岩手山(2)
6合目  標高1,55mくらい 7:30   

すっかりガスが晴れ、良い天気になってきた。地元の人と同じようなペースで一緒に登る。抜きつ抜かれつ、のんびりと登るのもいいねぇ。水は避難小屋にたんとあるからいくらでも飲んでいいよ。
あの岩は・・・

きっと旧道だと思う。100mくらいで行けるようだ。どうせならスカッと晴れて欲しい。上から降りてきた人に聞くと、山頂はガスで何も見えなかったという。でもこれから行くとちょうど晴れるかもね。
7合目  標高1,700m  8:08

ここで旧道と新道が合流する。山頂の外輪山が見えてくるがまだガスガかかっているようだ。早く晴れてくれないかなぁ。わくわくしてくる。
警告板

岩手山の火山活動は低下傾向を示し、静穏な状況にあるが、以前として危険な状況に変わりはない。登山はあくまで「自己責任」の元に案内表示に従って下さい。火山活動に異常があれば、直ちに入山規制が行われる。

おぉ、避難小屋が見えてきた。
  8合目避難小屋
8合目避難小屋  標高1,730m  8:15

避難小屋にはこの時期、常駐の管理人がいる。中に入って一休み。休憩料は寸志と言うことになっている。
昨年、新設されたという真新しいトイレも完備している。
水は外にこんこんと湧き出ている。
8合目避難小屋の内部

登山者が一人。管理人に寸志を払ってお酒を置いて行くとのこと。山小屋らしい風景。随分立派なストーブがある。1昨年改築の際にヘリコプターで上げたんだと自慢するだけあって立派だ。管理人は独特のなまりがあるが非常に優しい人だった。山には悪い人間はいないよね。
岩手山のお土産

岩手県山岳協会の手ぬぐい?(のれん?)とTシャツがディスプレイされている。Tシャツは色違いを管理人が着ている。なかなかカッコいいけど値段が3,500円だって。ちと高いな。ちなみに素泊まり1,500円、毛布レンタル500円の料金である。次回、岩手山に登るときは、ここで泊まってご来光を拝む計画を立てよう。
  さ、元気を出して登るよ。    8:45

小屋ですっかり長居をしてしまった。その間に風が出てきた。管理人さんにもアドバイスされ、ここで合羽を着る。外に出ると強風が吹き荒れている。小石や砂が容赦なく顔面に飛んでくる。優しい管理人は小屋の外に出て着てくれて最後まで見送ってくれた。ありがとうね。39。
8合目

小屋を出たところに8合目の看板がある。えぇ?まだ1.7kmもあるの?まだ、1時間以上もかかるんだ。さすがに登りがいのある山だ。風が強くなってきた。気をつけていこう。
9合目過ぎ  標高1,920m 9:15

外輪山をぐるっと回るルートに出る。ガレ場の登り。強風で吹き飛ばされそう。ツチさん「うわぁ、こんな凄い風は今までに受けたことがないぞう」。何度も耐風姿勢をとる。富士山と同じような砂走りを登っているような感じだ。
岩手山山頂直下で撤退  標高1,950m  9:23

みんなが耐風姿勢を保っている間に、Peiさんが様子を見に先行。戻ってきて「ダメダ、降りよう。」との最終決断。たぶん、このまま行けば山頂までたどり着くことはできるが、さらに半周するのに1時間近くかかる。その間、強風とガスにさらされるのは非常に危険との判断。撤退する勇気を出すことにする。山頂まであと100mを切っているのに残念だ。
9合目不動平   朝標高1,850m  9:40

ここまで降りてくると、風は収まっている。靴とズボンは真っ黒。服もザックも砂でジャリジャリ。ペットボトルの口も砂でガリガリ。さわるのも嫌になるくらい汚れている。ちょっと休憩。すさまじかった風を振り返る。

鬼ヶ城ルートは強風で危険だから行かないようにとあらかじめ管理人に注意されていたので、必然的にお花畑ルートを選択する。
呆然

いや、凄かったね。顔が砂だらけ。耳の穴までジャリジャリ。ザックに砂が着いてさわるのもヤダよ。
岩手山の花(2)

お花畑の標識

ウメバチソウ

ヤマオダマキ

イワギキョウ

リンドウ

カラマツソウ



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