富士山はけして楽な山ではありません。登る前に一度シミュレーションをしておきましょう。そうすることによって、無用な力みを消して、最後までマイペースで登れるようになります。また事故の大半は下りで発生します。5合目まで気を緩めず、安全に降りましょう。

第1日目(7合目富士一館まで)   
富士山ビジターセンター

 河口湖ICを出て富士スバルライン入口のすぐ左側にある。この中で富士山の歴史を勉強してから登ると一段とプロに見えるから不思議。

 この先から富士スバルラインに入ります。
1合目下の駐車場 1,280m

ここからでも富士山がきれいに見える。と、改めて感心したりする。シーズンの盛りには、トウモロコシや焼きそばの売店がいっぱい出るところである。 さ、先を急ごう。
一合目 1,520m

 普段なら、車ですっ飛ばして通過する。やっと一合目。歩けば小一時間はかかるだろう。さすがは日本一の山だ。草木は下界と特に変化無し。まだまだこれからだ。
二合目 1,590m

 おや、ここには標高まで書いてある。実は、登り車線から見えるところで標高が書いてあるのは二合目だけなのだ。長年、富士山に通っているけど、「初めて知った」ワタシ。^_^;
三合目 1,795m

 三合目の看板は、急カーブの真ん中にあるのだ。バス停の三合目から相当距離がある。
四合目 2,200m

 もうすぐ五合目に着くかと思うとなぜかわくわくする。南アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山並みがどんどん見えてくる。観客の目が絶叫に変わる瞬間だ。
五合目手前1km  2,250m

  週末はこのあたりまで車がぎっしり駐車している。五合目まで30分歩かされることもざら。土日は覚悟しておいたほうが良い。
五合目 2,305m

 車で一気にここまで上ってきます。車を降りれば肌寒い。気圧になれるため約30分間ぐらいかけて出発準備をする。

 いよいよ出発。最初は下りだからといってペースをあげないこと。
6合目 雲海荘 標高2,450m

 7月末の土曜日と8月最初の土曜日が富士登山のピーク。さすがに土曜日は宿泊も断られる。金曜日でもアリの行列ヨロシク、ゾロゾロと登っている。登山センターの係員がで地図をくれるのでもらうこと。現在6合目は火災で焼けたため休業中。写真は上にある別館。
6合と7合の中間あたりから

 雲の合間から山中湖が見える。遠く新宿あたりは雲で何も見えない。
7合目花小屋  標高2,700m

  7合目最初の山小屋。土曜日はツアー客がとぎれることなくアリの行列のように登ってくる。収容人員200名。

  この後、日の出館、トモエ館、鎌岩館と続くがパス。
7合目富士一館  標高2,800m

  ここが○の常宿。ここで17歳の時にアルバイト(社会勉強)してお客様への接し方を厳しくたたき込まれた。一日目はたったこれだけ。足慣らしはどうでした?。ストレッチで筋肉をほぐしておこう。
夕食前の歓談

 ま、ビール1本ぐらいはいいでしょ。ザックの中からワインとかウィスキーとか日本酒とかゾロゾロ出てくるんだよな、これが。明日に差し障りがないように適度に飲みましょうね。就寝はベッドで。
富士一館から
北西展望

左から順に
八ヶ岳、奥秩父、
御坂山塊、
小金沢連峰

西湖、河口湖
富士一館から
北東展望

左から順に
奥多摩、高尾、
丹沢

山中湖
富士一館から
南東展望

左から順に
丹沢、房総、
箱根

芦ノ湖




第2日目(9合目まで)
    
7合目 富士一館   2,800m

 0時過ぎ、眠いが興奮して眠れない。ほとんど寝なかった人、寝酒をやり直した人、ウトウトした人も強制的に出発しますよ。

 外は15度とやや肌寒いが、歩き出せばすぐに暖かくなるので、まだ厚着はしないこと。
7合目 鳥居荘    2,850m

  6合目を過ぎれば、この赤い鳥居が一段と目立って見えるので、頂上をあきらめた人が、「せめてあの赤い鳥居まで」と言いながら目指すのがこの鳥居。もっとも夜間登山では、真っ暗な中を登るのでよく分からない。
7合目 東洋館  2,900m

  「8合目下」という、微妙な言い回して客の心理をつかみ宿泊させてしまう。太子館と並んで収容数500人という最大規模を争っている。
8合目  蓬莱館  3,000m

 太子館は簡易水洗トイレ。有料だが無理にでも利用したほうがいい。

 蓬莱館は売店が目立つ構造である。そろそろ高山病の症状が現れる標高なので「携帯酸素」が飛ぶように売れる。
8合目  白雲荘  3,100m

  気温が下がってきて、吹く風が涼しい。徹夜で登って来る人がバタバタと倒れ始めるところである。熱い飲み物(お汁粉、コーヒー等)が欲しくなるのがこの小屋。コーヒーが飛ぶように売れる。
8合目 元祖室 標高3,250m

 防寒着を着ないと寒くて震えが来る。新しい看板が増えている。小屋の前が広くなっているのもいい。この小屋が行者弥勒を祀ってあるところ。300年に一度のご開帳がある。

 富士一館の姉妹(というより本家)館なので、気持ちが悪くなったらここに入ること。
本8合目 江戸屋 標高3300m

 これまで紹介してきたのは山梨側の山小屋。ここから上は静岡県になるので、この小屋は静岡県となる。下山道の分岐点(間違えると砂走口に降りてしまう)となっているので、覚えておくこと。

 ここから先は、最後の体力勝負。お鉢めぐりする人は、この地点を4時には通過したい。
ご来光

 8合目から9合目にかけてゆっくりと歩きながら御来光を眺め、たおやかなお天道様に両手を合わせる。 この瞬間のために苦しい富士登山をしているのだ。登山道の脇にバタバタと重なるように人が倒れているので踏みつけないように。
8合5尺 御来光館  標高3450m

 8合5尺という中途半端な山小屋。太陽が昇ったので気温も急上昇。24時間営業で一番稼ぐと言われている小屋。収容人員150名

9合目 焼印所(跡?)

 なぜか閉鎖中。元々「焼印」だけしか営業しておらず、宿泊は不可能だった。何の意味があってか鈴がぶら下げてあるのか理解できない。収容人員0名

第2日目(山頂)
    
2002年9月1日(日)
5:09AM

富士山頂の御来光
シミュレーション

 
河口湖口山頂

  ご来光直前から1時間ぐらいが最も混雑する時間帯。まずは、記念撮影。時間に余裕があれば、ご来光を見るポイントは、小屋を抜けた先の大日岳が一番良いと言われる。晴れていればこのとおり。
河口湖口山頂

 
ご来光の時刻になるとなぜはガスが発生することが多い。ガスが出るとご来光を見ることができない。山頂はガスでも9合目あたりは晴れていることも多い。そのあたりの見極めも重要。
山頂の山小屋の前で記念撮影

 
全員登頂を果たせば、こうして記念撮影。どうしても1〜2時間はずれることになる。寒くて小屋で休憩する場合は、利用料金は無料だが、暖をとらせてもらお礼に、みそ汁の一杯でも注文しよう。500円と高いが、休憩料と思ってほしい。
噴火口から山頂を望む

 天気がいい場合は、噴火口をのぞきに行こう。正面に観測所跡が見える。あそこが富士山頂剣ヶ峰(3,776m)なのだ。体力と時間に余裕がある人は、お鉢めぐりをする。約1時間で元に戻る。お鉢めぐりしないひとはゆっくり休むだけ。
山頂でくつろぐ

 全員登頂の暁には、下山するまで、たっぷりと山頂の景色を堪能する。天気がいいと気温も12度くらいまであがる。もう最高!!ワインがうまい。もちろんウルメイワシも!。
下山開始

 靴紐を締めて、マスクをし、ストックを出して下山スタイル。延々と4時間以上の長丁場。これでほとんどの人は膝を痛めてしまう。暑くなってくるので1枚づつ脱ぐ。くれぐれも8合目江戸屋で河口湖口に左折する事(下記)を忘れないように。

下山時注意! 


右はダメよ、河口湖口は
だよ、  p(^^)q



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