GW2登目はどこにするか考える。当初の予定は「能郷白山」だったのだが、国道157号線の状況が思わしくないので急遽中止。で、ユニークな「取立山」という山名が気に入った。山名は、かつて加賀藩から焼畑に入り込む者に対し年貢を厳しく取り立てた事に由来しているそうだ。水芭蕉が群生している(らしい)とのガイドブック情報を頼りにしてみよう。
 日時:2003年4月28日(月)
 ◆山名:取立山(とりたてやま) 標高1,307m
 参加者:2名

取立山MAP

 東山いこいの森キャンプ場のバンガローに宿泊したので、登山口まですぐである。すぐと言っても歩けば30分ぐらいはかかるらしい。駐車場は500円で有料。
 どちらのルートを取っても、所要時間は大差ないようなので登りが急な方を選択する。取立山山頂に立ってから、水芭蕉群生地を抜け、コツブリ山経由で下山する。休憩を入れても5時間ぐらいか。
駐車場    5:30

 勝山からはR157号から右に入り、キャンプ場のバンガロー群を抜け、林道を走る。入口の鎖は早朝につき外してある。帰りにしっかり取られるのだろう。先客は2台。既に夜は明けてしまう。
日影にはまだ雪が残っている      6:15

 よく整備された登山道であるが、高度を上げると雪が残っている。スパッツを付けるかどうか迷うところだ。
稜線に出る   6:35

 結構雪が残っているので、ここでスパッツを付ける。後方に見えるのは浄法寺岳(1,357m)である。
山頂直下         6:55

 お天道様が出てきた。今日もいい天気のようだ。雪はよく締まっており軽やかに歩くことができる。まだ、誰もあるいていないようで足跡もない。
取立山三角点      7:00

 
三角点は山頂から少し南側にある。だれが、壊したのか標識が半分に割られている。よっぽどひどい取立にあって、腹いせに壊してしまったのだろう。そもそも山名が良くないのだと思う。
  取立山山頂  7:10   標高1,307m

 山頂の標識が立っているところは雪がない。先客が3人。逆コースから登ってきているので相当早くから歩き出したものと見える。後方は「白山」
山頂での山座同定

 
見慣れぬ風景なので、山名がちっとも解らない。地図とにらめっこして一つづつ確認していく。

取立山から北東方面。赤兎山、経が岳。荒島岳は陰に隠れてほとんど見えない。

取立山から南東方向。浄法寺岳。
白山を眺めながら、水芭蕉群生地へ向かう  7:40

 いつまでもここに留まっていると、今後のスケジュールに影響する。って、まだ7:40なのにね。360度の展望を満喫した後は、水芭蕉の群生を見に行こう。
取立山避難小屋

 遭難者にとっては神様のような存在。非常に綺麗な避難小屋。ここなら安心して住めるよ。ちょっと心細いかもしれないけどね。尻セードで降りていった奴の跡が残っている。こちらは、おっかなびっくりなのに。(¨;)
水芭蕉群生地

 避難小屋の下を歩く。どうやら池の上を歩いていたようで、部分的に雪が解けている所を見つける。なんと、水芭蕉のツボミ?が遅い春を待っているではないか。やっぱ、この標高だと5月中旬以降でないと水芭蕉は咲かないらしい。ちょっと時期的には早かったようです。
コツブリ山頂    8:00

 コツブリ山から取立山を望む。20分ぐらいで来れます。このまま雪の中にドサッと倒れ込んだら気持ちよさそう。
コツブリ山から浄法寺岳方面

 取立山からの展望とさほど変化はないですね。(¨;)
白山方面
下山途中のルートから取立山を望む   8:40

  残雪に輝く取立山。山のイメージとは裏腹に穏やかな山容です。
大滝     9:20

 ちょっと危険な場所を慎重に通過すると、大滝の絶景が待っている。冷や汗の連続で、万一落ちたら命も危ないような場所を通過するので冷や汗いっぱい。
登山口   9:45

 駐車場には10台くらいの車が止まっている。管理人のおじさんが目を光らせているのですぐに利用料金を払う。さぁ、次の目的地に向かって移動開始だ。あ、その前にキャンプ場のチェックアウト手続きしないとね。11時がりリミットだ。
キャンプ場の水芭蕉

 
掃除中のおばさんとしばしお話。取立山よりここの水芭蕉が綺麗だよ。どれどれ?あ、ホントだ。ここが今、満開だもんね。親切なキャンプ場人たちでした。利用料金は2泊で7,000円でしたが、バンガローは広くて言うことなし。トイレは水洗。水は手が切れるくらい冷たい。夜は3シーズンシュラフでは寒いくらい。