第10回富士登山記念ということで、例年になく多くの登山者を募った。最終的には31名もの参加者となり、観光バスをチャーターするる。これまでにない規模での実行だ。
 もう富士山は何度も登っているので近くの人を誘ったり、誘われたほうは初参加でとまどったりといつもの光景。主力メンバーは着実に力を蓄えてきているのは頼もしい限りだ。
 ◆
日時:2002年8月31日(土)〜9月1日(日)
 行先:富士山(河口湖口5合目から往復、途中七合目「富士一館」で仮眠)
 参加者:31名(3組に分割長)  注.このHPは3班中心です。

    全ての写真はクリックすると拡大します。本コンテンツの写真は多人数撮影です。引用はご一報ください。

まずは富士登山に要する時間です

所要時間表(○の推定)

TO

ゆっくり

標準

健脚
登り 富士一館 2.0H 1.75H 1.5H
〜山頂 6.0H 4.0H 3.5H
下り 江戸屋 1.0H 0.75H 0.5H
〜五合目 3.5H 3.0H 2.5H
貸切バスが八王子の車庫を出発 9:00

 今回は富士登山10回記念なので、豪華にサロンバスをチャーター。相見積もりと対応の良さで「ニュープリ○ス観光バス」に決定。決め手は営業が○丸さんと言って○の親戚みたいだったからだ。八王子からの出庫となるので、近くに住むYさんには、バスの下見に行って貰ったり、車庫からバスに乗り込んでビールを冷やして貰ったりとお世話になる。
分倍河原駅集合   10:00

 定刻の10:00にはほぼ全員が集まった。中には9:00前から来ていた人もいるとか。そんなにワクワクして夜も眠れなかったのかな?うらやましい。
 ところで、バスの後ろの銅像は新田義貞である。鎌倉に出陣する際の分倍河原の合戦は歴史好きのあなたならきっと興味があるはず。そう、この地で戦ったのだ!
あれ?スーツで登るんですか?

 ただ一人、スーツ姿で現れたCさん。昨夜が卒業式でそのまま朝まで・・・・・・・らしい。やっぱ、スーツじゃ富士山無理ですよね。ということで分倍河原で寂しくバスを見送り家路に・・・・・。
全員で「知覧さんの分まで頑張って登頂してくるからねぇ」(^.^)/~~~
                         (>_<)ヽ ナケルゼェ
富士山ビジターセンター   12:30

 中央道が断続的に渋滞。当初の予定は忍野八海で昼食だったが、時間がないのでパス。ついでに、富士吉田浅間神社参拝も見送る。
 富士山ビジターセンターで昼食兼勉強会。富士山の生い立ちや、簡単登山シミュレーションで自信をもってもらうのが目的。


河口湖口5合目  14:30

 5合目は駐車場が満車状態で一般車は先に進めない。バスは優先車両に早変わり、右側通行でスーイスイ。一般車を後目に5合目に到着。5合目「みはらし」のA支配人に挨拶して早速登山準備。
1組 O組長

 「富士山は5回目です。昨年はお鉢巡りしましたが、あいにくとガスがかかっていたので下界は見えませんでした。今年は素晴らしいご来光を見てお鉢巡りをします。」

 (今回は、おそろいの名前入りのTシャツ作りました:○)
富士登山2002隊長兼2組 I組長

 
「富士山は10回目です。毎回、自発的に参加する人だけで登ってきましたが、今回は記念登山でもあり大勢で挑戦します。安全第一、全員登頂、無事下山のモットーで行きます。」
3組 Y組長

 「富士山は2回目にしていきなり組長だそうです。2回目といっても1回目は30年前なのです。もう一度ご来光の感動を味わってみたいと思います。」

 (組長はフルキャップ、組員はサンバイザーで色分け:○)
出発準備

 山で使わない物はバスの中においていって下さいね。7合目までは寒くはないので、Tシャツ、短パンで大丈夫ですよ。
Tさん、Kさん、T(f)さん

 年に1回のご挨拶になりますね。いやはや昨年以来ですから。なんだか同窓会の雰囲気になりそう。T(f)さん、昨晩までいろいろありましたが、参加できてよかったですね。
Iさん、Fさん、Sさん、Tさん

 
Iさんザックないの?「そう、必要な物は全部ポケットに入れてあるの」。おや、一方は毒舌コンビですね、怪我のないように。
Yさん、Nさん、Sさん

 
「富士山は手が黄色くなって高山病になった苦しい経験しかない」(Yさん)。「あたし達初めてだからよろしくねぇ」(二人)
Oさん、Kさん

 
Oさんの腰には、高度計、磁石、ナイフなどおもしろグッズがガチャガチャ下がっている。梶本さんはこの日のために髪をばっさり切っての挑戦。
「はーい、そろそろ出発しますよ」   14:52

 では、1組から順番に出発します。ベテランが前後を固めますので、初心者は2番目、3番目について、「ゆっくり」「小股で」歩きますよ。その前に記念写真(3組のだけ?)
行ってらっさーい

 馬も見送り。「登りはまだ元気だな。この中の誰かが帰りにはおらたち(馬)の世話になるんだぞ。顔をヨーク見ておこう、うっしっし。」
 ちなみに7合目の最初の小屋まで12,000円です。


6合目に向けて   15:20

 6合目までは約40分。ここでゆっくり歩くくペースを覚えると、山頂まで同じペースで歩く事ができる。ここで、ペースが早すぎると最後はペースが落ちてします。ベテランのTさんが頭だから安心していいです。
Aさん

 なんだか、だるそうですね。ちょっとウェイトオーバ気味??

 イワボタルブクロがひっそりと咲いています。
6合目休憩   15:30

 はい、何事もなく6合目に着きました。さぁ、これからが本当の登山道。天気もいいし、下界も見えるようになってくるので、楽しく登りましょう。 ね?物思いにふけるFさん。
「おい、きょうはおらと付き会わねぇか?」「え?うれしい、心ときめいちゃう」早速ナンパ開始。

 あたし達は一心同体よ。シ・ア・ワ・セ、、うふふ( ・o・)ハッ
アキノキリンソウとシオガマギク

 砂埃にまみれた登山道でも、目を凝らしてみると高山植物が必死で花を咲かせているのがわかります。
7合目に向けて

 「ゆっくり、ゆっくり歩いてますね。いいですよ、その調子。六根清浄、富士のお山は日本一」「ふぇ〜い」
小休止   16:15

 1組ははるか彼方に先行している。2組に合流して小休止。当然ながら、まだ全員元気。冗談が飛び交う。おぉ、★さんじゃないですか。
「大丈夫ですよね」 

「えぇ、このペースなら問題ありません」

「元気な人は荷物を持って立ったままで休みましょう」
あ、Sさんのザック、カリマーじゃないですか?同じだ、わーい!

「あたしの靴は2年前のオニュー」(Y)

「アタシ達、いつも一緒なのよ、えへへ」
秋の気配

 ミヤマオトコヨモギススキ。富士山は早くも秋の装い。今晩は月明かりを頼りに歩くが、ススキの穂がよく似合いそうだ。
富士山の稜線がくっきりと

 標高2,500m付近を行く。防砂堤が至る所に作られ富士山の崩壊を防いでいる。後方の稜線が印象的。
万年青年

 特製のTシャツに変身させている。さすが、Sさん若いですね。

 オンタデは富士山ではどこでも見ることが出来る。
7合目の山小屋群が見えてきた

 下から順に「花小屋」「日の出館」「トモエ館」「鎌岩館」「富士一館」「鳥居走」「東洋館」と7軒続きます。
  「ここから岩場になります」   

 花小屋を過ぎると、岩場に変わる。手袋をして、ストックをしまい、両手を使って登ります。ま、あと20分頑張れば富士一館に着きますけどね。
「渋滞じゃん」   16:35

 岩場になったとたんに渋滞が発生している。キャーキャー騒いでいる連中もいる。こんなの序の口だよ。
 
このような岩場です

 岩場が不得意な人には厳しく見える。慎重に登れば何ということはない。
「?」、「ヤナギラン」

 左は何だろう?珍しい植物ではあるがさっぱり見当もつかない。右は秋の知らせを告げるヤナギラン
  「もうちょっとだよ」

 あと、10分もすれば楽になるからね。今日は最後の力を振り絞って頑張ってちょ。ヘロヘロ・・・・
メイゲツソウとヤマトリカブト

 イタドリが至る所にイタど?(^_^;。イタドリは普通白色だが富士山には紅色のメイゲツソウが咲く。ヤマトリカブトは7合目付近の森林限界に群生している。
着きました「富士一館」   17:10

 早い組は16:50頃ついたとのこと。久しぶりの小屋の臭いだ。中に入ると、従業員は3人だけ(おばさん、バイト一人、親戚のおじさん)しかいない。親父は療養中(7月に盲腸手術)とのこと。てんてこ舞いのの忙しさだ、こりゃ手伝うしかないな。
「影富士」と「山中湖」

 富士一館からの下界。夕日の影でできる富士山が「影富士」。山中湖は三日月形をしている。山中湖マラソンを走ったっけ。
 夕食は定番のカレーライス。意外にも好評で「おかわり」が続出。アルコールをもっと飲んでいいのに全員が自重している。ちょっと、事前の注意が効きすぎたかな。19時には仮眠に入る。すぐにいびきの大合唱。○はじっくりとお酒を飲み出す。最後には焼酎を飲んで頭が痛くなってしまう。高山病の前兆だ、まずい。まだ弁当作りが残っているし困ったな。

 寝ていても、頭がズキズキして吐き気も催してきた。う、まずいなぁ。
 そうそうしているウチに、23:30になったら全員が出発準備を始める。しょうがない、行くかぁ。ありゃ、今度は○の靴がない。ベッドに持ち込まなかったのが敗因。よその客が○の靴を持っていったらしい。やっと探し出す。

 3つの組が別々に出発。○は会計していたので1時に出発。全員の後を追う。






7合目出発   0:30

 2組が先頭で出発(0:10)、次いで1組、3組の順に出発。1組はあわよくばお鉢巡りをする組なのでこの先追いつくこともないだろう。この時点では全員元気。
8合目で小休止  1:30

 
出発してちょうど1時間。じっとしていると寒くなってくる。眠くなってきて生あくびが出てくる。さぁ、これからが胸突八丁だよ、頑張ってね。
  手袋なしで  標高3,000m

 I先生、手袋してないんですか?まったく元気ですねぇ。「一睡も出来なかったから眠たいよ、ふぁ〜」
  八号五尺(ご来光館)  3:30

  
標高3,450m。ご来光まであと1.5Hある。ちょうどいいペース。しかし、この先九合目あたりから渋滞が発生するので山頂ご来光は無理かも。
ご来光   5:11

 
山頂直下で迎えたご来光。無理すれば山頂に行けたが、山頂も混雑しているので休憩しながら拝む。いつ見ても荘厳な日本の夜明けには感動する。
富士山名物人間渋滞

 9合目あたりから山頂まで人間がずらっとつながり渋滞が発生する。○は渋滞の測道をすり抜けさっさと登るが。一番早い人はこの時点で既に最高地点(剣が峰)に到達している。


河口湖口山頂  5:30

  
ストックを置き忘れて取りに戻ったりする。人でごった返す山頂久須志神社に到着。まずは記念撮影。3,000m級に初めて登ったTさんは感激の様子。ヨカッタネ。
「富士山頂」と噴火口

 河口湖口から登頂すると、富士山頂はまだ正面に見える。天気がいいので噴火口も見に行く。お鉢巡りして山頂に向かっているメンバーが4人。あの山頂当たりにいるはずだ。
富士山頂をバックに

 
記念撮影。風が強くてここでゆっくりと休んでいる暇はない。写真を撮ったら、どこかで風を避けないとね。
はい、今年も無事に登れました

 
あと数人が確認が出来ずとまどっている。携帯電話が通じるとはいうものの、すぐに切れたり、電源が入っていなかったりでいざというときには役に立たない。
SさんがTさんに確保されて 5:50

 
Tさんが荷物持って、ローブで確保しながらふらふらの島崎さんを引っ張って登ってきた。感動の一瞬。よかったね、やったね、と固い握手をして無事山頂での写真に納まることができた。\(^o^)/
大日岳 標高3,750m

 
剣が峰(3,776m)、白山岳(3,755m)に次いで、3番目に高いピークである大日岳に登ってみる。ここから見るご来光が最高とされており、Oさんがご来光の時刻にここにいた。
山頂での記念撮影。

 既に何人かが下山したり、お鉢巡りしているので全員での記念撮影は無理。KさんがTさんを伴って最後尾で登頂してきた。これで全員登頂。風が強く弁当も食べられない。7:00予定通り下山開始。


下山開始   7:00

 
相模湾が雲の切れ間に輝いて見える。江ノ島も見えるぞ。これから延々と続く下りへの恐怖もなく揚々と下り始める。
下山道から振り向く山頂と八合5尺

  
上から石を落とされたらひとたまりもないほどの傾斜。悪ふざけで落石をしそうな人間を叱る。あっという間にドンドン下っていく。

 
南アルプスも見える

 
甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、秩父連山、御坂山塊等、雲の隙間からいずれも富士山より低い山々を見渡すことが出来る。
下山道分岐点注意ポイント

 
道なりに右に降りると、「砂走口登山口」に降りてしまうという重要ポイント。今日はなんとか見えるからいいが、ガスが出ると全く見えなくなり、何人も道を間違えることで有名。ここは左に曲がらないといけない。
しっかりマスクしてる

 
写真ではあまりわからないが、ものすごい砂埃。鼻の中、耳の中、口の中までじゃりじゃり。風呂に入ると真っ黒。いやはやすさまじい。
 
参考:


 普通のガーゼマスクは息苦しい。花粉症用の薄い紙製マスクか、防塵マスクがよい。密閉性が良く、それでいて息苦しくない。

 今年は必須アイテムに入れていなかったので、来年からは入れるようにします。(○)
6合目まで降りてきた?

 ここまで来れば一安心。段々と暑くなってくるので、着ているシャツを一枚ずつ脱いでいく。弁当を食べたり、木陰で休みたくなる。
5合目の上に甲斐駒ヶ岳  8:40

 まぁだ5合目は遙か彼方だな。あと45分ぐらいかかる。



 最後の人が予定通り11時に戻ってきた。皆さんお疲れさま。では、これから温泉に行きます。


  富士健康センター

 
「紅富士の湯」は混んでいるので、こちらと値段交渉して安くして貰い、こちらに決めた。空いていてヨカッタ。

  このあと、車内で反省会(飲み会)、カラオケを楽しみながら無事に分倍河原着(定刻17:00)。
 参加者の皆さん、お疲れさまでした。来年以降も可能な限り継続していきたいと思います。
 
    



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