第2部 涸沢〜北穂高岳

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前哨戦

 今回持ち上げたアルコール類は「男山」「能鷹」「赤ワイン2.5L」「白ワイン0.7L」「いいちこ」つまみ類は言うに及ばず、リンゴ、梨、、、、これらのほとんどがそのまま下山するはめになるのだ。
8畳の部屋に28人も泊まらせる小屋って未だにあるんだ。足と頭がくっついて、寸足らずの敷き布団、足を伸ばすことさえできない。参ったぞぉ。北さん、TAMAさん、OZUさんが、廊下の階段のところに座る。結局最後は廊下にも人があふれ出す。ヨシさんは、厨房のところの寝てもらったら最後は別棟に連れて行ってもらったみたい。よかったね。当初の部屋の4人は列の4枚布団に14人も横から攻められて、やっぱり寝ることはできない。こんな時は図々しい奴が得をする構図。気が弱い○はどんどん領地が狭くなる。人息きれで、蒸し風呂状態。部屋の中からきれいな星空を眺めていると少しほっとする。2時、もう我慢の限界。出発じゃぁ!!!
  

 こんな感じで

 
実はこれ4人分の寝場所を占有しています。1枚の敷き布団に同じ方向に2体、反対方向から2体の人間が寝なければいけないのです。どうせ、寝ることは出来ないのだから、、、と言うわけで15時に寝てみている訳でして・・・・。横向きに寝ても寝れないのよ、ホント
階段の踊り場で寝る2体

 
TさんとOZさんは階段の踊り場に逃げます。ひっきりなしにWCに行く人が通るから足を踏まれるやら、毛布をはぎ取られるやらで、、、、悲惨。3時、従業員が眠い目をこすりながら専用の部屋から出てくる。従業員は充分なスペースで寝るのかよ、おい。数分でトイレに行列。朝食の予約券を配っている。4時からだが、何時になるか解らないので我々は事前に弁当に切り替えている。
 3時半、外は寒い。ザックの山の中から自分のザックを探しだし、出発準備。夜露に濡れるから用心のためにザックカバーをかけておいた。お茶を詰めて、4時さぁ出発だぁ。こんなところにいても時間が無駄なだけだ。ヘッドライトをつけて歩き出す。まだ真っ暗。

 50分ほど登ると、ガレ場から鎖場に変わる。回りが見えないから恐くない?
 鉄梯子

 
続いて梯子が現れる。登りはさほどの恐怖感はないんだよね。オリオン座に見守られながら、真っ暗な登山道をゆっくりと進む。
 
5時 うっすらと明るくなってきた

 
おぉ、富士山がシルエットに浮かんでいる。すばらしいご来光が期待できそうだ。
 まもなくご来光です

 
もうこの辺に場所を確保してじっくりとご来光を見ようではないか。
北穂稜線からのご来光   5:30

 ガレ場から鎖場、鉄梯子を登って、岩稜に出ると、ご来光が刻一刻と近づいてくる。5時25分、サンライズショーの始まり。奥穂、前穂がモルゲンロートになった瞬間、浅間山のあたりから真っ赤な太陽が顔を出した。八ヶ岳、富士山、もはっきりと見える。なんとすばらしい天気だ。日本は平和だ。
奥穂高、前穂高のモルゲンロート

 山頂から少しずつ太陽の光に照らされて明るくなってくる。このすばらしいショーにうっとり。睡眠不足も何のその。この一瞬の感激のために苦痛に耐えてきたのだ。まさに日本の夜明けだぁ。
ビデオ撮影班

 
音声付き動画を撮るTさん。いつも最後尾に着いているのでほとんど写真に写っていない。今日はダイビングしちゃダメだよ。今度はこのホームページに動画を載せてあげようか。
かなり出ました。(^_^)v
わーい、ご来光だーい

 はしゃぐトモ。「素敵ねぇ」一瞬だけ本来の姿に戻る。??

どうじゃ、輝いているじゃろう?

 輝く個人となっているかな? うん、十分に輝いていますぜ。合わせて100歳コンビは今回も大活躍。(^_-)vブイブイッ
代は満足じゃ

 穂高でのご来光は2回目だが今日のほうがずっと感動しちょります。やっぱうら若き女性と一緒だと感激が違うもんだわい。
いつみても

 ・・ご来光はきれいだね。君と一緒だよ。(。ヘ°)ハニャ
さ、先を急ごう

 北穂高の山頂はまだまだ先ですよ。ちょっとぉ、もうお弁当を食べてる人がいるよ。(^_^)v

屏風岩も確認できるようになります

  サンライズショーも終演。でも涸沢はまだまだ日が当たっていません。屏風の頭にやっと日が当たり始めます。もうすぐテント場も明るくなるでしょう。(^_^)v

ゴジラの背中  6:10

  北穂の稜線に出る。ゴジラの背中のようにごつごつとした岩がある。冬場はこの岩を登るんだってさ。ホントかな?ま、冬場はガレ場から雪をラッセルして直登するらしいからもしかしたら本当かもね。

北穂のキャンプ場と奥穂

 
北穂のキャンプ場は、稜線上にちょこんとある。標高はすでに3,000mになる。受付は北穂高山荘で行うが、どう見ても10分はかかるぞ。天気が悪いと風に飛ばされそうだし。かなりの悪条件のところにある。ま、ここでキャンプできる人はそれなりの熟練者か若者でないと。テントを担ぎ上げるだけでも大変だ。涸沢までも担ぎ上げない我々から見ればすごいねぇ!!

霜柱

 
5cmはゆうにあろうかという霜柱。さすがに3,000mクラスになるともう霜柱の季節なのだ。うれしくなっちゃうね。ん?そうバリバリと霜柱を踏むのが楽しいの。

奥穂への分岐

 
北穂高南峰経由で奥穂高に縦走するルートの分岐がここ。あ〜、うらやましいなぁ。ここを通過して奥穂高にいつかは行ってみたいものだ。”夢”にしておこう。

北穂高岳山頂   6:45

 急な岩場を登り切ると、障害物が一気に吹き払われ、ここより高いところには何もなくなる。着いたのだ、北穂高岳の山頂に。やったぁ、最高のパノラマが楽しめるぞ。槍の右には、針ノ木岳、爺ヶ岳と鹿島槍も見える。バンザーイ\(^_^)/
眼前には槍ヶ岳(3,180m)

 おきまりの槍ヶ岳ショットだ。何度写真で見てあこがれてきたことか。今、本当に自分の眼前にあることがまだ信じられない。飛騨泣きから南岳を経由して日本第5位の高峰までの縦走路は上級者にのみ許された雲上のシークレットロード。いつかは縦走してみたいねぇ、Yさん。(ノ・・)ン。。。。。。(((●コロコロッ
北穂高山頂での記念撮影

 最高の天気、最高の景色、最高のメンバー、夢にまで見た「槍ヶ岳ドーン」の勇姿を飽きることなく心に刻んでおこう。こんなすばらしい天気に再び巡り会えることなどないのではないだろうか。そんなにすばらしい山頂です。やっほー(^▽^ケケケ
さん

 ソフトボール、野球の選手。毎日早朝ランニングで鍛えている。そこらの男性よりはるかに体力に優れている。体力だけでなく、饒舌も絶好調! (。_・☆\ ベキバキ  今回は急遽参加してもらってありがとうね。
  Oさん

 Sさんのおっちょこちょいをいっつも見事なまでにフォローしている。信頼があり、乙女心も持ち合わせた素敵な女性。(今回だけは特別なことをシデカスのだが・・・)
  さん

 元NEC府中山岳部長。荷物はもちろん、計画から車の運転まですべてに大車輪。お酒も大好きなのだがドライバーのため車内での宴会には加われない。この人がいないと穂高や北岳には登ることができない。絶対的な存在。でもそんな態度はおくびにも出さない。誰からも信頼されている。
Yさん

 自分では全く計画しない。行きたい山名を言うだけ。あとは集合時刻に指定された物を持って現れるだけ。それでもメンバーの一員としてりっぱにやって行ける。何なんだぁ?その見返りとしてスポンサー役を押しつけることもある。アルコール2倍持参だけがノルマ。(/_・)/
OZさん

 最近ボディコン??にはまっている。ハマで格闘服を着て汗を流しているらしい。月間150kmのランニングをこなし減量と持久力アップに最大の努力をしている。来年はホノルルマラソンに出場するらしい。特大いびきは超有名。(-_-メ)
エ○○ン

 どこにもくっついてくる変な奴。山に登れば旦那のサポートを頼りにするので突き放している。いっつも北さんにくっついて助けてもらっている。ガイド料はしっかりと払うんだぞ。フィットネスに通っているらしいがいっこうにスマートにはならない。何してんだか??(o^^o)
  Tさん

 なぜか正面を向いている写真がない。ごめんね。涸沢までは重い荷物を背負ってバテていましたね。やっぱり日本酒2Lとワイン1本にリンゴ・ナシにつまみをどっさりさりも持てば重いですよ。それを言わずに皆にずっと遅れている。そんなすごいところがあるんですよ、この人は。黙って頭が下がります。今年は長谷川恒夫カップ(72km縦走)を取りやめて北穂高に参加してくれました。<m(__)m>

 

 自己批評って難しいね。他人にどう思われているかって非常に興味あるところだけど。一応、信条として「山では皆平等、自分のことは自分で責任を取る」ことをメンバーには言い聞かせているつもり。以前はヒザ痛で悩まされたが、3月から始めたランニングでほぼヒザ痛は克服できてきた。肩も昔はすぐに痛くなっていたが、筋トレをやるようになってから少し楽になってきた。でもまだ20kg以上背負うとバテてしまう。まだまだ修行がたりんです、はい。目標100km/月のランニング!

笠ヶ岳(2897m)

 
西側にはどこから見ても笠の形をした笠ヶ岳がデーンと構えてくれている。播隆上人がこの山に登って槍ヶ岳を見て感激し、槍ヶ岳開山を決意したことは有名な話。この山へのアプローチは新穂高温泉からだが新笠新道の急登を克服せねばならない。いつかは登ってやるぞ、待ってな!
奥穂高岳(3,190m)と前穂高岳(3,090m)

 日本第3位の奥穂高岳。こんなに立派な山なのに北岳(3,192m)に2位の座を譲っている。昨年登ったときにはガスで全く視界が利かなかった。ジャンダルムがかろうじて一瞬見えただけだった。前穂への吊り尾根抜けて岳沢経由で上高地に出ることができる。この北穂高岳から奥穂への縦走も上級者コースである。ヨシさんは数年前に縦走をしている。命知らずの時に時に縦走していてよかったね。


槍ヶ岳からぐるっと西へ   山座同定はこちらから



穂高連邦のパノラマ 奥穂高、西穂(2,909m))、前穂山座同定はこちらから




東側のパノラマ 燕、大天井、常念、蝶、、、山座同定はこちら

カシミールでのシミュレーションも見物だ! (エラーが出たらゴメンね)
奥穂高をバックに

 「あれが奥穂だよ、よっチャン知ってる?」
 「たりめえだ、ワシはもう2回もあそこには登っているんだぞ」
 
「え?ずるーい」
去年は悪天候の中を

 一寸先も見えないようなガスの中を黙々と登ったっけ。今度はまた天気がいい時をねらって奥穂の山頂に立ちたいものだ。西穂ももいいかもね。西穂はちょっと恐いけど・・・・。

さてさて、奥穂とジャンダルム(奥穂の右側2つ目のコブ)だけは覚えておいてね。

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