鳥海山(2)

いざ雪渓を渡る

本当はすごーく恐いのだけれど、引きつった表情を無理矢理隠しているのは誰。

へへ〜ん、こんなの滑りもしないよ。
早く渡り終えなくっちゃ・・・   7:00

あ〜ん、まだまだ雪渓が続くよ。恐いよぉ。だれかロープでひっぱってぇ。
雪渓にしゃがんで写真を撮るんだ。うーむ、なかなかいい構図だ。さほど苦労することなく最初の雪渓を渡りきる。涼しい風と冷や汗がごちゃ混ぜになって吹いているようだ。こんな雪渓でも足を滑らせればちょっと恐いかもしれない。
続いて2つ目の雪渓が    7:30

ちょっと高度が上がったせいか、今度の雪渓は雪が固い。ステップキックが食い込まない。エッジを効かせないと滑る。さすがの○もちょっと緊張する。大きな荷物を持った集団が上から来たが、中にはへっぴり腰がいてリーダに足を置く場所をいちいち指示してもらっている。誰かさんと大差ないかも。
雪渓が終われば急登   7:45

至「あさみ坂」の標識で一休み。ここがあさみ坂だと思いこんでいたが、とんでもない間違いだった。この後も急登が続く。ザックに刺したストック袋を見て、よそのおじさんが「それ釣り竿かい?」と聞いている。まさか、山にまで釣り竿を持ってくるような物好きはいまい。
月山と日本海

雪渓のはるか向こうに月山が見えている。コバイケイソウの向こうには日本海がだんだんと丸みを帯びてきた。
アザミ坂   8:15

この急登のことがアザミ坂なんだろうか。それにしてもお花畑が延々と続くので、ちっとも苦しくない。いや、相棒はゼイゼイと苦しそうな息づかいをしている。相棒よりはるかに立派な体躯の女性に心配されてヤンの。
月山が低く見えます

月山を見下ろすようになるとアザミ坂もそろそろ終わりか。鳥の海が見えた!(現地語では『メール』?)と大喜び。
     鳥海山の花(3)

チングルマ

シナノキンバイ

ミヤマキンポウゲ

ハクサンフウロ

ミヤマダイモンジソウ

トウゲブキ

(お花畑)

イワベンケイ

ヨツバシオガマ
伏拝岳(ふしおがみだけ) 8:30 標高2,100m

3時間40分かかってついに外輪山らしきところに出る。風が強い。遊佐から秋田方面の展望が一気に広がる。おぉ、岩木山が見える。すばらしい景色だ。感動!
鳥海山(新山)はまだまだ

最高点に行くには一旦火口に降りる必要がある。まだまだ遠いな。伏拝岳からの日本海はとても美しい。
外輪山をぐるりと回る

さわやかな天気にすばらしい景色。求めていたのはこれなのよね。登ってみないと味わえないこの感動。あ〜、嬉しい!
外輪山巡り

七五三掛方面からの稜線登りも楽しそうだなぁ。山頂付近にはチョウカイフスマやチョウカイアザミなどの固有種が群生している。
外輪山巡り    9:00

ホント、感動の嵐。山頂は岩だらけなのが解る。あの岩をよじ登らないと山頂に到達できないのだ。
七高山へは

この先にある七高山(標高2,229m)には三角点があるので行ってみようか。「ヤダ、行かない。勝手に行ってくれば」だって。この時点で既に相当弱っているんだな。
   鳥海山の花(4)

チョウカイアザミ

イワギキョウ

イワブクロ

イワギキョウとイワベンケイ

チョウカイフスマ

お花畑
     
  大物忌神社へ

大下り。強風が通り抜け、本日最も恐い場所。冷や汗をかきっぱなし。帽子が飛ばされそう。



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