羅臼岳
 さいはての山として、北方的風貌を帯びた山として、羅臼岳にはどうしても登りたいと考えていた。アイヌ語でチャチャ・ヌプリ。なんという心地よい響きだ。そしていよいよその希望が実現する日がやってきたのだ。心ワクワク、ドキドキ、晴れればいいな、国後が見えればいいな、などと期待を胸に北海道登山ツアー第1山。
♪♪はるか国後に白夜は明け〜る〜♪♪♪

 ●日時:2001年8月6日(月) 晴
 ●場所:羅臼岳 標高1,661m 標高差1431m 歩程11.6km 標準8h35m
 ●参加者:4名

全ての写真はクリックすると拡大します。                羅臼岳の花  

羅臼岳ベストショット
 
羅臼岳山頂直下から三ツ峰、サシルイ、オッカバケ、硫黄山方面を望む。わずかな夏の太陽を一杯に浴びた高山植物とマッチしている。
羅臼岳登山MAP

岩尾別温泉から羅臼岳山頂を往復するコース。反対側の羅臼コースも検討したが、初心者は岩尾別温泉コースが向いていると言うことだ。
鹿も歓迎 4:50

山の朝は早い。3時起床、4時半出発(10分遅れ)、知床の道を登山口にむけて車を走らせると、道路上や川の中に多数の鹿を見ることができる。鹿も朝食を食べているのだろうか。至る所に「動物注意」の看板があるがあながちウソではない。どうせなら熊も一緒に出てこ〜い、車の中だから恐くないぞ〜。
岩尾別温泉「奥の湯」 5:07

およそ市街地からは遠く離れたさいはての地に建つホテル。登山客がほとんどなんだろうか? 場違いな気もする。さて、ここの空き地に駐車させてもらう。下山してみたら、道路までびっしり車が駐車していたが、いずれの山も同じ事情か。

木下小屋  5:10 230m

こちらはれっきとした山小屋。岩尾別温泉の裏側にあるんだけどね。やっぱり、山はこうでなくっちゃ。おみやげ物はピンバッチがちょっぴりあるだけ。バンダナを買おうと意気込んで来たがそれは期待はずれにおわる。熊情報をしっかり頭に入れる。

登山ポスト 5:15

あ、事前に作成してあった登山届けをテントの中に忘れてきた。ということで急遽記入。おぉ、4時に出発している人もいるねぇ。そうそう、北海道の山は本州と違って下山時にも記入するようになっている。たぶん、熊などに襲われて帰ってこない場合を想定してのことだと思われるがそこまで徹底されているのはいいことだ。
標高450m地点の注意書き

ヒグマ出没多発区間の注意書き。クマに出会ったらどうするか、のシミュレーションは完璧なので省略するが、やっぱり緊張感が走る。ところで、クマと出会ったときにやってはいけないことは、クマを刺激する、木に登る、大声を出す、あわてて逃げる・・・などなど。要は、じっとクマとにらめっこして勝つこと。(^^)v
標高650m地点まで

一応ここまでがクマ出没多発区間と言うことらしい。残念ながらクマには出会えなかった。(×_×;)

弥三吉水(やさきちみず) 7:06 830m

ここまで約2時間。この水は年中涸れることはないので安心して登山できる。この上の銀冷水は涸れることもあるが、頂上直下に岩清水もありこの山は水が豊富だ。冷たい水をゴックン。
極楽平 930m  7:30

急登を終え、一息つける。ダケカンバの曲がった木の間から羅臼岳の山頂がちょっとだけ見えるおもしろいポイント。
ガレ場の急登  8:40

標高1000mから1400mまではガレ場の急登が続く。通過に約2時間かかる。だが、このガレ場はお花畑になっている。エゾツツジ、チングルマ、エゾコザクラ、エゾツガザクラ、エゾキンバイ、イワギキョウ等々急登も何のその、写真を撮りながら登るとあっという間に2時間が過ぎていく。

羅臼平から三ツ峰方面
羅臼平から羅臼岳 9:20 1340m 

やっと羅臼平に到着。ヒエ〜、羅臼岳山頂まではまだ相当な距離だぞう。でも、羅臼岳の偉容ははっきりと確認できる。ここにザックをデポして最低限の荷物だけ持って山頂に向かう。山頂は風が強く狭いため昼食を作って食べるスペースも暇もないそうだ。
羅臼平
 
休憩中
木下弥三吉のレリーフ

この登山道を開拓した人である。ここにテントを張っている人がいる。ポカポカ陽気でちょうどいい感じ。
山頂に向けて出発 9:43

羅臼平でしばし休憩。おにぎりを食べ尽くす。ハイマツを抜けて、てくてくと一時間頑張れば山頂に着ける。あとはただ呪文のようにガンバレ、ガンバレと・・・落後しそうな人を励ますがかり。もうすぐだ、あこがれの羅臼岳はすぐそこだぞぅ。
コワ
 
何が怖いって?
帰ったら食当なんだよ。
コワクネ
 
だって飲むだけだもん。
岩清水

この上にある岩清水は、岩の割れ目から水が滴り落ちている。とても冷たい。がぶがぶ飲むと後がちょっと恐いので程々にしておく。水量は豊富なのでペットボトルだけ持参すればよい。

羅臼岳山頂  やったぁ、山頂についたぞ。知床連山とオホーツク海。
羅臼山頂 1,661m 10:25  所要時間5時間10分 

手前から順に三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、硫黄山と続く縦走路。よっぽど健脚でないといけそうもない。硫黄岳の麓がカムイワッカの湯だが夏期期間中は進入禁止となっている。うーん、混浴に入りたかったなぁ。
山頂でのスナップ

まずは、目標の第一座の登頂に無事成功したメンバー。
ビールで( ^_^)/□☆□\(^_^ )。男山はどうした?
初日だけで相当の体力を使い果たした模様。明日からの連登に耐えられるか?
呼んだ?
 
「へーい、男山酒造でございまーす」
撮影
 
好きなだけ写真とってもええで
ソロ 

なんでもどんぞー
コソ
 
堂々とどうぞ
ニコ
 
たまには笑いますか
え?
 
どうだ、足長いだろ。。(.u')★\(^^;)baki!!
さぁ、下山   11:30

山頂でのんびりと過ごした時間は約1時間。
羅臼平の人だかりを見ながら慎重に降りる。頂上直下の岩場はかなりの急登で危険。ツアーの団体がどっとやってくる。
ゆっくり
 
のんびりと降りようね。
あぁ、疲れたぁ  15:00

標高は高々1600mクラスだけど、標高差から行くとなかなかどうしてかなりタフな山でした。とってもきつかったけど、それだけに山頂に立てた喜びは倍増。同行者の皆さん、足手まといの私を一緒に引っ張ってくださってどうもありがと! ((((*^}/チュッ・{^*))))
今日のキャンプ場
 
夕陽が綺麗かったねぇ。テントの数もすごいけど。
夕食は暗くなって  19:00

15時に木下小屋に下山。買い物、入浴、、、、夕食時はすっかり暗くなってしまった。明日も早い、当然3時起きだ、頑張ルゾ。早く寝よう。Zzz
羅臼岳で疲れてしまった?明日もあるんだから早く休め。