東北の山旅(4)五葉山

 五葉山は三陸のリアス式海岸から迫り上がる北上山地の南部に位置する。花の100名山とはいえ、知名度はイマイチではないだろうか。日本海側の気候とは異なり温暖な海洋性気候えある。今回はハクサンシャクナゲを求めて登ってみるが、もしかしたら時期が遅いのかもしれない。
 日時:2003年8月5日(火) 
 山名: 標高1,341m 
 参加者:◎

ここに掲載している作品は簡易版です。詳細版は個別に問い合わせ下さい。また、植物はサムネイルのみにしました。

五葉山登山MAP

 大船渡市と釜石市の境である赤坂峠から往復する。この峠は冬季は閉鎖される道である。野生の日本鹿が生息していることでも知られている。
五葉山登山口 標高712m

 未明まで豪雨と雷がゴロゴロなっている。今日は””かとあきらめてきたら、5時になったら雨が上がる。予定より1時間遅れの6時に出発。回りには車1台も見えず、もしかしたら往復とも誰にも出会わない登山となるかもしれない。
  ヤマツツジ

 歩き始めはヤマツツジの群落の中。春は山全体が真っ赤に染まるのではないだろうか。
2合目と賽の河原

 登山道には何合目かを示す標識がある。1合目は見逃した。約30分で賽の河原に着く。例に漏れずケルンが積み上げてある。
畳石

 
でっかい石がある。2畳分くらいの広さがある。ここでもちょっと休憩。水飲み場までは200mと表示してある。4合目の表示もある。
  5合目

 
いよいよ急登。ミズナラやダケカンバに混じってアオダモもある。これでバットを作るんだよ。
五葉山の花(1)
6合目

 コメツガ、ヒノキ、アスナロ、ミネカエデなどの雑木林だ。
7合目

 突然、シャクナゲの木が現れる。この先ずっとシャクナゲが続く。少しは咲いているかなぁ?
9合目

 シャクナゲの群落であるが、花は咲いていない。すでに終わってしまったようだ。目を皿のようにして花を探すとやっと数輪見つけることが出来た。
五葉山の花(2)



しゃくなげ荘

 きれいな避難小屋。ボランティアが手入れ、清掃をマメに行っているらしく、ゴミひとつ落ちていない。ここではすでに標高が1,000mを越えているので今の時期は快適に過ごせる。宿泊してもかまわないようだ。
日枝神社

 鳥居と小さな祠だけがある日枝神社。石垣で囲ってあるので昔はもっと大きな建築物だったのかも知れない。
五葉山の花(3)
五葉山山頂

 
日枝神社あたりからガスが濃くなり、山頂ではもはや視界はほとんどない。四方に見える山がちゃんと書いてあるが見えるはずもない。

利用の心得

 
冬季はストーブまである。夏の間は1階の倉庫にしまってる。工具箱の横に張り紙「この工具を持ち去った物には山神のたたりがあるものと思え」には思わずニヤリ。また、いつか来ててみようか。では、下山開始。

大船渡と五葉温泉

 稜線からかろうじて大船渡の海岸線が認められる。他方、昨日(と本日もこれから入るが)の五葉温泉がはるか下の方に見えている。
登山口

 正午、登山口に戻る。本日の行動時間は5時間。野生の鹿が迎えてくれる。本当に逃げない鹿だ。最後は車に寄ってきた。

タイマグラ

 本日のキャンプ場。五葉温泉で汗を流し、早池峰山に向かい。国道340号線は山岳道路ですれ違いも大変なハードコースだった。早池峰山登山口まで20kmの所にある。1張り500円(車も一緒で)でどこにでも張って良い。隣のテントまで30mもあり、千葉ナンバー。日が暮れるまで暑かったがのでフライは不要か?