さて、今日はどこに行こうか?車の中でナビってみれば富士見パノラマスキー場(入笠山登山口)まで28kmしかない。んじゃ、そこに行ってみべ。ということで即決。こういうときは車での移動が楽なんだ。
 入笠山は、リンドウの群生地で知られ夏は相当なにぎわいを見せるところ。冬はどうなっているだろう?今日は平日だし、きっと空いていると思うが。
 ◆日時:2005年12月19日(月) 晴れ 山頂気温マイナス15℃ 
 山名:入笠山(標高1,955m)
 参加者:◎

MAP

  
富士見パノラマスキー場からゴンドラに乗って約10分。今日は「強風でゴンドラが揺れますが運行に支障はありません」とか放送している。上は寒そうだな。
ゴンドラ

 仲良く二人で空中散歩としゃれ込もうとしたのに、おじいさんが一人乗り込んできた。もう1台待てば一人で座れるジャン? ったく。
 一応、ゴンドラの中でとりとめのない会話でなんとかつなぐ。
ゴンドラ山頂駅

 
ここが入笠山への入口となる。ほとんどがボーダーで、ここからバーンと滑り降りていく。

 ゴンドラで来なくとも、途中まで車で入って登る道があるらしい。今度、研究しておこう。

 さて、山の中に入っていく。
入笠湿原

 
スズランの群生地で有名なところ。今はじっと雪の下で春を待っているところ。
 キャンプ場にもなっていて、炊事場とかがある。
じっとしているとかなり寒い

 ま、記念撮影ぐらいでは寒くはなるまい。
遊歩道

 
夏場は車で入ってこれるのか?車道だから来るまでこれるんだろうな?入笠小屋もぴったりと閉められている。遊歩道の案内板に従って歩こう。
車道の方が楽

 アップダウンがある遊歩道よりも比較的平坦な車道の方が楽だ。

 何々?でかい看板。ははぁ、まぁだ半分も来ていないことがわかる。
マナスル山荘

 寒くなったらここに駆け込めばいいや、と思っていたところ。休憩料500円だが、何か食べ物を頼めば休憩料はタダだと書いてある。
 か、なんと本日は休業らしい。あ〜、平日のつらさ。

 ここの標識には山頂まであと30分と書いてあるが・。
本格的な山

 
別に山自体が本格的な訳ではない。何しろ風が猛烈に冷たい。風が強くて雪が積もっていないところは耳がはち切れそうに痛い。笹藪の中に足がずっぽりと入ってしまえば身動きができない。悪戦苦闘は続く。

 かと思えば、風が通らないところは春のようにポカポカ。
入笠山山頂

 いきなり視界が広がると、そこが山頂たっだ。ハイキング気分の人は、360度の大展望、とか表現するが、とても風上に向かってまともに歩ける状況ではない。強風にあおられ雪さえ積もることを知らない世界。

展望はあまり期待できなかった

 どんよりと曇った雪雲で展望はあまりなかった。手袋もサングラスも帽子も飛ばされてしまう強風にたじたじ。
 「う゛ぁぇ〜〜、ざぶぃよ〜、、早く降りようよ〜」今にも泣き出しそうな声を絞り出している。
じゃ、降りますか

 例によって、山頂滞在時間5分。山頂で暖かいものでも作って食べようなんて冬山では甘い。
 もう、一刻も早くここを離れて風を避けたいだけだ。体感気温はマイナス20℃といったところか?
風がないところで一息

 
風がないとこうも暖かいのか、というところで一息入れる。

 道なき道を一気に駆け下りる。が、後で地図を見たら「お花畑」の中を通っていたかも。ごめんちゃい!
  山彦山荘

 犬を連れたおじさんが歩いてきた。「ちは」と声をかけると、「今、ストーブに火をつけるから暖まっていきなよ」と言って、小屋を開けている。この小屋の管理人だった。忠実そうな犬を連れて登ってきたとのこと。暖かいお茶をごちそうになりしばしストーブの番をする。実は30分ぐらいしても小屋の中は零下のままだったが。優しい管理人と暖かい心のふれあいをした。こういう体験は平日でないとできない。
 さて、帰るとするか。



  もみの湯

 原村に日帰り温泉があることは知っていた。試しに入ってみる。露天風呂、サウナ風呂付きで500円はお得。近所のおじいさん連中が露天を独占しながら「今日はさぶいら〜」「おぉよ、ストーブは石油が高けぇからつけてくれないし、温泉が一番ら」などとおしゃべりに夢中。
夕焼けの蓼科山

 湯上がりのほてった身体でドライブの最中、蓼科山が紅く輝きだした。う〜ん、最高の景色。しばし撮影に熱中したくなる。
八ヶ岳には雲が

 赤岳主峰の付近には一日中どんよりとした雲がかかっていた。山頂付近は雪でも降っているのだろうか?行者小屋付近は寒そうだなとか思いながらシャッターを切る。