以東岳(後編)


起床・出発

 夕べは19時半に寝たので睡眠時間は十分。といっても例によって鼾がうるさかったが。3:30、誰かの携帯がガンガン鳴り出す。目覚ましにセットしていたんだろう。これを合図に、我々は起き出す。
 以東岳への往復は、最小限の荷物を持参するだけ。余分な荷物は小屋で預かってくれる。アタックザックがよかったのかも。
さ、行くよ

 4:00、まだ真っ暗な中をヘッドライトを頼りに出発する。風もなく、蒸し暑い。標高1,000mだとこんなに暑いのかな。そういえば、山荘の2階も0時頃までは暑かった。
オツボ峰コースを行く

 展望がよいと言われるオツボ峰コースは約4時間かかる。いきなりの急登に無風が重なり、ムチャクチャ暑い。汗がしたたり落ちる。1ピッチ我慢するとそろそろ限界だ。朝食を取ると少し涼しくなってくる。
尾根に出る

 三角峰を巻いて行く。尾根に出たので涼しい風があたり、快適な山行に変わる。ニッコウキスゲがまだ咲いている。
足が止まる

  
ニッコウキスゲと、ヒメサユリの競演に足が進まなくなる。見事な景色だ。
検討

 水場があるらしい。ちょっと覗いてみるが水場は見えない。水の量と飲む量を計算して、ここでは補給しないことに決定。ちょっと不安だけど。
雪渓

 至る所に雪渓が現れる。豪雪地帯なので夏でも雪が残っているのだ。冬はとても恐くて近寄れないなぁ。
標識

 ガスが出るとこのような標識が頼りになる。今日もガスがかかっているが、視界はちょっとある。
ガスが

 下の方からガスが沸いている。日本海が見えないかと目をこらしているが、一瞬も見えない。
快適な稜線

 小さな尾根をいくつも越えて、以東岳に近づいているのを実感する。
どんどん進む
 
 雪渓有り、岩山有りで面白いコースだ。
見えた

 ついに以東岳の山頂が見えた。直下には以東小屋が建っている。先発メンバーは既に山頂に達している模様。こちらは取材しながらなので・・・。
以東岳山頂 標高1,771m  7:45

 標準タイムより若干早く山頂に着いた。山頂は残念ながらガス。親子がひと組じっとガスが晴れるのを待っている。360度の大パノラマは今日もおあずけ。日本海を見たかったのに残念だなぁ。
記念写真
記念写真
山頂からの景色

 ガスが上がってきているので、近くの山しか見えない。縦走路も確認できない。

  以東小屋

 
管理人がモーニングコーヒを飲んでいる。昨夜は20人の宿泊者。定員ちょうどだったとのこと。水場までは下り5分と書いてある。ガイドブックでは往復?15分となっている。強風の時は恐いだろうな。
 一直線に下山する。この後、激しい雨が降り、合羽を着てカメラはザックの中。
  大鳥池

 
1時間ぐらいで降りてきた。池のほとりに来てからが大変。約40分も池の周りを歩く。それもアップダウンが結構ある。はぁ。ここも疲れる。
タキタロウ小屋

 
キャンプ場はここだけ。大きなテントを担ぎ上げてきた組がキャンプをしている。この看板のところから以東岳が見えるはずなのだが・・・。

 小屋では雷が来そうだったので、中に入って休ませてくれる。ビールを飲んだが賞味期限切れで、ちょっと味が落ちているようだ。あと3時間頑張ろう。


 

 今日の宿泊地は、朝日鉱泉ナチュラリストの家。温泉もここで入るので、買い物だけをする。ところがスーパーどころかコンビニも見あたらず、一旦街まで戻る羽目に。往復40kmも無駄をしてしまった。


 

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