美ヶ原は標高2,000mを超える大地である。「山」というイメージはどこにもないが、なぜか日本100名山なのである。夏期だとビーナスラインで一直線だが、冬季はビーナスラインが閉鎖される。美ヶ原高原に入るルートは中山道・和田宿からに限定される。では、高原の散歩としゃれてみよう。
 日時:2005年2月12日(土) 
 山名:美ヶ原(標高2,034m)
 参加者:◎(2名)

  標高1,900m付近

 和田〜落合区間は別荘地帯を抜けると、一気に雪が深くなる。除雪して下が凍結するより雪の方が車の制動はいいからか?最後の標高差100mくらいはいつもながら一気に上り詰めることになる。
雪道

 雪道をかっ飛ばすと気持ちいい。たま〜に急カーブでお尻フリフリするけど、それがまた気分爽快。あまりやりすぎると、ガードレールとお友達になるのでほどほどにしましょうね。
美ヶ原美術館へは

 冬季通行止めのため美ヶ原美術館には行けません。どうしても勉強したいんならここから歩いて行ってください。冬季営業しているのは山本小屋だけです。
駐車場

 山本小屋(ふる里館)は、なぜか閉館している。奥のホテルは宿泊客がいるようだ。スノーモビルが並べておいてある。数人のカメラマンがでかい3脚を持ってウロウロしている。樹氷でも撮影しているのだろうか。
埋もれてる

 看板が埋もれてる。おっと、軽自動車も埋もれてる。これじゃ春まで車が出せない。バッテリーはちゃんと外しておかないとエンジンがかからなくなると思うけど。

 準備ができたら出発。カメラマンのおじさんが「スノーシュー」に興味を持って近づいてくる。
樹氷に囲まれて出発

 早々の冷え込みがあったから、樹氷がきれい。ダイヤモンドダストのように、風で雪がキラキラと舞っている。もう、芸術作品の世界。
目指すは

 茶臼山にはまだ行ったことがないので、まずは茶臼山に向かう。その後、テレビ塔立ち並ぶ王が頭まで歩いてみよう。なんだか雲行きが怪しいな。
美しの塔

 美しの塔付近には、数人の団体と雪上車が止まっている。ずいぶんにぎやかそうなので避ける。

 「わーい、くまさんの手袋だよぉ。あったかいよ。もちろん2枚重ねだよ。貸してあげようか?
転ぶ

 
「ぎゃー、ドテッ、、痛〜い」
 
「ふん、そんなこと言ってるから転ぶんだ。」

  平面に見えても、あちこちでズボっとはまりこむ。うまくバランスを取っていないとこういうことになる。
茶臼山はあきらめ

 雲行きも怪しいし、遠いから茶臼山はもうあきらめ。北アルプスが見える位置まで出ると、強風が吹き荒れ猛烈に寒い。さっさと山頂に向かおうか。

 ♪なかよしこよしはどこのみち♪
あっという間に

 
茶臼山方面からやってきた3人組があっという間に抜いていく。え?なんでそんなに早いの?待って〜、、、向こうもTSLのスノーシューだったな。風が左からだけ強く吹いてくる。凍傷に注意しよう。
ずいぶん近づいた

 
近くに見えるが、なかなか到達しない。ヨイショヨイショ、頑張れぇ、もう少しだ。
最後の坂

 ここを登り切れば山頂。風の通り道を横断してきた感じ。
  美ヶ原高原

 看板。風上側に雪がびっしりとこびりついている。これがエビのしっぽのように発達するのだ。どうです?寒そうでしょ。
ブルブル

 風が強いので、すごく寒い。風よけになるかな?ちょっとだけ。
到着

 美ヶ原高原ホテル。車は何台か停めてあるが、営業しているかどうかわからない。電波塔がいくつも建ち、氷が着いて壮観だ。
祠と鳥居

 山頂にある、祠と鳥居。鳥居の向こうに電波塔という奇妙なとりあわせ。「やっとたどり着きました。ぱんぱん!」
三角点

 半分埋もれた三角点。他人がスノーシューを立てかけている。こういうのって迷惑。看板の前で車座になるのと同じくらい迷惑。最低限のマナーだよね。
王が頭 標高2,034m

 ここが美ヶ原の山頂です。山頂と言ってもなだらかな丘と言う感じ。風が強くて長時間いるのはつらいはずだが、ずっと頑張っているカメラマンが一人いた。
北アルプス方面

 雲が邪魔して北アルプスまではほとんど見えないが、たまに槍が顔を出す。
休憩

 
風を避けてしばし休憩。ちなみに気温はマイナス13度。風が止んで陽が当たるとポカポカするが、指先はじんじんと冷たい。

 そうそうに引き返すことにしよう。
ショートカット

 「美しの塔」に向かって直線的に進む。実はアップダウンがあり、結果として余計に疲れる。どうも雪面だとアップダウンの感覚が鈍るようである。
美しの塔

 鐘をならそうと思ったら、あちこちが凍結していてなかなかならない。力任せに動かしたらガラガラとすごい音を立てて鳴った。
ささ、戻ろう

 おぉ、あと15分も歩けば元の場所だ。実はスノーシューだとちょっと余計にかかるんだが。いい加減疲れてきたね。エッチラホッチラ。
  八ヶ岳

 まぁ、普通の八ヶ岳だが、昨日はあの麓で遊んだんだなぁっていうだけ。

 駐車場に戻り、とっとと下ろう。


ふれあいの湯

 R142沿いにある。建物はでかいが、風呂はこじんまり。露天風呂もない。内湯のみ。でも料金は300円と超安い。北海道並だね。休憩場所は広く、床暖房。生ビールは100円引きだって。汗を流すだけなら合格。
和田宿本陣跡

 美ヶ原の入口にある和田宿。交差点の所に本陣跡がある。立派な門構えだ。ここから難所の一つ和田峠を越えたと言われる。昔の人がどれほど大変だったか、そのうちに体験したいものだ。