山容秀麗。毅然とそびえ立つこの山は、明らかに東北の名峰だ。日本海から一気にせり上がっている様は日本アルプスにでは見ることができない。秋田富士、出羽富士とも呼ばれる。陰鳥海もすばらしいらしい。とにかく、一度は山頂に立たないとそのすばらしさを実感することは出来ないのだ。花を求めて日本海を「白い孤峰」を極めるべくワクワクしてくる。
日時:2004.07.31(土)
山名:鳥海山(秋田・山形、標高2,236m)
参加者:◎

鳥海山MAP

鳥海山への登山ルートで最もポピュラーなのは鉾立からの象潟口らしい。祓川ルートもいいらしい。○が選んだのは湯の台口。標高差が一番小さく、日帰りにも適していそうだから。でも、実際にはとんでもないロングコースだった。やっぱり鳥海山は山頂1泊で陰鳥海を見る山だと言うことをつくづく思い知らされる。
鳥海高原ライン終点 4:30 標高1,200m

3時起床、4時にはそっとキャンプ場を抜け出し登山口に向かう。登山口まで2車線の立派な道路である。駐車場はさほど広くなく、遅く来ればずっと下の方の第2駐車場に停めることになる。駐車場には20台ほど泊まっている。東の空が明るくなってきた。避難小屋兼トイレか。登山届けを出していざ出発(4:50)。 
滝の小屋  5:10 標高1,300m

しっかりと日が昇ってしまった。ちょっと出遅れ気味。一汗かくともう滝の口小屋だ。小屋の前で、インストラクターの腕章をつけたおじさんが宿泊者に花の説明をしている。素通り。
まだ先は長い

滝の小屋を過ぎ、涼風を受けながらせせらぎを渡り、いよいよ登山道に踏み込む。暑くなりそうだ。
日本海が見えてきた  5:30

家族旅行村から直接登ってくるルートと合流し、更に高度を上げる。すばらしい天気だ。足取りも軽く、ルンルン気分で登る。高山植物もチラホラと顔を見せてくれる。ほら、見える?日本海だよ。佐渡も見えるね。飛島もあるはずだが。風力発電の羽も見える。いやぁ、空が青いよ。

     鳥海山の花(1)

ダイモンジソウ

カラマツソウ

ミツガシワ

コバイケイソウ

ミヤマシャジン

トビシマカンゾウ

コイワカガミ

ミヤマシャジン

タケシマラン

河原宿小屋  6:15

傾斜が緩くなると河原宿小屋に着く。素泊まり3,800円、休憩量200円と書いてある。河原の水がとても冷たい。ここの景色をプリントしたTシャツを着た管理人が掃除をしながら「いやぁ、暑いなぁ。ここでこんなに暑いんだから下界は相当暑いだろうなぁ」と言っている。確かに暑いよ。雪渓が見える。楽しそうだな。帰りは千畳ヶ原経由で帰ってくるとここに出るんだな。
最初の雪渓  6:30

楽しみにしていた雪渓登り。今年は例年より雪が少ないそうだ。雪渓の上は滑るので露出している登山道を歩いて、最後に最短ルートだけ雪渓を渡った方が楽みたい。ということで、雪渓を見ながらひたすら脇道を登る。間違っても雪渓の下にはいると事故に遭うのでけして入らないこと。
雪渓の回りはお花畑

雪渓を見ながら高度を稼ぐとお花畑が広がる。チングルマはほとんどが髭に変わっているが、中には花も咲いている。ニッコウキスゲも群生している。
     鳥海山の花(2)

チングルマ

チングルマ

コイワカガミ

ミヤマキンバイ

アオノツガザクラ

ミヤマリンドウ

ナンブトウウチソウ

キンコウカ

ヨツバシオガマ



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