年に一度の富士登山。2004年夏は天候不順に明け暮れている。台風18号が接近中。すでに上陸した台風は6個を数える。過去、この登山隊では、天候不良による登頂中止には遭遇したことがない。今年も晴れ男、晴れ女の大集合。「きっと晴れるさ!」を合い言葉に、一路山頂へGo!
●日時:2004.09.04(土)〜09.05(日)
●場所:富士山(目標地点標高3,776m)
●参加者:26名

今年もバスは「ブルーグラス」 9:30

 昨年も利用して格安料金だったので、今年も指名した「The Bbluegrass Bus」。大新ツーリストという手配センターに、希望価格を伝えて、見積もってもらうと個人で直接バス会社に見積もりをもらうより確実に安い。このバス会社からも見積もりをとったが、やはり・・・・・。運転手の生川さんもとても気さくな人で、楽しい旅をさせて頂いた。感謝!
 バスの表示は「○○@富士登山2004様」とある。笑っちゃうね。


北口本宮浅間神社   11:30

富士吉田にある浅間神社。冨士のお山開きは神社の鳥居に張られた注連縄(しめなわ)を切らなければ始まらず(6/30)、またお山じまい(8/26)の火祭りは神社の秋祭りであるというように富士山と北口本宮冨士浅間神社とは深く強いもので結ばれています。この浅間神社には、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火瓊々杵命(ひこほのににぎのみこと)、大山祇命(おおやまづみのみことが祀られている。重要文化財。
拝殿と御神木

拝殿の前の両脇には「富士太郎杉」(左)と「富士夫婦檜」の名を持つ御神木がある。見事な大きさだが、近寄ってよーく見ると、樹皮が何枚も貼り付けられ痛々しい姿である。
お賽銭を投げ入れないで、後方でお参りするちゃっかり者。あ、ちなみに写真の人ではないですよ。もっと、後方にいますので。
絵馬と社務所

沢山の絵馬がかけてある。当然、安全登山の祈願だと思われるが。立派な社務所だ。ぐるーっと、裏に回ってみると新しい発見があるよ。次回は是非一周しましよう。
案内版(全文)   北口本宮富士浅間神社

 当神社は、富士山の大噴火を恐れた住民を安んずるため、垂仁天皇の御代、勅命を持って火山鎮護のため、木之花咲耶姫命を祀ったのがはじまりとされています。
 本殿は、元和元年(1615)に谷村城主鳥居土佐守が桃山式に再建、西宮本殿は、文禄三年(1594)に、浅野佐衛門佐造営、宮本殿は、永禄四年(1561)武田信玄により再建されたもので、いづれも国の重要文化財に指定されています。
 六月三〇日は、富士山お山開きの前夜祭が行われます。吉田口登山道は、当社裏の鳥居を起点としており、そこでお道開きの式が行われ、そこから頂上までおよそ一七キロ、最盛期には五合目から上は長蛇の列が続きます。また、八月二十六日、二十七日に行われる吉田の火祭りは、お山閉いの祭として日本三奇祭の一つに数えられています。
鳥居と参道

この鳥居の奥が本殿。正式な富士登山は、この参道を歩いてきて、本殿に参拝した後、登山道に入るのだ。七合目まで約七時間。あなたもいつかは挑戦しませんか。
富士山神輿

案内図は相当な年期もので、下山道に吉田の砂走り道が記されている。この下山道は1983年(定かではない)の事故で閉鎖されて、今は使用されていない。神輿があるが、これは吉田の火祭りの時に担ぎ出されるのであろうか。

五合目到着  13:20    標高2,305m

スバルラインの途中は雨が降ったり、晴れたりと忙しい。静岡側が晴れている。五合目はガスの中。雨が降り出して、合羽をはおる。

13:50出発まで、準備をすませてゆっくりして下さい。
出発後20分

六合目まであと10分くらい。まだまだ快調そのもの。え?不調の人がいるんですか?横移動は問題ないんだけどなぁ、縦移動は厳しいねぇ。
六合目で小休止   14:20

昔の六合目の建物(雲海荘)は跡形もない。再建の目処も立たないようだ。登山道が変更されている。ブル道(馬道)に回される。暑くなってきたので雨具を脱ぐ。一息入れて、さぁ元気に出発。
先を急ごう

傘持参の人は蒸れなくていいな。雷が鳴り出したら恐いよ。この後、30分もすれば雨が強くなり、遠くで雷鳴が聞こえてくる。

七合目でくつろぐ   16:00着

 七合目富士一館(標高2,800m)には、早い人で16時、遅い人でも17時前に到着。何とかここまではこれた。
小屋はそれほど混雑していないので今夜はゆっくり寝れそうだ。一休みしたところで、夕食。飲みすぎると明日の登山に響くからね。明日は晴れることを祈って、0時起床。そのため19時には仮眠に突入する。雨が少しづつ強くなってくる。そのうちに稲光も見えてくる。ちょっとやばいな。

 21時過ぎ、8合目に予約してある団体がずぶぬれで50人も入ってくる。雨と雷で8合目まで到達できないと判断したようだ。一瞬にして小屋は戦場と化す。寝るどころではない。私のメンバーには申し訳ないが、1枚布団に2人で寝るのを強要し、この団体50人分が寝れる場所を確保する。この団体は、ほとんどが薄い合羽しか持ち合わせておらず、ザックカバーもない。部屋中にシートを敷いたが、効果なし。みんな、寒くてぶるぶる震えている。暖かいスープや麺類を出す。あ〜ぁ、装備不十分で登られると困るんだよなぁ。到着時「山頂に行きたい者は?」の希望をとると、8割方手を挙げたが、23時半に布団に起こすと、行く人はたったの6人に減った。当然のことだ。外は8度。普通の計算だと山頂は2度。それに雨と雷と風が加わる悪コンディション。それでも、若さに任せて出て行った。ところで、私ちの組は、安全第一なので、さっさと登頂を断念する。登頂断念したとたんに飲み始めるという変な集団でもある。関東地方は豪雨とラジオではやっているようだ。外は相変わらずの雨音、、、、、、寒い夜を過ごす。

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