。

 トイレは冬季閉鎖。建物は半分ぐらいまで雪で埋まっている。
東屋

 蓼科山七合目の標識がほとんど埋もれている。

 東屋で休憩したかったが、クロカンで来た二人連れが占領しているので休めない。軽く会釈をしたのでスペースを空けてくれるかと期待したが、お湯を沸かしている最中で扱い中。
蓼科神社七合目鳥居

 案内図は半分雪で埋まっている。鳥居だけは夏冬関係なくどっしと立っている。

 ズンズン先に登っていく元気者。このくらいの雪では物怖じしなくなったな。ヨシヨシ。
なんか山に登ってるってかんじぃ

 「蓼科山」のカワイイ看板発見。Sigmaクラブと書いてあるので手作りのようだ。

 ヤドカリじゃない宿り木もどきがエメラルド。
遂に出た「蓼科山頂」の標識

 山頂という文字が出てくると随分上まで登ってきたように錯覚してしまう。でも、実際にはまだたっぷり2時間はかかるし、山頂直下は急登なのだ。嬉しいような、恐いような。元々山頂まで行く予定はない。
馬返し

 なにやらストックの先でツンツンしている。どうやら「馬返し」の標識を見つけたみたいだ。

 既に時計の針は13時20分を指している。じゃ、13時半になったら引き返すことにしてもうちょとだけ進んでみよう。
ここが本日の最高到達点

 
そろそろ降りる時刻になってしまった。心残りだけどここらで引き返すことにしよう。空も青くなってきてもったいない気もするが、山は逃げないので次回はもっと上まで行けるさ。記念撮影しておっわり。
スノーシューは絶好調

 スノーシューにスノーブーツはピッタリ。ぐらつきもないし、スノーシューが外れることもない。自分の足にスノーシューが吸い付くような感じでばっちり。でもこれで走るのはチョット。

 さ、下山開始だ。


ガスは晴れてきた

 時間が経つに連れガスは晴れてきて太陽光が差し込んできた。サングラスしないと雪目になりそうだ。
 ふわふわ雪をどんどん蹴立てて小走りで駆け下り行く。ラン・RUN・ラン。
あっという間に鳥居

 下りは登りの倍以上の軽快ピッチで駆け下りるので早い。
ちょっと冒険

 なんと東屋には先ほどの二人連れがまだたむろしている。これは困った。
 じゃ、このまま林道の先まで歩いてみよう。トレースが全くないのでここから先はラッセルだ。それ行け!
 エッホ、こらせ。やっぱりラッセルは疲れるで。

  (ふ〜ん)・・・後続は苦労せぬ
コーナーミラー

 こんなに雪をかぶっているよ。

 「うふん、あなた〜ん、ツーショット」
 「ギャ、恥ずかしいじゃんけ。寄るな、触るな。三寸後を歩け。」
  蓼科山稜線

 ガスが上がって稜線まで見えだした。あぁ、数年前に道迷いしたあたりだ。あはは、
東屋で休憩

 やっと二人連れが帰っていった。お腹が空いたので、ラーメンを食べよう。おっと、1人前550ccもの水がいるんだ。ふ〜ふ〜、山で喰らうラーメンは旨いのう。


 
ラッセル らっせる

 御泉水に向かう道は先客がいなくて、自分たちの足でラッセルするしかない。ほら、先頭は頑張ってラッセルしな!

 あ、向こうからも誰か来た。もうちょっとこちらが遅く移動開始すれば楽だったのにあぁ。あれぇ?

 標高1,850mまで降りてきました。
どこに続く道?

 春日温泉、蓼科仙境都市、大河原峠方面。

 おっと、ここでまた先頭が山の中に突進。またもやラッセル。よほど体力が有り余っていると見える。
カラマツ池

 池の上にも雪が積もっていて、凍結しているのかどうかさえ解らない。女神湖よりずっと標高が高いのできっと凍っているだろう。

 さらに、ズンズンとラッセル隊は行く。はぁ、いい加減疲れて来ない?
御泉水

 スキーの林間コースになっているみたいで、ゴンドラから降りた初心者やガキが沢山現れる。

 こちらはそんな喧噪を抜けて御泉水巡りを楽しむ。
高山植物園

 結局、御泉水巡りも池は全く見えず。林間をメチャクチャに歩いているだけのような気もする。

 ゴンドラリフトのが見えてきた。高山植物園に立ち寄ってみよう。もしかしたら高山植物が、、、、あるわけないだろ!
この下には

 高山植物が眠っています。むやみに歩き回らないでください。はい、すみまっしぇん。

 でも、綺麗な景色ですよね。
あ、あっ、ダジゲデ

 ずっぽり埋まってしまった。もがけばもがくほど出れなくなる。カメラは大丈夫か?
 あ、ストックが取れない。やっと取れたら先っちょのリングがない。春になったら探しに来るかぁ?冷やっこいよ。

 さぁ、ボチボチ降りようよ。
下りもゴンドラリフトに乗る

 下りに乗る客なんて珍しい。係員が慌ててとんでくる。
 上からスキーヤーを見おろす。みんな対してうまくないな。よくまぁ、滑ってるだけで楽しいね。なぁんて、うまけりゃ楽しいに違いない。
  うまいのがいた

 スラロームのトレーニング中。うまいはずだわん。荷物が近くに放置されているのもいいね。

 ゴンドラ降りる時もVIP待遇。上から連絡がいったんだろうん。「38番ゴンドラに中年が二人」。出口を出たら扉を閉められた。

 白樺湖温泉で汗を流し戻る。大門峠はスキー帰りの車で大渋滞。カワイソウニ。

さて、翌日

 すっかり晴れ渡った。気温はマイナス5度と暖かい。車にはツララが。ウィンドウォッシャー液が凍って水が出ない。

 帰りの関越道が大渋滞で、なんと帰りだけで8時間52分もかかってしまった。これだから3連休っていやなんだな。でも、こんな休みの時しか行けないし。ブツブツ。