第4部 涸沢〜上高地

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北穂高岳よヾ(^_^)BYE

  11時。手早くパッキングを完了、下山にかかる。上高地まで6時間を予定。最終バスは17時55分なのでその時間を目標にする。

  涸沢の入り口でもう一度振り向いてみると、秋の色でやさしくほほえんでくれる北穂高岳であった。ううむ、また来ないわけには行かないねぇ。
屏風の頭にもいけなかった、残念

 当初の予定では、天気さえよければ屏風の頭(パノラマコース)を降りようと計画したが、それは明朝早い時間に涸沢を出発するときの場合。この時間(11時)に涸沢を出発すると、パノラマコースを歩いているうちに夜になってしまう。釜トンネルのゲートが閉まる前に上高地を脱出しなくっちゃ。
本谷橋

 
 大事件発生。「しまった、財布を小屋に忘れてきた」とOさんが、真っ青になる。携帯は圏外、涸沢からすでに40分も降りている。涸沢に戻ることを決意。荷物は親友のTさんが、自分の荷物の上に載せる。何という頼もしい力だ、女性とは思えない。熱き友情に、汗と一緒に流れ落ちる物がある。本谷橋で、大休止して待つことにする。

果報は寝て待て

 「きっとあるよ、信じて待とうではないか」がはは。
神妙に待つ

  
「大丈夫かなぁ」心配で飲み物も食べ物ものどを通らない状況。さぁて、何時頃戻ってくるかなぁ。心配だねぇ。
  腹が減っては戦ができぬ

 とりあえず、昼食にして緊急事態に備えよう。スパゲティ、ラーメン、ナシ、リンゴ、ワイン、日本酒とここに来てやっと持ち上げた食料が日の目を見ることができる。Tさんが帰ってくるから、Oさんの分も一緒に作るんだよ。
ザックを2個も持って52分も歩いたのよ

 2個もザックを持って、スタスタと歩く力持ち。今度からは歩荷隊として雇おうかしら? 「へへ、以外と力あるでしょ?」 (^_^)v
あったよぉ

 
「あ、帰ってきた」皆の視線を一心に浴びて戻ってきた。「で、財布は?」。「あったよ、ほら」 「やったぁ」、皆で\(^O^)/
しばし、歓迎の出迎え

  
山屋はまだ人の財布を持ち去るまでは落ちていないないようだ。全員が、拍手で出迎える。よかったね、よかったね、と皆が我がことのように手を取り合って喜ぶ。帰って来る時間までピタリと当てた人もいる。
ピタリ当てた人

 本人にとっては大問題だったのに、周りはかなり楽天的に待っていたような気もするが。ここで、また一段と塩気の利いたラーメンとリンゴ、ナシを食べてもらうと、もう感激で鼻水を垂らしながらすすりこむOさんである。
あ〜、よかったヨカッタ

  じゃ、そういうことで、以後はいじめないようにしましょうね。では、そろそろ出発しましょうか。お疲れのところ先に行きますよ。
はい、元気になりました

 皆さん、ご心配をおかけしましたが、おかげさまで財布は無事に戻ってきました。今後は、十分注意します。 <m(__)m>
帰りの本谷橋   14:00

 
渋滞してない。ゆっくり写真撮るか。はい、余裕のポーズとって。

横尾大橋 14:54

  横尾まで戻ってきました。今の時期は川の水量が少ない。チョロチョロしか流れていない。
ここで泊まる?

 事前にここに予約を入れておいたらしい。6畳に8人で泊まるなら個室でいい、との交渉成立。だが、このまま帰ろうと言うことになり、あと3時間頑張って歩くことにする。ここから上高地までは、足が痛くなる。毎度のことだけど、舗装道路を長時間歩いたような痛みが来る。明神を過ぎることには日はとっぷりと西に傾き、薄暗くなってくる。
夕暮れの奥穂高

 この景色もなかなかいいねぇ。このまま帰るのが惜しいくらいだ。小梨平のキャンプ場の人影も少ない。

上高地   17:35

 すっかり夕暮れ。最終バスを待つ列が長く続いている。こちらはタクシー乗り場の列に並ぶ。臨時バスを含め5台くらいのバスが一斉に発車。それでも乗り切れず、タクシーの列に流れてくる。釜トンネルのゲートは20時には閉まってしまうのだ。ま、それまでに出ることが不可能な場合は延長されるらしいけど。思い出の上高地を後にする。

高桑荘

 沢渡で宿探し。素泊まりでいいから、風呂に入れて、足が伸ばせればいい、という条件で紹介してもらう。食事はないがそば程度ならできるということでお願いして温泉に入れてもらう。おばあさんが仕切っているこの旅館は、人間味がありいい旅館だ。そばは手打ち、漬け物は自家製。真夜中まで、じっくりとお酒を酌み交わし、山の話で深夜まで盛り上がるが、程良い疲れと大量のアルコールでへべれけになってくる。0時、もう限界だ、寝るぞ。バッタンキュー。 (-_-)゜zzz…
翌朝 

  朝風呂に入れてもらい、朝食も準備してもらい、ゆっくりできる。今頃上高地に向かう予定だったのがこんなにもゆっくりできたのは昨日の頑張りが大きい。なお、山に行く人はここに泊まれば駐車場代は取らないとのこと。機会があれば、また使わせてもらおう。クールダウンをしなかったので、全員がひどい筋肉痛に襲われる。
○オオドジ

 さて、帰るよ〜。記念撮影でもすっか。あれ?昨日入れ替えた3枚目のメモリカード全部撮影済みだ。初期化、、と。ヨシ、初期化完了!!
 ガガガーン、昨夜酔っぱらってメモリカードを撮影済みのを入れてしまった。一舜にして北穂高の写真がクリアされてしまった。・・・・・・でも後日、レスキュー隊に頼んで、ほとんど復旧するとこができました。メデタシメデタシ。
お疲れ

  朝から残っていたお酒を空っぽにする協力をしたので車内でお疲れモード。いや、本当にお疲れさまでした。年寄りにはつらいんじゃ?

 

お詫び:今回の報告はメンバー全員の写真を使用しています。よって、本ページの著作権はMMXに属するものとします。

おわり

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