豊科から眺める常念岳はスッキリとした三角錐だ。アズリン(梓林太郎)の山岳推理小説に出てくる主人公の「伝さん」こと道原伝吉は豊科署に勤務する巡査部長である。生まれは諏訪だが、今は豊科署に勤務している。署の二階から四季の常念岳を見ているわけだからうらやましいものだ。あ、これあくまで小説の話で、実際に豊科警察に行っても伝さんはいませんけどね。秋の停滞前線の合間を縫って、槍、穂高を見たくて入門コースを歩く。
 日時:2004年9月24日(金) 
 山名:常念岳(標高2,857m)  日本百名山
 参加者:◎

常念岳登山ルート(一の沢コース) 

登山口〜山ノ神〜王滝〜笠原〜胸突八丁〜水場〜常念乗越(常念小屋)〜常念岳 <往復>
標高差1,600mとかなりの高度差。勾配が比較的緩やかなので入門者コース、とガイドブックには書いてあるが、なかなか手強い。本当は三俣から蝶ヶ岳→常念岳と巡りたかったが、どうも天気があやしいのと下りがきついのでそっちのコースは断念。     標高差
登山口 標高1,260m   5:45

 
登山口まで舗装されていて、危ない箇所もナシ。終点はタクシーの展開場所のみ。車はこの手前500m位のところに町営駐車場があるが、ちょっと上の道路左側に駐車スペースを見つける。
 常念小屋まで5.2km、5時間で着くかな?さっぱり予想がつかない。
登山口   6:10

 
相談所の看板。昔は指導所?補導所?恐い名前だ。飲める水、綺麗なトイレがあり、ここで用を足す。このコースの途中には水が豊富なので水いらずコースとして有名。
河原  標高1,350m  6:50

 
歩き始めて0.5Km山の神。あと、5.2km。河原に沿って軽快に登る。だって勾配がほとんどないのだ。あ、そうだそうだ、おニューのザックを記念撮影しておかなくっちゃ。今日が使い初め。へへんだ。
烏帽子沢   標高1,670m 7:35/8:05

 
王滝とかも地名があるらしいが、それらしき標識はない。一の沢に沿って少しずつ標高を上げる。丸太の橋を何度か渡る。滑って落ちるなよ。川が増水する箇所は高巻く。
 烏帽子沢は小屋までのほぼ中間点。1時間半ぐらいで来た計算になる。まぁいいペースでしょう。この手前で一本。
山頂付近は   標高1,800m   8:40

 
標高2,500mあたりからはガスがかかっており、見えない。頼むから晴れてくれ、と祈りながらも快調に登る。見慣れない花がある。帰ってから調べてみると「ハバヤマボクチ」かな?と思われるがどうでしょう?
秋だ〜  標高2.000m付近   9:00

 
一枚岩の上を水が気持ちよさそうに泳いでいる。あたりは、すでに秋の気配が。ウー、気持ちいい。
胸突八丁  標高2.000m付近   9:05

 
沢から離れて、一気に高度を上げる。胸突八丁らしいが、いつもの亀さんペースでゆっくり登れば、別に苦しくなるような傾斜ではない。
最後の水場 標高2,100m   9:15

 
常念小屋まであと1km。ここから上には水場がない。取りあえず、空でここまで持ってきた2リッターのポリタンと、ここまでに消費した0.5リッターのペットボトルを満タンにする。なんせ、鳥海山で脱水症状を起こしているから、今日は余分すぎるくらい持つ。ここでも一本。
 
  冷たい水

 
ここまでも、水は豊富にあるが、飲んでいいのかどうかちょっと迷う。ここは、ちゃんと取水口まであるので、安心していいだろう。おぉ、冷たくて気持ちいい。がぶ飲みはちょっと危ないかもしれないので・・・。
第1ベンチ 標高2,200m   9:35

 
ここから先は、第一ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチと休憩所がある。距離は200m〜300m間隔くらいなので、あっと言うまではあるが、目安になって楽しい。合戦尾根(行ったことないけど)もこのくらいなら、ヒョイヒョイ、行っちゃうんだけど。
第2ベンチ 標高2,300m   9:45

 
第2ベンチの椅子が壊れてかしいでいる。これじゃ座ろうにも、座れませんね。紅葉は、このあたりが一番目立っているかもしれない。紅葉を楽しんでいると、苦しくも何ともない。
  山頂を見上げる 標高2,300m   9:47

 
紅葉した木々の間から山頂付近が見えるが、相変わらず8合目あたりから上はガスがかかっている。う〜ん、山頂からの展望はだめかなこりゃ。
常念乗越手前 標高2,400m   10:00

 
急に視界が開ける。常念乗越は直ぐそこだ。やぁやぁ、黄色くなってるね。もうちょっとで山頂のガスも晴れるかもしれないね、などと淡い期待を持って登るかぁ。



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