スノーワールド
2日目午後:五色沼コース
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 檜原湖のほとりで昼食を食べた後は、いよいよメインコースの五色沼散策。不思議な魅力を持つ五色沼とはいったい何であろうか?

裏磐梯エリアMAP

午後のコースは、五色沼コース。四季折々の変化を見ながら一年中散策できるコース。コース全長は約7kmといったところか。春から秋にかけては多くのハイカーが訪れ、駐車スペースもないほど混雑するが、冬はゆっくりと自然を楽しめる。ガイドの井上さんは、ハイシーズン中には、ゴミ拾いボランティアをされているという。まったく頭が下がります。中には、不心得者がいて、自分のゴミをガイドの井上さんに「はい、ゴミ」と差し出す人がいるそうです。そういうヤツはぶん殴ってやりたくなりますね。

五色沼は、酸性度の高い沼である。下手に手を洗ったりすると危険。
磐梯高原駅

檜原湖のほとり「磐梯高原駅」がスタートになる。このコースの唯一の欠点は、出発地点には戻ってこないこと。自家用車で行く場合には、前もってバスの時刻表を調べておくか、2台で行くこと。さて、午後の部出発です。おぉ!
柳沼

いきなり、綺麗な沼。でもこの沼は五色沼系とはちょっと水系が違うのだ。こちらは酸性度が低い沼に属するらしい。雪をいただいた岩は風情があっていいもんです。PH6.5の弱酸性湖。ワカサギがいるんだってサ。
春を待つ

ウルトラマンの”シュワッチ”のような格好をしているこの木は「オオカメノキ」である。葉っぱとか花を見ればすぐに分かるのだが、木ノ芽を見ただけで分かるには経験と勉強がものをいう。
井上先生のスノーシューは「アトラスハイキング825」のようだ。EZエイトバインディングで甲を包み込む最新スペックだ。カッコイイ!
ちょっと変わった国立公園

何が変わっているかというと、土地の所有が国の部分と個人の部分があるのだ。普通だと個人の所有はないはずなのだが、なぜだかここにはある。で、特徴的なのは白樺の木。国有地にはないが、私有地には白樺がある。
今、鳥の声が聞こえますね、何種類の鳥が鳴いていますか? 1番.3種類 2番.5種類 3番.10種類 。はい、正解は自分の耳ということで・・・。などと、明確な説明をしていただける。
青沼

さぁ、五色沼の核心部に入っていきます。まずは、青沼。どうです?青く見えるでしょ?(言われてみれば・・・)。水の色が青いのではなく、水の成分によって水深が深いところの色が出るんです。理論的水深10m(実際より深い)、PH4.6とのこと。枝が垂れ下がると漂白されて白くなると言う。すごい!
瑠璃(るり)沼

西吾妻が見えているでしょ。時計の標高が825mを指している。どうやらここが水源らしい。PH4.3で理論的透明度が21mとのこと。水深より深い透明度だ。地下から強酸性の水が涌き出しているんだそうな。 

五色沼は、沼によって水の成分と沈殿物に差があるために独特の色を見せる。で、太陽の光が当たったときに微妙に色が変わるのである。
瑠璃沼付近

2班がちょっとだけ先行している。瑠璃沼の水が流れているので、雪が部分的に溶けている。こんなに天気がいいのでどこまでも気持ちがいいね。
参加者は

宮崎から7万円もの交通費をかけてきた「フッキー」、陽気な「みのり」、タフな「かずみ」やっとニックネームが浸透してきた。

上を見れば、小鳥達がはしゃぎ回っている。「ホラあそこ」「どこどこ?みえなーい」
弁天沼

五色沼で二番目に大きな沼。水深7m以下なので凍結する。この沼は透明度がすごいいのだそうだ。PH4.5とるり沼るり沼の水が流れて来ている証拠だそうだ。遠くには西吾妻山が見えている。
弁天沼

絵になるような木がぽつねんと立っている。これが、今や「沼のアイドル」的存在となった「1本の柳」である。何ともいえぬ静寂感がいねぇ。
中間点

さ、もう半分を過ぎましたよ。まだまだ楽しみながら歩きましょうね。
竜沼(たつぬま)

なんで竜沼かって?さっぱりワカリマセン。倒木が多く、それが「竜」の形に見えたからではないかという説が当たっているように思える。PH6.2(上流の弁天沼は4.5なのに)という弱酸性。魚が生息しているとのこと。凍結しない。
みどろ(深泥)沼

どうやら泥炭層が深そうだけど。一つの沼でいくつもの色を見せる。冬は薄い緑。理由は太陽光線の入射角が低いことと、雪が水に映っているから。雪が解けるとまた違った色に変化する。植物プランクトンが多い。いずれにしても「不思議な沼」なのだそうだ。またこの沼は凍結しない。PH5.8
赤沼

どうです?赤く見えるでしょ?(見えないって!)。いろいろ説はあるが「藻が赤く見えるでしょ?あの色が水面に反射して赤く見えるのです」。他に鉄イオンが変化して葦などに付着して赤くなってるという説明も頷ける。涌き水だけでできているので凍結しない。PH3.8だと、スゴイヤ。

毘沙門沼

五色沼で一番大きな沼。氷結しているので水面は見えない。氷がないときはエメラルドグリーンに見えるらしい。水深13m。透明度5m、PH5だというからかなりの強酸性。。色の元は珪酸アルミニウムとのこと。


2日目の交流会

20時半までは研修時間なのでフリータイムといえども飲酒は出来ない。映画鑑賞会で野口英世の一生を映画化した「遠い落日」に全員で涙して、涙が乾かないうちにビューラウンジに向かう。すると、イルイル、今日もそれなりに熱き交流会が盛り上がっている。テーブルの数が段々と増えていく。
絶好調

左からカンボジアのチュトゥラー君、マレーシアのシンさん、イランのホセイニ君、ラオスのブンヘン君、ベトナムのシン君、皆お友達になりました。23時過ぎ、業務から開放されてやっと現れた今回の首謀者高橋ヒデさん。合流するなり「さぁ、飲むぞぉ。イエーイ!乾杯じゃ」ご苦労様でした。
放送大学から

久保田さん、積極的に動き回っています。お、ホセイニ君が母国語(イランて何語?)で歌を披露。続いてブンヘン君もラオ語(ラオス語のこと)の歌を手拍子付きで歌ってくれるが、さっぱりわからんわぁ!でも、とっても楽しかった。
そろそろお開きにしますよ

時計は、23時から止まったまま(強制停止)なので、交流会は延々と続く。明日は車を運転しないといけないので私もボチボチ失礼しますよ。部屋に戻ったら、睡眠可能時間は5時間を切っていた。