西吾妻山は、日本100名山の中で標高差の少ない山第10位にランクされる。その標高差は215mしかない。だが、あなどってはいけない。天候が悪くなると右も左も解らなくなるのだ。今回はそんな厳しい山行の象徴である。
 ●日時:2001年10月28日 曇りのち暴風雨
 ●場所:西吾妻山(山形県) 標高2,035m
 ●参加者:Mさん(2)、Kさん(2)、○(2)

本日のベストショット

 東北地方の紅葉は色がとっても鮮やか。赤の発色は言うに及ばす、特に黄色系統の黄葉のすばらしさが目に付く。やはり人口密度と気温の関係かな?
西吾妻山 登山コース

 一口に吾妻山と呼んでも、これほど漠然としてつかみ所のない山もあるまい。人はよく吾妻山に行って来たというが、それは大きいこの山群のほんの一部に過ぎない。百名山の中には、一つの山群を一つの山名で代表させているものがいくつもある。大雪山、八甲田山、蔵王などがその例だが、吾妻山も同じだ。吾妻連峰と呼ばれる東西20km、南北15kmほどの山系の総称である。東吾妻山系の全域と西吾妻山群の稜線南側は福島県に属し、西吾妻山群の稜線北側は山形県に含まれている。この山群は火山で、東吾妻火山と西吾妻火山に分けられる。百数十万年前から火山活動を始め、まず西吾妻火山が生まれ、東吾妻火山は比較的新しい噴火史を持っている。今回は西吾妻山群の最高峰である西吾妻山に挑戦する。
湯本駅(ロープウェイ) 標高920m

 湯本駅には、前日のうちに着いて、テントを張って中で寝ている人もいる。早朝ランニングの途中に野生の猿と遭遇する。ちょうど標高1200mあたりが紅葉のピークのようだ。
ロープウェイの中から

 この紅葉のまっただ中を散歩したいね。下りはロープウェイを使わずにこの紅葉の中を下ろうと言うことで話ははずむ。「うわー、きれい」という感嘆の声が交差する。
天元台高原駅  標高1350m 9:25

 ロープウェイでは僅か4分乗るだけで、一気に高度を400mも稼いでくれる。あっというまに紅葉の中を突っ切り、今にも雪が降り出しそうな天元台に着く。
天元台に降り立つ

 冬はスキー場、夏はテニスや夏山登山基地としてにぎわう天元台。
リフトに乗る 9:33

 更に上に向かう。ここからは3本のリフトに乗り継ぐ。時間にして30分もかかるのだ。寒くなるのでしっかりと上着を着るように。
落ちるなよ

 リフトは、下から順番に
 ・しらかばリフト(6分)
 ・しゃくなげリフト(9分)
 ・つがもりリフト(12分)
とつながっている。スキー場のリフトなのですぐ隣はゲレンデになっている。
しゃくなげリフト

 有名人が登ってくるので、カメラマンの放列。(ウソだよ)
有名人がリフトでやってくる

 皇太子様ご一行でした。(。_・☆\ ベキバキ
 
ペアリフトでなく別々リフトを合成してあります。(^^ゞ
北望台 標高 1820m 10:15

 リフトを3本乗り継ぐと、この高さまで来ることができる。天気がいいと北側の展望が開けるのだけ、どんよりと曇った天候なので米沢市内までしか見えない。
Xポイント

 リフトに30分も乗ると、身体が冷える。身体が冷えると××をもよおす。脇道にそれて、、、、、、(待つこと○×分)。数年後にはそこだけ木々の成長が目立つかも・・・
「笹だと切っちゃうわよぉ」

 柔らかな「フキ」が適してますよ。「笹だと危ないよぉ」
   ・・・・・・・・(なんの会話やら??) (ё_ё)キャハ  
Kさん下山 10:30

 用事ができて、先に降りて帰らないといけなくなったKさん。ここまでつき合ってくれてありがとう。後は我々が山頂を極めるからね。固い握手を交わして涙の別れ(ホントか?)。仕事優先だもんなぁ。(×_×;)
 じゃ、気をつけて帰ってね。(^.^/)))~~~bye!!
 ところで、Kさんずいぶんとスリムになりましたねぇ。もう一息で昔の体型に戻りますよ。(^_^)v
米沢方面

パノラマ撮影に失敗。
ハイマツ帯の中で

 いや、ここは別に「×ポイント」ではありませんのでご安心を。すでに標高は1900mを指している。もう少しで、人形石だよぉ。
人形石 標高 1964m 11:10

 人形石は岩場のゴロゴロした長方形の広場。大きな石とケルンが沢山建っており休憩にはちょうどよい。稜線に出たので風が強くなってくる。雲はますます広がってイヤーな予感がしてくる。
人形石での記念撮影

 この広場は4つの登山道が交差している場所でもある。一体どっちの方向に進めばいいのか解らなくなる。慎重に地図を読まないととんでもない方向に進むことになる。
いろは沼 11:17

 地塘が点在する高層湿原。いろは沼を前景に「中吾妻山」「西吾妻山」をカメラに納めるつもりだったが、あいにくの曇りで視界不良。
いろは沼の地糖 11:27


 かろうじて、木道から西吾妻の稜線をとらえることができる。幻想的ではあるけど、迫り来る雨雲に不安の色が広がる。

 草紅葉の黄とオオシラビソに覆われた深緑色の山の対比がねらいだったのに。
あ、雨がポツポツ 11:30

 うわぁ、ついに恐れていた事態となった。雨が降り出した。天気予報では本日いっぱいは雨は降らないようなことを言っていたのでここまで来たが、こんなに早く降り出すとは予想外。

 ここで、全員雨具を着用し、暗い気持ちで(どうしても雨具を着ると会話も少なくなる)山頂に向かう。大凹(おおくぼ)の水場からの急登がきつい。
梵天岩 標高2005m 12:17

 暴風雨の中を梵天岩にたどり着く。ここでも進むべき方向が解らなくなり、あっちうろうろコッチウロウロ。地図を出すのも面倒になる。風雨ますます強くなり、雨水は容赦なくザックの中や靴の中にまで進入してくる。
梵天岩

 やっと見つけた「梵天岩」(ぼんてんいわ)の標識。全員が記念撮影する余裕もなくそそくさと降りてくる。本来、眺望は360度。遠く一切経山から東大嶺への峰々、中吾妻、継森、北側には中大嶺から人形石、そして南側に大きく西吾妻のなだらから山容とその西には西大嶺の顕著なピークをみることができたのに、無念。
着いた、西吾妻山頂  標高2035m 12:55

 ご苦労様でした。初めての雨中登山だったようで、びっくりしたことでしょう。これに懲りず、また山にも登りましょうね。(でも、雨男と呼ばれるかもしれませんよ。あはは)
西吾妻山頂

 手袋が、濡れるのがもったいないので手は雨具の中にしまってズルをしている○。元々山頂からの展望は全くないので写真を撮るだけでそそくさと降りることにする。
西吾妻山

 イエーイ。着いたぜい。でも、いまいち盛り上がらないのは雨のせいだ。
西吾妻避難小屋 標高1985m 13:25

 無人の避難小屋に駆け込む。先客は5名ほど。無人の割にはすごくきれいに使ってある。これなら安心して使えるレベルだ。冬季は雪で1階が埋まり、写真の梯子で2階から出入りするのだ。
避難後屋での昼食

 2階の先客向けて、ウルメイワシを焼く。そそくさと出て行ってしまった。日記帳をパラパラとめくると、快適に過ごした事などが書いてある。心温まる避難小屋だ。平日なら独占使用できそう。2人でワイン1本を飲みきり暖まる。
避難小屋での昼食

 実はあまりゆっくりはできないのだ。雨に濡れて寒いので帰りもリフトに乗る予定。だが、リストの最終は16時。遅くともここを14時は出発しないと最終リフトに間に合わない。まずはお湯を沸かして、うどん、ラーメンを作りながらウルメ、デザートも合わせて口に放り込む。ゆっくりどころではない、実にあわただしい昼食。 14:00出発。
天狗岩 標高2005m   14:15

 避難小屋から天狗岩まで登り返す。ここには「吾妻神社」が奉ってある。暴風雨のため参拝もできない。脇をすり抜けるのが精一杯。またも登山道が解らなくなる。しばらくの間、紅ペンキを探してウロウロする。
いろは沼(帰り)  15:00

 もうしっかりと雨に濡れて、往路の面影もない。ただ、ダラダラと歩くのみ。つらく長い道のりだ。果たしてリフトには間にあるのだろうかという不安を胸に黙々と急ぐ。
かもしか展望台 標高1940m   15:15

 登りには人形石を経由したので下りはかもしか展望台経由で降りる。こちらのほうがリフト乗り場には近い。ここも例に漏れず展望なし。写真だけ撮ってすぐに降りる。
リフトに乗せてもらえず・・・・   15:54

 やっとの思いでリフト乗り場に着く。これでやっと楽になれる。・・・ところが、「リフトは強風のため運行中止です。歩いて降りてください。」だって。えぇ?そんなぁ。どっと疲れが出てきているのにまた歩くのぉ? トボトボとリフトの下を歩く一行。背中には疲れという重い荷物がどっかと・・
下りロープウェイの中から 16:25

 下の2本のリフトは動いていた。強風で揺れるので楽しい。ロープウェイにも乗る。もう歩くのはイヤだぁ。紅葉がまたもや鮮やかに眼に飛び込んでくる。
下りロープウェイの中から

 ロープウェイの揺れも「危険度4」の報告をしている。

 ところで、この一体に住む野生の猿の中に、日本で唯一「白猿」が生息している。


   ここからは、おまけ ダヨ
山荘からの紅葉   8:54

 朝、目が覚めてカーテンを開けると、、、、「すごーい、全山紅葉しているよ」と驚愕の声を上げる。写真ではまったく迫力ないが、本当にすばらしい紅葉である。風呂場からも同じ景色を見ることができ、飽きずに長風呂を楽しめる。最高の瞬間だ。

オッハー \(^^@)/   6:50

 前日のアルコールを抜くために早朝ランニング。ちょうど散歩中のカメラマンとばったり出会う。すばらしい紅葉の中を駆け抜ける喜びがわき上がってきます。天元台のロープウェイの近くででっかい猿と「おはよう」の挨拶をしました。
白布温泉 東屋

 看板をじっくり読んでほしい。昔の名残で保養所も白布高湯と呼んでいる。この3軒の温泉のおかげで発展してきた温泉街。
中屋 西屋

 中屋は先日の火事で焼失してしまった。まだ火事の後が生々しく残っている。
白布大滝

 徒歩5分ほどで、白布大滝を見物することができる。早朝散歩にはもってこいだ。
2日目の夕食

 やっぱり米沢牛が出る。オプションの料理はなくともこれだけおいしい料理があれば満足。管理人さんどうもごちそうさまでした。太ってしまいそうで恐い。
第2ラウンドはカラオケ勝負   20:00

 カラオケスタジオが空いているので独占。20曲ぐらい連続してノリにノッっていたら、いきなりおじいさん、おばあさんに乱入されてしらけてしまう。今夜も卓球大会でまたもや締めくくり、○は卓球筋肉痛の再発と、他の人は本来の筋肉痛になったもよう。
おまけ・・・お見苦しい点は<(_ _)>

 なぜか、どこかの飲み屋さんのようにあやしいヂュエットになってしまう。(。_・☆\ ベキバキ
まるや

 ○の実家です。ってウソウソ。

 喜多方ラーメンを食べます。うまそうな名前でしょ?
相当に混雑するらしい
待ち行列(の写真)


 
今日は平日だから大丈夫だろうな。といっても店内は満席である。
まるやスペシャル

 チャーシュー、野菜、キムチ入りである。喜多方ラーメンはちぢれ麺が特徴。味の方は「マイウ」
喜多方ラーメンを食うたきのぅ

 うん、満足じゃきに。
走行中に撮影する紅葉

 車は日光を目指す。途中の道も紅葉真っ盛り。

どうもお疲れさまでした。

    またねぇ・・・。(^.^/)))~~~bye!!



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