鶴ケ鳥屋山
 2002年は平和な年でありますように。祈りを込めながら富士詣でを兼ねて、富士山が眺められるところを目指して新年山行に行きます。まだ年末年始休日なので参加者は少ない。
 鶴ケ鳥屋山(つるがとややま)は、標高1,374mと手頃な山で、三つ峠越しに富士が見えるはずである。また、「鶴」と名前が付いているので縁起もいいであろうことからこの山を選んだ。

 ●日時:2002年1月5日(土) 晴れ後、雪
 ●場所:中央線沿線・鶴ケ鳥屋山(山梨県) 標準歩行時間6時間(所要時間7時間半)
 ●参加者:Tamaさん、Peiさん、◎
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本日のベストショット

 鶴ケ鳥屋山山頂手前のピークから「本社ケ丸」(1,361m)を望む。残念ながら富士山は顔を出してくれなかったが、本社ケ丸の力強い山容に勇気づけられた。
鶴ケ鳥屋山MAP

 中央線・笹子駅をスタートし、本社ケ丸分岐を経て鶴ケ鳥屋山ピークを満喫し、初狩駅に降りる縦走コース。初心者にはちょっときついかもしれない。
笹子駅   8:00

 例によって、休日ダイヤの八王子始発6:34に乗ると、笹子に7:36着。もう1本遅いダイヤだと立川始発6:44でも笹子着7:56と手頃な時間である。東京は晴れていたが、山梨は曇り模様。このまま晴れてくれればいいけど。
いざ、出発

 笹子駅からちょっと裏通りにはいると、雪!。今シーズン初めて雪にふれる。さすがに北側斜面は雪があるんだね。凍結していてツルツル滑る。
登山道の始まり    8:30

 林道が終わって本格的な登山道に入るとすぐに小さな沢を渡る。きれいな澄みきった水が流れている。心が清められる思いだ。
北斜面   9:20

 本社ケ丸から続く稜線の北斜面には積雪が認められる。思ったよりも雪の量が多いようだ。一応、念のために軽アイゼンはザックに入っているから大丈夫!
急斜面にあえぐ   10:00

 本日のコースでは最も厳しい急登を登る。急登に加えて積雪で足下が滑る。足の裏全体でぐっと力を入れて雪を踏みしめないと安定しない。無謀にも登山靴ではなくトレッキングシューズで挑戦している人がいる。
宝越え  10:10

 鶴ケ鳥屋山と角研山(つのとぎやま)のほぼ中間にある峠で目印のブナの大木には先客が休んでいる。連続した急登が終わりホッと息をつく。宝越えの名称は国土地理院の地図には掲載されていない。ここにある道標にだけ「宝越え」と書いてある。
鶴ケ鳥屋山に向けて

 右に道を取れば本社ケ丸だが、今回は鶴ケ鳥屋山なので左に進路を取る。我々を歓迎しているような木が待っている。いや、よく見れば単なる倒木だった。バキッ!!☆/(x_x)

三ツ峠山(正面)と本社ケ丸(右) 10:30 鶴ケ鳥屋山ピーク手前からの展望
富士山は?

 三つ峠の左肩のあたりに富士山が顔を出してくれる予定であるが、、、、あれ?いない。

このように見えるはずだったが・・
鶴ケ鳥屋山ピーク

 ガイドブックでは宝越えから13分で鶴ケ鳥屋山に着くことになっているが一向に到達しない。あれか?あれか?とだまされること3度。今度こそは大丈夫か?。自宅に帰ってちゃんと地図を調べてみると、1時間になっている。明らかにガイドブックのミスだった。
鶴ケ鳥屋山山頂  11:00

 標高1,374mのピークに到着。富士山は見えないうえに風が強く寒い。ま、新年山行にはちょうどいい足慣らしだったか。下りだって3時間はかかるんだし。
はい、お疲れさま

 無事に山頂に到着。さぁ、富士を見ながらさっそく一杯!とはいかないけど、MMX最初の宴を開きます。山頂での酒は格別なのです。がががががが、、、
 ガスに火をつけたとたん、大雪に見舞われ、ツェルトに潜り込む。とんだ「暴風雪」の歓迎を受ける。
1時間後   12:00

 ツェルトから顔を出してみると、一面が真っ白。あちゃぁ。こりゃ雪は止みそうもない。酒はほとんど手がつかぬまま、もう山を下りよう。思いがけなく次の登山客が登ってきた。おばさん連中3人組だ。この人達も昼食もせずにすぐに下山開始。
1時間前とは大違い  12:00

 あっという間に山頂は雪景色。ザックごと雪に埋まって何もかも真っ白。デジカメの電池も消耗。合羽に着替える間もなく我々も退散するぞ。
山頂直下   12:05

 雪は容赦なく降り続ける。足下はおぼつかない。いやぁ参ったね。この状況で3時間も降り続けるのかいな。だんだんと心細くなる。
暗い雪の中を   12:25

 雪雲の中に入っているらしく、周りは暗い。もう闇がすぐそこに迫っているようだ。靴の底は雪がくっついてすぐにダンゴになり非常に歩きにくい。こんな時にエスケープルートがあればなぁ。
林道に出るも吹雪  12:45

 林道を横切る。ここもすごい雪。ゆっくり休むことさえ許されない。車が通れば便乗させてももらいたい気持ちだが、こんな山の中で車が来るわけないよね。そのくらい神経は参ってきている。
唐沢橋分岐   12:50

 左に行くと唐沢橋方面である。どちらも初狩駅には通じているのだが、今回は右に進み植林地の赤松林を下る。ここの急坂を下っているうちに○は古傷のヒザが痛み出してきた。マズイ!!。
休憩   13:30

 ヒザが痛くなって来たのと、どうやら雪が止んだようなのでここで大休止のやり直しを申告。いやなはずがない。道端の平らな場所に陣取り、ここで新年会のやり直しを執り行う。
おぉ、うまい  

 ビール(汗をかいているのでうまい)、黒龍(コクがあってまろやか、しかし+4度の辛口)、イカの粕漬け、シシャモ、、、山頂で中途半端になってしまった新年会が俄然盛り上がる。時の経つのも忘れて林間宴会場は沸き上がる。
水墨画のような   14:00

 雪も止んで、水墨画の世界が広がりつつある。新年会は小1時間も続く。さぁて、重い腰を上げて下山を続けるかぁ。はぁ、飲んだぞぉ。
林道下り   14:36

 沢を渡って林道に入る。天気が急速に回復してくる。このまま山頂にとどまっていたらもしかしたら快晴になったのかな?とも思いながら。
陽が差してきた  14:40

 手前は薄暗いのに前方は陽が差してきた。まったく天気の変わり様はすさまじいものがあるね。空気も澄み切ってなんだたとっても気持ちがいい。
桧も輝いて

 新雪をかぶった桧が輝いて見える。クリスマスツリーをそのまま植え込んだようにきれいだ。
滝子山(1,590m)   15:20

 車道をだらだらと歩く。もうじき初狩駅だ。お、滝子山が悠然と構えている。次回は滝子山にでも登ってあげようか。早く登ってこい、と手招きしているように見えるから。
初狩駅   15:30

 この近くには日帰り温泉がないから、雪に濡れたままの格好で東京に帰るしかない。15:38の電車に乗る。ところで、ホリデー・パスは駅の自動発売機で継続して売っていることがわかった。
 電車の中で残りのワインを飲み干し、ほろ酔い気分で帰路につく。脱水症状を起こしており、帰ってきてからは大量の水分補給。
 
皆さん、今年もMMXは山に行きまっせ。p(^^)qガンバッテ!
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