大雪山3日目。北海道の朝は早い。4時前にはすっかり明るい。寝ぼけ眼で2階の窓から外を眺めると、トムラウシがちょうど目覚めたところだった。ピーカンの素晴らしい天気。北海道に来てついに晴れの日に当たった。
 今日は、山を下りる日だがもったいないなぁ。
 日時:2006年7月21日(金)
 場所:大雪山系(白雲岳避難小屋〜北海岳〜間宮岳〜中岳分岐〜裾合平〜姿見)
 天気:晴れのち曇り 
 参加者:◎
      

大雪山MAP

 3日目(緑)はもう最終日。白雲岳避難小屋から北海岳まで戻る。御鉢平を1周半ほど回り、中岳分岐から中岳温泉、裾合平を経て夫婦池に戻るルートを選択。当初は、旭岳を登り返す予定だったが、往路で歩いた道より、未知の道の方が面白そうなので、急遽予定変更。歩程約7時間。
モルゲンロート  4:30

 雲一つないすばらしい朝。モルゲンロートに染まるトムラウシ。あぁ、みんなはあそこまで縦走するんだな。素晴らしいだろうな。次回は、あそこまで行くぞ、と新たな決意をして縦走路を眺める。
 右奥には数日前に登った十勝岳と富良野岳も顔を見せている。
  白雲岳

 避難小屋の後ろは白雲岳。今朝のご来光を白雲岳山頂で見れたら最高だったべな。
横浜のKさんとばったり

 OBのKさんと避難小屋で一緒だった。わずか20人足らずの宿泊者の中に偶然にも知り合いがいるなんて、もうびっくり。日本は狭いな。冬の八ヶ岳で一緒して以来ですね。2年ぶりぐらいの再会か。感激の一瞬です。

 トムラウシに向かうというので、ここれお別れ。
  出発 6:00

 水場で顔を洗い、歯磨きする久しぶりに贅沢な朝。いくら綺麗な水でも飲むには沸騰させなければいけません。

 
チシマノキンバイソウ

 白雲岳に咲く、キンポウゲ科の仲間。既に天高く登った太陽の光をたっぷり浴びて大きく育っている。
白雲岳分岐への登り  6:30

 白雲岳避難小屋があんなに小さくなってきた。雲が湧いたり晴れたり、、楽しい。トムラウシは既に雲に隠れた。
分岐付近
 
楽しみながら

 登山道脇にひっそりと咲くコマクサに寄り添い、雪と戯れ、、、楽しさいっぱい。
青空とコマクサと

 コマクサの向こうに十勝岳が見えたている。やがて旭岳が顔を出すようになる。
トムラウシも見納め

 ナキウサギの声がどこからともなく聞こえてきそうな気配だが。。
ミヤマリンドウ、イワギキョウ

 紫色もあでやかに小さな花が元気いっぱい。イワギキョウのブーケはもうちょっと。
北海岳 標高2,149m 7:40

 昨日と同じ場所に戻ってきた。ほとんど雲もなく、最高の大雪山を満喫できる一瞬。

 北鎮岳の雪渓が人形のように見える。
北海岳からのパノラマ

 大雪山をぐるっと。(拡大すると)遠くには富良野岳まで見えている。
北海岳

 黒岳石室から歩いてきて人が「今朝は寒かったよ、氷が張っていた」と言っていた。冷え込んだと言うことは天気がいいということだ。雲が湧いてきた。
エゾタカネスミレ、エゾマメヤナギ

 黄色いスミレが群生している。エゾマメヤナギは大雪山固有種だそうだ。
松田岳へ

 火口をぐるっと半周回る。松田岳への登りがちょっと苦しいが、エゾタカネスミレが見守っていてくれる。

 松田岳(標高2,036m)付近は風が強い。
  旭岳のクマさん

 旭岳の雪渓がクマさんに見える場所。さすが北海道、雪渓まで見せてくれます。
  間宮岳分岐  8:40

 2日前はここから雨に降られたが、今日は良い天気だ。旭岳を越えてきた人がスタスタと間宮だけ方面に歩いていく。この人とは、この後中だけ温泉で会うことになる。
旭岳と熊ヶ岳

 なんで熊ヶ岳というんだろ?
間宮岳   標高2,185m  8:50

 2日前は雨だったから、写真も撮れなかった。改めて撮る。だんだんと雲が湧いてくる。まだ、9時なのに。
チシマクモマグサ、ヨツバシオガマ

 何でこんなに鮮やかな色?ほれぼれするような色だね。
中岳分岐  9:15

 御鉢平ともここでお別れになるので、休憩をとってラーメンを作って食べよう。
 みるみるうちに雲が広がってくる。
  大雪の雲

 雲の間にぽっかりと隙間ができた。地上から無理矢理の構図で決める。


中岳温泉に向けて  9:40

 ここからは、ゆっくりと標高を下げながら3時間半の旅。

 雪渓を見ながら、なかなか雄大だ。旭岳を登り返していたら、見ることができなかった風景を見ることができ、満足。
中岳温泉  10:15

 あ、さっきの人が温泉に入っている。「すみません、写真撮りますので一物を見せないで下さい」。撮り終わったら、ガバッと立って「私のカメラでも撮って頂けます?」愚妻が「あ、はい」テキパキ?と○が撮ってやった。
 でも、自然の温泉に入りたかったなぁ。次回は、絶対!
旭岳をぐるっと

 裾合平まではお花畑が続く。ロープウェイで来た人が三脚を持ってきて写真を撮りまくっている。人が多くなってくる。
裾合平  11:00

 チングルマを飽きるほど堪能して、裾合平で一休み。
 
 地図を見るとまだまだ2時間近く歩かねばならない。そろそろ疲れが出てきたね。
  旭岳

 何度も、いろんな角度から見てきた旭岳。どこか富士山のような形にも見える。

 一般観光客がぞろぞろと来る。「中岳温泉までどのくらいで行けますか?」と聞いてくるので「2時間!」と応えてやる。きっと、途中であきらめると思うけどなぁ。
夫婦池  12:45

 戻ってきました。旭岳は既にガスの中。

 これでまた2人、大雪山のファンが増えたのはいうまでもないでしょう。また、機会を見つけて来ることにしよう。ありがとう!


森の湯 花神楽

 旭岳帰りのハイカーで賑わっている。露天風呂には晴れていれば見える旭岳連峰の解説板が置いてある。

 レストランの予約をして、テントを設営。3日間の汗をゆっくり落として、食事らしい食事(?)。
豪華なオートキャンプ場

 できたばかりで広々としたキャンプ場。◎は隣のフリーテントサイト。部分的にここを利用させて頂いた。

 




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