石鎚山(1,982m)                                  2006.05.03

 四国が誇る日本100名山。山岳信仰の霊場として、富士山、御嶽、立山、大峰山、釈迦ヶ岳と共に「日本7霊山」の一つとされている。頂きに立つ目的の山岳とは違い、深い信仰とと歴史に包まれた山である。鎖場を突破する勇気。ここも観光化の波が進み、静かさはないが、でもやっぱり登っておきたい山の一つであることには違いない。天気も上々。
 日時:2006年5月3日(水) 
 参加者:PEIさん、◎

石鎚山登山MAP(土小屋ルート)  標準時間2時間10分

 既に標高1,500mの土小屋からだと、標高差たったの400mという超簡単登山。二の鎖下で表参道に合流する。途中には4本のルンゼがあり雪渓が残っている。二の鎖から弥山(みせん)まで鎖場と迂回路の両コースがあり、初心者でも安心して登ることができる。最高地点は天狗岳(1,982m)となる。弥山から天狗岳の岩場には注意をしたい。
 山頂からは瀬戸内海が一望できる。
土小屋の無料駐車場

 キャンプ場を5時半(まだ暗いよ)に出発。走行距離は30kmにも満たないのに、1時間では到着しない。なぜだか解りますか?はっきり言って車酔いします。四国の道は時間が読めない。

 よさこい峠はゲートがないのでいつでも通過できる。200台くらいは停めることができる駐車場に着いたら、ガラガラで拍子抜け。これから沢山の人が来るんだろうか?
国民宿舎「石鎚」

 駐車場から登山道に出るには国民宿舎の前を通過するのが近道。さすがにここは満員だったような感じで車が停まっている。
 周りには、何もない山の中の宿。早く寝るしかないだろう。でも、ほとんどの人が石鎚山に登るんだろうな。
今から登るんです

 山頂ではないです。登山道の本線に合流したところ。さすがに観光地化されていて、上り下りの2車線道路。旅慣れない客をドンドン追い抜く。
早くも石鎚山見ゆ

 このコースは、石鎚山の南側稜線を登るコース。石鎚山の絶壁を見上げると、その荒々しさが実感できる。
 もちろん、この壁を直登する人はいない(いるとしたら、変人!)し、登山道も巻道になっている。
ショウジョウバカマ

 この季節、どこに行っても迎えてくれる花はショウジョウバカマばっかり。元気がいいか、悪いかぐらいしか違いがない。
雪渓が残っている

 ルンゼにはいずれも雪渓が残っている。落石が怖いので急いで渡りましょう。

 5月でこの雪渓だから真冬の雪の量は想像を絶するかも。アイゼンなしでは絶対に登れないだろう。
成就ルート(表参道)からの合流

 石鎚山ロープウェイで登るほうがメインルート?らしい。一旦下りがあるらしいが。
 試しの鎖、一の鎖をクリアしてここで合流する。
 
 石鎚山の鎖場をきちんと通過できるようになれば、たとえ槍ヶ岳や剣岳の一般ルートは難なく踏破できるので自信を持って良いとされる。
二の鎖

 さて、いよいよ難関の二の鎖。67mの長さがあるらしいぞ。先ほど抜いた団体がやってくるので早く登らないと渋滞しそうだ。
 ここで、巻道を迂回したとなると帰ってからの言い訳ができないので泣く泣く鎖に挑戦することになる。

 石鎚山の鎖は1個の鎖が大きい。輪の部分に足先がうまくひっかかる。子供の足はスポッと入るそうな。「基本は3点確保だ」とここでは先生の指導は厳しい。
それ、頑張れ!

 
登り専用と下り専用の鎖がそれぞれ2本づつある。うまくバランスを取りながら登らないと、宙ぶらりんになったりする。鎖に体重を預けると危険。
 余裕があるようだが、下を見るとすっごい落差がある。「ゲ、怖!」
 高所恐怖症の人は止めた方がよい。ただ、途中まで登って止めることはできない。命綱なんかどこにもないのだ。もう、泣きそう・・・・・。
 下りの鎖場を降りている女性が固まってしまって足が出なくなっている。
お上りさん

 巻道のほうはちゃんと二車線?に分かれており、「お上りさん」ちかいてある。こう、いきなり書かれちゃ、みんな田舎ものに見えてしまう。もしかして、書いた人のほうが田舎ものかも?あ、お上りさん違いか。
 ここで、クイズです。反対側には降りる人に向けて書いてあります。さて、何と書いてあるでしょう? 答:「・・・・・・・・・・」
三の鎖

 先ほどの、団体さんは巻道をゆっくり登っていったが、鎖を登るより遙かに早く三の鎖の上にいるみたいだ。なんだ、巻道のほうが早いジャン。
 でも、ここまで来たら意地でも鎖を登るしかない。ここでも渋滞している。鎖の格好は二の鎖と同じ。最初の20mほどがほぼ垂直になっており、腕力と足を使ってグイグイ登るしかない。本当は腕力頼ってはいけません。あくまで足で立ってバランスを取るのだ。


弥山に着いたぁ  \(^^@)/

 三の鎖を登り切ったところが、石鎚山頂だった。祠がある。
以外とあっけなく着いてしまうところがおもしろい。
山頂からは雄大な景色が

 さすがに四国一を誇る高さだけあって、展望は圧巻。飽きることなく眺めている。
 面河からの登山道が確認できる。所々崩壊しているのが解る。あのルートが一番おもしろいらしいが、なんせ時間がかかる。
最高地点はあっち(天狗岳)

 石鎚山の最高地点はあっちに見える天狗塚である。南側はすっぱりと切れ落ちていて、天候によっては危険かも知れない。高度感も抜群で、スースーしっぱなしだ。絶壁の上に立ってみなさい!
木の芸術

 山頂の厳しい自然に1本で立ち向かうのには無理がありますよ。絵にはなりますけど。
天狗岳(標高1,982m)

 ここが四国の最高地点。あれ?三角点あったっけな。そっか三角点は弥山にあるんだ。やっと来ました。あ〜怖かった。
怖いよ〜

 チビリソウ・・・バキッ!!☆/(x_x)
石鎚山の祠

 岸壁の上に立っていますが、あと5m後はすっぱりと切れています。
更に先まで

 最高地点からさらに行けるところまで行って見ようか。
そろそろここらが限界ですね。随分遠くまで来たモンだ。
パノラマ

石鎚山頂からのパノラマ
記念写真

山頂の記念と言うことで。
 

 鎖場の鎖と同じものがかかっている。ところで、あの鎖はどうやって交換するのでしょうか?むちゃくちゃ重いし、人間では抱えきれない重さだ

 では、降りましょうか・・・。

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