○初マラソンは第一回東京マラソン(2007)となった。11月に追加当選の通知を受けてから急にフルマラソンの練習を始めた。結局一度もフル距離を経験することなく、いきなり本番を走ることになる。
 コースを実際に歩いてみて、特に35km以降に地獄の苦しみがあることが解っていた。キロ6分のイーブンペースで走れば4時間13分ぐらいでゴールすることができる。
 さて、当日は冷たい雨。結局写真を撮る事もできなかった。さて、このHPはどう作ろうか悩むところだ。しょうがないので事前取材に感想でも加えることにしよう。
 日時:2007年2月18日(日)  天候:雨 気温4度
 大会名:東京マラソン2007(10km、フル)
 参加者:フル約25,000名
 警察官:5,000、ボランティア:12,000人、トイレ:600台、水22万本、パン:12,000個

東京マラソン2007コース
注.以下青タイトルは事前下見
  赤タイトルのみ当日撮影


新宿スタート地点 7:00
 晴れていれば、快適な集合場所&スタート場所のはずだった。

 7:00に新宿駅で待ち合わせた5人は地下道を一路都庁へと向かい、地上には一歩も出ていない。
準備 8:00

 女子更衣室用のテントの一角を確保し、出陣の準備。といっても、自宅で着てきているから脱ぐだけだけど。雨は止みそうにもなく本格的に降っているのでゴミ袋を被る。配布していたメトロポンチョは既に品切れ。
 荷物を預けるトラックまでたどり着くのに必死。
スタートを待つ  8:45

 2階のスタートブロックで待つこと40分。もう寒くて凍えるかと思った。まだトイレに行く人や、ホテルで暖をとって割り込むずるい人もいる。
 都庁は雨に煙り上の方は見えない。なにやらイベントが始まっているようだがさっぱり。
 そのウチに車いすが9:05にスタート。続いて9:10にトップランナーがスタートしていった。
  スタート

 9:10 トップランナーと陸連登録選手が一斉にスタート(したらしい)。さっぱり動き出す様子もない。
 5分ぐらいゾロゾロと歩いていると、係員が「まだ走らないでください」と叫んでいる。だって、足が冷たいから足踏みしてるのに。スタート台に立つ都知事に声援(ヤジ?)を飛ばして盛り上がり、やっとスタート。2万番台で6分半の遅れは、まぁまぁといったところだろう。
都庁北 

 道幅が広いから、最初の交差点も比較的スムーズ。渋滞はさほどない。
大ガードから靖国通り

 新宿西口をぐるっと回り、東口大ガードをくぐる。右側車線はガラガラだった。
 新宿一の繁華街歌舞伎町も、今日ばかりはマラソン応援一色である。小旗を打ち振って応援してくれる。こちらも元気なので大声で応えることができる。
靖国通りを東へ  

 花園神社に完走を祈願して、都心に向かう。ここから徐々に下りとなり、自然とスピードが上がってくる。ここで、スピードを上げすぎると後半が辛くなる。
最初のトイレ&河童 

 急坂を下るところに最初のトイレがあるが、選手は右手にあるコンビニに突入している。河童なんか見つける余裕もないと思う。中大法科の手前にあるのだ。
防衛省&市ヶ谷 

 看板がまだ「防衛庁」だったらお笑いものだが、そこはしっかり税金を取り立てているからちゃんと「省」になっている。
 市ヶ谷の釣り堀も、この日ばかりは雨で客足も遠のいているだろう。
 飯田橋の手前(5km)で最初の給水。速くもドリンクをとる。水はボトルだ。もったいない気もする。
飯田橋  5km SP0:28:22/NT0:28:22

 スタート時の混雑を考慮すれば、ほぼ予定通りのペース。このペースで最後までいけるかどうかは未知数。
 JR飯田橋はもの凄い人。ホームや電車の中からもたくさんの人が応援している。今回はメトロが公式スポンサーなのでJRは蚊帳の外?
飯田橋

 新撰組にゆかりのある場所らしい。斑鳩(いかるが)は、常に行列のできる店。さすがに今日はマラソン応援のようだ。
 
西神田 

 トイレがあるのは解っていたが、ここでも10人ぐらいの列。まだ大丈夫なのでここではパス。高速道路の下は暗くて寂しい感じがするが、今日の応援者は雨を避けるために高速道路の下に比較的多いようだ。
専大通り

 皇居方面に右折。専大は正月の箱根駅伝で来年のシードを獲得したことを正面に誇らしげに書いてある。
竹橋

 毎日新聞社はなぜかひっそりとしている。NTT関係者?が派手な応援をしてくれている。竹橋交差点にぶつかれば、皇居だ。さすがに、ジョギングしている人はいないみたいだ。
快調に飛ばすKHさん

 しばらく会っていないうちに、随分とスマートになりましたね。マラソンランナーの身体です。前半は体調が良すぎて、飛ばしています。4分ちょっとのペースです。
 やっぱり、後半には疲れが出たとかで、ペースがガックリと落ちたとのことです。それでも、4時間ジャストぐらいの記録でゴール。立派!
皇居

 ここのトイレも事前にチェックしていたが、ここでも10人ぐらいの列。選手は左側レーンを走っており、このトイレに行くには車が走っているレーンを横断する必要がある。まぁ、今日は車もほとんど走っていないから強行横断もOKか。
 皇居にデジカメを向けているランナーも多かった。
二重橋&桜田門

 普段は観光客でごった返すこのあたりも、今日ばかりはマラソンの応援一色。どこかの小旗を振って応援してくれる。
 10kmの選手は右レーンに分けられる。まだ、ゴールまで1kmもあるのに分ける必要があるのかな。
 祝田橋を左折すると、いよいよ日比谷だ。


日比谷  10km 0:27:24/0:55:46

 日比谷を右折して、品川までの折り返し。10kmの選手はここでゴール。前方で歓声が上がったと思ったら、トップ集団が折り返してきた。もう、お祭り「イェーイ」頑張れ。自分のことはさておき、応援している。我々の倍のスピードで走っているんだもんな。ムチャクチャ速い。
内幸町〜増上寺

 折り返してくる、スペシャルドリンク保有選手を羨望のまなざしで見ながら、品川を目指す。ビジネス街だけあって、会社の同僚を応援している人が目立つ。
会社前  13km

 芝園橋のトイレは5人ぐらいの列だったので、ここでトイレ休憩。会社の前では、ヨシさん、モリさん、エミリンがMMXの旗を振って待っていてくれた。飲みもの、食べ物を出してくれたが、今のところ問題ないので、挨拶だけして先を急がせて貰う。応援ありがとうね。
品川 15km 0:28:47/1:24:33

 笹川記念館で太鼓をやっているみたいだ。黙々と品川に向かって走る。またこの道を戻ってくるのかと思うとうんざりする。雨が上がりそうになってくるが、しばらくするとまた冷たい雨。そろそろ止んで欲しいな。
折り返し後 

 特に面白い風景も無し。ひたすら沿道の応援に感謝する。
泉岳寺&芝五

 泉岳寺、札の辻、田町駅前と箱根でおなじみのコースを淡々と進む。
 「かわはぎ」さんが、マイペースで前を走っている。ちょっと声をかけて、自分のペースで走ってみる。
 会社の前では、またもや3人の私設応援団に励まされ、勇気を貰う。
東京タワー

 本来なら、増上寺のあたりで綺麗な東京タワーが見えるのだが、今日はあいにくの天気で、東京タワーも上の方は全く見えない。地方からはるばるやってきた選手はかわいそうなことをしたなぁ。
ちょっと速すぎるんじゃない?KHさん

 いきなり東京マラソンのTシャツを上に着て、さっそうと走る。東京の記録を見てから湘南国際の走り方を考えようと思っているらしい。レース用のシューズをあつらえ、やる気充分。
 記録も3時間45分ぐらい。早っ!


有楽町 20km 28:17/1:52:50

 やっと日比谷に戻ってきた。激しい向かい風に紙コップが飛んでいる。有楽町駅がちょうど中間点。このペースで行けばちょうど4時間ぐらいでゴールできるのだが、という期待がちょっと広がるが。地下鉄銀座駅付近はもの凄い応援の人人人。
数寄屋橋

 東京のど真ん中をランナーが独占的に走れるなんて本当に夢みたいだ。普段でも凄い人なのに、今日はムチャクチャ人が多い。しかもほとんどがマラソンの応援だ。
銀座四丁目

 ここから浅草に向かう。トップ選手とはすれ違うことができなかったが、先頭集団に近い選手はまだこのあたりにもいた。有名どころの喫茶店やレストランを見上げると、上からもたくさんの人が見下ろしている。レストランの場所取りも大変なんだろうな。
銀座三丁目

 相変わらずの人出のようだ。歩行者天国の時でも凄い人だし。
 一流ブランドの店が続く。「ちょっとトイレ」の用でもない限り、小市民には縁のないところだ。
銀座一丁目

 まだまだ銀座が続く。給水所で初めて食べ物が出るはずだ。が、バナナは既に全部食べられており、ひとかけらもない。もしや・・・・。
銀座一丁目〜京橋

 京橋には綺麗なトイレがある。ここも長蛇の列。やっぱり、仮設トイレがないと公衆トイレだけではまかないきれないと思う。特に女性は困ると思う。男性は最悪、、、、、、いっぱいいたけどね。
○お疲れ

 いやはや、フルマラソンはきついなぁ。考えることもなくなっちまったよ。
日本橋 

 かの有名な三越を右手に見て、お江戸日本橋である。が、日本橋は左手に見るだけで交差点を右折。寂しいなぁ。
永代通り 

 まっすぐ進むと永代橋を渡って、深川に行けるのだが、マラソンコースは茅場町を左折して北に向かう。茅場橋のたもとにはトイレはないようだった。
水天宮・人形町

 地元の商店街が「人形焼」を出してくれたらしいが、あやかれたのは先頭グループだけ。
清洲橋通り 25km 0:29:07/2:21:57

 給水所ではスポーツドリンク、水はふんだんにあるが、食べ物は何も残っていない。腹が減ってきた。あんぱんはたった12,000個しか準備していないんだって。係員の袋から争うようにとっている選手。「これは食べかけですよ」だって。それでも、人が食べた残りでもいいやと食べる選手。さすがに私はためらったが。
浅草橋

 人形の○○、開店休業状態。インタビューで「桃の節句はかき入れ時。できれば時期をずらして欲しい」という本音が聞かれた。
 JRのガードをくぐると蔵前だ。
厩橋&駒形

 蔵前橋を過ぎて、厩橋、駒形と進む。「どぜう」の有名な看板が目に入る。応援が一段と激しくなる。浅草に近づいたかな?と実感する。
 仮設トイレが2個ある。ここも渋滞していたが、この後は築地までないので、我慢できないかもしれないので、ここで用を足す。植え込みに放尿している人多数。
バンダイ 

 ウルトラマン、カメンライダー、アンパンマン、ドラえもんが応援してくれている。
 都営浅草駅が見えると、やっと浅草にたどり着いた実感が湧く。
雷門

 浅草の象徴である雷門。もの凄い応援に圧倒される。さすがは祭り好きの人たち。街を挙げて応援しているように思える。時計台も今日は出番が少なかったのでは?

浅草の歓迎旗 

 真っ赤に燃える、東京マラソンの幟。ひときは目立つ色。お祭り気分最高潮。

 
両国橋 30km 0:31:15/2:53:12

 ラップは落ちるばかり。トイレ休憩もあるが、それ以上に足の痛みが増加してきた。ヒザ痛が徐々に頭をもたげてきた。
 甘いものが食べたいなぁ。給食ポイントでは氷砂糖がかろうじて数個残っていたので、ゲット。あんパンは跡形もない。
 疲れ切って、銀座四丁目に戻ってきた。

歌舞伎座 

 歌舞伎座の回りも人であふれている。萬年橋の先で、ヨシさん、モリさんがMMXの旗を持って応援してくれていた。モリさんに熱いお湯を貰い、身体も生き返ったようだ。応援ありがとうございます。
願寺  35km 0:31:39/3:24:29

 築地四丁目で左折。このまま真っ直ぐなら勝鬨橋を渡ることができるのに残念だ。築地本願寺でも、さすがに今日はマラソン一色。悠長に本願寺見物をしている人は少ないようだ。
 35km通過。完全に4時間を切ることは不可能になった。ガッカリ。
築地のトイレ

 なぜか、コースMAPには掲載されていないトイレ。穴場かと思ったがやっぱり行列。
新富町 

 築地からしばらく進むと、入舟町。ここで、右折するといよいよ魔の橋渡りへと突入する。
佃大橋にかかる

 入舟町を右折すると、佃大橋の登りが視界に入る。一気に8mを登ることになる。多くの選手が歩いているが、ここは奮起して走りつづけることが肝心。ここには歩道がないので応援者がいない。寂しくて辛い登りになる。
橋の上

 振り向けは聖路加、左手には平和橋。晴れていれば素晴らしい景色なのだが、今日はあいにくの天気。何も見えず。けれど、応援者の声が何よりの励まし。
IKさん、マイペースで完走

 途中で腹痛を起こして、民家の好意を受けました。
 お陰様で完走することができました。
 翌日、完走メダルを持ってお礼に行きました。
 ほのぼの。
月島

 佃大橋を渡り終えれば、もんじゃで有名な月島。あっと言う間に通り過ぎる。
朝潮大橋

 続いての橋は、朝潮大橋(あさしおおおはし)。ひらがなで書くと読みづらい。佃大橋から更に2m高いので都合10mも高くなる。
晴海橋

 続く晴海橋。緩やかな上り下りでまたまた選手を楽しませてくれる。くたびれた身体には辛い。
 声援が「あと5キロ、頑張れ」に変わる。
やっと渡り終える

 長い晴海橋を渡り終えると、やっと豊洲が見えてくる。
 応援プレートに「これからが一番辛いところ、頑張れ」と書いてある。ので「もう十分に辛いよ」とお礼を言った。
豊洲

 ウォークラリーのスタート地点。声援が「あと4キロ」に変わる。そっか、歩いても1時間か、とぼんやりと考える。私設応援団がチョコや梅干しを出してくれる。ありがたく頂戴する。涙が出るほど旨かった。ここら辺は海抜1.5m地帯だそうな。
東雲橋

 なんせ、海抜1.4m地帯なのでどこへ行くにも、盛り上がった橋を渡らねばならない。豊洲から東雲に行くにも太鼓橋だ。
東雲橋は急な下り

 この一気の下りは一流選手でも足がバタバタする。かなりの人が歩いている。元気なのは応援するおばちゃん。茶色い声を張り上げている。

 いよいよ晴海通りに曲がってゴールを目指す。
  晴海通り 

 最後の公衆トイレ。でも反対側にコンビニがあり大勢の人がコンビニに駆け込む。意外な光景は、コンビニで食べ物を買って食べているのだ。そういえば、期待していたパンもチョコも氷砂糖も食べられなかった人がほとんどだもんな。一部の足の速い人だけにあげられちゃ困りますね。OZさんなんかMACに入って2個もハンバーガー食べたらしいよ。
アップダウン 40km 0:31:39/4:02:22 
 これでもかの上り下り。ほとんど歩くようなスピードでクリア。残り2km。ビッグサイトが見えてきた。
 「あと2キロ」の声援が嬉しくなってくる。
有明テニスの森

 ゆりかもめが見えてきた。テニスの森を左折して有明駅に向かう。ここもアップダウンだ。どこまでいじめれば気が済むの?
 残り1kmとなった時点で、ゴミ袋を脱ぎ捨てる。最後ぐらいはカッコよくゴールしちゃおうかなぁ、なんて・・・。(^◇^;)
もうちょっと

 有明駅を過ぎればゴールのビッグサイトはもう目の前。足は棒のように重く、ラストスパートなんてとんでもない。一刻も早く楽になりたい・・。あと少し、あと少し、、、念仏を唱えているようだ。
ゴール直前

 家人とNさんが、ゴール手前で最後の応援をしてくれていた。「あと、300mよ、ガンバッテ」と声をかけられて、元気がでた。いや、写真を見る限り、全然元気ない!

 もう疲れ切って、言葉も出ない。応援ありがとうね。
ゴール

 やっとの事でゴールイン。感動も何もあったもんじゃない。ただ、疲れた。フルマラソンって本当に人間の限界に挑戦しているみたいだ。はっきり言って○には1年早すぎた挑戦だった。まだフルを走りきれる実力はない。明日から鍛え直すぞ!
完走メダル

 完走者には完走メダルがかけられます。目標としたサブフォーも叶わず、うなだれ。
  Peiさんガッツポーズでゴール

 ○の直後にゴールに駆け込んできた。なんとネットで負けてしまった。やっぱり、スリムになるとパワーが出るんですね。初マラソンですって。
  ツッチさんゴール

 途中でお腹が空いたらしい。メトロのゴミ袋を大事そうに持って・・。
  OZさんゴール

 お腹が空いて、マックに飛び込み2個もハンバーガーを食べたらしい。やっぱり、食べ物は先頭グループで独占しちゃいけませんよね。なんでも、先頭グループはパンをわしづかみにして、道路に落としたりしていたらしいですよ。ひどいですね。
おまけ

 フジテレビ本社
 自由の女神
  おまけ

 レインボーブリッッジ
  記念プレート


 後日、記録が刻まれた記念プレートが郵送されてきた。完走メダルをこの中に入れて、いつまでも飾っておけるようになっている。