当初の予定でいけば、今日は「森吉山」のハズだった。8月5日(水)夜半から豪雨(台風11号の影響)に襲われ、テントの中に水が浸水してきた。デジカメが水に浸かっている。このまま森吉に移動しても天気の回復は保証できない。いっそのこと南下してみよう、ということで土砂降りの中テントを撤収。約350km南下してみると福島地方は快晴。やったね。思いもかけぬ安達太良山で本当の空を見ることができた。もう最高!
●日時:2004.08.07
●場所:安達太良山(標高1,700m)  標高差500m 歩程7時間30分
●参加者:ヒロさん、Peiさん、TAMAさん、えいちゃん、ツチさん、◎

フォレストパークあだたら  5:00

昨日は、ここでまずはテントを乾かし、バタバタと入浴、サヨナラパーティと続き、就寝は0時。今日の行程は楽なので、いつもより1時間遅れで行動開始とした。寝る前に見た北斗七星は幼い頃に田舎で見た輝きを彷彿させてくれた。さすがに福島の空は綺麗だ。星の数が圧倒的に多い。
安達太良山奥岳登山口   6:15

ナビで距離検索したら、未舗装道路を30分も案内してくれた。乗客はこれで目が覚めただろう。登山口に着くと、先客は数台。この時間はガラガラ状態。ゴンドラが動き出す8時過ぎに一杯になるのかな?

下山してきたら、さすがに満杯だった。
出発準備

Fホテルに泊まっている小学生が朝の散歩に出てきた。○は昨年、この登山口で引き返した苦い経験があるので、今日は上まで登れる喜びでいっぱいだ。
緑が綺麗

空ももちろん綺麗だが、芝生の緑もすばらしい。ゴンドラも動いていないので静かなものだ。
出発    6:30

昨夜の残り物をそのまま下げて持ってきた人がいる。上で喰おうという魂胆。登山届けを出すように書いてあるので担当者がせっせと書いている。

安達太良山MAP

ちゃんとした地図を持参していなかったので、写真も看板で我慢してもらおう。(^^ゞ

ゴンドラ乗り場から歩いて登り、展望台を経由で山頂に立つ。下りはくろがね小屋経由でぐるっと回って帰ってくるコースを楽しむ。
秋の気配が

早くもススキが穂を出している。東北は既に秋に入ったようだ。よく見ると、ススキは花が咲いているのだ。黄色い小さな花がびっしりとついている。
ヤマユリ

ヤマユリが群生している。最初はポツポツ咲いていたが、そのうちにドバ〜っとまとめて咲いている。花が大きいので目立つ。
ヤマユリの中を登る   7:00

蒸し暑い中で唯一の救いだ。途中のリフト降り場で1本。朝食を兼ねた休憩。このツアーでヒットしてきたあんパンを2個食べたら胸焼けがしてきた。
展望台   8:00

展望台の少し手前で、「ち○び」が見えてくる。おぉ、そっくり。今回はどうも「ち○び」づいているな。

そう言えば、どこかのPAにも感触までそっくりなモノを売っていたよ。
展望台

ゴンドラがまだ動いていないので、景観を独占。二本松市の標識に「この上の空が本当の空です」と書いてあるが、まさに本当の空だ。福島に空がある。
展望台

パノラマ。左が安達太良山山頂。
空に向かって   9:00

見える限りの青。透明に済みきったブルー。安達太良山ってこんなに空が綺麗なんだ。と、何度も何度も感激し、口癖のように繰り返しながら登る。ゴンドラ終点が点のように小さくなるころ小休止。
もうすぐだからね

汗はかくし、腹は減るし、山頂は目前だし、時間はあるし、風もあるし、、、ということで、ゆっくりと自然を満喫しよう。はぁ、なによりも空気が一番うめぇ。
お眠タイム

仮説:「新鮮な空気を与えたら人間は寝る」を実験中。見事に証明された。バキッ!!☆/(x_x)
昨夜はお子さまタイム(21時)を過ぎても張り切って騒いでいた二人は睡眠不足になったのだ。
もう一息だ   9:10

いよいよ、突き抜けるような紺碧の空に向かって最後のアタックをかける。まるで宇宙から地球を見ているような鮮やかなそらの色にはやっぱりウットリ。
「あどけない話」
智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという
私は驚いて空を見る
桜若葉の間に在るのは切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしはうすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言う
阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である。









<参考文献:智恵子抄>


  山頂直下
もうすぐ山頂

あっけなく山頂に着いてしまう。もっとハードコースを期待してましたか?スミマセン。

いやいや、青空が最高なので嬉しいですよ。
安達太良山山頂直下

今日は表から登るぞ。へへぇ、もうすぐ頂上だ。青空の中に吸い込まれていくのだ。身も心も洗われたようなすがすがしい気分で山頂に立てる喜びを味わう。
安達太良山の山頂標識

山頂の標識がなぜか山頂の下にある。不思議な山だ。ここを山頂と思ってもいいということかも。せっかくここまで来たんだから頑張ってよじ登る事にする。山頂が「ち○び」に見えなくなっちゃった。



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