富士登山2005  後編


山頂を目指して、ひたすら過酷な登りが待っている。 東洋館(標高2,950m)

 さて、
日付も変わり、翌日午前0時。足に自信のない人から順番に出発の予定だったが、もうてんでバラバラ。ま、ゆっくり5時間かけて登ればご来光時刻に山頂にいるという計算だからよしとしよう。渋滞状況が読めないのがつらいが、真夏のピーク時に較べればたいしたことはないだろう。
 チョット疲れ気味ののIさんを富士一館に残し、28名で出発。
頑張る”K夫妻”

 湿っぽい重たい空気で汗が噴き出してくる。汗かきの人は大変だ。8合目までは岩場が続き、自分のコンパスが合わないとつらい。
太子館(標高3,100m)

 いつしか標高も3,000も過ぎ、小屋の前では座り込む人が目立ってくる。酸素をすっている人もいるが果たして効果はどれほどだろうか?頂上まで約180分の標識が出ている。休まないで歩けば楽勝ペースでしょう。
蓬莱館

 
いきなり最年少の”巧君”が体調不良。戻してしまい「これ以上は無理」とのギブアップ。8歳という少年に真夜中0時の出発はやぱり過酷だったようだ。ごめんね。
 でも本人は「来年こそは山頂に立つぞ」とバスの中でリベンジ宣言。富士一館まで注意して降りて下さい。
白雲荘

 
ちょっぴり寒くなってきた。そろそろ暖かい物が欲しくなってくる。「先にいってください」という”K夫妻”を心配しながらもユックリペースで登る。
夜景

 富士吉田と河口湖町市街地の夜景。どうやったら旨く撮影できるか?三脚は持ってきていない。岩の上にカメラをおいて、リモートバルブ撮影に挑戦したが、風があってだめ。いろんな固定方法で試してみたがほとんどがぶれている。露光時間が長いから当然ですね。次回は三脚持参しかないか。
元祖室(標高3,250m)

 富士一館の姉妹小屋。主人は寝ていたが、バイトの女性が「1人お休みになってますよ」。あれ?誰だろう?該当しそうな人が思い浮かばない。「ご来光に起こしてください。5合目11時集合ですから」と伝言を残して先へ進む。

本八合目

 3軒の小屋がまとまって建っている。バイオトイレが混雑している。登山道が1列になることと小屋が混雑しているので大渋滞が発生している。なかなか進まない。ここを通過するのに30分ぐらいかかった。。
  御来光館(8合5勺) (標高3,450m)

 
「5勺」と正式に名が付く小屋。本八合目からは以外と近い。渋滞もそれほどは発生していない。風が冷たい。”Cさん”と思われる人物が岩の上に腰掛けて休憩しているが本人の確認ができなかったので声をかけずに通過。
9合目

 
昔は「焼印所」があったが、今は廃屋。9合目の鳥居を過ぎればあともう少し。渋滞が断続的に発生しているので、ロープの外に出ないようにして5時までには山頂にたどり着きたいものだ。少々焦る。


山頂

 
最後は猛ダッシュしてなんとか5時ピッタリに山頂に着いた。Gさんがいる、あとは誰がどこにいるのやらさっぱり解らず。山頂の小屋は「扇屋」だけが営業中。寒いのでみんなが入りたがり、入れない人でごった返している。トイレに入って寒さをしのいでいる人もいたみたい。
まもなく御来光

 雲が高いので御来光時刻が遅くなります。今か今かと待ち続けること約10分。ででででで・・・・・。
富士山の御来光

 日本一の御来光です。え?そう?そうです、だって標高が日本一ですから。
 奥秩父から、八ヶ岳、南アルプスまで山頂付近が見えます。
山中湖
 

 正面の三日月湖がが山中湖。後方は御坂山塊。
山頂もごったがえし

 山頂が広いからこれだけの人が一同に会しても余裕で収容できる。が、よくもまぁ、こんなに人が集まるものだ。なんせ、夏の間だけでも30万人が登って来るというので。
 鳥居のところが一等席。ちょうど御来光が上がってくるめでたい場所。
山頂
 
 
正面が最高地点(3,776m)の剣が峰。レーダドームは富士吉田に降ろされたので形跡しかない。ぐるっと白山ヶ岳方面。

山頂で寒い
記念撮影

 山頂に集まった人数で記念撮影。寒くて既に下山した人、おはち巡りしている人、まだ山頂に到着していない人、、、寒いので早々に降りましょう。

下山

 
9合目から8合目あたり。下山はあっという間です。が、速い人でも2時間、普通の人で4時間の下山は、ヒザへの負担も相当なもの。気をつけてゆっくり降りてください。ダブルストックが案外有効なようです。
8合目大子館

 
富士一館に荷物を取りに立ち寄るので、下山道から登山道に戻る。大使館の新装トイレと思われる建物が輝いている。
8合目から下を見る

 
6合目雲海荘まで見える。自転車を担いで登ってくる若者。いくら自転車が好きだといってもここまでやる人はめったにいない。頑張れ!
  海抜3000m

 
8合目の下が海抜3,000となる。日本の山では「剣岳」の山頂に匹敵する。
 ここまで降りてくると、もうポカポカと暖かい。
東洋館のトイレ

 最新式のバイオトイレ。あまりにも綺麗で、出る物もでなくなっちゃうというデメリットも。
 チップ制だがチップを入れない人が約半数いるらしい。NHKの受信料じゃないんだから払ってください。
  東洋館から下を見る

 6合目までもう少しだ。といっても1時間はかかる。
  5合目に到着

 富士一館に預けておいた荷物を受け取って、5合目まで降りてきた。非常に暑く感じる。
 早く、ビールを飲んで風呂にも入りたい!
 お疲れさまでした。
降りてきたら富士山が

 
5合目に降りてきたら、山頂付近の雲もなくなり、すっきりとして山頂が見える。

 今年も風呂は、昨年に引き続き、レイクランドの「飲み物、食べ物付きの入浴セット」で決まり。帰りのバスは、早くも来年の予約で一杯になりましたとさ。
       


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