大朝日岳(後編)


ガスが晴れる

 3時くらいまでは激しい雨が屋根をたたいていたが、ご来光の時刻には徐々に居ガスが晴れてくる。やっぱ日頃の行いがいいのだろう。
大朝日のご来光

 格別な太陽ではないのだが、なんだか久しぶりに手を合わせたくなるような気分。
クルマユリとご来光

 小屋の前にはクルマユリを始め高山植物が植えられている。一緒に写し込むにはテクニックがいるようです。今朝は、鐘も不要なようです。
大朝日小屋

 
管理人はかなりの高齢者。一人寂しく、食事を作っている。ところで、この小屋にはアルコールが置いてなかった。なんでだろう?きっと管理人がアルコール好きなんだろうという結論になった。夜半は程よい寒さでシュラフに潜ることができた。
山頂に向けて

 大朝日小屋から山頂までは15分。天気も良くなって来たので快適な空中散歩。
 向こうに見えるのが朝日連峰の縦走路。一番綺麗なのは寒河山のあたりだという。いつかまた訪れることにしよう。
ブロッケン

 朝日連峰は飯豊と並んで、ブロッケンの名所である。こうもあっさりとブロッケンが現れるとなんだが神秘的でなくなる。
 足が長く見えるが、本人である。(^◇^;)
タカネナデシコとトリカブト
 
 高山植物でもひときは目立つ存在。
まもなく山頂です

 
先客が数名いる。リーダーを先頭にして順番に山頂にタッチする。
 やった、今回の主目的である大朝日岳山頂だ!感激。
山頂からのパノラマ

 左は縦走路にあたる西朝日岳。右は昨日越してきた小朝日岳。いずれも大朝日岳に従っているようだ。
山頂での記念撮影

 はい、来年の年賀状用ですか?
記念撮影
記念撮影
いつまでも

 飽きない景色、飽きない撮影。この展望を独占したときの優越感。このままじっとこの留まりたいと思う至福の時。8時間かけて歩いてきたものだけに許される特権。

 さ、15分も山頂にいたら下山開始ですよ。
はぁ、もう? はい、これから6時間の地獄です。
下山開始

 
 下山ルートは中ツル登山道。標高差1.200mを一気に降りる。登りに使うと暑くてばてそうな所だ。下りでもいいかげん膝がガクガクしてくる。ここら辺はまだ景色がいいから救われるが。
天気はますます良くなって

 青空広がってきた。太陽が肌に痛い。ここでこんなに
暑いのだから下界は死にそうなくらい暑いのだろう。下るのいやだな。
ウスユキソウとハクサンイチゲ
ハハコヨモギとヒメシャジン
透き通るような青空

 山頂を振り返れば、真っ青な空が我々を見送ってくれる。
空中散歩

 
雲の中を歩いているようでしょ。なかなか気分がいいもんです。
崖下だよ

 その先は崖ですよ。気を付けて一歩づつ降りてください。
マツムシソウとハクサンイチゲ
長命水

 
 ここまで来れば、冷たい湧き水にありつける。・・ハズであったが、5分ほど下っても水場はない。なんと水が枯れている。
 こうなったら、残りの水を全員で分けて少しずつ飲むしかない。あ〜、悲惨。急に喉が渇いてきた。一人500ml限定配布です。
戻ってきた

 6時間弱で、ナチュラリストの家に戻ってきました。疲れました。あんな遠くに行ってきたんですよ。

  小野川温泉

 
汗臭い身体を早く洗いたい。米沢経由で帰宅途中にあった温泉街。200円で入れたけど、石鹸もシャンプーっもない。しかもお湯は熱めの湯だった。
 さっぱりして、一路越谷に向け出発。お疲れ様でした。


 

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