富士登山2006  後編


2日目

 先行組は0時出発、以降五月雨式に出発する。最後尾○は1時30分に出発。
 八合目白雲荘(標高3,200m)で隊長一行に追いつく。時刻は2:35、まだまだこれから胸突き八丁ですよ。
 姉妹小屋の元祖室(標高3,250m)のマスターに挨拶、温かい飲み物でちょっと休憩。元祖室を3:00出発。
八合五尺 標高3,450m 3:45

 本八合目のりっぱなトイレで身軽になる。胸突き八丁を難なく通過。そろそろ先発組に追いついてもよさそうなものだが・・。

 九合目の鳥居(標高3,600m)を4:20通過。既に人間渋滞の真っ直中。あと30分で山頂に着けるか、かなり心配になってきた。禁断の側壁登りを披露する時か?
八合五尺 標高3,450m 4:55

 最後尾はここでご来光となる。山頂では7時までは待つというお約束。登頂の余力を残した隊長だけが山頂に向かい、残りは無念の下山。でも、ここからのご来光だってすばらしいですよ。山頂からと大差ありません。
山頂直下 5:05

 九合目の鳥居をクリアして45分もかかって、やっと山頂直下。年々ひどくなる人間渋滞!ガイドが案内するどこかのツアーは下山道を逆に登っている。

 山頂の混雑を避けて、早くも陣取りをしている。この群れの中に白さんめっけ。
 
富士山頂でのご来光  5:15

 日の出予測時刻とぴったりの時刻に東京あたりからオレンジ色の輝きが強烈な光を放って現れる。この瞬間を山頂で見るために真っ暗な登山道をあえぎながらひたすら登ってきたのだ。この感動は自分の力で山頂を征服した人だけにしか解らない。
 今年は、暖かくて最高!
山中湖の上には雲が

 湖の上はすっぽりと雲で覆われている。日の出にはある程度の雲が湧いていた方が見栄えがする。欲を言うなら、太陽の上の方にも雲があった方が、太陽光が雲に反射して一層鮮やかにみえるのだが。同じご来光は2度とない。
お鉢巡りに出発 5:25

 快晴、微風という絶好のお鉢巡りコンディション。近くにいたメンバーを誘ってお鉢巡りに出かける。左回りと右回り、お好きな方からどうぞ。
 お鉢巡りは、普通に歩けば約1時間で元の場所に戻ることができる。プラス写真撮影時間とか休憩時間を考える。7時に元の場所に戻る予定。
御殿場口登山道

 「雲海を駆ける」(富士登山駅伝)で今や全国的に有名となった御殿場口登山口。銀名水という場所があるが、水は出ていない。
浅間大社奥宮

 富士登山駅伝でたすきにペッタンとハンコを押すところ。盛夏には郵便局も営業しているが、既に閉鎖されている。

 富士宮口登山道。この登山道が比較的楽だと言われている。
噴火口

 直径2kmぐらいかな。雪は全く残っていない。冬はここでスキーを楽しむことができるという。
山頂への最後のアプローチ 5:50

 右回りコースの難関。1歩登ってズルズルと2歩滑る。まぁ、スゴイ傾斜です。お鉢巡り余裕隊はどんな状況でもズンズン登り切る体力を持っている。なんだ坂、こんな坂、、、です。
富士山測候所

 レーダードームがなくなって変な格好になってしまいました。測候所の中を見学させてもらえるようです(知らなかった)。以前見学したときは、気象庁の紹介状を持って入りました。もちろんバリバリの測候所でした。
 自転車と一緒に登頂した人がいます。溝さんではありませんが。愛車への思い入れが一緒に登頂を決意させたのでしょう。
本当の富士山頂 標高3,776m 6:00

 富士山頂剣が峰。ここが日本一高い場所です。もの凄い数の登山者でごった返している。記念写真を撮るにも我先にという戦陣争い。

 昔のお鉢巡り(大回りコース)は、この先から鎖場や鉄梯子を下りたような気がしますが、今は内回りコースだけになりました。
二等三角点

 富士山頂だから一等三角点と思っている人も多いでしょうが、なんと驚き、二等三角点なのです。
左回り組と遭遇  6:10

 噴火口の中で弁当を食べているのはうちのメンバーでした。誘われるままに、一緒に弁当を食べます。Hさんが沸かしてくれたお茶のうまいこと!いつもは冷たくて食べられない弁当がうまかった。外人に梅干しを食べさせたヨシさん。山頂での弁当をこんなに美味しく食べることができたのは初めて。
 初参加のIさんはカメラマン役です。
影富士  6:30

 弁当を食べ終えて、一人旅。影富士の圧倒的な大きさに度肝を抜かれる。もうちょっと早かったらその影は南アルプスまで伸びていたことだろう。富士山は影まで美しい!
  石で書いた落書き

 白い石を積み重ねてストーンアートに挑戦。これを見たヨシさん「来年はお鉢巡りせずにMMXと書く」と宣言。来年まで覚えておくことにしよう。楽しみが増えました。
1周して戻ってきました。 6:55

 1周の所要時間は1時間半でした。途中で弁当タイム20分が含まれているので、まずまず標準タイムです。
 一方、右回り組はまだ戻ってきていませんね。

 そろそろ下山開始という7時が迫ってきた。Cさんがフラフラになりながら山頂にたどり着きました。いやぁ、お疲れ様です。奥様はとっくにお鉢巡りされていますよ。やっぱ、禁煙しかないでしょ? 先行組は既に下山を開始しています。
下山  7:45

 登頂即下山というのも酷ですからちょっと休憩して、スパッツ着けて、、、後は一気に下山です。
 膝を痛めるので一層の注意が必要です。ちょっと遅くなりましたが、五合目r到着目標は11時ですから3時間15分で歩いて頂きます。

 山中湖が下で待っているようです。
悲劇はここで

 左は新しくなったトイレ。どこの小屋でも水洗トイレになります。富士一館も来年からは水洗トレに生まれ変わります。

 さて、下山中唯一ルートミスを犯す場所がここ八合目江戸屋。左にルートを取らないと須走口に降りてしまう。口酸っぱく説明しているのだが、今年も一組このワナにはまってしまった。(T.T)
  五合目に生還   11:00

 五合目でビールを飲みたいばっかりに、一気に駆け下りてきたツッチ。自己記録更新の1時間25分で降りてきたという。その足を公道のマラソンでも生かせば?その他いつものビールメンバーも2時間を切る速さでゾクゾクと駆け下りてきたという、なんという強者か?ビールの威力はすごいなぁ。
 さて、ルートミスしたCさんを待つこと45分。団体行動なので仕方なく涙ながらに富士山に置き去りにして風呂に向かう。冷酷人間の集まりか?河口湖駅でも合流できず、結局自費で帰京してもらうことになってしまった。反省材料にします。
  今年のグッズ

 数年前から材料だけは準備していた「ウチワ」を作ってみた。表は過去の富士登山写真を年代毎に並べ、裏には富士山のデザインTシャツ(2002年製)と同じ柄。あ、これは来年の15周年記念に作った方がよかったかな?
 あと、いつもはバンダナなのだが、今年は流行に従って「ブルーのハンドタオル」を配った。バンダナは前日のTOSHIBA戦で配られたグリーンバンダナを持参している人が多く、ちょうどよかったが、小屋の人には「頭に巻けない」と不人気だった。

 上に乗っているのは、「コーヒー酒」(出がらし豆使用)。飲んじゃおっと・・。グビグビ・・
 2007年の富士登山、早くも予約希望者が殺到しています。楽しみにしていて下さい。

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2008.05.10追記 初めての富士登山で参加された「HN:さとるちゃん」が2008.05.07永眠されました。
          mixiで公開されていた彼の日記をここに掲載して追悼の意を表します。合掌。



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