新潟県のほぼ中央、秀麗な山容を横たえている。鳥海火山帯に属する休火山で山稜の東面は爆裂火口跡とみられ、絶壁になっている。厳しい冬の大雪で巨大な雪尻が残る事で有名だが、初心者にはちと難しそうなので秋にでも挑戦してみます。
 日時:2003年9月20日(土)  
 山名:守門岳(すもんだけ) 標高1,537m 日本200名山
 参加者:◎

守門岳MAP

二分キャンプ場の駐車場に車を止め、周回するコース。昨夜からの雨で、足下がゆかるみ、滑りやすかったので疲れが倍増する。
保久礼コース登山口 標高580m 6:00

キャンプ場とは名ばかり。水は出ないし、トイレもない。ただの広場。先客もいない。出発してしばらく行くと、車が停められるスペースがある。そこまで車で上ればちょっと楽できるかも。
キビタキ清水 標高1,000m 7:18〜7:30

保久礼小屋は登山道から少しそれるところにあるようだったので、素通り。キビタキ清水で小休止。わずかだが、水が出ている。最初からわかっている人はここで水を補給すればよいだろう。
秋色の目覚め

オオカメノキや知らない木までもが赤く色づき始めた。
大岩 8:30

魚沼あたり?がちょっとだけ見えてきた。大岳まであと20分と出てくる。


大岳 標高1,432m 8:50〜9:00

ぴったり20分で大岳に到着。航空写真の標識となる三角形がある。怪しげな白い布ではありませんよ。

この山名の由来:野鳥が巣守りをする山、スモリ山の転訛であろうといわれる。この右手に見えるのが「巣守神社」の石碑。
「気に入った」看板

こういったジョークが好きだなぁ。まさか、小学生がこの言葉を考えたんだろうか??
ナナカマドが赤くなって恥ずかしがっています。
「?」と「ゴゼンタチバナ」

左の花は名前がわかりません。右のゴゼンタチバナは葉っぱが6枚にならないと実をつけません。
鞍部を過ぎて大岳を振り返る  9:30

大岳から急降下。ちょうどガスが出て、不安になる。やっと上りになるが、よくもまぁ、下ったもんだ。帰りの登り返しのこと考えるとうんざりしてくる。ガスが晴れるとちょうど向こう側の斜面を降りてくる二人連れがかろうじて見える。「おーい」と陽気に手を振ると向こうも手を振っている。
前方に守門岳が見えてきた

一瞬、ガスが切れると、前方に目指す守門岳がなだらかな山容を表す。ちょっと距離はあるけど、高低差はそれほどでもなさそうだ。
秋の訪れ

リンドウを見つけると、「あぁ、秋だなぁ」という実感がわく。ガクアジサイはもう終わりだ。
  二口コース分岐(合流)大岳 9:45

上りは二口コースの方が楽だったのかもしれない。でも、大岳からの景色も捨てがたいものがあるから。
大岳パノラマ

後方から右は名前もわからな山群。

青雲岳  標高1,487m 10:05

青雲岳山頂付近は草原。もうしばらくすれば草紅葉が見事だろう。向こうに見えるのが守門岳。
青雲岳と山並み

守門岳への上りから振り向けば草原の青雲岳が見える。中途半端な季節に登ったものだ。
もう一頑張り

守門岳への最後の登り。
秋が刻一刻と近づいている

所々に秋色がのぞいている。台風も近づいているが。

守門岳山頂 標高1,537m 10:24〜11:09

やっと着いた守門岳山頂。登りだけで四時間強かかる。積雪期に登ったら大変な時間がかかりそう。あいにくガスがかかってきて視界は全くない。天気が良ければ、浅草岳、平ヶ岳、越後三山、谷川連峰、佐渡、粟ヶ岳、飯豊連峰、御神楽岳、磐梯山と見えるという。日本海と佐渡は見たかったなぁ。
ツルリン

秋を代表する植物。左は花、右は実。あ、「ツルリンドウ」のことを略してツルリンと言っています。
下山は厳しい 

大岳への登り返しはきつそうなので二口コースを下山する。急な下りに泣きそうになりながら黙々と下る。「ウワバミの滝」で豪快な滝が慰めてくれるかと思ったが、ガスの中で滝も見えず。(;.;)
慰めてくれる花

薄暗いブナ林の中を黙々と下るが、足下が滑るので細心の注意を払う。
  護人清水 標高680m   14:15

一気の急降下は膝にこたえる。膝がガクガクしてくるとちょうど、休憩所が現れることになっている。
二口登山口 標高480m  14:50

ツリフネソウに慰められながら、登山口に降りてきた。駐車場まで30分の登り返しだが、急降下の事を思えば鼻歌交じりだ。ついに雨がぽつぽつとくる。
  登山口駐車場 標高580m 15:10

黄金色に染まった棚田を眺めながら登り返すと愛車が待っている。さぁ、本日の宿泊地に急ごう。


国民宿舎「浅草山荘」  15:45

明日は「浅草岳」の予定。なるべく登山口に近いところを予約してある。といっても、もちろんキャンプだが。ついに雨が本格的に降り出し、テント設営に困る。車は入れず、一輪車で荷物搬入。一張り3,150円と風呂代1,200円とかなり高い。風呂は一人で入っていたら団体が20人ぐらい入ってくる。
団体は

浴衣を来ているがウェストポーチをしているから変だな?と思ったら、やっぱり。浅草岳に登ってきたという。やはりガスがかかっていて展望はなかったと話している。大型観光バス2台で優雅に山登りですね。
  キャンプ地

炊事場の隣にテントを張る。雨だし他に客は居ないし、炊事場を使い放題。料理を作るだけでなく、食べるのも飲むのも炊事場。寝るときだけテントに移動。ブルーシートを敷いたが、翌朝はテントに水がしみ込んでいる。まったく台風にはかなわないね。バリアフリーのトイレが完備されているのがいい。

浅草岳登山口   9月21日(日)

さて、翌日です。予定は浅草岳登山ですが、台風15合の接近で前夕からずっと雨。夜半から雨足も強くなり、登山どころではない。それでも、登山口まで行ってみようと言うことで、下調べ。桜ゾネには行けない。大型駐車場に立派なトイレが完備しており、文句のつけようがない。今回は、登山中止してここまで。
入広瀬村

どうやら、新潟でも豪雪地帯らしい。屋根の形がまるで違う。真ん中に雪を分けるとんがりがついている。2階の屋根に上がるためのハシゴが最初からつけてある。ゴミステーションも駐車場も雪が積もらないような構造になっている。いずれも生活の知恵だろうな。
  5mポール

北海道でもおなじみの紅白のポールだが、規模が違う。5mはあろうかという長いポール。棒高跳びができそうだ。これだけの深さの雪が積もるのかないな?