霞ヶ浦の水質はここ10年間良くなっていない。ゴミは減っても水質が良くならないのはきれいな水が流れ込まないからだ。NPO法人アサザ基金と地元と企業がタイアップしてきれいな水を霞ヶ浦に入れよう、そして環境改善に役立てようと始まった運動に初めて参加。2004年、それまで25年間も休耕田として荒れていた「谷津田」を開梱し、田圃として蘇らせた。普段の手入れとかはアサザ基金と地元の協力を受け、企業からは「田植え」「草取り」「稲刈り」「仕込み」「蔵出し」のイベントを企画。米の品種は「日本晴」。60俵のもみが採れ、白菊酒造の好意でお酒として還元された。このすばらしいイベントの最後のおいしい所だけ参加させていただいた。
 日時:2005年3月4日(金)雪〜3月5日(土)曇 (最終イベント:蔵出し) 
 山名:茨城県谷津田
 参加者:120名、アサザ基金15名、その他地元関係者
はじめに「田んぼ物語2004」をどうぞ(スキャナ画像なので苦しいですが)・

大雪

 
前回の「仕込み」が雪で中止になり、今回の「新酒蔵出し」も更に大雪。どこかに雪男がいるのでは?(と勘ぐれば自分しかいないけど・・)。生まれて初めて高浜駅(茨城)に降り立つ。電車は1時間に2本ぐらいしか走っていない。民宿「いずみ荘」からは霞ヶ浦が見える。
高浜駅ビオトープ

 アサザプロジェクトで作ったビオトープがホームにあった。アサザって実は今回初めて知ったが、次回は本物を見てみたい。



新酒がずらり

 自分たちの手で植えた苗から収穫した米。その米からできた「新酒」、、、こんなに沢山の収穫があったんですね。自然を相手にしたすばらしい活動の成果。蔵元から出荷されるので1本たりとも勝手に持ち出すと罰せられます。真新しいラベルも「早く貼ってぇ」と催促している。
ラベル貼り

 
さぁ、せっせとラベル貼りをしてください。最初はおっかなびっくりですが。だんだんと調子が出てくる。糊はつけすぎないように、はみ出さないように、バランスよく貼るように・・・、先生は厳しいのだ。
着々と完成品が

 ビンとラベルの色も絶妙にマッチしていて格調高い。
そのころ厨房では

 明日の昼食の仕込みが始まっている。レンコン、ゴボウ、粕汁、よもぎ餅、ご飯、、、、なんせ120人分の準備をしないといけない。料理長のKさん、筑波大1年生のIさんに愛の鞭(セクハラ?)をビシビシ! ボランティアのIさんもどっきり。
そのころ展示会場では

 八津田の田んぼができてから収穫まで、酒造りの様子、農機具の展示、動植物マップなど的確に展示されて行く。この作業には22時近くまでかかる。
夕食

 試飲用に別枠管理のを一杯だけ戴く。○は全く稲作りには協力していないので試飲する資格もないのだが、まぁ今日一日ボランティアとして手伝ったので一杯だけありがたく、、、、ゴックン
 う、う、旨い!こってりとしたこくにぴりりとした辛口。へぇ、これが手作りの味だねぇ。感激!
ラベル貼り再開

 21時になってもまだ半分ぐらい残っている。いい加減疲れてきた。とそのとき、小冊子が東京から届いた。いやはやなんとも夜遅くになっても今日中に届けようとする意気込みについホロリ
 これでお酒もぐーんと引き立つ。
アサザ基金のメンバーも加わり

 展示会場も一段落ついてメンバーが戻ってきた。既に時計は23時近い。みんなで最後の頑張り。明日も早いのにご苦労さんです。
終わったぁ

 時計は既に0時を回っている。やっと終わった。白菊酒造さんか「大吟醸」の差し入れがあり、今日の疲れを癒そう。さぁ、寝るか。1時就寝。


  3月5日(土) 「新酒蔵出し」イベント

 天気予報では晴れと言ったがまだ雪が残っている。6時前から問い合わせの電話がひっきりなし。
「やります」とM嬢が張り切っている。元気に展示会場に向かう。
こんな景色も

 展示会場に向かう途中にはこんな光景も。さすがは霞ヶ浦だ。自然に戻ろうとみんなが協力している。
展示会会場

 
アサザ基金のメンバーは6時から作業をしている。田んぼに物を運んだり、見学の準備をしたりで大忙し。庭は泥でベチョベチョ。ここも田んぼ?
農機具
 
 ユーモラスなクイズに答えて賞品ゲット。左は「唐蓑」(とうみ)だがさて右は?
(1)左官屋さんが壁塗りに使う道具
(2)げたスケート
(3)田下駄

  白菊酒造見学

 Aコースは酒蔵見学。Bコースは農業体験や里山作り、里山散策、Cコースは春のお散歩と各コースに別れてのイベント。雪が残っているのでAコース以外は大変だっただろう。
白菊酒造

 煙突のひびは関東大震災の時のものだそうだ。ここで酒作りの行程を専務自ら案内して説明して頂く。
原酒

 圧搾されて原酒ができてくるところ。酒粕と分離される。原酒を試飲。はぁ、、、感激(らしい)
ラベル貼り

 今日の参加者によるラベル貼り。今日の分として25箱も残してあるから、ドンドン貼ってね。自分たちが作った作品であるので皆さん感激の面持ちでラベルを貼ってくれる。助かるなぁ・・・・。
 ずるして持ち帰ってはいけませんよ。トレビシステムで管理していますからねっ。
    完璧なトレビシステム

 
苗の本数から、籾の俵数、原酒の量から、お酒の量まで徹底管理だ。袋しぼりも試飲させてもらった。さすが!感激で声も出ない。
 白菊酒造さんが正規のラベルを貼ってくれています。純米原酒、アルコール分17.5%、日本酒度+3、酸度2.2スッキリした辛口です。

田んぼに集合

 お昼は雪の残る田んぼでの昼食。足下を固めるため、藁運び。子供はヤゴ取り。
 この田んぼから籾で31袋半(830kg)も収穫があったとは信じられない豊作。
2反歩

 それぞれの田んぼには名前が付いていました。木からブランコや縄ばしごがかかって子供も遊べます。今日は雪だるまが大人気。
お昼を待つ

 目玉焼きは一度に30個ぐらい焼きます。「早く食べたいよう」とご飯を待つNさん。ビールも飲んだし、試飲もしたし、田んぼには愛着が湧くし、、、感激してます。
ご飯 餅つき

 ここでとれた米で炊いたご飯。12升も炊いたんだ。お焦げが一番美味しい。昨日のレンコン、ゴボウが美味しい。その後、ヨモギ餅ツキ。子供も小さな杵でペッタンペッタン。最後は大人が仕上げる。
試飲

 忘れてた訳じゃないけど、○は米作りには参加してないから今日の試飲は遠慮した。でもうまそうだったなぁ。
 最後に、記念撮影。

 この後センターで酒粕、Tシャツ、お酒(有資格者のみ)をもらい解散。お疲れ様でした。


準備と酒ができるまで

 準備も大変だが、酒ができるまでの管理も大変。いつもゴクゴク飲むことしか知らないが、たまにはこういう事も考えてみようかな。
「田んぼ物語2004」を再度どうぞ(スキャナ画像なので苦しいですが)
前回の集合写真
  おまけ

 
これは前日に差し入れてもらったもの。さすがに純米!